わたしはかもめ2015年鴎の便り(8月)

便

8月8日

千葉ロッテ7−2福岡ソフトバンク(QVCマリン)

ロッテが4連勝で5カード連続の勝ち越し。今季最多の貯金3とした。唐川は8回2失点で5勝目。1回に中村の先頭打者本塁打で先制し、3回は打者9人の攻撃で5点を奪った。ソフトバンクは武田が序盤で崩れ6月13日以来の連敗。

123456789R
福岡ソフトバンク0001000102
千葉ロッテ10500010x7

◇中村の先頭打者弾で勢い

伊東監督がたたえた。「一振りで先制できたことが大きかった」。1回。千葉ロッテのルーキー中村が自身2度目の先頭打者本塁打を見舞った。

大きく割れるカーブが武器の武田との対戦。「打てるかなと思って…」と、自らの感覚を信じて直球に狙いを絞っていた。いきなり初球にそれが来た。内寄りの142キロにバットをぶつけると「完璧でした」。打球は左翼席に飛び込んだ。

前夜は終盤にデスパイネの一発で逆転勝利。「(今日の)1打席目はいつもと違った。チームの勢いがあったのかな」と中村。これでロッテは3試合連続で1回に得点。1番の中村は過去2試合も安打を放ってホームを踏んでおり、チームを活気づけている。

3回にはデスパイネの2点二塁打をきっかけに大量5得点をもぎ取った。「真ん中(4番)が打ってくれている」と監督の声が弾む。スライダーが高く浮いたり、逆球も目立つなど本来とは程遠い出来だった武田をしっかりと打ち砕いた。

今江が離脱中で、この日は清田と腰痛のクルーズも欠場。「何人か主力を欠いているが、全員で戦う姿勢が出ている」と伊東監督。投手も打線も仕事をきっちりこなしている。「コツコツ勝っていくだけ」と口にしつつ「首位から2つ取れたのは大きい。期待が持てる試合内容だった」と続けた言葉に力がこもった。

◇唐川、粘って5勝目

千葉ロッテの先発唐川は今季最長の8回を投げて2失点。走者を出してからしぶとくピンチをしのいで、5勝目を挙げた。「(味方が)点を取ってくれて、その流れに乗っていけた。カーブでカウントを取れていたので、助けられた」と振り返った。

許した安打は9本。先頭打者に5度も安打を許した。ただ、4番内川と5番李大浩は4度走者を背負った場面で対戦したが、完璧に抑えて火を付けさせなかった。

前回登板の1日、日本ハム戦では7連勝中のチームに土を付けてしまった。他の先発陣が奮闘している中で、結果を残さないといけなかった。「危機感を持ってやっている。今日みたいに粘って投げていきたい」と前を見据えた。

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ロッテ田村はデス安打、ヒット放てば12連勝[ニッカン]

ロッテのもう1つのデスノートが、ソフトバンクを2ヶ月ぶりの連敗に追い込んだ。3回2死一、二塁。田村龍弘捕手(21)は、1ボールからの2球目にヤマを張った。武田の144キロを左中間フェンスに直撃させた。2人の走者をかえす適時二塁打。「イチ、ニイのサンで振った」という打撃が勝利を決定付けた。

7日はデスパイネが本塁打を打つと15連勝という「デスノート」伝説で勝ったが、田村にも同様の伝説がある。6月12日の巨人戦以来、安打を放った試合は12連勝。この日の試合も神通力は落ちていなかった。

単なる都市伝説ではない。守備面での成長が連勝神話につながっている。「大胆にいくところと引くところを考えながらやっている」と田村。この日も1回無死一、二塁のピンチを招いたが、カーブをカウント球にスライダーを引っかけさせる組み立てでしのぎ、唐川の持ち味を引き出していった。3回の本多の二盗阻止は、伊東監督から「あれが大きかった。あの盗塁を刺して流れが来た」と褒められた。守備面での安定と勝負強い打撃が、チームの勝率を上げている。

昨季限りで引退した里崎氏がつけていた背番号22を狙っている。真の後継者となるべく、活躍し球団にお願いするつもりでいる。その前に里崎氏に「つけてもいいですか」と聞くと「せめて2割打ってからにしてくれ」と言われた。この日、4打数無安打だったら1割台突入だったが、貴重な適時打で持ちこたえた。

ソフトバンク相手に2連勝を決め「上位のチームに勝つのは難しい。でも2位も見えてきたし、もう1つ勝ちたい。勝てば勢いに乗れる」と、3連勝に向けて気持ちを高ぶらせた。今日も、田村の安打が、ソフトバンクに黒星を付ける。信じるか信じないかは、貴方次第だ。

