7月4日7月4日西武が快勝した。0−1の1回に中村の24号3ランで逆転。3回には斉藤、4回には栗山のソロで加点。中村は4、6回にも適時二塁打を放った。十亀がチームトップに並ぶ7勝目。ロッテは先発の涌井が誤算で連勝が4で止まった。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 千葉ロッテ | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
| 埼玉西武 | 3 | 0 | 1 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | x | 8 |
4回に先発涌井が一発を浴び、3点差に突き放された。直後から千葉ロッテのブルペンで始まった阿部の投球練習。今季初めて引き分けた前日はリリーフ陣を6人つぎ込んだ。「涌井にはある程度点を取られても投げてもらう」という伊東監督の期待は裏切られた。
1回にリーグ本塁打トップの中村に逆転の3ランを浴びるなど、3本塁打に沈んだ。「申し訳ないの言葉しか出てこない。1イニング、1球でも多く投げたかったが…」と責任を背負い込む。古巣西武相手に通算100勝がかかった1戦は今季最短タイの4回で降板。6失点も今季ワーストタイの悪夢だった。
伊東監督、落合投手コーチも「ボールは悪くなかった」と口をそろえた。中村にはカウント3ボール1ストライクから内角を狙った145キロが真ん中内寄りへ。「甘いところに投げたら打たれる恐怖心でカウントを悪くして、打たれている」と監督。1回は内角直球で厳しく攻める場面も多かったが、ストライクを取れず41球も費やした。
連日にわたって、先発が4回でKOされた。下位のオリックスと楽天に重ねてきた白星も4でストップ。「相手の打者どうこうではなく、自分のボールを信じて投げられるか」と伊東監督は奮起を促した。3カード続く上位との対決で踏ん張らなければ、浮上の道は開けない。
千葉ロッテの田村捕手が4回の守りで負傷交代した。中村の二塁打で一走浅村が回り込んで生還した際に、タッチしようとして左足首を痛めた。所沢市内の病院で検査した結果、左足関節捻挫と診断された。
全治は未定で、5日以降の出場は当日の様子を見る。「しばらく無理だろう。かなりひねっていた」と伊東監督は話し、江村が1軍に昇格する。
ロッテの涌井が古巣・西武を相手に通算100勝を懸けて先発したが、4回6失点で6敗目を喫した。
初回、中村に逆転3ランを浴びると、3回は斉藤、4回は栗山にそれぞれソロを被弾。自己ワーストタイの1試合3本塁打を許し「申し訳ないという言葉しか出てこない」とうな垂れた。
今季初の5連勝を逃し、勝率5割に戻った伊東監督は涌井に対し「カウントを不利にして打たれている。相手打者どうこうではなく、自分の球を信じて投げられていない」と手厳しかった。
ロッテの田村が4回の守備での本塁クロスプレーで左足首を痛め、途中交代。所沢市内の病院で検査を受け、左足関節捻挫と診断された。
出場選手登録は外れないが、伊東監督は「治るまで使えない。痛いね…」と今季58試合マスクの田村の故障に渋い表情。復帰するまでの代役として、5日に江村が昇格することが決まった。
ロッテの3年目捕手・田村が、4日の西武戦（西武プリンス）の4回の守備中に左足首を痛め、負傷退場した。
2死一塁で西武中村が右翼線への適時二塁打。本塁を狙った一走・浅村とのクロスプレーでタッチをしようとした際に左足首を強くひねった。トレーナーに抱えられベンチに下がり、そのまま所沢市内の病院へ。左足関節捻挫で全治は不明と診断された。
今季は開幕から事実上のレギュラー捕手に指名されていただけに、チームとしても田村の離脱は大きな痛手となる。伊東監督は「たいしたことはないらしい。本人が“大丈夫です”と直訴してきたので、抹消はしない。一安心だけど、治るまでは使えないからね…」。ちょうど1年前の7月9日の西武戦（当時・西武ドーム）でルーキーだった吉田がクロスプレーの際に右足首を痛め、右前距腓靱帯損傷で長期離脱を強いられた。またしても捕手が故障し、吉鶴バッテリーコーチは「塩をまかないといけないな」と険しい表情だった。
通算100勝に王手をかけていたロッテ・涌井は古巣の本塁打攻勢に沈んだ。1回は中村に逆転被弾し、3回は斉藤に今季1号を献上。4回は栗山の一発でトドメを刺された。4回6失点で6敗目。右腕は球団を通じ「申し訳ないの言葉しか出てこないです…」とコメント。チームの連勝は4で止まり、勝率も5割に逆戻りした。
ロッテ涌井秀章投手（29）のプロ通算100勝目はお預けとなった。1回に3ラン、3回にソロ、4回にもソロと3被弾し、4回8安打6失点で今季6敗目（6勝）。序盤から敗戦ムード漂う展開となって、チームの連勝も4で止まった。
「申し訳ないの言葉しか出てこないです…。昨日、延長12回でリリーフ陣に負担がかかっていたので、1イニング、1球でも多く投げたかったのですが…。守りの時間も長く、攻撃のリズムも崩してしまった。チームに申し訳ないです」とコメントした。
ロッテ角中勝也外野手（28）が先制ソロを放った。
1回2死走者なし、初球のストレートを仕留めた。右中間への4号は6月2日阪神戦以来、自身1ヶ月の本塁打。前日も猛打賞と調子を上げており「いつも初球を打ちにいってなかったので、今日は打ってみようかなと狙っていきました。（1回裏の3失点で）逆転されてしまいましたが、これからこの1点が生きるように頑張ります」とコメントした。
ロッテは4日、デスパイネがカナダで11日から行われる国際大会にキューバ代表として参加するために8日に日本を離れると発表した。
当初は9日に出発する見通しだった。
ロッテの涌井が古巣西武を相手に通算100勝を懸けて先発したが、4回6失点と打ち込まれた。1回、中村に3ランを浴びると、その後も立ち直るきっかけをつかめず「申し訳ないの言葉しか出てこない」と反省しきりだった。
1回に41球を費やすなど、4回まで105球。延長12回を戦った前夜は投手7人を起用していただけに「リリーフ陣に負担が掛かっていたので1イニング、1球でも多く投げたかったのですが」と悔やんだ。
ロッテの涌井秀章投手（29）が古巣西武を相手に通算100勝を懸けて先発したが、4回6失点と打ち込まれた。1回、中村に3ランを浴びると、その後も失点を重ねて「申し訳ないの言葉しか出てこない」と反省しきりだった。
1回に41球を費やすなど、4回まで105球。前日は延長12回で投手7人を起用していただけに「リリーフ陣に負担が掛かっていたので1イニング、1球でも多く投げたかったのですが」と悔やんだ。