わたしはかもめ2015年鴎の便り(7月)

便

7月26日

東北楽天0−10千葉ロッテ(コボスタ宮城)

ロッテが楽天との3連戦に3連勝した。3回に鈴木の3号ソロで先制。2−0の6回に鈴木の適時内野安打や田村の3点三塁打などで5点を奪い、試合を決めた。大嶺祐が2年ぶりの完封で4勝目。楽天は打線がつながらず3連敗。

123456789R
千葉ロッテ00101512010
東北楽天0000000000

◇「試合つくる」と意識

「試合をつくること」を意識した先に、2年ぶりの完封勝利があった。千葉ロッテの大嶺祐は「完封は嬉しいけど、しっかり試合をつくれたことが大きい」と充実した表情を見せた。

8安打を許したが、今季の先発試合では初めて無四球だったことが効いた。「四球が毎試合多かったので、なるべく出さないようにイメージしていた」とうなずく。打者の内角を果敢に突いたことも快投につながった。

日本での通算2000安打まであと2だった松井稼には内野安打1本を許したが、9回2死で二ゴロに仕留めた。「僕自身も限界に近かった。打たれるならしょうがない」と外角低めに落ちる球を決めた。記録達成を阻むと同時に勝利を手にし「投げたいところに投げられた」と胸を張った。

◇鈴木、先制ソロなど2打点

千葉ロッテの鈴木が3号本塁打などで2打点を挙げた。3回、内に入ってきた菊池の速球を一振りで仕留め、先制の右越えソロ。6月13日以来の本塁打を「タイミングもしっかり取れたし、当たりも完璧でした」と自賛した。2−0の6回2死満塁でも遊撃内野安打で追加点をもたらした。

チームは3連勝。「いい流れで来ているので、その流れで先制できたのは良かった」と手応えを口にした。

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ロッテ大嶺祐、松井稼頭央に記録許さず初無四球完封[ニッカン]

1人で投げ切った。ロッテ大嶺祐太投手(27)が楽天打線を8安打無失点に抑え、2年ぶりの完封で4勝目を挙げた。無四球完封はプロ9年目で初。初回からテンポよく、外国人打者にも臆さない内角攻めが効いた。チームは今季2度目の同一カード3連勝。最大7まで膨らんだ借金は4に減り、次カードは3ゲーム差で追う3位西武。連勝が続けば、Aクラスが近づく。

異様な空気にも、大嶺祐は動じなかった。9回2死走者なしで楽天松井稼。4回に内野安打を打たれ、日本通算2000安打に王手をかけられていた。10−0と勝負は決していたが、偉業達成を期する敵地のファンから地鳴りのような拍手。マウンドで「自分自身、限界に近い。打たれるならしょうがない」と開き直った。低めのフォークを引っかけさせて二ゴロ。駆け寄ってきた捕手の田村と喜んだ。

今日は、いける。初回から指揮官に思わせた。3人をわずか6球で処理。伊東監督が注目したのは、ウィーラー、ペーニャへの攻めだった。どちらも内角への直球で差し込ませた。「今までにないアウトの取り方。インコースを上手に使っていた。いつも話していたこと。昨日まで2つ勝ったけど、攻め切れていなかった。初回を見て、今日はいけるなと」と、バッテリーに厳しい指揮官をうならせた。

本人は少し違う。大嶺祐は「初回3者凡退だと、その後に失点する確率が高いイメージがあった。だから2回も先頭を取ることを意識しました」。実際は、今季13度目の先発で初回の3者凡退は初めて。最高の滑り出しにも油断しなかった。8回109球で交代を打診されたが「中継ぎの方に助けてもらっているので」と続投志願。「点差を気にするな」という一塁大松の声にも支えられ、その結果の無四球完封だった。

チームに3連勝をもたらし、西武追い上げの舞台を整えた。「火曜日は五右衛門(石川)が良い投球をしてくれると思います」。次カード初戦先発の同い年右腕に託した。

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ロッテ、BC武蔵・白嗟承投手獲得へ、元オリックス[ニッカン]

ロッテがルートインBCリーグ武蔵の白嗟承(ベク・チャスン)投手(35)の獲得を検討していることが26日、分かった。

当初は、同リーグ福島のカルロス・ペレス投手(23)もリストアップ。ただ、林球団本部長は「独立リーグの選手は複数見ている。戦力になる人じゃないと」と説明。即戦力が獲得の条件となる。マイナー経験しかないペレスは見送られる公算が大きくなった。それに対し、韓国出身の白嗟承はメジャー通算16勝右腕。1軍登板はなかったが、12年にオリックスに在籍しておりNPBを経験しているのも強みだ。新戦力獲得期限は今月31日。近日中に結論を出す。