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都市伝説!?ロッテ田村は“デス安打”で12連勝中[ニッカン]

ロッテのもう1つのデスノートが、ソフトバンクを2ヶ月ぶりの連敗に追い込んだ。

3回2死一、二塁。田村龍弘捕手(21)は、1ボールからの2球目にヤマを張った。武田の144キロを左中間フェンスに直撃させた。2人の走者を返す適時二塁打。「イチ、ニイのサンで振った」という打撃が勝利を決定付けた。

7日はデスパイネが本塁打を打つと15連勝という「デスノート」伝説で勝ったが、田村にも同様の伝説がある。6月12日の巨人戦以来、安打を放った試合は12連勝。この日の試合も神通力は落ちていなかった。

ソフトバンク相手に2連勝を決め「上位のチームに勝つのは難しい。でも2位も見えてきたし、もう1つ勝ちたい。勝てば勢いに乗れる」と、3連勝に向けて気持ちを高ぶらせた。今日も、田村の安打が、ソフトバンクに黒星を付ける。

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ロッテ唐川5勝目も自虐ネタ「僕だけやばいなって」[ニッカン]

ロッテが4連勝を飾った。

唐川侑己投手(26)が8回2失点の好投でチームを勝利に導いた。

1回には無死一、二塁のピンチを招いたが、クリーンアップを打ち取り切り抜けた。今季5勝目で、お立ち台に立つと「いつも通りどうなることかと思ったけど、何とか初回を切り抜けて投げることができました。みんな先発陣がいいピッチングしている中で、僕だけやばいなって思っていた。何とか首の皮1枚つながった感じです」と自虐ネタで笑わせた。

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ロッテ大松2戦連続適時打「気持ちだよ。気持ち」[ニッカン]

ロッテ大松尚逸内野手(33)が3回、2試合連続となる適時打を放った。二遊間をしぶとく抜く安打で、三塁走者のデスパイネを本塁へ迎え入れた。「気持ちだよ。気持ち。気持ちでヒットになってくれました」と繰り返した。

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ロッテ中村が先頭打者初球アーチ「直球狙っていた」[ニッカン]

ロッテ中村奨吾内野手(23)が1回、先頭打者本塁打を放った。ソフトバンク武田の初球、真ん中低めの直球を左翼席へ運んだ。「ストレートを狙っていたので、初球から思い切って打ちました。いいゲームの入り方ができたと思います」と話した。

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ロッテ・デスパイネ2点打もスタンド届かず…悔しい[ニッカン]

ロッテ・アルフレド・デスパイネ外野手(29)が3回無死一、三塁、中越え2点適時二塁打を放った。「スタンドに届かなかったのは悔しいけど、いい場面でランナーを返すことができて良かった」と、連日の適時打を喜んだ。

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ロッテ田村勝負強い、チャンスに2点適時二塁打[ニッカン]

ロッテ田村龍弘捕手(21)が3回2死一、二塁のチャンスに2点適時二塁打を放った。「ストレート狙いのイチ、ニイのサンでいったら、ちょうどバットに当たるところに来てくれました」と勝負強さをみせた。

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ロッテ・中村、今季2本目の初回先頭弾「思い切って打った」[サンスポ]

ロッテは8日、ソフトバンク16回戦(QVCマリン)に7−2で勝ち、4連勝で貯金3とした。ドラフト1位・中村奨吾内野手(23)=早大=が今季2本目の初回先頭打者本塁打を放ち、チームを勢いに乗せた。

武田の初球を振り抜き、左越え5号ソロ。「ストレートを狙っていた。初球から思い切って打った」。新人の初回初球先頭打者本塁打は1999年の福留(中日、現阪神)、新人のシーズン2本の初回先頭弾は96年の大友(西武)以来。球団ではどちらも86年の古川に次ぐ3人目だ。

7日に顔面に投球を受けた清田と不調のクルーズ、中軸2人を欠きながら、首位のソフトバンクを相手に2連勝。リードオフマンは「明日も勢いをつけられるように頑張ります」と意欲的だった。

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ロッテ・唐川、今季最長の8回2失点も「崖っぷち」[サンスポ]

ロッテ・唐川が今季最長の8回を2失点にまとめ、5勝目を手にした。9安打を許したものの「カウントが不利になってもやばいなとは思わなかったし、カーブとかカウントを取れる球があった」と冷静にアウトを重ねていった。

