ソフトバンクが9回に一挙5点を勝ち越し、3連勝で今季最多の貯金22とした。1−1の9回1死一、三塁から本多の左中間二塁打で勝ち越し、さらに李大浩の2点適時打などで4点を加えた。ロッテは今季2度目の5連敗。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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福岡ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 5 | 6 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
ロッテは今季ワーストタイとなる5連敗を喫し、借金が4に増えた。
先発の大嶺祐太投手(27)は6回0/3を投げ、3安打で最少1失点に抑えた。ただ、4四球を与えた。6回の失点は、2死走者なしからの四球がきっかけ。7回は先頭に四球を出し、降板となった。自身に負けはつかなかったが「四球が多かったですね。悔しい気持ちしかありません」と話した。
打線は好機に1本が出ず、1点のみ。最後は9回に香月良仁投手(31)と藤岡貴裕投手(25)が打ち込まれ5失点。味方野手の失策も絡んだ。
前日は7回に5失点で逆転負けだった。伊東勤監督(52)は「また終盤にやられた。詰めが甘い」と話した。
ロッテ角中勝也外野手(28)が先制打を放った。
5回2死一塁で、ソフトバンク中田の低めのスライダーを捉え、中越え適時二塁打とした。今季初めて1番で先発出場し、起用に応えた。「最近チームにまったく貢献できていないので、こういう展開で先制点が取れたのは良かった。打順は何番でもやることは一緒なので、自分のやるべきことをしっかりやっていきたい」と話した。
ロッテの3選手が12日、ソフトバンク戦(QVCマリン)の試合前にロッテ製品のアイスクリームを球場Aゲート付近で販売した。
今江敏晃内野手(31)が「クーリッシュ」を、角中勝也外野手(28)が「カルピスウォーター ボトルアイス」を、香月良仁投手(31)が「スイカバー」を、それぞれ100円で先着100個ずつ販売した。開門の午後4時より列が出来た。
香月良は「社会人時代は総菜売り場で仕事をしていた経験があるので、ちょっと思い出しました。懐かしかったです」。
角中は「アイスは大好きなので、売っていても、楽しかったです」。
今江は「今日は練習から暑かったので、売っていて自分も食べたくなりました。楽しかったです」とコメントした。
同点の9回に突き放され、今季2度目の5連敗。伊東監督は「また終盤にやられた。攻めも守りも詰めが甘い」と嘆いた。相手のミスから得た7回無死一、三塁の好機を生かせず、先発の大嶺祐には「ストライクは要らないところで、ストライクを投げて打たれた」と課題を挙げた。
6月15日のヤクルト戦(神宮)でプロ通算2000試合出場を達成したロッテ・福浦和也内野手(39)の表彰式が12日、ソフトバンク12回戦(QVCマリン)を前に行われ、サンケイスポーツなどから記念品が贈られた。
ロッテは9回に救援陣が打ち込まれ、5連敗となった。ソフトバンクが下位打線からだったために抑えの西野ではなく、安定していた香月良を送り出したが、3安打を許して降板。続く藤岡も勢いを止められず、伊東監督は「いいものをここ一番で出せない弱さがある」と肩を落とした。
前半戦はオリックスとの3連戦を残すのみで、13日も敗れれば早くも自力優勝の可能性が消える。上位争いに踏みとどまるため、伊東監督は「勝つしかない」と力を込めた。
今季初めて1番打者で先発出場したロッテの角中が先制点をもたらした。5回2死一塁で低めのスライダーを捉え、中越えの適時二塁打。「最近チームに全く貢献できていないので、こういう展開で先制点が取れたのは良かった」と喜んだ。
今季はほとんどの試合で3番を打った。この日は1番に定着した清田と打順を入れ替えての起用に「打順は何番でもやることは一緒なので、自分のやるべきことをしっかりやっていきたい」と力強かった。
ロッテは12日午後4時15分から、QVCマリンで『第4回目のマリンフェスタ』を開催。ソフトバンク12回戦前、今江、角中、香月の3選手がAゲート付近のウィングデッキ(内野1塁側2番通路付近ウィングデッキ)でロッテアイスの販売を行う。