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ロッテ大嶺祐4勝、初の無四球完封、伊東監督も絶賛[ニッカン]

ロッテが今季2度目の同一カード3連勝を果たした。

先発の大嶺祐太投手(27)の好投が光った。楽天打線を8安打無失点に抑え、プロ9年目で初となる無四球完封で4勝目を挙げた。打線の大量援護も受け、「いつも通り、試合をつくるイメージを持って投げました。浮く球だけはないように。途中から点差を考えずに投げました」と1人で投げきった。

伊東勤監督(52)は「大嶺の好投に尽きる」と手放しで褒めた。一時は借金が7まで膨らんだが、そこから3連勝。次カードは本拠地QVCマリンで、目の上の西武が相手。連勝が続けば、Aクラス浮上が近づく。「3連戦の頭が大事。良い流れで本拠地に戻れる」と、気を引き締めていた。

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ロッテ田村「反応できた」7月初安打は3点三塁打[ニッカン]

ロッテが2−0の6回に5点を加えた。

まずは、2死満塁で鈴木大地内野手(25)が遊撃への適時内野安打を放った。「ドン詰まりで手の感覚がありません。みんなで作ったチャンスだったので、どんな形でもいいからランナーをかえしたかった。とにかく一塁まで全力で走りました」と話した。

押し出し四球で1点追加し、なお2死満塁で田村龍弘捕手(21)が右中間を破る三塁打で3点を加えた。「正直、フォアボールを狙っていました。ファウルで粘ろうとしていたら、入って来たボールにうまく反応できました。7月やっとヒットが打つことが出来ました」と、今月初安打を喜んだ。

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ロッテ鈴木「当たりも完璧」先制3号ソロ[ニッカン]

ロッテ鈴木大地内野手(25)が3号ソロで先取点を挙げた。先頭で迎えた3回、2ボールから138キロの直球をとらえて右翼スタンドへ運んだ。

6月13日の巨人戦以来となる本塁打に「昨日はチームに貢献できず、何もできなかったので今日は何とかしたいと思っていました。タイミングもしっかり取れたし、当たりも完璧でした。チームがいい流れで来ているので、その流れで先制できたのは良かった。今日も勝って3連勝で千葉に帰りたいですね」とコメントした。

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ロッテ福浦「来年に期待」母校習志野の後輩ねぎらう[ニッカン]

ロッテ福浦和也内野手(39)が26日、後輩達をねぎらった。

母校・習志野が高校野球千葉大会の決勝で、専大松戸に逆転負け。3−0の7回に一挙7点を失った。

福浦は大会中、母校の結果をチェックしてきた。この日の楽天戦(コボスタ宮城)前に残念な結果を知った。感想を問われ「しょうがないね。Cシードから決勝までよくいった。4番は、まだ1年生だし、来年に期待だね」とエールを送った。

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ロッテ・大嶺祐、2年ぶり完封!楽天・稼頭央の偉業阻み4勝目[サンスポ]

ロッテは26日、楽天15回戦(コボスタ宮城)に10−0で完勝し、この3連戦3連勝。大嶺祐太投手(27)が8安打で2年ぶりの完封勝利で、今季4勝目(4敗)を挙げた。

日本通算2000安打を目指す松井稼には内野安打1本を許したが、9回2死で二ゴロ。「僕自身も限界に近かった。打たれるならしようがない」と外角低めに落ちる球を決めた。記録達成を阻むと同時に勝利を手にし「投げたいところに投げられた」。充実の124球に胸を張った。

「完封は嬉しいけど、しっかり試合をつくれたことが大きい」。8安打を許したものの、今季初の無四球で隙を与えず、走者をためなかったことで大量リードで大味になりかねない試合を引き締めた。「四球が毎試合多かったので、なるべく出さないようにイメージした」とうなずいた。

チームは3試合連続の2桁安打で、この3連戦の前まで4勝8敗と分が悪かった相手に敵地で3連勝。借金を4に減らした伊東監督は「まだまだマイナスがあるので、1つずつこつこつ行くだけ」。28日からは本拠地・QVCマリンで3ゲーム差で追う3位・西武を迎え撃つ。指揮官は「カードの頭が大事」と闘志を燃やした。

大嶺祐太(おおみね・ゆうた)
1988(昭和63)年6月16日生まれ、27歳。沖縄県出身。八重山商工高3年時に春夏連続で甲子園出場。2007年高校生ドラフト1巡目でロッテ入団。通算成績は75試合に登板、21勝25敗、防御率4.71(26日現在)。1メートル84、80キロ。右投げ左打ち。独身。年俸1820万円。背番号11。弟・翔太もロッテ内野手。

