西武は菊池が8回1死までを2安打1失点で5勝目を挙げた。打線は1回に浅村の犠飛で1点を先取し、2回に炭谷の左中間二塁打で1点を追加。3回には中村が3試合連続となる25号ソロを放った。ロッテは再び勝率5割を切った。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
埼玉西武 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | x | 3 |
5回3失点。試合をつくったともいえるが、流れを考えれば反省が残った。相手の先発は好調の菊池。千葉ロッテの伊東監督は大嶺祐に「先に点をやれば苦しい展開は分かっている」と厳しい言葉を投げ掛けた。
1回に先頭秋山への死球から先制点を献上。2回は下位打線に追加点を奪われた。そして、3回には4番中村に3試合連続となる一発を右中間席に放たれた。4連勝で貯金をつくり乗り込んだ、順位が1つ上の西武とのカードは1分け2敗。監督は「打たれちゃいけない打者に3連戦打たれた」と渋面をつくった。
この場面。フルカウントからフォークボールが中途半端の高さに入った。リーグ本塁打トップの主砲は見逃してくれない。大嶺祐も「ワンバウンドなら振らなかったと思う」と振り返ったが、痛恨の1球になった。1死走者なし。次のメヒアは8打席安打がなく、中村を歩かせてもよかった。
この日は江村がマスクをかぶった。田村の負傷で急遽昇格し、今季初めての1軍出場。5年目の23歳は「ボールにしたかったが、僕の責任。しっかり伝えないと。頭にあっても、行動に示さないといけない」と唇をかんだ。
西武強力打線を前に、先発投手陣が連日踏ん張れず勢いは霧散した。次も上位の日本ハムと顔を合わせる。戻る本拠地で仕切り直したい。
3位・西武との3連戦を1分け2敗。4連勝で乗り込んだ勢いをそがれ、ロッテ・伊東監督は「また出直す」と努めて前を向いた。
反省が残るのは、3戦続けて中村に本塁打を許して相手を乗せてしまったこと。「打たれちゃいけない打者に打たれた。まともに勝負しなくていいと言っているのにストライクを投げてしまう」とバッテリーに苦言を呈した。
ロッテが相手の主砲に3戦連発を浴び、西武との3連戦を2敗1分けで終えた。
3回1死走者なしで中村を打席に迎えた先発・大嶺祐はフルカウントから投じたフォークが抜け、中越えに運ばれた。5回3失点で4敗目を喫し「中村さんの本塁打はワンバウンドのボール球のつもりで投げたけど、あそこで投げる球ではなかった」と後悔。借金生活に戻った伊東監督は「まともに勝負をするなとあれだけ言ったのに」と怒りをあらわにしていた。
ロッテは今季初めて1軍に昇格した5年目の捕手江村が先発出場した。4日に田村が左足首を捻挫したため、急遽合流。ただチームを勝利に導けず「せっかくもらったチャンスをつかまないと」と悔しがった。
3回、中村にフルカウントから本塁打を浴びた。フォークボールが中途半端な高さになったところを打たれ「あそこは四球でも良かった。はっきりワンバウンドを要求しないと」と反省しきりだった。
4位のロッテは3位西武との3連戦を1分け2敗で終えた。4連勝で乗り込んだ勢いをそがれ、伊東監督は「また出直します」と努めて前を向いた。
反省が残るのは、3戦続けて中村に本塁打を許して相手を乗せてしまったこと。「打たれちゃいけない打者に打たれた。まともに勝負しなくていいと言っているのにストライクを投げてしまう」とバッテリーに苦言を呈した。
ロッテが2連敗を喫し、再び借金1を抱えた。
打線が西武先発の菊池に抑えられた。8回1死まで投げられ、わずか2安打のみ。4回に今江の内野ゴロの間に1点を取るのがやっとだった。
伊東勤監督(52)は「(菊池は)良かったけど、打つべき人が打っていないし、投げるべき人が投げられていない」と、打線だけでなく、序盤3回までに3点を失った先発大嶺祐にも反省を求めた。
ロッテ江村直也捕手(23)が今季初昇格を果たした。
前日4日に田村が左足首を痛めたことに伴い、捕手を1人、増やした。昇格即スタメンを言い渡された江村は、試合前の練習を終えると「せっかくのチャンスです。アピールします」と気合十分な顔で話した。
伊東勤監督(52)は「2軍でやってきたことを出して欲しい」と期待していた。