7月29日7月29日ロッテが今季初の5連勝を飾った。4回にデスパイネのソロで先制し、5回にもデスパイネが適時打。8回には田村の満塁本塁打などで6点を加えた。西武は打線がつながらず、8連敗で今季初めて貯金がなくなった。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 埼玉西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 6 | x | 8 |
試合前、千葉ロッテの伊東監督は「古谷君に頑張ってもらうだけ」と短く話した。相手先発は菊池。5日の前回対戦では8回途中1得点に抑えられている。簡単に得点は望めないから、そう青写真を描いたのだろう。
右股関節痛もあり、ちょうど2ヶ月ぶりの登板だった古谷。150キロをたたき出す菊池のようなすごみはない。直球も130キロ中盤。その分、スライダー、チェンジアップ、カーブなど多彩な変化球をちりばめて的を絞らせなかった。
2〜5回は毎回安打を許した。だが全て単打にとどめ、7連敗中の眠れる獅子を目覚めさせない。6回2死から高かった直球をメヒアに左翼席中段まで運ばれ、続く森に二塁打を浴びて降板したが5回2/3を1失点。5月9日の西武戦以来の今季2勝目を手にした。
「メヒアへの1球が」と悔いたが、34歳の左腕は「他の打者へは粘り強く投げることができた」とも。「よくバッテリーがしのいだ。古谷もしっかりゲームをつくってくれた」と伊東監督はたたえた。
8回に田村のプロ入り初の満塁本塁打などで突き放したが、それまでに光ったのは投手陣の踏ん張り。益田は6回2死一、三塁をしのぎ、ロサは7回1死一、三塁で浅村を投ゴロ併殺に仕留めてガッツポーズ。今季初の5連勝で、獅子のしっぽが見えている。
千葉ロッテのデスパイネが4回に先制本塁打。2死走者なしから甘いチェンジアップを逃さず、左翼席に運んだ。菊池は速球が武器。「ストレートを待って、うまくチェンジアップに反応できた」と納得の様子だった。
キューバ代表の活動で今月は一時離脱しており、12号ソロは6月30日の楽天戦以来となる一発。「久しぶりの日本でのホームラン。最高に気持ちが良かった」とかみしめた。5回には2死一、三塁から右前打を放ち、追加点をもたらした。
何もかも吹き飛ばすプロ初満塁弾となった。ロッテ田村龍弘捕手（21）が8回に左中間へダメ押し2号のグランドスラムをかけ、チームの今季初5連勝を決定付けた。6月13日の巨人戦でプロ初ホーマーを放っているが、ソロだった。お立ち台で満塁弾の感想を聞かれると「えっ、もっとあるかと思いました」ととぼけて笑わせた。
打席に入る前、伊東勤監督（52）から「打てなくていいから思い切っていけ」とアドバイスを受けた。7月4日に左足首を痛めてから当てに行っていたからだ。25日まで10試合無安打で苦しんでいた。「左足で踏ん張れずメチャクチャでした。監督の言葉で頭をサラにして強いスイングを心掛けた」と会心の一打を振り返った。
満塁弾より嬉しいのがリード面での貢献だ。ここ3試合は0、1、1失点。4試合連続で先発に勝利がついた。「僕の仕事はチーム防御率を下げて先発に勝ちをつけることですから」と守りの大切さを強調した。ライバルの吉田が2軍に落ちて正捕手争いは1歩リードした。それでも伊東監督は「まだまだ。あまり褒めると調子に乗るから」と、3年目の正妻候補に大きな期待を込めた。
ロッテ田村龍弘捕手（21）がプロ初のグランドスラムをかけた。
8回に1点を返してなお1死満塁。フルカウントから増田の6球目、真ん中外寄りの146キロ直球を左中間へたたき込んだ。
「（伊東）監督から打てなくていいから思い切っていけと言われた。頭をサラにして強いスイングを心掛けた」と会心の一打を振り返った。7月4日に左足首を痛めてから、10試合無安打が続くなど苦しんでいただけに喜びはひとしおだ。「2点差では何が起きるか分からないのでよかった」。チームの今季初5連勝を決定付ける価値ある一発となった。
ロッテのアルフレド・デスパイネ外野手（29）が、4回2死から左翼席へ12号先制ソロ本塁打を放った。
