ソフトバンクが今季最多の貯金21とした。0−3の7回2死無走者から粘り、代打川島の2点三塁打、柳田の適時打などで一挙5点を奪って逆転した。スタンリッジが6回3失点で7勝目。ロッテは涌井が要所で制球を乱して自滅した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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福岡ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 5 |
千葉ロッテ | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
伸ばしていた手から、スルリとこぼれ落ちた。前回登板の4日西武戦で、通算100勝に1度足踏みした千葉ロッテの涌井。6回までゼロを積みながら、7回に暗転。伊東監督は「終盤になればなるほど、1つのアウトを取るのが難しい」と振り返った。
簡単に2死までこぎ着けた後に崩れた。松田への四球と中村の安打で一、二塁とされると、代打吉村には立て続けにボール4つ。初めて三塁に走者を進め満塁のピンチを招き、代打明石の初球に押し出し死球を与えて降板を告げられた。後を継いだ藤岡もリードを守れず、勝ち投手の権利はあっという間に消えた。
被安打は3。直球でぐいぐい押すことはなくても「最初から変化球を使って良い投球をしていた。あの回だけ、もったいなかった」と監督。松田の初球にカーブが抜けて体に当たり、死球ではないかとソフトバンクの抗議で中断した。この影響を問われると、指揮官は「2アウトだったのでスイスイいったかもしれないが、それも野球。もう1人、アウトを取れれば…」と踏ん張れなかったことを残念がった。
西武、日本ハム戦から続く連敗は4に伸びた。置かれている力の差を映し出すように、勝ちをもぎ取れない。伊東監督は「選手は一生懸命やっている。明日切り替えて」と声を絞り出した。
千葉ロッテのクルーズが2回に先制の14号2ラン。無死一塁で「カットボールを待っていた訳ではないが、来たボールに対していい反応ができた」と右翼席に運び「会心の当たり」と一塁を回って右手を挙げた。
6月2日の阪神戦以来の本塁打は今季初めて逆方向へ。この日は「ブラックブラックナイト」と銘打たれ、右翼席は黒一色。「たくさんのマリーンズファンが来てくれている。いつも熱い声援を送ってくれるライトスタンドへ打てたのもファンのおかげ」と話した。
ロッテが逆転負けで4連敗を喫した。
先発涌井は6回まで2安打無失点。だが、3−0の7回2死走者無しで松田に四球を与え、そこから満塁を招いた。さらに、明石に押し出し死球を与え降板。2番手藤岡も流れを止められず、結局、この回に5点を失い逆転された。
伊東勤監督(52)は「(7回は)2死だから、すいすい、いって欲しかった。もう1人、アウトを取れば、何てことない展開だった」と残念がった。また、直前の6回の攻撃では、1死三塁をつくったが、追加点を奪えなかった。伊東監督は「4点目を取れず、苦しんだ」と話した。
ロッテ鈴木大地内野手(25)が適時打を放った。
2−0の5回2死二塁で、ソフトバンク・スタンリッジのスライダーを中前に運び、3点目を挙げた。
満員御礼となったファンの前で貴重な安打を放ち「みんなでつないでもらってのチャンスだったので、何とかしたい気持ちでしたし、追加点が欲しいところでもあったので打てて良かったです。今日はこれだけの人が見に来てくれているので、絶対に勝たないといけませんね。絶対に勝ちます」と話した。
ロッテのルイス・クルーズ内野手(31)が先制の14号2ランを放った。
2回無死一塁で、ソフトバンク・スタンリッジの外寄りカットボールを右翼席へ放り込んだ。
この日は本拠地の試合だったが、黒色のビジターユニホームを着てプレーするイベント日だった。来場者には、日本一に輝いた05年のビジターユニホームのレプリカが配られた。
