西武がロッテと入れ替わり3位に浮上。高橋光が6安打で三塁を踏ませず、プロ初完封で3勝目を挙げた。1回に脇谷の適時打で1点を先取。3回に秋山が3ランを放ち、4回にも3点を追加。ロッテは大嶺祐が4回7失点と崩れた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
埼玉西武 | 1 | 0 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | x | 7 |
ロッテは完封負けを喫し、1日で4位に後退した。
西武高橋光に6安打に抑えられた。伊東勤監督(52)は「点が取れなかったから、向こうが良かったということ。意地を見せて欲しかった。昨日勝って、今日は大事な試合。序盤にミスを含めて試合が決まった形。もう1回、立て直すしかない」と、守りの乱れで失点が重なったことを悔やんでいた。
ロッテ内竜也投手(30)が今季初登板を果たした。
昨秋に右足首と右肘を手術。長期のリハビリを経て、この日、出場選手登録された。0−7の8回に4番手で登板。先頭中村に左前打。1死後、メヒアにも左前打を許した。だが、後続は抑え、失点はしなかった。
久しぶりの登板を終え、「緊張して力んでしまいました。まだまだですね。これから上げていきたい」と話した。
ロッテが再び4位に転落した。先発した大嶺祐は、3回に自らの野選も絡んで失点するなどリズムをつかめずに4回7安打7失点で6敗目(6勝)。
右腕は「ミスした後をしっかりカバーできなかった。大事な試合で申し訳ない」とうな垂れた。打線も西武・高橋光の前に6安打と元気なく、今季12度目の零敗を喫した。前日に4連敗を止めたばかりの敗戦に伊東監督は「今日の試合は大事だったんですけどね。ミスも含めて立て直します」と悔しさをにじませた。
ロッテは3位を争う西武との3連戦に1勝2敗と負け越し、再び4位に後退した。伊東監督は「今日がすごく大事だったけど、序盤にミスを含めて決まってしまった。立て直すしかないけど、脆い」と嘆いた。
先発の大嶺祐は今季最多の7点を失い、4回限りで降板。後半戦は安定感を見せていたが、この日で防御率3点台となり「大事な試合で本当に申し訳ない。今日のミスを反省して、しっかり修正したい」と唇をかんだ。
ロッテがAクラス攻防第3ラウンドに完敗。1日で再び4位に転落した。大嶺祐が4回を7失点と大炎上。先発が早々に崩れると打線も振るわず、西武の高卒新人・高橋光の前に三塁も踏めなかった。伊東監督は「何とか意地を見せて欲しかった。もう1回、立て直すしかない」と厳しい表情。25日から首位ソフトバンクと2連戦。正念場は続く。
ロッテは今季12度目の完封負けで、再び4位に転落した。
打線が西武先発の新人・高橋光成に苦戦。三者凡退は2度だけだったが、三塁を踏めずにプロ初完封を許した。伊東監督は「(高橋光は)テンポがよくて、どんどんストライクを取ってきた。ボールが微妙に動いていて、軌道を最後までつかめなかった」とうな垂れた。
守備でも細かいミスが頻発した。「序盤のミスを含めて(試合が)決まった。立て直すしかないが、脆いですね」と話した。