わたしはかもめ2015年鴎の便り(8月)

便

8月25日

福岡ソフトバンク7−4千葉ロッテ(ヤフオクドーム)

ソフトバンクが4連勝。3−4と逆転を許した直後の6回2死満塁で上林がプロ初本塁打を右翼席に運び、再び試合をひっくり返した。寺原は8勝目。ロッテのイ・デウンは2度のリードを守り切れず、来日後最多7失点で4敗目。

123456789R
千葉ロッテ1000030004
福岡ソフトバンク01020400x7

◇四球で崩れたイ・デウン

千葉ロッテは1−3の6回にクルーズの3ランで逆転したが、直後にイ・デウンが崩れた。2死無走者から3連続四球で塁を埋め、上林にプロ初本塁打を浴びる独り相撲。味方の援護をふいにし「変化球を多く投げすぎた。それを制球できなかった」とうな垂れた。

4回にも四球が絡んで2失点。計6四球と荒れ、来日後自己ワーストの7失点だった。10勝目を目前に足踏みが続く右腕に対し、伊東監督は「四球ではどうしようもない。上のチームに隙を見せたらやられる」と嘆いた。

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イ・デウン、またも韓国出身投手初の2ケタ勝利逃す[ニッカン]

ロッテの先発イ・デウン投手(26)が、またも10勝目を逃した。

同点の4回に四球から満塁のピンチを招いて2失点。味方が逆転してくれた直後の6回には、2死から3連続四球を与えて決勝の満塁弾を浴びた。6回7失点で、韓国出身投手として初の2ケタ勝利に王手をかけてから3試合連続勝ちなし。「見ての通りコントロールは良くなかった。6回は2死で変化球を多く投げすぎた」と振り返った。

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ロッテ・クルーズ3ラン「本当に興奮しているよ」[ニッカン]

ロッテのルイス・クルーズ内野手(31)が一時逆転の16号3ランを放った。

2点を追う6回2死一、三塁で左翼のホームランテラスへ。「打ったのはカットかスライダー。バットの先だったけど何とかスタンドインしてくれたね。昨年までだったらレフトフライだったと思うけど、フェンスが前になってくれたおかげだね(笑)。本当に興奮しているよ」とコメントした。

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ロッテ・デスパイネが先制中前打[ニッカン]

ロッテのアルフレド・デスパイネ外野手(29)が先制打を放った。1回2死二塁から143キロを中前に運んだ。

「打ったのはカットかスライダーかな。あまり変化せずにきたので、うまく対応することができたね。初回から先制できたのは良かったよ。前回はやられているから、今日は何とかしないとね」とコメントした。

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カンパイガールズ写真集発売あと3試合で2602杯[ニッカン]

ロッテは25日、球界初の売り子アイドルグループ「マリーンズ・カンパイガールズ」6人による5月12日のデビュー以降、ここまで34試合のビール累計売り上げが2万7398杯になったと発表した。

8月30日オリックス戦(QVCマリン)までの残り3試合で、あと2602杯を売り上げれば合計3万杯達成となり、写真集を発売できる。

1人1日平均145杯の売り上げが必要で、リーダーの今井さやかは「気がつけば、あっという間に残り3試合となりました。何としても目標の3万杯を達成し、応援してくださる皆様や、写真集の発売を楽しみにしている皆様の期待に応えられるよう、メンバー全員で頑張ります!8月30日までに、ラストぐびぐび!よろしくお願いします」と呼びかけた。

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イ・デウン、四球連発で自滅…伊東監督あきれ顔「独り相撲」[スポニチ]

ロッテは先発のイ・デウンが、四球を連発して自滅した。クルーズの16号3ランで逆転した直後の6回。2死走者なしから3連続四球で満塁とし、上林に逆転満塁弾を被弾して「変化球を投げすぎてコントロールできなかった」とうな垂れた。

6回5安打6四球7失点で4敗目。韓国人投手史上初の2桁勝利を逃しただけでなく、チームは2連敗。伊東監督は「四球はどうしようもない…。最後は独り相撲になってしまったね」とあきれ顔だった。

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ロッテ、カンパイガールズ写真集発売へ残り3戦、1人1日145杯[スポニチ]

ロッテは25日、球界初の6人組売り子アイドルグループ「マリーンズ カンパイガールズ」のビール累計売上が2万7398杯に達したと発表した。

8月30日・オリックス戦まで残り3試合。あと2602杯(1人1日あたり145杯)を売り上げて合計3万杯を達成すれば、写真集が発売できる。

リーダー・今井さやかは「気がつけば、あっという間に残り3試合となりました。何としても目標の3万杯を達成し、応援してくださる皆様や、写真集の発売を楽しみにしている皆様の期待に応えられるよう、メンバー全員で頑張ります!8月30日までに、ラストぐびぐび!よろしくお願いします。それではみんなで、う〜、ぐびぐび!マリーンズ・カンパイガールズです!!!」とコメントしている。

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ロッテのイ・デウン、3連続四球で満塁弾被弾…一人相撲を反省[サンスポ]