クルーズは「カットボールを待っていた訳ではないが、来たボールに対していい反応が出来たね。1ヶ月以上ホームランが出ていなかったので素直に嬉しいね。今日はブラックブラックナイトで沢山のマリーンズファンが来てくれいる。いつも熱い声援を送ってくれるライトスタンドへ打てたのもファンのおかげだよ」と喜んだ。
球団OBで、現在はニュージーランド野球連盟GM補佐を務めている清水直行氏(39)が始球式を務めた。
開幕投手を務め、日本一となった05年のビジターユニホームを着て登場。タオルを振ってマウンドに向かう当時のスタイルで、観客を沸かせた。捕手役の江村にストライク投球。球速は112キロだった。
清水氏は「こういうイベントにOBを使ってくれるのはありがたい。ロッテの良さだと思います。05年の優勝したユニホーム。特別な思いがあります」と感慨深げ。タオルを振っての登場には「あの年の春キャンプの頃から、何かできないかと、球団の広報と話していました。ファンがやってくれないと成立しないこと。一緒にやっているのが感じられて良かった。球団とファンに感謝です」と、嬉しそうに話した。
ロッテは11日、QVCマリンで「おもてなしプロジェクト」の6月度月間表彰を行った。
球場内の案内スタッフ、警備員、飲食業者、球団職員などを対象に、接客が素晴らしかった人を毎月、表彰している。6月度は9人が選ばれた。
さらに、藤岡貴裕投手(25)も特別受賞。6月28日のイベント日にグッズ売り場で商品の受け渡しを担当。笑顔を忘れない接客を高く評価された。山室球団社長から表彰状と副賞のガムを手渡され、「素晴らしい賞をいただきましたが、球場でしっかりやることが1番。頑張っていきたい」と、プレーでの活躍を誓った。
ロッテのドラフト2位ルーキー田中英祐投手(23)が11日、イースタン・リーグのDeNA戦で3番手で登板した。
1回を投げ、打者5人、被安打2、1四球、2失点。最速は145キロだった。
田中は「先頭打者を出さなかったことは良かったが、次の打者に四球を与えてしまったので反省しなければいけないです。ただ、状態は良くなりつつあるので、今取り組んでいることをしっかりと続けていきたいと思います」とコメントした。
今季2度目の満員札止めとなったが、逆転負けで4連敗。完封ペースだった涌井が7回2死から95キロのカーブを松田の左肘にぶつけた。球審の判定は「よけられた」という理由でボール。敵将・工藤監督が約3分間の抗議を行い、直後、涌井は3四死球に暴投など5点を失う一因となった。伊東監督は「あれは俺でも抗議しているよ。終盤はアウト1つを取るのが難しい」と涌井の崩れ方に首をかしげた。
ロッテの涌井は通算100勝が持ち越しとなった。3−0の7回2死から制球を乱して満塁とされると、代打明石に押し出し死球を与えて降板。救援した藤岡が打たれ、節目の勝利が目前で逃げた。
前回登板した4日の西武戦では4回6失点の乱調。反省して臨んだマウンドで6回まで2安打無失点と好投していただけに「特にありません」と言葉少なだった。
ロッテのクルーズが6月2日以来25試合ぶりの本塁打を放った。2回無死一塁から先制2ラン。外角高めの球をとらえ「会心の当たり。1ヶ月以上本塁打が出ていなかったので素直にうれしい」とはしゃいだ。
試合当日には来場者に日本一になった2005年モデルのレプリカユニホームが配布され、ロッテのファンで埋まった右翼席への一発に「ファンのおかげだよ」と喜んだ。
ロッテのドラフト2位・田中英祐投手(23)=京大=が11日、イースタン・リーグのDeNA戦15回戦(ロッテ浦和)に6回から3番手として登板。1回を投げて打者5人、2安打、1四球、2失点(2自責)、真っ直ぐの最速は145キロを計測した。試合は13−9でロッテが勝利したが、同投手は勝敗に関係なかった。今後、同投手は16日のフレッシュオールスターゲーム(倉敷マスカット)に出場する。
ロッテは11日、『QVCマリンおもてなしプロジェクト(6月度)』の月間表彰を行い、山室晋也球団社長(55)から該当者に記念の表彰状が贈られた。
今回はクルー1名、カスタマーセンタークルー2名、ストアクルー1名、藤岡貴裕投手(25)が選ばれ、選手の受賞は4月度から表彰を行っている中で初となった。
