わたしはかもめ2015年鴎の便り(8月)

便

8月18日

千葉ロッテ0−6北海道日本ハム(QVCマリン)

日本ハムは大谷が自己最多の12勝目を今季3度目の完封で飾った。球威と制球が良く6安打で12三振を奪った。打線は3回に西川の中前打で1点、5回に中田の適時打や近藤の2点二塁打などで5点を追加。ロッテは貯金がなくなった。

123456789R
北海道日本ハム0010500006
千葉ロッテ0000000000

◇デウン5回途中KO

千葉ロッテ先発のイ・デウンは5回途中6失点で降板。自責点は1で、5回は守備の乱れが重なった不運もあったが、2桁となる10勝目は5日のオリックス戦に続いてお預けだった。

3回に献上した先制点は先頭の8番市川に四球を与えると、暴投で二進を許し西川に適時打を浴びた。「四球を出す投手だが、出している打者をもっと考えて欲しい。下位だったり、足のある打者だったり」と落合投手コーチは指摘した。

テンポの悪さも目立ち、4回2/3を投げて111球を費やした。背番号38は「守りのリズムを崩してしまい、野手に悪いことをしてしまった」と落胆した。

◇リズムつくれず12三振

リーグトップの勝ち星を挙げている大谷に6月の対戦では3安打に抑えられて、完封負け。伊東監督は「追い込まれる前に打ちたい」、堀打撃コーチは「真っ直ぐをどれだけ打ち返せるか」と攻略の糸口を探っていたが、千葉ロッテ打線はまたもゼロを並べられた。

確かに実践した。速球を早いカウントから積極的に打ちにいった。しかし、積み上がったのは三振の山。最速159キロの直球に、追い込んでからはフォークボール。12三振を喫し、三塁を踏めたのも1度だけだった。

「こっちも我慢しとかなきゃ」と伊東監督。難敵相手だからこそ、試合後に矛先を向けたのは投球リズムが悪く試合をつくれなかった先発イ・デウン。「チャンスは当然ないと思っていたが、半分自滅みたいに点を挙げた」。

5回1死一塁からイ・デウンは陽岱鋼に遊ゴロを打たせたが、二塁封殺を狙った鈴木のトスより一走西川の足が速く野選に。さらに、続く中島卓の三ゴロでは中村がトンネル。重い2点目をミスで与えてしまったが、監督は「野手をかばう訳じゃないが、攻撃や守りのリズムをつくっていけない」と言った。

2位日本ハムとの3連戦の後には、4位西武戦。シーズンも正念場。クライマックスシリーズ進出へ、大事な戦いが待っている。切り替えて、連敗は避けたい。

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ロッテ5割逆戻り、先発イ・デウン乱調[デイリー]

ロッテはイ・デウンの大乱調で勝率5割に逆戻り。3回は先頭に四球を与え、暴投で無死二塁とし、適時打で先制点を献上。5回は味方の適時失策後3連続適時打など、投球のリズムをつくれなかった。伊東監督は「ストライクが入らないと、守りも攻撃もリズムがつくれない。見ていてフラストレーションがたまる」と声を落とした。

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イ・デウン、5回途中6失点KO「野手に悪いことした」[報知]

今季10勝目を狙ったロッテの先発、イ・デウン投手(26)は、日本ハム戦(QVC)で7安打6失点と崩れ5回途中KO。5回には一挙5点を失った。

右腕は7三振を奪いながら、4回2/3で111球を要した投球を反省。「投球パターンが悪くて、球数が多くなり守りのリズムを崩してしまい、野手に悪いことをしてしまった」と話した。

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清田、オリジナルTシャツで地元愛アピール[報知]

ロッテは18日、清田育宏外野手(29)のオリジナルTシャツを発売すると発表した。この日から始まる日本ハム3連戦(QVC)に合わせて作製されたもので、千葉県鎌ケ谷市出身にちなみ、胸に清田のシルエットと「made in CHIBA」の文字がプリントされている。

色は黒、白の2色で、価格は3200円(税込み)。サイズはM、L、フリーを用意。清田は「自分も地元出身の選手として千葉への誇りを胸にプレーをしています」と、地元愛をアピールしていた。

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ロッテ、大谷に2連続完封許す、伊東監督「打てるような感じはあったけど…」[サンスポ]

ロッテは大谷と今季2度対戦し、2度とも完封を喫した。伊東監督は6月24日の前回と比べ「打てるような感じは(前よりは)あったけど、丁寧に投げていた」とカーブを織り交ぜ、緩急を生かした相手を褒めた。

試合前から点は多く取れないと覚悟していた。それだけに伊東監督は、イ・デウンが3回に先制を許し、5回には5点を失ったことを「あれだけストライクが入らないと、リズムをつくっていけない」と嘆いた。

イ・デウン
「投球パターンが悪くて、球数が多くなり、守りのリズムを崩してしまった。」(5回途中6失点)
落合投手コーチ
「追い込んだら三振ばかり狙いにいって力んでいるし、球数も増える。」(イ・デウンに)

