ソフトバンクが3連勝で貯金を今季最多の24とした。0−1の2回に中村晃の適時打で追い付き、5回に柳田の18号3ランで勝ち越した。スタンリッジは7回1失点でチームトップの8勝目。ロッテは2連敗で今季最多の借金7となった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
福岡ソフトバンク | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | x | 4 |
千葉ロッテの清田が2回に先制の10号ソロを放った。6月20日以来の一発となり、自身初の2桁本塁打に到達。甘く入った変化球を捉え「待っていた球ではなかったが、タイミングがしっかり取れていたのでうまく前でさばくことができた」と納得のいく打撃だった。
前夜はソフトバンクの投手陣を打てずに零敗を喫した。4番に座って4打数無安打と振るわなかっただけに、5番で臨んだこの日は「先制できて良かった」と言った。
ロッテは2連敗を喫し、借金が今季最多の7に増えた。
2回に清田の10号ソロで先制したが、その裏、先発チェンが中村晃に左前に同点打を許した。さらに5回、柳田に決勝3ランを打たれた。
前日に続き、決勝点は2死からの失点だった。伊東勤監督(52)は「選手は一生懸命やっているが、壁を打ち破らないと上には上がれない。やられ方が毎回一緒。自分達で打開していくしかない。思うように動けていない。悪い流れになってしまっている。前を見てやるしかない」と、言葉を絞り出した。
ロッテ先発のチェン投手(24)が4回2/3、7安打4失点で4敗目を喫した。
4回まではカーブを配した組み立てがはまり、1失点に抑えていた。だが、1−1の5回、先頭今宮への四球から2死二、三塁のピンチを招き、柳田に決勝3ランを打たれた。高めに入った直球を右翼席中段へ豪快に運ばれた。「もう少し低めで厳しいところを攻めないといけない。あの1発で流れを一気に相手に与えてしまった。チームに本当に申し訳ないです」と悔しそうに話した。
落合英二投手コーチ(45)は「今日のチェンは良かった」と、序盤の投球は評価した。ただ、5回については「四球を出せば点に絡むということ。ホームランは一塁が空いており、まだ逃げられた」と、1発を防げなかった点に反省を求めた。
ロッテは22日、カナダ・トロントで行われていたパン・アメリカ国際大会にキューバ代表選手として出場していたアルフレド・デスパイネ外野手(29)が成田空港着の航空便で再来日したと発表した。
デスパイネは、球団を通じ「スケジュールはハードだったけれど、疲れはないよ。今はとにかく早くチームに合流して、チームの勝利に貢献したいという思いだけだ」とコメントした。
ロッテ清田育宏外野手(29)が先制の10号ソロを放った。
2回1死で、ソフトバンク先発スタンリッジのカットボールを左翼のホームランテラスに放り込んだ。序盤で1点を奪い「狙っていた球ではなかったですが、タイミングがしっかり取れていたのでうまく前でさばくことができたと思います。昨日、点を取ることができなかったので、今日は早い回に先制できて良かった。今日は打線が援護していけるように頑張ります」と話した。
ロッテが打線を変更した。前日まで4番に入っていた清田を5番とし、代わりにクルーズを4番に据えた。試合前、伊東勤監督(52)は「手を替え、品を替え。1点も取れないんじゃ、どうしようもない。点を取って欲しい」と、前日無得点に終わった打線の奮起を期待していた。
ロッテの2年目右腕、二木康太投手(19)が22日、2軍戦でプロ初勝利を挙げた。
イースタン・リーグの楽天戦(利府)に先発。5回を投げ、打者22人、77球、被安打6、6三振、2四球、4失点。最速は142キロだった。
2軍とはいえ、初勝利を挙げ「やっと勝てました。4失点したのは反省しなくてはいけないですが、1勝できたのは自信になると思っています。これからもっともっとファームで勝ち星を重ねて、1軍にアピールをしていきたいと思っています。家族は休みがあれば鹿児島から車で埼玉まで見に来てくれたりして、応援をしてくれていました。まずはこの初勝利を家族に報告します。そして次は1軍で投げる姿を両親や家族に見てもらえるように明日からまた毎日、頑張っていきたいです」と気持ちを新たにしていた。
