わたしはかもめ2015年鴎の便り(7月)

便

7月31日

北海道日本ハム3−6千葉ロッテ(札幌ドーム)

ロッテが2年ぶりの7連勝で勝率を5割として3位に浮上した。2−3の5回に中村がソロを放ち、7回に角中の適時打と続く清田の二塁打で2点を勝ち越した。涌井は8回3失点で8勝目。日本ハムは5回以降、無安打に封じられた。

123456789R
千葉ロッテ0002102106
北海道日本ハム0003000003

◇デスパイネが2ラン

千葉ロッテのデスパイネが0−0の4回無死二塁で2ランを放った。真ん中に入った初球の変化球を完璧に捉えた。打球は瞬く間に左中間席中段へ達し「打った感触がないくらい、会心の当たりだったよ」と自賛した。

これが今季13号。7月に加入して45試合で12本塁打を記録した昨季を上回った。キューバ代表として国際大会に出場するために一時チームを離れたが、25日に戦列に戻って以降、チームは好調で4番として存在感を発揮している。

ページトップ

不敗神話健在!デスパイネ13号2ランで2年ぶり7連勝[報知]

不敗神話は健在だった。デスパイネは13号2ランを放ち、2年ぶりの7連勝と3位浮上に貢献。これで自身が本塁打を打てば、14年9月23日の日本ハム戦(QVC)から14連勝となった。甚大な影響力でチームを4月14日以来のAクラスに押し上げたが、「本塁打を打つのも大事だが、チームが勝つのが大事だね」と試合後は冷静に語った。

強烈な一撃だった。4回無死二塁から、真ん中に入って来た変化球を強振。打球は弾丸ライナーで左翼席に飛び込んだ。「(真芯だったので)打った感触がないくらい会心の当たりだったよ」と言う一打で、昨季の12本塁打を更新。4回に日本ハムに一時逆転を許したが、神話は途切れることなく勝ちきった。7月、チームは22日まで2勝9敗1分と苦しんだが、大砲が国際大会から1軍に合流した24日から7連勝。月間5割で乗り切った。

カナダ・トロントでの国際大会に、キューバ代表として現地時間19日まで出場。22日に再来日し、25日の楽天戦(コボスタ)に出場する強行日程だった。時差ぼけからの回復へ、24日の楽天戦は目を真っ赤にしながら、寝ずに試合観戦。試合後に出向いた焼き肉店では、大好きな牛タンを目の前にしてもウトウト。それでも何とか睡魔に打ち勝ち、宿舎では日本時間に合わせて熟睡した。「いい感じで打席に立てている」と現在は体調万全だ。

伊東監督は「一振りで点数が取れるのは魅力だし、相手に与える恐怖も大きい」とキューバの大砲の存在感に感服した。7連勝中は全戦で先発投手に勝ちが付き、打線も5試合で2ケタ安打と投打がかみ合っている。その中心に4番として座るデスパイネは「このまま打ち続けたいし、チームの勝ちに貢献したいね」と力強かった。

ページトップ

2年ぶり7連勝で3位浮上!涌井好投8勝目[報知]

ロッテは2年ぶりの7連勝で3位に浮上した。

4回、デスパイネが左翼席へ13号2ラン。「(バットの真芯だったため)打った感触がないくらい会心の当たりだったよ」と弾丸ライナーで運んだ。逆転された5回はルーキー・中村の4号ソロで同点に追いつき、7回に角中、清田の適時打でリードを奪った。デスパイネが本塁打を打った試合は、昨年から14連勝。

投げては先発の涌井が好投。4回に3点を失ったが、8回にこの日最速の148キロを計測するなど余力たっぷり。「内野ゴロを打たせて取る意識だった」と、奪三振は4つながら8回6安打3失点。8勝目を挙げた。

チームの7連勝中は全てで先発投手に勝利が付いており、打線も5試合で2ケタ安打を記録。伊東監督も「ベンチも変に浮ついた感じがないし、みんな1球に集中している」と手応えを感じていた。