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ロッテのイ・デウン、6失点KO「野手に悪いことをした」[サンスポ]

先発したイ・デウンが、5回途中7安打6失点(自責点1)で3敗目を喫した。5回は内野手の野選、失策も絡んで大量5失点。「球数が多かった。守りのリズムを崩してしまい、野手に悪いことをした」と反省の言葉を繰り返した。打線も6安打で今季、大谷に2度目の零封負け。勝率は5割に戻った。

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ロッテが「ALL FOR CHIBA」を開催!オリジナルTシャツも[サンスポ]

ロッテは、18日からの日本ハム3連戦(QVCマリン)で本拠地を置く千葉の誇りを胸にCHIBAユニホームを着用する「ALL FOR CHIBA」を実施する。

シリーズの企画の1つとして、千葉・鎌ケ谷市出身の清田育宏外野手(29)のオリジナルTシャツ「made in CHIBA Tシャツ」を発売する。色は黒、白の2色。税込み3200円。清田は、「自分も地元出身の選手として千葉への誇りを胸にプレーをしています。ぜひ、このTシャツを着ていただき、一緒にALL for CHIBAイベントデーを盛り上がっていきましょう」と呼びかけた。また、同3連戦では5回終了後に花火が打ち上がるほか、来場した中学生以下の子供にオリジナルTシャツをプレゼントする。

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ロッテ鈴木、大谷手ごわい「投げミスが本当に少ない」[スポニチ]

またしても大谷を攻略できなかった。ロッテは6安打を放つも連打はなし。今季は2戦2敗で、6月24日(旭川)に続いて完封を許した。

伊東監督は「丁寧に投げていた印象。そんなにチャンスはないと思ってはいたんだけどね…」と完敗を認めた。奪われた12三振のうち8個はフォークが決め球。26歳の誕生日だった鈴木は9回に中前打を放って意地を見せたが「投げミスが本当に少ないので、追い込まれる前に何とかしないといけなかった」と悔しそうだった。

イ・デウン
「ゲームをつくれず、申し訳ない。」(4回2/3を自責1ながら6失点。韓国投手初の10勝はお預け)

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ロッテ「ALL FOR CHIBA」開催で清田Tシャツ販売[スポニチ]

ロッテは18日からの3連戦でCHIBAユニホームを着用する「ALL FOR CHIBA」を実施。その一環として、清田選手のオリジナルTシャツを販売する。

同Tシャツは胸に清田のシルエットと「made in CHIBA」の文字がプリントされており、色は黒、白の2色。税込み3200円。

清田は「自分も地元出身の選手として千葉への誇りを胸にプレーをしています。ぜひ、このTシャツを着ていただき、一緒にALL FOR CHIBAイベントデーを盛り上がっていきましょう」とコメントした。

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ロッテ内、親戚オコエにエール「将来はプロの世界で一緒に」[スポニチ]

ロッテの内が、親戚関係にある関東第一のオコエにエールを送った。

内の母方の親戚で、東東京大会の決勝も神宮球場に駆けつけており「小さい頃から知っている。甲子園は毎試合、テレビとかでチェックしています」。プロ野球選手として注目しているのが足と守備力。「見ての通り俊足。投手目線で見ても厄介な選手」と分析した。オコエが高校入学後は顔を合わせていないそうだが「ぜひ優勝して欲しい。将来はプロの世界で一緒にやりたい」と激励した。

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伊東監督、イ・デウンに嘆き節「1点でも重かった」[ニッカン]

ロッテは打線が日本ハム大谷に6安打で完封負け。貯金がなくなった。

伊東勤監督(52)の嘆きは、打線よりも先発のイ・デウン投手(26)に向いた。「先に点を取られたらきつい。1点でも重かったけど、その後の大量失点」。3回に四球と自らの暴投が絡み1点を失った。5回は、味方の守備の乱れもあったが、3者連続適時打などで5失点。5回持たずに降板した。

イ・デウンは「野手に申し訳ないことをしてしまった」と話した。

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ロッテ・サブロー2度目のFA権「今はシーズンに」[ニッカン]

ロッテのサブロー外野手(39)が18日、2度目のフリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。トレードで移籍した巨人から、2011年シーズン後にFA権を行使し、古巣のロッテに復帰した。サブローは「今はシーズンに集中しています」と話した。

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ロッテ、千葉出身の清田オリジナルTシャツ発売[ニッカン]

ロッテは18日、清田育宏外野手(29)のオリジナルTシャツ「madeinCHIBATシャツ」を発売することを発表した。

胸に清田のシルエットと「madeinCHIBA」のプリントが入っている。色は黒、白の2色。税込み3200円。サイズはM、L、フリー。

この日からの日本ハム3連戦(QVCマリン)が行われる。千葉への誇りを胸にCHIBAユニホームを着用して試合を行う「ALL FOR CHIBA」シリーズあることの一環として、作成、販売される。