「打ったのはチェンジアップだね。ホームラン打った前のストレートをとらえられなかったのが悔しい。あれをとらえていたら、きっとバックスクリーンだったね。ストレートを待って、うまくチェンジアップに反応できた。先制点が欲しかったから、バックスクリーンではないがいいホームランが打てたよ。久しぶりの日本でのホームラン。最高に気持ちが良かった」とコメントした。
28日からマリーンズ カンパイガールズのデビュー曲「カンパイ娘」の楽曲配信がスタートし、YouTubeでは同楽曲のミュージックビデオも公開開始され、1日で4万再生回数を超えるアクセスを記録した（7月29日17時時点では4万2000再生回数）。
エイベックス担当者「新人アイドルグループとしては驚異的な数字をたたき出していると思います。このような例は最近では思いあたりません。注目度の高さを感じました」。
リーダーの今井さやか「本当にありがたいです。これからもしっかりとビールを売って、マリーンズの勝利とともに頑張っていきたいです」。
今後の予定は30日の試合終了後にQVCマリン正面ステージでミニライブ。8月3日には11時からフジテレビ本社1Fマイナビステージでミニライブを行う予定。
今季初の5連勝で3位西武に1ゲーム差に接近。8回に田村の満塁弾でとどめを刺した。自身プロ2本目の本塁打がグランドスラムとなり「西武打線は一発があるので、何点あってもいいと思った。いいところで打てました」。守っても5投手の継投を好リードでさばいた。「疲れますけど、いい緊張感の中でプレーできています。今の座を渡したくないです」と正妻の座の死守を宣言した。
ロッテの田村が3年目で初の満塁本塁打を放った。3−1の8回に増田の速球を左中間へ運んだ。プロ2本目の本塁打が勝利を決定付けるグランドスラムとなり「打った自分が1番びっくりした」と驚いた。
守備でも投手陣をしっかりリードし、今季初の5連勝に攻守で貢献した。連勝中は全て先発投手が勝利を挙げており「チーム防御率を下げるのが僕の仕事。先発に勝ちが付いているのはいい」と一発よりも守備での働きに手応えをにじませた。
ロッテのデスパイネが4回に先制の12号ソロを放った。「直球を待っていてうまくチェンジアップに反応できた」と、浮いた球を捉えて左翼席へ放り込んだ。
キューバ代表として国際大会に出場するために一時チームを離れていたこともあり、6月30日以来、約1ヶ月ぶりのアーチとなった。「久しぶりの日本での本塁打。最高に気持ちが良かった」と笑みを浮かべた。
プロ野球ロッテの新ユニット『マリーンズ・カンパイガールズ』のデビュー曲「カンパイ娘」の楽曲配信が始まり、YouTubeに同楽曲のミュージックビデオを28日から公開を開始したところ、1日で4万再生回数を超えるアクセスを記録したことが29日、分かった。同日、球団が明らかにした。
29日午後5時時点では、約4万2000再生回数だという。
今後の活動予定は、30日の西武17回戦終了後、QVCマリン正面ステージでミニライブ。8月3日には午前11時からりフジテレビ本社1Ｆマイナビステージでミニライブを行う予定だ。
強心臓を誇るロッテ・田村の真骨頂かもしれない。お立ち台。投手最年長の34歳、古谷を横にして、プロ3年目の21歳は「（6回に）メヒアにホームランを打たれて、古谷さん（の表情）がこわかったので、これから気をつけます」と茶目っ気たっぷりに答えた。
8回。リードを2点に広げ、なお1死満塁。直前で代打・福浦が敬遠された。伊東監督にベンチから伝えられた言葉は「打てなくてもいいから思い切りいけ」だった。3打席目まで拳一つ分短く持ったバットを、指2本分余すところまで長く戻した。フルカウントからの146キロ速球を左中間席へ。自身プロ2号が初のグランドスラムとなった。「打った自分が1番ビックリした。ホームランはおまけ」と笑った。
光星学院（現八戸学院光星）時代は藤浪（阪神）、大谷（日本ハム）と同期でしのぎを削った。「僕も甲子園のスターだったけどなあ」と言うが、最近は5試合連続で先発マスクをかぶり今季初の5連勝。「高校野球と違い、負けたら終わりではないですが、その気持ちを継続して戦いたい。ポジションを譲りたくない」と正捕手確保へ必死だ。最近3戦は計2失点とリード面での貢献度も高い。
これも甲子園で戦った西武・森の先を行く初の満塁弾。捕手出身の伊東監督は「田村はここで良かったというと調子に乗る」と厳しいが、3位・西武と1ゲーム差に迫った。4月19日から続くパ・リーグの「3強3弱」の図式に変革を起こせる位置まできた。