ページトップ

ロッテ7連勝で3位浮上、5年周期日本一伝説来た〜[ニッカン]

芸術的な決勝打で、ロッテがAクラスに浮上した。3−3の7回2死二塁で角中勝也外野手(28)が左前に勝ち越し打を放ち、日本ハム吉川をKO。外角低めの見逃せばボールとなるスライダーを流し打った。7月24日の楽天戦から2番に入り、打線が機能。そこからチームは7連勝で勝率5割復帰と絶好調だ。ついに西武を抜き、4月16日以来の3位に返り咲いた。

エースの言葉に、角中は奮い立った。3−3の7回2死二塁。打席に向かう前、ベンチ裏で着替えていた時だ。涌井から「期待しているよ」と言われた。「ワクさんも何とか抑えていた。野手が何とかしてあげたかった」。日本ハム吉川に4球で追い込まれたが、ヤマは張らなかった。「シンプルに何も考えず」に、見逃せばボールのスライダーを流し打った。持ち味のバットコントロールで捉えた。「バットが出やすいところに来てくれた」と、三遊間を破り決勝点を奪った。

ヤマは張らなかったが、伏線はあった。3回の第2打席だ。カウント2−2から7球連続ファウル。大半が外角いっぱいの直球か、外に逃げるスライダーだった。13球目で見逃し三振に倒れたが、「結果的にそうなった」と、過程でしのぎ続けたことで吉川の投球のタイミングを体感。決勝の一振りにつなげた。

連勝の裏には、打線が固定されたことが大きい。82試合で計77通りもの打順が組まれたが、この7連勝中は3通りのみ。角中は2番を担う。開幕から主に3番を打ってきたが、つなぎの打順となってからの7試合で4打点7得点。「打順は関係ない。やることをやるだけ」とクールだが、走者がいれば進め、かえす。9回のように先頭で出塁もする。状況に応じた働きに、伊東監督は「カクは色々できる」と評価した。角中は「全員で勝った勝利。投打がかみ合っている。続けていけば、自ずと上に行ける」と、3位浮上を熱っぽく喜んだ。

ページトップ

ロッテ7連勝で3位浮上、伊東監督「1球に集中」[ニッカン]

ロッテが7連勝で勝率を5割に戻し、西武に代わって3位に浮上した。

涌井秀章投手(29)が8回6安打3失点で8勝目を挙げた。2−0の4回に3点を失い一時逆転されたが、追加点は与えず味方の再逆転で白星を手にした。

打線は、11安打で6得点。4回以降、小刻みに加点した。

伊東勤監督(52)は「みんな、1球に集中している。井口も四球でガッツポーズしたり。つながりが出ている。チームとして、良い状態でやれていると思う」と、投打がかみ合った勝利を喜んだ。

ページトップ

ロッテ・デスパイネ「会心の当たり」13号2ラン[ニッカン]

ロッテのアルフレド・デスパイネ外野手(29)が先制の13号2ランを放った。

4回無死二塁で、日本ハム先発吉川のフォークを引っ張り、左翼席へライナーで放り込んだ。「この打席の前に、レフトの最上段の看板に当てると言っていたんだけどね。打った感触がないくらい会心の当たりだったよ」と、ご機嫌だった。

ページトップ

ロッテ中村「詰まり気味、意外と伸びた」4号ソロ[ニッカン]

ロッテ中村奨吾内野手(23)が4号ソロを放った。

2−3の5回2死で、日本ハム吉川の直球を左翼席へ放り込み、同点とした。直前の守りで逆転されていたが、すぐに追いついた。カウント1−0からの2球目を捉え「2打席凡退していたので、ファーストストライクを積極的に打ちにいきました。少し詰まり気味だったけど、意外と伸びてくれました。逆転された直後の回のツーアウトから追いつくことができたのは良かったですね」と話した。