ロッテは逆転負けを喫し、借金が今季最多の7となった。首位のソフトバンクに力の差を見せられ、伊東監督は「打者も投手もここのところ勝負どころでほとんど負けている。もう1つ上にいくには、そこの壁を打ち破らないと」と奮起を促した。
先発のチェンはカーブをうまく使って打ち取っていたが、1−1の5回に崩れた。2死二、三塁で柳田への速球が魅入られたように高めに入り、勝ち越し3ランを許し「力が入って甘くなってしまった」とうな垂れた。
ロッテは22日、カナダで行われているパンアメリカン大会にキューバ代表として出場したデスパイネが成田空港着の航空機で再来日したと発表した。8日から日本を離れていたデスパイネは「スケジュールはハードだったけど、疲れはない。今はとにかく早くチームに合流して、勝利に貢献したいという思いだけ」とのコメントを出した。
15日、21日とここ2試合4番に座っていたロッテ・清田育宏外野手(29)が「5番・右翼」でスタメン。2回1死走者なしから、先発スタンリッジの3球目、真ん中に入ってきたスライダーを捉えると、左翼ホームランテラス席へ飛び込む先制の10号ソロ。
清田の2桁本塁打は自身初。2010年に64試合で2本塁打、その後も毎年3本ペースで昨季は24試合で4本塁打を放っていた。
ロッテは2連敗で、借金は今季ワーストの7となった。先発のチェンが1−1の5回に柳田に勝ち越し3ランを浴び、4回2/3を4失点で4敗目。「力が入って甘くなってしまった」とうな垂れた。
打線も清田のソロによる1点だけ。先発が試合中盤に本塁打を許し、打線が援護できないという展開が続いており、伊東監督は「負け方が同じ。勝負どころで投手も打者も相手にほとんど負けている」と険しい表情だった。
ロッテの高卒2年目右腕・二木が、イースタン・リーグの楽天戦(利府)で公式戦初勝利を挙げた。5回を投げて6安打、2四球、4失点。最速は142キロをマークし、三振も6個奪った。
今季19試合目でつかんだ“プロ初勝利”に「やっと勝てた。4失点したことは反省しなければいけないですが、1勝できたことは自信になる。これからもっともっと2軍戦で勝ち星を重ねて、1軍昇格を目指してアピールしていきたい。1軍で投げる姿を家族にみてもらえるように頑張っていきたい」と話した。
ロッテは22日、デスパイネ(29)が成田着の航空機で再来日したことを発表した。
同選手はカナダ・トロントで行われていたパン・アメリカ国際大会にキューバ代表として出場していた。
デスパイネは球団を通し「スケジュールはハードだったけど、疲れはないよ。今はとにかく早くチームに合流して、チームの勝利に貢献したいという思いだけだ」とコメント。
一振りで粉砕された。同点の5回2死二、三塁でロッテ・チェンが柳田に痛恨の勝ち越し3ランを浴び、敗退。チームは今季ワーストの借金7にまで膨れた。
「もう少し低めで厳しいところを攻めないといけない。失投です」とうな垂れた左腕。4回までの力投も、1球であっけなく消え去った。次カードの24日の楽天戦(コボスタ)からチームに合流するデスパイネに代わり、23日にも外国人枠の関係で登録抹消される見込みだ。
気がつけば、最下位オリックスとも3差。投打ともに浮上の気配がつかめないまま、正念場を迎えている。伊東監督は「打者も投手も、勝負どころで負けている。悪い流れになってしまっている。前を見てやるしかない」と自らに言い聞かせた。
ロッテの高卒2年目右腕・二木康太投手(19)が“プロ初勝利”を挙げた。
5回を6安打4失点。今季19試合目の登板で、先発は6度目だった。
二木は「やっと勝てました。4失点したのは反省しなくてはいけないですが、1勝できたのは自信になると思っています。これからもっともっとファームで勝ち星を重ねて、1軍にアピールしていきたいと思います。まずこの初勝利を(鹿児島に住む)家族に報告します」と嬉しそうに話した。
