わたしはかもめ2015年鴎の便り(7月)

便

7月20日

ロッテ大嶺祐試合中止で先発流れた、次戦26日楽天[ニッカン]

ロッテ大嶺祐太投手(27)は、20日のソフトバンク戦(北九州)が中止となり、先発が流れた。

午後3時頃に降った雨の影響で、試合開始が当初より30分遅れ、午後5時半となった。だが、整備の甲斐なく、グラウンドコンディションは悪いまま。プレー不可能と判断され、午後5時40分過ぎに中止が決まった。

大嶺祐は「準備はしていました。何も考えず、試合があると思って、いつも通りでした」と話した。

中止決定後、ブルペンで10球を投げた。次回は26日の楽天戦(コボスタ宮城)に先発予定。「いつも通り、できればいい」と切り替えていた。

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ロッテはヤフオクドームで練習後北九州へバス移動[ニッカン]

ロッテは試合前の練習を、試合が行われる北九州市民球場ではなく、福岡市のヤフオクドームで行った。

雨予報のため、雨天中止の可能性も考えた措置。午後1時過ぎからドーム内のブルペンや打撃練習場などで体を動かし、午後2時半頃、バスで北九州へ向かった。伊東勤監督(52)は「やる方向で進めてきたので。(中止か、どうか、はっきりしないのは)選手も嫌だろうけど、今から1時間ちょい、かかる。コンディションを整えて欲しい」と話した。

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ロッテ・大嶺祐、降雨中止で26日楽天戦へ「特別意識せず」[サンスポ]

試合開始を遅らせたが、結局中止となった。伊東監督は「下がまだ濡れて滑る状況で、選手がケガをしたら大変。妥当な判断だと思う」。4位からの巻き返しを期す後半戦初戦が流れ「明日(21日)仕切り直しです」と気を取り直した。先発予定だった大嶺祐は26日の楽天戦(コボスタ宮城)に回る。前回12日の登板から間隔が空くが「特別意識せず、1週間やってきたことを同じようにできれば」と冷静に話した。

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ロッテ・伊東監督「選手がケガをしたら大変…中止は妥当な判断」[サンスポ]

試合開始を遅らせたが、結局中止となった。ロッテの伊東監督は「下がまだ濡れて滑る状況で、選手がケガをしたら大変。妥当な判断だと思う」と受け止めた。4位からの巻き返しを期す後半戦初戦が流れ「明日(21日)仕切り直しです」と気を取り直した。

他の投手との兼ね合いもあり、先発予定だった大嶺祐はスライド登板せず、26日の楽天戦(コボスタ宮城)に回る。前回投げた12日から間隔が空くが「特別意識せず、1週間やってきたことを同じようにできれば」と冷静に話した。

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4連勝中の北九州での試合中止、伊東監督「しょうがない」[スポニチ]

北九州は04年から4連勝中と相性が良かったが、伊東監督は「ケガも心配なので、しょうがない」と中止を受け止めた。松山内野守備走塁コーチも「田んぼみたいなので打球が飛んできても捕れない。妥当な判断」と話した。

雨の影響で練習をヤフオクドームで実施した後に北九州入り。先発が予告されていた大嶺祐はスライドせず、21日(ヤフオクドーム)は石川が予定通り先発する。

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ロッテ伊東監督、水入りに「残念」[デイリー]

試合開始を30分遅らせたが、グラウンド状態の不良で中止。ロッテ・伊東監督は「セカンドの辺りはボコボコに穴が空いたみたいになっていた。これでケガでもしたら大変」と厳しい表情。

ただ北九州では04年からチームが4連勝中で、先発予定だった大嶺祐も09年にプロ初完封した球場だっただけに、指揮官は「それが残念」と話した。

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伊東監督、雨天中止に理解「妥当な判断」[報知]

ロッテが雨に泣かされた。

20日はソフトバンク戦(北九州)だったが、雨天が予想されたため、試合前練習が急遽北九州からヤフオクDの室内練習場に変更になった。練習が予定されていなかったため、ヤフオクDには打撃ゲージを組み立てるスタッフらも配置されておらず、前日19日に開催された音楽ライブの撤去作業もあったため、野手の打ち込みは鳥かごで行われた。

練習後にバスで北九州へ移動したものの、グラウンドは移動に爪先立ちになるほどぬかるんでいた。運営側は試合開始を30分遅らせてグラウンド整備を試みたが、結局17時40分頃に中止が決まった。