ページトップ

ロッテ、7連勝で3位!デスパイネ弾の“不敗神話”継続[サンスポ]

ロッテは31日、日本ハム12回戦(札幌ドーム)に6−3で勝ち、2年ぶりの7連勝。アルフレド・デスパイネ外野手(29)が四回に13号2ランを放ち“不敗神話”を継続。チームを3位に導いた。

「完璧な当たりだった。この打席に入る前に、ベンチでレフトの最上段の看板に当てると予告したけど、あそこ(中段)までだったね」。

4回無死二塁。吉川の初球、135キロの甘いフォークをフルスイングした打球は左中間席中段に突き刺さった。デスパイネが一発を放てば負けない。昨年9月23日の日本ハム戦(QVCマリン)から始まった連勝を14に伸ばした。

最多で7もあった借金を完済し、勝率は5割に復帰。この日、ソフトバンクに敗れた西武をかわして、4月16日以来のAクラス入りを果たした。

伊東監督は「一振りで点が取れるのは大きい。打線の軸が固まれば打順も組みやすい」と頼れる主砲をたたえた。「このまま打ち続けたい」とデスパイネも自信を深めた。好調な打線の中心に、キューバの至宝がいる。

ページトップ

ロッテ愛!デスパイネ、国際大会中も「気になって順位をチェック」[サンスポ]

ロッテは31日、日本ハム12回戦(札幌ドーム)に6−3で勝ち、2年ぶりの7連勝。アルフレド・デスパイネ外野手(29)が4回に13号2ランを放ち“不敗神話”を継続。

デスパイネは、キューバ代表としてカナダ・トロントで行われたパン・アメリカン国際大会に出場したため、8日からチームを離れて25日に戦列復帰した。同大会では8試合に出場し、打率.177、3本塁打、6打点と本来の力を発揮できず。キューバ代表も3位に沈んだが「大会中はロッテのことが気になって、チームの順位をチェックしていた」とロッテ愛を強調した。

ページトップ

ロッテ・涌井、117球の粘投で8勝目「打線が点を取ってくれる」[サンスポ]

先発した涌井が8回3失点で8勝目(7敗)を挙げ、去年の勝ち星に並んだ。8回に最速148キロを連発するなど117球の粘投。「最少失点に抑えれば、打線が点を取ってくれる」とチーム一丸を強調。7連勝のスタートは涌井から始まり再び勝利のバトンをつないだ。「プレッシャーとの戦いだった」と胸をなで下ろした。

ページトップ

ロッテ・涌井が8勝目「プレッシャーとの戦いだった」[サンスポ]

ロッテの涌井が8回3失点で8勝目を手にした。チームの7連勝は自身が通算100勝目を挙げた24日の楽天戦から始まっており「自分で止められなかった。プレッシャーとの戦いだった」と息をついた。

味方が2点を先制した直後の4回に4安打を浴びて3点を失い「1点で止められた」と悔やんだ。ただ、5〜8回は無安打に抑えて援護を呼び込み「最少失点で抑えていれば、点を取ってくれる雰囲気がある」と野手に対する信頼を口にした。

清田
「1球いい形で見送れたので、自分のタイミングで思い切ってスイングできた。もう1点欲しい場面だったので、大きな点が取れた。」(7回に適時二塁打)

ページトップ

ロッテ・デスパイネ、2ラン放ち自賛「打った感触がないくらい…」[サンスポ]

ロッテのデスパイネが0−0の4回無死二塁で2ランを放った。真ん中に入った初球の変化球を完璧に捉えた。打球は瞬く間に左中間席中段へ達し「打った感触がないくらい、会心の当たりだったよ」と自賛した。

これが今季13号。7月に加入して45試合で12本塁打を記録した昨季を上回った。デスパイネが本塁打を放った試合は、昨年9月23日から14連勝となり「チームが勝つことが大事。これからも打ち続けたいし、勝利に貢献していきたい」と頼もしかった。