ロッテは22日、カナダで行われているパンアメリカン大会にキューバ代表として出場したデスパイネが成田空港着の航空機で再来日したと発表した。8日から日本を離れていたデスパイネは「スケジュールはハードだったけど、疲れはない。今はとにかく早くチームに合流して、勝利に貢献したいという思いだけ」とのコメントを出した。
ロッテはソフトバンクに2連敗で、借金が今季ワーストの7に膨らんだ。同点の5回2死二、三塁から、チェンが柳田に勝ち越し3ランを被弾。打線は清田の本塁打の1点のみに終わった。
伊東監督は「負け談話も毎回一緒になってきた。先制していい流れを作れると思ったが、今年は2死からの失点が多い」と話した。
7月はまだ2勝と苦しんでいるが、「壁を打ち破らないと上には行けない。自分達で何とか打開していくしかない。前を見てやるしかないですから」と話した。
ロッテは22日、カナダで行われているパンアメリカン大会にキューバ代表として出場したデスパイネが成田空港着の航空機で再来日したと発表した。
24日の楽天戦(コボスタ宮城)からチームに合流する予定。8日から日本を離れていたデスパイネは「スケジュールはハードだったけど、疲れはない。今はとにかく早くチームに合流して、勝利に貢献したいという思いだけ」とのコメントを出した。
ロッテの清田育宏外野手(29)が22日、ソフトバンク戦(ヤフオクD)の2回に、自身初の2ケタ本塁打となる10号ソロを放った。
「5番・右翼」でスタメン出場の清田は、1死からスタンリッジの甘い変化球を左翼ホームランテラスへ。6月20日の楽天戦(QVC)以来、約1ヶ月ぶりの本塁打となった。
「打ったのはカットボールだと思う。待っていた球ではなかったが、タイミングがしっかり取れていたのでうまく前でさばくことができたと思います」と振り返った。
ロッテの二木康太投手(19)が、イースタン・楽天戦(利府)で“プロ初勝利”を挙げた。
鹿児島出身の2年目右腕は、今季2軍で19試合目の登板。5回を投げて6安打4失点ながら、6三振を奪う力投を見せた。「やっと勝てました。4失点したのは反省しないと行けないですが、1勝できたのは自信になると思っています。これからもっとファームで勝ち星を重ねて、1軍にアピールしていきたい」と話した。
地元・鹿児島の家族は、休みの時には鹿児島から車で埼玉まで見に来ることもあるという。「まずは初勝利を家族に報告します。そして次は、1軍で投げる姿を両親や家族に見てもらえるように、また頑張って行きたい」と、187センチの長身投手は目を輝かせた。
ロッテのアルフレド・デスパイネ外野手(29)が22日、成田空港着の航空機で再来日した。8日に国際大会出場のためカナダへ出発し、現地時間19日までプレー。今度は24日の楽天戦(コボスタ)からの出場を目指すという、ハードスケジュールだ。
キューバ代表の一員として、トロントで行われていたパン・アメリカ国際大会に参加。8試合で打率1割7分6厘だったものの、3本塁打を放って銅メダル獲得に貢献した。
現在ロッテは5位と苦しむだけに、大砲の再加入が待ち望まれている。「スケジュールはハードだったけど、疲れはないよ。今はとにかく早くチームに合流して、チームの勝利に貢献したいという思いだけだ」と話した。
2年目の二木がプロ初勝利だ。22日のイースタンリーグ・東北楽天戦(利府)にて二木康太投手が先発登板をし、プロ初勝利を挙げた。5回を投げて打者22人、77球、被安打6、6三振、2四球、4失点(自責も4)、MAX142キロだった。
二木は「やっと勝てました。4失点したのは反省しなくてはいけないですが、1勝出来たのは自信になると思っています。これからもっともっとファームで勝ち星を重ねて、1軍にアピールをしていきたいと思っています。家族は休みがあれば鹿児島から車で埼玉まで見に来てくれたりして、応援をしてくれていました。まずはこの初勝利を家族に報告します。そして次は1軍で投げる姿を両親や家族に見てもらえるように明日からまた毎日、頑張っていきたいです」と嬉しそうにコメントした。
二木は今季、イースタンリーグで19試合に登板(昨年2試合の登板で先発はなし)。6度目の先発での悲願の初白星となった。今後も2軍で結果を出して、次は悲願の1軍入りを目指す。