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ロッテ・伊東監督、楽天戦5連勝も借金4に「1つずつこつこつ行くだけ」[サンスポ]

ロッテが3試合連続の2桁安打で楽天戦5連勝を飾った。この3連戦の前まで4勝8敗と分が悪かった相手に敵地で3連戦3連勝。ただ、借金4を抱えるだけに、伊東監督は「まだまだマイナスがあるので、1つずつこつこつ行くだけ」と表情を引き締めた。

28日からは本拠地QVCマリンフィールドで3位西武を迎え撃つ。上位争いに加わるため、伊東監督は「カードの頭が大事になる」と闘志を燃やした。

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ロッテ・鈴木「当たりも完璧」、1ヶ月ぶりソロ弾を自賛[サンスポ]

ロッテの鈴木が3号本塁打などで2打点を挙げた。3回、内に入ってきた菊池の速球を一振りで仕留め、先制の右越えソロ。6月13日以来の本塁打を「タイミングもしっかり取れたし、当たりも完璧でした」と自賛した。2−0の6回2死満塁でも遊撃内野安打で追加点をもたらした。

チームは3連勝。「いい流れで来ているので、その流れで先制できたのは良かった」と手応えを口にした。

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ロッテ・大嶺祐、約2年ぶりの完封勝利「すごく疲れました」[サンスポ]

ロッテ・大嶺祐太投手(27)が楽天戦に先発し、8安打無四球で2013年5月19日以来となる完封で4勝目(4敗)を挙げた。

中13日のマウンドとなった大嶺祐は1回を3人で終わらせると、その後も走者を背負いながらも要所を締める投球で、スコアボードに0を並べた。味方の大量援護もありテンポよくアウトの山を築くと、9回は3人斬りで約2年ぶりの完封勝利を収めた。

ヒーローの大嶺祐は「すごく疲れました。点数差は気にせずに1イニング、1イニング大事に行こうと投げていたので完封できてよかったです」と笑顔。中13日の先発に「いつも通りゲームを作るという気持ちでマウンドに上がりました。フォアボールを出さずにバッターに向かって投球したので(無四球で)本当に嬉しいです」と振り返った。

伊東監督
「大嶺の好投に尽きる。制球も良かったし、いい流れを攻撃につなげてくれた。」
田村
「ファウルで粘ろうとしていたら、入ってきたボールにうまく反応できた。やっとヒットを打つことができた。」(6回に約1ヶ月ぶりの安打となる3点三塁打)

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ロッテ大嶺祐、9年目やっと初無四球完封「打たれても後悔しない球を」[スポニチ]

10−0と大量リードした9回も2死走者なし。ロッテ・大嶺祐は、日本通算2000安打に王手をかけていた松井稼を迎えた。コボスタ宮城が異様な雰囲気に包まれる中、124球目は外角低めのフォークで二ゴロに仕留めた。13年5月19日の広島戦(QVCマリン)以来、2年ぶり4度目の完封。無四球となるとプロ9年目で初めてだ。

「球数も少なかったし、最後まで投げたかった。完封できたことは凄く嬉しいです」。

コボスタ宮城は異様な雰囲気だった。4回、松井稼に内野安打を許して「あと1」とされた。その後の2打席は、楽天ファンの悲鳴にも似た歓声に包まれた。前日に「正直、自分がその(記録達成の)場面では投げたくない。打たれたくないし、打たれても後悔しない球を投げて勝負したい」と話していた。その言葉通り、7回無死一塁の場面では外角直球で二ゴロ併殺に打ち取り「外角に決めて併殺を取るイメージで投げた」。まさに狙い通りに手玉に取った。

いつもは四球で崩れるパターンが多いが、この日は違った。「毎試合、四球が多かった。四球だけは出さないようにと思っていた」。外国人打者が相手でもきわどいコースでかわすのでなく、果敢に内角を攻めた。伊東監督も「ストライクを優先して投げていた。自分のペースを崩さずに投げてくれた」と絶賛した。

チームはコボスタ宮城で3年4ヶ月ぶりに同一カード3連勝となった。後半戦初の3連勝でチームは確実に勢いを取り戻しつつある。

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ロッテ、3連戦いずれも2桁安打、伊東監督「西武戦にいい流れ」[スポニチ]