無駄足となった伊東監督は「ぎりぎりまで粘ってやる方向だったが、下(グラウンド)が濡れていて滑りそうだった。特にセカンドがボコボコで穴が空いている状態。(中止は)妥当な判断」と理解を示した。

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[千葉魂]心1つに、泥くさく、今日後半戦スタート[千葉日報]

全体練習前、京セラドームの三塁側ブルペンに全選手が集まった。7月15日のオリックス戦の試合前。7連敗のチームにあって、キャプテンの鈴木大地内野手を中心にした呼びかけで集合をした。最初は立っていたが、主将は全員に座るよう促した。時間をかけて、しっかりと話し合いたかった。だから、みんなで輪になって座った。そして意見を交わした。若手もベテランも意見をした。クルーズも思いを口にした。選手だけで集まってのミーティングは今年初めて。それは10分間以上、続いた。色々な意見や考え方、感情が現れた中で、導き出された答えは1つだった。

「伊東監督を男にしようじゃないかと。みんなで気持ちを1つにして、そのために戦おう。監督の熱い思いに選手達で応えようと。まだまだ、諦めないし、そのためには闘争心むき出しにやっていく必要がある」。

今もミーティングの事は鮮明に覚えている。1人1人の発言。表情。球宴休みを終え、グラウンドに出てきた鈴木は、なおも顔を引き締めながら振り返った。

あの日、男達の誓いが乗り移ったかのように連敗中は1試合平均2得点の打線が、今季最多の19安打を重ね10得点し、勝利した。みんなの思いを確認し、1つの目標に向かった打線がオリックス投手陣に襲い掛かった。追撃してくる相手を、さらに突き放した。投手陣も必死のリレーを見せた。熱く、勇ましく、泥くさく戦った。それは本来、マリーンズが今年1年、戦おうとしていた姿勢そのものだった。

選手達が自主的にミーティングを行った前日の14日に指揮官は全員を集め、熱く語った。語気を強め、選手達を見渡しながら、今、マリーンズが必要としている姿勢を語った。それは就任1年目から言い続けている事でもあった。ガムシャラなプレー、泥くさいプレー、熱いプレーの追求だった。

「みんな、高校生の時、甲子園を目指していたと思う。一戦必勝で、大きな目標に向かってチーム一丸で戦っていた。今のウチに必要なそういう姿勢。1つの勝利、いや1つのプレーにみんなで喜び、悔しがり、熱い気持ちを持って野球をすること。闘争心を持つことだけではなくて、それを表に出す事が今のマリーンズには必要だ。オレは負けるのが悔しい。本当に悔しい。一緒に勝って、喜ぼう。だから泥くさくやろう」。

鈴木は伊東監督の気持ちのこもった熱いげきが胸に響いた。こみ上げる感情を抑えるのに必死だった。それは若手もベテランも助っ人もみんな同じだった。しかし、それでも、その試合に敗れ、7連敗となった。それぞれが宿泊先のホテルで自分に何が足りないのかを自問自答した。指揮官の思いに応えるためにはどうすればいいのかと天を仰いだ。キャプテンである鈴木は、その思いを1つの空間に集める事が必要なのではないのかという結論に至った。だから、ベテラン選手達と相談をして、選手達で練習前に会合を持った。「伊東監督を男にしよう」。試合前に男たちが、思いを1つにした。

球宴休みを大阪から千葉への移動日休みの1日で終え、17日、マリーンズは後半戦に向けた練習を開始した。台風が過ぎ去った後の夕焼け空の下で伊東監督はあらためて選手に伝えた。「心技体とあるが、マリーンズに1番必要なのは心だ。心が大事。みんな、チーム一丸となって闘っていこう」。左胸をポンと力強くたたいた。全員がうなずいた。

20日、海の日。プロ野球の後半戦が始まる。マリーンズは敵地でホークスと相対する。3月27日の開幕戦では全員野球で倒した相手。そのホークスが今、首位に君臨し、マリーンズは4位と苦しんでいる。何が足りなかったのか。どうすべきだったのか。それらを悔い改め、もう1度、全員野球で挑む。あの日のミーティング。みんなで心を1つにした思いをぶつける。ここからマリーンズのプライドと、勝利への飽くなき思いをぶつける。残すは63試合。まだまだ諦めない。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

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