受賞理由としては、6月28日に行われたマリンフェスタ内における藤岡が担当したイベント(グッズショップでのグッズ販売お手伝い)が大好評で、インフォメーションセンターに「1人1人に笑顔で接していて、普段から接客業をしている人ですら、なかなかここまで出来ないのではと感動しました」などの声が届いたことが決め手となった。
藤岡には副賞としてこれからもさらにその白い歯を磨いて欲しいとの理由からキシリトールガム(ライムミント)がプレゼントされた。
ロッテのドラフト2位・田中英祐投手(23)=京大=が11日、イースタン・リーグのDeNA戦15回戦(ロッテ浦和)に6回から3番手として登板。1回を投げて打者5人、2安打、1四球、2失点(2自責)、真っ直ぐの最速は145キロを計測した。試合は13−9でロッテが勝利したが、同投手は勝敗に関係なかった。今後、同投手は16日のフレッシュオールスターゲーム(倉敷マスカット)に出場する。
突然崩れた。プロ通算100勝目を狙ったロッテ・涌井は、6回まで無失点も、3点リードの7回に2死満塁から代打・明石に押し出し死球を与えて降板。2番手の藤岡も失点を重ね、6回2/3を4失点で7敗目を喫した。
王手から2度の足踏みに「特にありません」と言葉少な。相手の工藤監督の抗議でリズムを狂わされた面もあるが、4連敗で借金3となった伊東監督は「6回までいい内容だっただけに、7回はもったいなかった」と苦言を呈した。
05年の日本一から10周年の記念イベントの一環として、同年開幕投手で、球団OBでもあるロッテの清水直行氏(39=現ニュージーランド野球連盟GM補佐)が始球式を務めた。
当時の背番号18のユニホーム姿で登場。大歓声を浴びながらマウンドに上がり、112キロの直球でストライク投球を披露した同氏は「こういうイベントでOBを使っていただき球団やファンの方々には本当に感謝します」と笑顔で話した。
ロッテの涌井は通算100勝が持ち越しとなった。3−0の7回2死から制球を乱して満塁とされると、代打明石に押し出し死球を与えて降板。救援した藤岡が打たれ、節目の勝利が目前で逃げた。
前回登板した4日の西武戦では4回6失点の乱調。反省して臨んだマウンドで6回まで2安打無失点と好投していただけに「特にありません」と言葉少なだった。
ロッテ新人の田中が11日のイースタン・リーグ、DeNA戦で3番手として6回から登板した。1回打者5人に被安打2、1四球、2失点(自責も2)でMAXは145キロだった。田中は「先頭打者を出さなかったことは良かったが、次の打者に四球を与えてしまったので反省しなければいけない。ただ、状態は良くなりつつあるので、今取り組んでいることをしっかりと続けていきたい」と話した。
田中は6月23日の同リーグ・楽天戦後で右肘の張りを訴えていたが、7日の同リーグチャレンジマッチ、フューチャーズ戦(ロッテ浦和)で復帰、この日が2度目の登板だった。16日のフレッシュオールスター(倉敷マスカットスタジアム)に出場予定。
節目の白星はお預けとなった。通算100勝に王手をかけてマウンドに上がったロッテ・涌井だったが、3点のリードを守り切れなかった。
6回までは持ち味の直球がさえ、首位をひた走る鷹打線を沈黙させたが、7回に落とし穴が待っていた。簡単に2死とした後、松田の打席で工藤監督が死球を主張し、抗議。この“間”が右腕のリズムを乱れさせたのか、結局松田に四球を与え、そこからあっという間に満塁のピンチとなり、明石に押し出し死球を与えて失点。ここで降板を命じられた。試合後、涌井は「特にありません」とだけ話し、球場を後にした。
伊東監督も「あともう1人、抑えてくれれば…。いいピッチングをしてくれていたけど、あの回だけだったね」とがっくり。チームも4連敗と苦しくなってきた。