ロッテ打線も大嶺祐を強力援護した。3回の鈴木の先制ソロを皮切りに12安打10得点。

2年前の7月26日にもコボスタ宮城で本塁打を放っている鈴木は「いい流れできている」と表情を緩めた。この3連戦はいずれも2桁安打をマークし計23得点。25日から4番・デスパイネも復帰しており、伊東監督も「(28日からの)西武戦にいい流れで入っていける」と手応えを感じていた。

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ロッテ・大嶺祐、無四球で2年ぶり完封「打者に向かって投げられた」[スポニチ]

ロッテの大嶺祐が13年5月19日の広島戦以来となる自身4度目の完封で、今季4勝目を挙げた。

実に安定感のある124球だった。8安打を許したが、要所をしっかりと締めて、無四球で2年ぶりの完封勝利。「いつも通り、試合をつくることとテンポを意識した」。そうこの日の投球を振り返る大嶺祐は久々に9回を投げ切り「すごく疲れました」と苦笑い。

試合は打線が爆発して10−0とワンサイドゲームになったが、「点差を気にせずに、1イニングずつ大事に投げた」と集中力を切らさなかった大嶺祐。沖縄県石垣市出身の熱き琉球侍は「打者に向かって投げられた」と胸を張った。

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ロッテ大嶺祐2年ぶり完封「嬉しい」[デイリー]

ロッテ大嶺祐が2年ぶりの完封勝利。「完封は嬉しいけど、しっかり試合をつくれたことが大きい」と充実した表情を見せた。8安打を許したが、今季の先発試合では初めての無四球。「四球が毎試合多かったので、なるべく出さないようにイメージしていた」。打者の内角を果敢に突いたことも快投につながった。

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大嶺祐、“なでしこ効果”で2年ぶり完封[報知]

記録の重圧に負けなかった。大嶺祐は9回2死、日本通算2000安打に王手をかけた松井稼を、低めのフォークで二ゴロに仕留めた。「最後は自分も限界に近かったけど、思ったところに投げられた」。13年5月19日の広島戦(QVC)以来、2年ぶりの完封で4勝目。無四球完投は自身初だった。

初回からいつもと違った。「右打者の内角も思った通りに投げられた」と、2番ウィーラー、3番ペーニャを、ともに内角寄りの直球で打ち取るなど、わずか6球で3者凡退。終盤になっても制球は乱れなかった。

「大胆に行くところでストライクが取れたし、直球もフォークも、低めにいけた」と、奪三振はわずか2つながら、ゴロで18のアウトを重ねた。

“なでしこ効果”があった。大のサッカー好きで、女子サッカーW杯で準優勝したなでしこジャパンの試合も可能なときは観戦した。「あれだけパスをつないでいて、見ていて楽しかった」と興奮しながら「つないでくる打者は嫌だ…」と野球に置き換えたという。この日、許した連打は4回の1度だけ。得点に結び付く“つなぎ”を許さなかった。

チームは今季2度目の同一カード3連勝。28日から直接対決を控える3位・西武に3ゲーム差と迫った。「火曜日は五右衛門がいい投球をしてくれると思います」と初戦に登板する同級生の石川へ、最高の形でバトンを渡した。

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脇本、母校の甲子園出場に祝福メッセージ[報知]

ロッテの脇本直人外野手(19)が26日、甲子園出場を決めた母校・高崎健康福祉大高崎(群馬)に祝福のメッセージを送った。

同校は桐生第一を5−4で下し、3季連続での甲子園を決めた。「出場が決まったと聞いてとてもうれしく思います。甲子園はとても貴重な経験、体験ができる場所。思う存分、野球を楽しんでください」と球団を通じてコメントした。

自身も出場した14年夏は8強まで進出。「自分達が成し得なかった全国制覇を期待しています」と話した。

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植松が2軍戦で6勝目!炎天下の中、1軍入りを猛アピール![千葉日報]

目指すは1軍でプロ初勝利!梅松優友投手が26日のイースタンリーグ・日本ハム戦(ロッテ浦和)にて5回、被安打5、1失点で6勝目を挙げた。前日25日には同じ左腕の木村優太投手が完封勝利。刺激を受けてのマウンドだった。

植松は「昨日の試合で木村さんが完封していたので気合が入っていた。5回でマウンドを降りたのは悔しいが最小失点で切り抜けられた。同じ左投手として木村さんに負ける訳には行かない。次は最後までマウンドをしっかり守りたい」と炎天下の中でのピッチングに汗だくになりながら、答えた。

6月4日の阪神戦(甲子園)でプロ8年目にしてプロ初先発。6回、被安打4、1失点の好投も残念ながら初勝利はならなかった。6月11日の中日戦(QVC)で黒星を喫した後は2軍生活が続いているだけに、何とかアピールをして再度、チャンスを掴みたいところだ。

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