勝ち星は昨季の4勝を上回ったが「僕自身に期待している半分も出ていない」と満足にはほど遠い。「崖っぷち。何とか頑張ります」と口にした。

大松
「気持ちだよ、気持ち。気持ちでヒットになってくれた。」(3回にバットを折られながら中前適時打)
田村
「ストレート狙いでいったら、ちょうどバットが当たるところに来てくれた。」(3回に2点二塁打)

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ロッテ・清田がベンチ外れる…伊東監督「大事を取った」[サンスポ]

ロッテの清田がベンチ入りメンバーを外れた。7日のソフトバンク戦で顔面に投球を受け、途中交代していた。伊東監督は「大事を取ってベンチにも入れない。思ったより軽傷で済んだから2、3日様子を見れば大丈夫だと思う」と説明した。

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ロッテ最近14戦12勝!伊東監督分析「攻めのリード」で投手陣好調[スポニチ]

ロッテ先発・唐川の言葉がチームの好循環を物語る。今季最長の8回を投げ、9安打されながらも2失点。今季5勝目にも笑顔は控えめだった。

「みんな先発陣がいい投球をしていた。俺だけヤバイかなという感じだった。何とか首の皮1枚つながった」。

5回まで毎回走者を背負った。だが、走者を出しても「カウントが取れている球もあったので、焦ることもなかった」と言う。「崖っ縁」という言葉とは裏腹に冷静に126球を投げきった。

7月24日の楽天戦(コボスタ宮城)から12勝2敗。その間、チーム防御率は2.06だ。だが、伊東監督の見方は捕手出身ならではだ。「(投手の)球自体は変わっていないと思う」とした上でバッテリーの配球面に言及した。「これまでは、安全にと考えて投手が投げにくくなっていたが、最近は攻めている」。14試合連続で先発マスクをかぶる3年目捕手・田村の変化も投手陣を支える。

唐川は試合前まで防御率6.49と結果が出ていなかったが、5回2死一、二塁では李大浩(イ・デホ)に対し、内角高めを要求して遊飛。6回先頭の松田にも、5球中3球が高めの直球で空振り三振に斬った。「自分が打者目線で考えるようになった。内角をしっかり突かれると嫌だし、外角が遠く見えるようになるので。高めもそう」。そして野手にも感謝する。最近14戦で先制した試合は9試合。「今まではリードを許し、配球を広げられない状況もあったが今は違う」と相乗効果を口にした。

4連勝で、2年ぶりの貯金3。指揮官は「3つぐらいで最多と言ってもね。でも、今後に期待を持てるような試合内容だった」。清田、クルーズが欠場した試合でも首位独走のソフトバンクに連勝した。勢いだけではない強さがある。

唐川と甲子園(成田=06春07春)
2年春は背番号1で出場し2回戦敗退。小松島との1回戦では10奪三振、5安打で完封しセンバツ初勝利に貢献した。3年春は広陵との1回戦で野村と壮絶な投手戦。延長12回の末に1―2で敗れた。

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ロッテ中村、初球を先頭打者弾、顔面死球の清田の分まで[スポニチ]

ロッテ・中村が初回、初球の直球を狙い打ちし左越え5号ソロ。プロ1号となった4月30日の西武戦(QVCマリン)以来となる先頭打者アーチとなった。

前日の同戦で顔面に死球を受けた影響で欠場した清田のいたずらで、数試合前から登場曲を球界初の売り子アイドル「マリーンズ・カンパイガールズ」の「カンパイ娘」に変更していた。それだけに「清田さんの分までという意識はあった。完璧でした」と笑顔で話していた。

デスパイネ
「スタンドに届かなかったのは悔しいけど、いい場面で走者を還すことができた。」(3回に中堅フェンス直撃の2点適時二塁打)

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ロッテ「QVCマリンおもてなしプロジェクト」7月度表彰[スポニチ]

ロッテは8日、QVCマリンスタジアムで7月度の「QVCマリンおもてなしプロジェクト月間表彰」を行った。球団では今季から球場でのサービス向上を目標に掲げ、警備員や飲食ブースの従業員などの接客指導を強化。球場での接客をプロジェクトチームが調査し、毎月ベストクルーを表彰している。今回は警備員1人、案内クルー2人ら計9人が表彰された。

表彰式には西野選手がプレゼンターとして出席。「今日、このような場に立たせていただいて、改めて僕達は色々な人に支えられて野球をやれているのだなと感じました。暑い時期が続きますが、一緒に熱く燃えて行きましょう!」と話した。