ロッテは1−3の6回にクルーズの3ランで逆転したが、直後にイ・デウンが崩れた。2死無走者から3連続四球で塁を埋め、上林にプロ初本塁打を浴びる独り相撲。味方の援護をふいにし「変化球を多く投げすぎた。それを制球できなかった」とうな垂れた。

4回にも四球が絡んで2失点。計6四球と荒れ、来日後自己ワーストの7失点だった。10勝目を目前に足踏みが続く右腕に対し、伊東監督は「四球ではどうしようもない。上のチームに隙を見せたらやられる」と嘆いた。

田村
「ああなってしまうとどうしようもない。ストライクを取れる球を選択したけど…。」(制球難のイ・デウンに)
クルーズ
「昨年までならレフトフライだったと思うけど(今季新設のホームランテラスで)フェンスが前になってくれたおかげだね。」(来日1年目の昨季に並ぶ16号3ラン)

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ロッテのカンパイガールズ、目標の売り上げ3万杯まで2602杯![サンスポ]

ロッテは25日、球界初の売り子アイドルグループ「マリーンズ カンパイガールズ」6人による5月12日のデビュー以降、ここまで34試合のビール累計売り上げが2万7398杯となったことを発表した。

カンパイガールズ6人は8月30日のオリックス戦(QVCマリン)までの残り3試合で、あと2602杯を売り上げ、合計で3万杯を達成すれば、写真集を発売できることになっている。

そのためには残り3試合で1人、1日145杯の売り上げが必要。リーダーの今井さやかさんは「気がつけば、あっという間に残り3試合となりました。何としても目標の3万杯を達成し、応援してくださる皆様や、写真集の発売を楽しみにしている皆様の期待に応えられるよう、メンバー全員で頑張ります!8月30日までに、ラストぐびぐび!よろしくお願いします。それではみんなで、う〜、ぐびぐび!マリーンズ・カンパイガールズです!!!」とコメントした。

なお、個別の売り上げは今井さやか7312杯、前田美里4274杯、大宮愛香5187杯、朝倉なおこ3587杯、外塚歩3668杯、平山美紗樹3370杯となっている。

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ロッテ、イ・デウンが満塁で痛恨被弾[デイリー]

痛恨被弾に、ロッテのイ・デウンはうな垂れた。

1点リードの6回。4番・内川、5番・李大浩を難なく打ち取り、簡単に2死まで漕ぎ着けたが、ここから3連続四球。迎えた9番・上林にプロ初本塁打となる逆転グランドスラムを献上した。同回表にはクルーズの3ランで2点差を逆転し、チームは最高潮のムードを迎えていただけに、その直後の“背信投球”は、チームにとっても重たく響いた。

悔やんでも悔やみきれなかった。「思うようにコントロールできなかった」。150キロ超の速球が魅力の韓流右腕は、これまで9勝を挙げているが、四球での自滅が最大の課題だった。肝心のヤマ場でそれが露呈され、逆転満塁弾という最悪の結果を招いてしまった。

韓国人投手として日本プロ野球で初となる2桁勝利に王手を掛けているが、これで3度の足踏み。自らの快挙も、そして期待を背負ったチームの勝利も、あのイニングで逃げてしまった。

伊東監督は、「結局、独り相撲になってしまった」と唇をかんだ。継投の選択肢については「左(投手)で行っても、(代打で)右(打者)が出てくるだろうし、(左腕の)松永の状態と相手打者の状態を考えたけど、そのまま(イ・デウンで)行った方がいいと思った」と説明した。

CS圏内争いは佳境を迎えている。指揮官は「上位のチームにスキを見せたらこうなる。勝てない野球をやっているのは事実」とため息をつきながら、「振り返ってもしょうがない」と自らに言い聞かせるように、会見を締めくくった。

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イ・デウン、2死から3連続四球→逆転満弾被弾[報知]

ロッテはソフトバンクに逆転負けし、借金が4に膨れ上がった。

2点ビハインドの6回に、クルーズの16号3ランで逆転。だが直後の守備で、2死から先発のイ・デウンが3連続四球を与え、上林にプロ1号となる逆転満塁弾を浴びた。韓国出身投手として球界初の2ケタ勝利を狙ったが、2回にも四球がらみで失点するなど6回5安打7失点、6四球を与えて4敗目を喫した。

伊東監督は「(6回は)満塁でなかなか投手を代える勇気がなかった。左(投手)で行ったら右(打者)が出て来ただろうし、打者の力を考えるとそのまま行った方がいいと考えた。最後は独り相撲。逆転しただけに、今日の負けは痛い」とうな垂れた。

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ビール3万杯で写真集!「カンパイガールズ」現在2万7398杯[報知]

ロッテは25日、球界初の売り子アイドル「マリーンズ・カンパイガールズ」の6人による、デビュー以降のQVCでのビール累計売り上げが2万7398杯となったことを発表した。