ロッテOBの清水直行氏(39)=現ニュージーランド野球連盟GM補佐=が始球式を行った。 この日は、日本一となった05年のビジターユニホームのレプリカが配布される「ブラックブラックナイト」で、同年に開幕投手を務め、エースとして優勝に貢献した清水氏が、当時のユニホームを来て登場。10年前と同じく、場内のファンとともに自らタオルを回しながらマウンドに上がるパフォーマンスを再現し、力強い投球を見せた。 真っ黒にスタンドを染めたファンから沸き起こった「直行コール」に、手を振って応じた清水氏は、「優勝したときのこのユニホームには、特別な思いがあります。今日は05年に私がマウンドに向かうときに行ったタオルを回しながらの登場を、あの年と同じようにさせていただきましたが、あの時と同じようにファンの方々が応えてくれて嬉しかったです」と笑顔で話した。
ロッテは11日、同日のソフトバンク戦(QVCマリン、午後6時開始)のチケットが午後3時24分に完売したと発表した。完売は今季4月29日の西武戦(同)以来。
「ブラックブラックナイト」として開催されるこの日は、日本一となった05年のビジターユニホームのレプリカを配布することもあり、当初から好調な売り上げを見せていた。
ロッテは11日、QVCマリンで、6月度「QVCマリンおもてなしプロジェクト月間表彰」を行った。ロッテでは今季から「おもてなしプロジェクトチーム」を発足。球場内の案内スタッフや警備員、飲食業者、球団職員まで幅広く、接客に関する指導を徹底し、おもてなしの意識改革に取り組んでいる。
その中で、来場者から届く声などを反映しながら、毎月、スタッフの中から「ベストクルー」を10人決めて表彰。今回は、飲食や清掃などのスタッフに加え、選手から藤岡貴裕投手も受賞した。選手の表彰は初。
藤岡は、6月28日に実施した「マリンフェスタ」で、グッズショップ販売をお手伝いするイベントに参加。笑顔で接客する姿を見たファンから、インフォメーションセンターに「1人1人に笑顔で接していて、普段から背顧客行をしている人ですら、なかなかここまでできないのではと感動しました。藤岡選手の素敵な笑顔に元気をいただきました」などという声が殺到。今回の受賞となった。
山室社長は「藤岡選手の笑顔はプロとして素晴らしい。これからもたくさんの笑顔をファンに届けて欲しいと思います」と称賛。表彰式に出席した左腕は「素晴らしい賞をいただき、ありがたいです、今度はグラウンドで賞をいただき、ピッチングで多くの人を笑顔にできるように頑張りたいです」と笑顔で話した。藤岡には、これからもさらにその白い歯を磨いて欲しいという思いから、同社長から「キシリトールガム」が贈られた。
ロッテのドラフト2位・田中英祐投手(23)=京大=が3番手で登板し、1回を2安打、1四球、2失点だった。
最速は145キロ。16日のフレッシュ・オールスターを前に最後の登板となったが、田中は「先頭打者を出さなかったことは良かったが、次の打者に四球を与えてしまった」と反省しながらも、「状態は良くなりつつあるので、今取り組んでいることを続けていきたい」と話した。
右肘の張りで6月29日のユニバーシアード壮行試合での登板を回避した田中は、7日のフューチャーズ戦で実戦復帰していた。
ロッテOBの清水直行氏(39)が11日、ロッテ・ソフトバンク戦(QVC)で始球式を務めた。
この日は「ブラックブラックナイト」で、日本一になった05年当時の、黒を基調としたレプリカユニホームが来場者全員に配布された。満員の観客でスタンドが黒く染まる中、清水氏はタオルを回しながらマウンドへ。当時と変わらぬフォームで、見事なストライク投球を見せた。
05年は先発として、日本一に貢献した清水氏は「感無量です。05年は私にとっても特別な年でした。今日は05年に私がマウンドに向かうときに行った、タオルを回しながらの登場をさせていただきましたが、あの時と同じようにファンの方々が応えてくれて嬉しかったです。ファンあってのマリーンズ。今日は素晴らしい時間をいただき、本当に感謝しています」とコメントした。
ロッテは11日、おもてなしプロジェクト月間表彰をQVCで行った。藤岡貴裕投手(25)が表彰状と直筆のサインを受賞クルーに手渡し、自身も特別表彰された。
同プロジェクトは今季から発足。球場で働くクルーをプロジェクトチームがチェックし、意識改革をするとともに毎月のベストクルーを表彰している。藤岡は6月28日のオリックス戦(QVC)で開催された「マリンフェスタ」で、グッズ売り場の販売に参加。その際に「1人1人に笑顔で接していた。接客をやっている人でも、なかなかここまでの笑顔はない」という声が寄せられ、今回の表彰が決まった。