球界初の売り子アイドルとして結成されたロッテのユニット「マリーンズ・カンパイガールズ」のデビュー曲「カンパイ娘」の楽曲配信が28日スタート。球団は29日、同曲のミュージックビデオがYouTubeで1日4万再生回数を超えるアクセスを記録した、と発表した。
リーダーの今井さやかは「本当にありがたいです。これからもしっかりとビールを売って、マリーンズの勝利と共に頑張っていきたいです」とコメントした。30日の西武戦試合終了後にはQVCマリンフィールド正面ステージでミニライブを行う予定。
渾身の一撃が左中間中段に飛び込んだ。8回1死満塁、ロッテ・田村がプロ初のグランドスラム。お立ち台で「満塁弾は初？もっとあるかと思いました」と素っとぼけた背番号45が、今季初の5連勝に導き、3位・西武とのゲーム差を1とした。
「2点差ではまだ何が起きるか分からない」。自らの一振りでダメを押した。目の前の代打・福浦が敬遠され、「頭をまっさらにして」146キロの直球をフルスイングした。捕手として投手陣を引っ張る愛弟子に、伊東監督は「自分自身を楽にさせる一発だったね」と目を細めた。
夏真っ盛り。3年前に主将として光星学院を甲子園3季連続準Vに導いた血が騒ぐ。「チームは今が大事な時期。高校野球みたいな気持ちで、1つ1つ勝っていきたい」。獅子の背中が見えた今、そう言って口元を引き締めた。
手応えは完璧だった。田村は8回、1死満塁から増田の146キロ直球を左中間席へ。今季2号は、プロ入り初の満塁弾となった。「打った自分が1番ビックリしてます。でも、本塁打はおまけみたいなもの」と一発より、捕手として1失点に抑えたことを喜んだ。
「左足で踏ん張れなくてムチャクチャになっていた」というように、4日の西武戦（西武プリ）の守備で左足首を痛めて以降、打撃は絶不調。26日の楽天戦（コボスタ）の第3打席で三塁打を放つまで33打席連続無安打、7月は1本も安打が出ていなかった。直前に伊東監督に受けた「思い切って振れ」という助言を実行。バットを指2本分短く持って強振し、満塁弾につなげた。
チームは今季初の5連勝。3位西武に連勝し、ついにゲーム差を1とした。連勝中の5戦はわずか8失点と、守備でも投手陣を引っ張っている21歳は「投手の方が頑張っているので、しっかりやって3位になりたい」と力強かった。
ロッテのアルフレド・デスパイネ外野手（29）が“本塁打不敗神話”を継続させた。29日、西武戦で先制の12号ソロ。チームは勝利し、昨年9月23日の日本ハム戦（QVC）から、自身が本塁打を打った試合は13連勝となった。
4回2死から、西武先発・菊池が投じた127キロのチェンジアップを左翼席へ。「ホームランを打った前の直球をとらえられなかったのが悔しい。あれをとらえていたら、きっとバックスクリーンだったね（笑）。先制点が欲しかったから、バックスクリーンではないがいいホームランが打てたよ」と笑顔だった。5回にも右前適時打を放つなど、チームを今季初の5連勝に導いた。
キューバ代表として国際大会に出場したため、一時チームを離れていた。22日に再来日してからは初本塁打となり、「久しぶりの日本でのホームラン。最高に気持ちよかった。もちろん、今の気分は『デスパいい〜ね！』だよ」と話した。
ロッテは29日、球界初の売り子アイドル「マリーンズ カンパイガールズ」のデビュー曲、「カンパイ娘」のミュージックビデオの再生回数が、たった1日で4万再生回数を超えるアクセスを記録したと発表した。エイベックス担当者は「新人アイドルグループとしては驚異的な数字をたたき出している。このような例は最近では思い当たりません」と驚いた。
「カンパイ娘」は28日から動画配信サイト「YouTube」でミュージックビデオの公開を開始。同日の西武戦（QVC）前に、グラウンドで本人達による初お披露目が行われ、主要配信サイトでも購入可能となっていた。今後の予定としては、30日の西武戦（QVC）終了後にQVCの正面ステージで、8月3日には午前11時からフジテレビ本社1階マイナビステージで、それぞれミニライブを行う予定となっている。
リーダーの今井さやかは「本当にありがたいです。これからもしっかりとビールを売って、マリーンズの勝利と共に頑張っていきたいです」とコメントした。