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ロッテ連日タカ狩り4連勝!中村先頭弾[デイリー]

勢いは止まらない。好調ロッテが連日のタカ退治だ。初回に景気付けたのは1番・中村。武田の投じた真ん中付近の速球をジャストミート。打球は左翼席への先頭打者初球アーチとなった。

「完璧でした」。ドラフト1位ルーキーは、プロ初本塁打も先頭打者本塁打だった。派手な一発が口火となり、三回には打者9人の猛攻で一挙5点。さらに7回に鈴木の右前適時打で突き放し、前日の顔面死球で休養したチームの首位打者・清田不在の懸念を吹き飛ばした。

4連勝で今季最多の貯金3。5カード連続勝ち越しを決めたが、鈴木は「(CSで)勝ち上がれば必ず当たる相手だから」と、首位ソフトバンク相手の同一カード3連勝を見据えた。伊東監督は「つないで全員で戦うことができている」と、一丸の勝利に目を細めた。

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顔面死球の清田はベンチ外「折れてなくてよかった」[報知]

ロッテの清田育宏外野手(29)が8日、ソフトバンク戦(QVC)のベンチメンバーから外れた。7日のソフトバンク戦(同)で顔面に死球を受け、骨には異常がなかったものの上唇の内側を4針縫合していた。全体練習には参加せず、屋内練習場でキャッチボール、ティー打撃などで状態を確認。腫れている口元をマスクでカバーしながらも「折れてなくてよかった。振動が響くけど大丈夫です」と気丈に話した。

伊東監督は「大事を取ってベンチにも入れません。思ったよりも軽症。2、3日様子をみたら大丈夫だと思います。1番調子のいいバッターが抜けるのは痛いけど、みんなでカバーしてやって欲しい」と話していた。

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憧れの先輩左腕と投げ合い!植松、次は勝つ![千葉日報]

尊敬する先輩左腕との対決を楽しみにしていた。8日のイースタンリーグ・ヤクルト戦(袖ヶ浦)で昨年までマリーンズに在籍し、ヤクルトにFA移籍した成瀬善久投手が先発登板。一方で、マリーンズは同じ左腕で色々とアドバイスを受けていた植松優友投手が先発。注目の投げ合いとなった。

残念ながら先輩の貫録の前に完敗となってしまったが、試合後、植松は「成瀬さんと投げ合う事は、意識しました。同じ左投手として尊敬をしているし、偉大な投手。結果は悔しいが、色々な事を収穫できた。自分としては、まだまだ課題は沢山あるが、少しずつでもレベルは上がっていると実感している。次は絶対に自分の納得できる投球をしたい」と前向いた。

植松はこの試合は5回を投げ、打者28人、108球、被安打9、6奪三振、5四球、4失点(自責は3)。MAXは137キロを計測。この投げ合いを刺激に、次回登板では結果を示したい。

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7月度QVCマリンおもてなしプロジェクト月間表彰を実施![千葉日報]

千葉ロッテマリーンズは8月8日の試合前に7月度QVCマリンおもてなしプロジェクト月間表彰を行い、山室社長から該当者に表彰状を渡した。該当クルーには表彰状と観戦チケット、西野選手のサイン色紙がプレゼントされた。

千葉ロッテマリーンズでは、今シーズンより「おもてなしプロジェクトチーム」を発足。球場内の案内スタッフから警備員、飲食業者、球団職員まで幅広く、接客に関する指導を再徹底し、職員が開場時にお出迎えのハイタッチを行うなどおもてなしの意識改革に取り組んできた。また、日々、巡回を行っている「おもてなしプロジェクトチーム」が調査を行い、お客様のインフォメーションセンターに届く声などを反映しながら毎月のベストクルーを決め、表彰をしている。

今回、選ばれたクルーは警備員1名、案内クルー2名、インターン1名、ストアクルー1名、ファンクラブ会員1名、飲食クルー1名、ストアクルー1名、チア1名だった。

表彰式で山室社長は「お客様のかゆいところに手が届くようなサービスを提供して頂いたと聞いています。引き続き、このおもてなしの活動を広げて行き、来場者の方々を少しでも幸せな気持ちにしていただけるように努力したいと思います」とメッセージを送った。また、表彰式に初めて出席しプレゼンターを務めた西野勇士投手は「今日、このような場に立たせていただいて、改めて僕達は色々な人に支えられて野球をやれているのだなと感じました。暑い時期が続きますが、一緒に熱く燃えて行きましょう!」とクルーとエール交換をした。

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