アイスは「スイカバー」「カルピスウォーター ボトルアイス」「クーリッシュ」の3種類でいずれも100円での販売。各選手100個販売の計300個の先着販売となる。売り切れご免−。
ロッテはまたしても終盤の大量失点で今季ワーストタイの5連敗となった。
先発・大嶺祐が6回0/3を3安打1失点と力投したが、1−1の9回に香月良、藤岡の2人で5失点。前日も7回に5点を失っており、2試合連続の逆転負けに伊東監督も「詰めが甘い」と怒り心頭だった。この日は「毎月ファン感謝デー」をコンセプトにしたイベント「マリンフェスタ」の開催日。試合後はスタンドから2夜連続でブーイングが飛び、指揮官は「負けてブーイングは1番こたえる」と表情が険しかった。
ロッテは9回に救援陣が打ち込まれ、5連敗となった。ソフトバンクが下位打線からだったために抑えの西野ではなく、安定していた香月良を送り出したが、3安打を許して降板。続く藤岡も勢いを止められず、伊東監督は「いいものをここ一番で出せない弱さがある」と肩を落とした。
前半戦はオリックスとの3連戦を残すのみで、13日も敗れれば早くも自力優勝の可能性が消える。上位争いに踏みとどまるため、伊東監督は「勝つしかない」と力を込めた。
ロッテは2戦連続の逆転負けで、今季最多タイの5連敗。西武、日本ハム、ソフトバンクとの上位3カードで1つも勝てず、借金も4に膨れた。
同点の7回、無死一、三塁も、好機を生かせず、無得点に終わった。この試合の最大のチャンスを逃し、伊東監督は「あと1本が出なかった。あそこがポイントだった」と唇をかんだ。この日、打撃の調子を落としつつある清田と角中の打順を入れ替えるテコ入れも図ったが、勝利に結びつけることはできなかった。
9回には香月、藤岡の救援陣が勝ち越しを許し、一挙5失点。名手・クルーズの失策も絡み、攻守ともに沈んだ。
前半戦も13日からのオリックス3連戦(京セラ)を残すのみ。指揮官は「淡泊になって、しつこさがなくなっている」と嘆きつつ、「ズルズルいかないようにしないと。もう勝つしかない」と自らに言い聞かせるように話した。
ロッテは12日のソフトバンク戦(QVCマリン)で“月1度のファン感謝デー”として「マリンフェスタ」を開催した。
試合前、球場ゲート付近で、香月良仁投手(31)、今江敏晃内野手(31)、角中勝也外野手(28)がロッテアイスを販売するファンサービスイベントを行った。
香月が「スイカバー」、角中が「カルピスウオーター ボトルアイス」、今江が「クーリッシュ」を、それぞれ100円で販売。各選手100個の計300個の先着販売だったが、開門の午後4時から行列ができた。
香月が「社会人時代は総菜売り場で仕事をしていた経験があるので、ちょっと思い出しました。懐かしかったです」と言えば、角中は「アイスは大好きなので、売っていても楽しかったです」、今江も「今日は練習から暑かったので、売っていて自分も食べたくなりました。楽しかったです」と笑顔で話していた。
ロッテは12日のソフトバンク戦(QVC)前に、今江、角中、香月良の3選手によるロッテアイスの販売を実施した。
ファンサービスの一環として、QVCのゲート付近で実施。「スイカバー」を香月良が、「カルピスウォーター ボトルアイス」を角中が、「クーリッシュ」を今江がそれぞれ100円で100個ずつ販売。16時の開門直後から列ができた。
社会人・熊本ゴールデンラークス時代に総菜売り場で仕事をした経験がある香月良は「ちょっと思い出しました。懐かしかったです」と、ファンとのふれ合いを楽しんだ。角中は「アイスは大好きなので、売っていても楽しかったです」と話し、今江も「練習から暑かったので、売っていて自分も食べたくなりました」と笑顔を見せた。
1軍再昇格に向けて光明を見出した投球だった。黒沢翔太投手が12日のイースタンリーグ・横浜DeNA戦(ロッテ浦和)に2番手として3回途中から登板。3回3分の1を投げて打者12人、被安打1、1四球、無失点と好投を見せた。
黒沢は「今日は低めに丁寧に投げることが出来た。今日のような投球が出来れば投げるチャンスがもらえると思う。これからも1球を大切に投げ込みたい」と手応えを口にした。
今季は1軍で6試合に登板。プロ初先発をした4月19日のソフトバンク戦(QVC)では3回を投げて4失点(自責は2)で負け投手になる悔しさも味わった。プロ5年目の今季、何とかチャンスを掴み、プロ初勝利を手に入れるべく、ファームで自分を磨く日々は続く。