ページトップ

デスパいいね、12戦不敗弾!ロッテ2年ぶり7連勝で3位浮上[スポニチ]

4番が一発を打てば、チームは必ず勝つ。不敗神話は生き続けた。0−0の4回無死二塁。ロッテのデスパイネは、日本ハム・吉川の甘く入ったフォークを見逃さず、弾丸ライナーで左中間席中段に叩き込んだ。

「完璧だったね。打った感触がないぐらいの会心の当たりだったよ」。先制の13号2ランは自画自賛の一発だった。

その裏に3点を奪われて逆転されたが、ベンチの全員が勝利を信じていた。主将の鈴木が代弁する。「4番が打つと間違いなくチームが乗る。逆転はされたけど、デスパに一発が出たことで勢いがついていた」。その言葉通り、5回に新人・中村の左越え4号ソロで同点に追いつく。そして7回に角中、清田の連続適時打で勝ち越し、8回には鈴木の中前適時打でダメを押した。デスパイネが本塁打を放った試合は今季12戦全勝、昨季から含めると14連勝だ。チームは2年ぶりの7連勝で勝率5割に戻した。

「勝利の使者」と呼んでもいい。キューバ代表としてパンアメリカン大会(カナダ)に出場するため、7月8日からチームを一時離脱した。それでも25日の楽天戦(コボスタ宮城)で戦列復帰してからは6連勝。「とにかくチームの勝利に貢献することが1番」と話すように、復帰後は2本塁打、6打点と4番としての期待に応えている。

昨季途中からロッテに加入したが、チームへの愛は深い。キューバ代表に参加中も「ずっと試合結果はチェックしていた」という。自らが離れて以降、チームの借金が増え続ける状況に心を痛めていた。だからこそ、大会が終わると休養をとることもなく、チームに再合流した。伊東監督も「打の軸として構えてくれていることが大きい」と全幅の信頼を置く。

10連敗した西武を抜き去り、4月16日以来106日ぶりに3位に浮上。不敗神話を継続させた主砲は「これからもどんどん打って勝利に貢献したいね」と力強く言った。

ページトップ

涌井“余裕”8勝、8回に最速148キロ、5年ぶり2桁勝利見えた[スポニチ]

ロッテのエース涌井が8回6安打3失点で、8勝目を手にした。3点を失った4回以外はほぼ完璧な内容。この日の最速148キロをマークした8回を投げ終えた後「まだまだいけます」と志願するほど余裕があった。

7連勝は通算100勝目を挙げた24日の楽天戦から始まっており「自分で連勝を止められない」。勝ち星が昨季と並び、5年ぶりの2桁勝利が視界に入ってきた。

中村
「少し詰まり気味だったけど意外と伸びてくれた。」(5回に同点4号ソロ)
角中
「涌井さんに『期待しているよ』と言われたので、いい場面で打ててよかった。」(7回2死二塁で決勝左前打)

ページトップ

ロッテ2年ぶり7連勝で3位浮上[デイリー]

ロッテが2年ぶりの7連勝で勝率5割に復帰した。伊東監督は「たまたま連勝しているけど、浮ついた感じもない。1球に集中しているのは間違いない」と勝負どころを逃さなかった選手をたたえた。

エース涌井が2点リードの4回に3点を失った。だが直後の5回にルーキー中村のソロで同点。3−3の7回には角中が勝ち越し打を放った。この打席に入る前、涌井から「期待しているよ」と声を掛けられたという。ボール気味のスライダーを逆方向の左前へ運び「野手で何とかしてあげたいと思っていた」と汗を拭った。

この日敗れた西武をかわし、3位浮上。角中は「強いチームは色々と投打がかみ合っている。こういうのを続けていけば、自ずと上の順位に行けると思う」と今後の戦いに自信を見せた。

ページトップ