藤岡には、山室球団社長から賞状と、ロッテ製品のガムが贈られた。「球場でも素晴らしい賞をもらえるように頑張りたい」と笑顔で話した。
1軍に猛烈アピールだ。細谷圭内野手がイースタンリーグ・横浜DeNA戦(ロッテ浦和)にて10号満塁ホームランを放ち、強烈に存在感を見せた。7番遊撃で出場した8回。9−9の同点で迎えた二死満塁の場面だった。横浜3番手・土屋の内角に入ってきたチェンジアップをフルスイングすると、打球はレフトスタンドに消えて行った。
細谷は「相手投手は直球が少なかったので高めに浮いた変化球を待っていた。状態はまだまだだが、この打席ではここまで取り組んでいることが結果になった」とコメントした。
7月4日の日本ハム戦でも9号2ランを打つなど、長打力を見せている細谷。プロ10年目を迎える今季、ファームで必死のアピールが続く。
05年のレプリカビジターユニホームが来場者全員に配られた7月11日のソフトバンク戦の始球式に05年のエースとして活躍したOBの清水直行氏が登板した。清水氏はマウンドにタオルを回しながら、向かうとスタンドのファンも同じようにタオルを回した。これは05年に新たなファンサービスとしてスタンドのファンと一体になりたいとの清水の思いから先発で名前をコールされてマウンドに上がる際にファンと一緒にタオルを回しながら登場した演出を再び、行ったもの。清水自身が企画立案した当時、斬新なファンサービスとして話題となっていた。
清水直行氏は「感無量です。2005年は私にとっても特別な年でした。今日は05年に私がマウンドに向かう時に行ったタオルを回しながらの登場をあの年と同じようにさせていただきましたが、あの時と同じようにファンの方々が応えてくれて、本当に嬉しかったです。マリーンズファンがいたから私も頑張れましたし、あの時、日本一になれたと思います。ファンあってのマリーンズ。これからもファンと一緒に大きな目標に向かって頑張って欲しいと思います。今日は素晴らしい時間をいただき、本当に感謝をしています」としみじみとコメントした。
千葉ロッテマリーンズは毎月恒例となっているQVCマリンおもてなしプロジェクト6月の月間表彰を行い、山室社長から該当者に表彰状を渡された。今シーズンより「おもてなしプロジェクトチーム」を発足。球場内の案内スタッフから警備員、飲食業者、球団職員まで幅広く、接客に関する指導を再徹底し、職員が開場時にお出迎えのハイタッチを行うなどおもてなしの意識改革に取り組んでいる。このプロジェクトの中で、日々、巡回を行っている「おもてなしプロジェクトチーム」が調査を行い、お客様のインフォメーションセンターに届く声などを反映しながら毎月のベストクルーを10名を決め、表彰をしているもの。今回、選ばれた方は案内クルー2名、清掃クルー1名、カレッジ生1名、飲食クルー1名、ストアクルー1名、カスタマーセンタークルー2名、ストアクルー1名、そして藤岡貴裕選手だ。
選手の受賞は4月から表彰を行っている中で初。受賞理由としては6月28日に行われたマリンフェスタ内における藤岡選手が担当したイベント(グッズショップでのグッズ販売お手伝い)が大変好評で、インフォメーションセンターに次のような声が届いたため。「1人1人に笑顔で接していて、普段から接客業をしている人ですらなかなかここまで出来ないのではと感動しました。藤岡選手の素敵な笑顔に元気をいただきました」。
これについて山室社長は「藤岡選手の笑顔はプロとして素晴らしい。これからもプロとして沢山の笑顔をファンに届けて欲しいと思います」とコメント。受賞した藤岡選手は少し照れながらも「素晴らしい賞をいただき、ありがたいです。今度はグラウンドで賞を頂き、ピッチングで多くの人を笑顔に出来るように頑張りたいです」と笑顔でコメントした。
なお、藤岡選手には副賞としてこれからもさらにその白い歯を磨いて欲しいとの理由からキシリトールガム(ライムミント)がプレゼントされた。