清田は「自分も地元出身の選手として千葉への誇りを胸にプレーをしています。ぜひ、このTシャツを着ていただき、一緒にALLforCHIBAイベントデーを盛り上げていきましょう」と呼び掛けた。

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ロッテ高浜が今季初昇格「最後までいられるように」[ニッカン]

ロッテ高浜卓也内野手(26)が18日、今季初昇格を果たした。

この日の試合前練習を終えて、どういうプレーを見せたいか問われると「そういうものはありません。とにかく、頑張るだけ。(シーズンは)あとちょっとなので、最後までいられるようにしたい」と気合が入った顔で答えた。

伊東勤監督(52)は「枠が1つ空いていた。左(打者)が手薄なので」と話した。

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[千葉魂]西野クローザーとして生きる、先輩、仲間と喜び分かち合う[千葉日報]

心と心が通じ合っていた。7月24日、杜の都、仙台での楽天戦。最後の打者を見逃し三振に仕留めた。魂のこもったウイニングボールを手に取ると、受け取るべき主に返した。西野勇士投手はホッとした表情を見せた。先発投手にウイニングボールを渡す瞬間。それがストッパーにとって最良の時だ。ましてや涌井秀章投手のプロ通算100勝が、かかったゲーム。8回途中で右足がつり、無念の降板となったエースはブルペンに足を運び、「ゴメン。後は任せた。頼む」と西野に頭を下げた。意気に感じない訳がなかった。エースの魂と共にマウンドに上がった。

「あの時は『任せたよ』と言われて、やらないといけないと強く気持ちが高ぶりました。気が引き締まる思いでマウンドに上がりました。ああいう風に言ってくれるのは、嬉しかったし、その期待に応えられてよかった」。

涌井がブルペンで出番を待つ西野に声を掛けたのはこれが初めてではない。3月28日のホークスとの開幕戦(ヤフオクD)では、フラフラになりながら、後は託すようにブルペンに現れた。その他の試合でも要所要所でブルペンに姿を現し、最後のマウンドに向かう若き守護神に声を掛け、後押しするシーンがあった。

「いつも気にかけてもらっている感じがします。涌井さんも西武時代にクローザーをやっていたこともあるので、気持ちを分かってくれている。よく試合後に『今日はどうだった?』とか優しく声を掛けていただいている」。

ストッパー2年目。24歳の若きクローザーにとって、実績十分のエースのアドバイスは大きい。そんなに口数の多いタイプではない涌井だが、タイミングを見て声を掛ける。後輩の気持ちを最優先に考えながら、静かに話し掛けてくる。それがまた絶妙だ。

ある日の試合後のロッカールーム。涌井がニヤリと笑いながら近づいてきた。「しっかり3人で抑えないとダメだぞ」などとちょっと皮肉を言った後、真顔になる。「ちょっとフォームが崩れていたね。だから、ああなってしまったのかもね」。その一言が西野をハッとさせる。貴重なアドバイスの数々に、いつも助けられている。

「自分はまだ抑えの実績は2年目で調整法から気持ちの入れ方まで我流のところがある。そんな中で色々な人のアドバイスは本当に助かる。選択肢が増えるし、修正がしやすくなった。涌井さんはいつもボソッとアドバイスをしてくれる。いつも、ちょっとした雑談から入って、その後、本題に入る。その流れがとても自然で、構えないで聞くことができる。気を使っていただいているのを感じるから、ありがたい」。

ストッパーはチームの勝利の全てを背負ってマウンドに上がる。先発の思い。ファンの思い。首脳陣の期待。彼の1つのミスが勝敗を分ける。運命を変える。その緊迫感、プレッシャーはその場面でマウンドに上がったことのある人間にしか分からない。その負担を、身をもって知る涌井は、だから誰よりも気に留める。機会を見ては声を掛けるようにしている。その配慮は優しさに包まれている。

西野はいつも表情1つ変えず、マウンドに上がり、最後を締めても派手なガッツポーズをとることはしない。涼しげに勝利のハイタッチを繰り返し、ウイニングボールを勝ち投手に渡す。表情が緩まるのはその時ぐらい。その姿がまたどこか涌井と似ている。

「確かに派手なガッツポーズはしたことがないですね。言われてみれば、昨年の日米野球でノーヒットノーランリレーをした時もしなかった。これから先、ありますかね?派手なガッツポーズをすること。それは自分には分からないです」。

ペナントレースは佳境に突入した。肉体的な疲労は日に日に増す。精神的負担で心をすり減らす日々は続く。その中で日本一になるために今日もブルペンに向う。エース涌井が引っ張るマリーンズ投手陣にあって、その最後のマウンドを締める。これから先、誰も見たことがないような全身全霊のガッツポーズが自然と飛び出す瞬間が来ることを信じている。自身すら、想像していないような歓喜の時。いつも励まし、一緒に戦う先輩たち、仲間達全員と喜びを分かち合うためなら、疲れなど感じない。
(千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章)

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