5月12日にデビュー。ここまでQVCの試合34戦でビールを売ってきた。30日のオリックス戦までに、売り上げ合計3万杯を達成したら写真集を発売できることになっている。QVCでのゲームは残り3戦で、写真集発売には3試合で1人1日あたり145杯の売り上げが必要だ。なお、ここまでの個別の売り上げは今井さやか7312杯、大宮愛香5187杯、前田美里4274杯、外塚歩3668杯、朝倉なおこ3587杯、平山美紗樹3370杯となっている。

リーダーの今井さやかは「気がつけば、あっという間に残り3試合になりました。何としても目標の3万杯を達成し、応援してくださる皆様や、写真集の発売を楽しみにしてくださる皆様の期待に応えられるよう、メンバー全員で頑張ります!ラストぐびぐび!よろしくお願いします」とコメントした。

なお、25日は午後3時からフジテレビお台場夢大陸・オマツリランドエリアの夢やぐらでスペシャルステージを行う。

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細谷、三塁へ激走!3安打2打点の活躍![千葉日報]

存在感を見せつけた。細谷圭内野手が8月25日、イースタンリーグ・東京ヤクルト戦(ロッテ浦和)にて7番遊撃でスタメン出場。7回2死一、二塁の場面では右方向への大きな当たりで三塁を陥れ、2点を奪うなど3安打、2打点の活躍を見せた。

「今日は自分の目指している体の動きに近い動きができた。今は結果ではなく、その過程を大事にしていきたい」と細谷。

この日の東京ヤクルトの先発投手は成瀬善久投手。昨年までマリーンズに在籍していた先輩投手との対戦では、2回は右飛に倒れたものの、4回には中前打。実績ある投手からのクリーンヒットに手応えを感じている様子だった。

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[千葉魂]香月良、父の思いと共に、コツコツと一歩ずつ前進[千葉日報]

空を見上げる。野球が好きだった父は見てくれているだろうか。ふと思う。マリーンズセットアッパー陣の一角として貴重な活躍をしている香月良仁投手を語る上で父の存在は欠かせない。社会人チーム・熊本ゴールデンラークスに入った1年目の11月20日に父は亡くなった。享年57歳。早すぎる別れだった。だから、プロ入りしたことを知らない。野球が大好きで、子供の時からいつも指導をしてくれた。今のフォームの土台をつくってくれたのも父だった。

「めちゃくちゃスパルタでした。1つ上の兄(香月良太巨人投手)と一緒にいつも指導をされていました。でも父がいたから、今の自分はある。父が亡くなってから、自分はプロに指名された。父が導いてくれたのではと今でも思っています」。

8月になるとスタジアムには親子の姿が目立つようになる。その光景を目にすると、ふと父のことを思い出した。子供の時、家族旅行やどこかに遊びにいったという類いの思い出はまったくない。父と兄と3人でひたすら1日中、野球を行った。父は仕事を終えるとすぐに帰宅し、子供達の指導をするのが日課だった。

「父は中学までしか野球をやっていなかったけど、大好きだったみたいです。子供が生まれるとすぐに『プロ野球選手にさせたい』と母に話をしたと聞いています。調理師でしたが、子供との時間をもっとつくりたいと会社員に転職をしたと聞いています。父が飲みに行ったりしている姿を見たこともないし、友達と遊んでいるのも見たことがない。いつも兄と自分と野球をしていました」。

今も福岡県久留米市内の実家の和室には親子3人の思い出が残っている。毎日の日課はシャドーピッチング200回に素振り200回。まず兄がそのメニューをこなし、次に弟。いつしか和室の畳は擦り減ってしまった。今もその畳は思い出として残されている。

「懐かしいですね。兄弟の試合は全て見に来てくれてビデオを撮ってくれていた。そして家に帰って反省会です。その繰り返し。家にはめちゃくちゃ野球の本とビデオがありました。メジャーの映像も見せてくれました」。

濃密な時間だった。父から色々なことを教えられ、励まされた。そんな親子の時間は突然、別れの時が来た。香月がまだプロへの道が見えていない社会人1年目の11月。実家に遊びに帰っていた香月は夕食を共にした後、両親と別れ、チーム寮のある熊本に戻った。その夜遅く、携帯電話が鳴った。心筋梗塞だった。野球で生きる自信も確信もない頃。突然、1番の支えを失った衝撃は大きかった。そんな時、励ましてくれたのは先にプロ入りした兄であり、父の言葉だった。口癖のように毎日、言われたメッセージだ。

「オマエはすぐに活躍するのは無理なタイプだ。それは小学校でも中学、高校でも大学でも社会人でも同じ。オマエはいつだってコツコツと一歩ずつ前に進むしかない。何事にも諦めないで、地道にやらないとダメだぞ」。

兄は小学生の頃から注目を集める選手だった。高校時代には誰もが知る存在となり東芝を経て自由枠でプロに入った。その陰で野球をする弟に、父はいつもそう言って、励ましていた。社会人になっても同じようにエールをくれた。その言葉がずっと香月を支えた。1度は野球を辞めようと思ったがチャンスがある限り、地道に頑張る道を選んだ。そして父が死去した2年後にマリーンズから指名を受けた。プロ入り2年目の2010年には初勝利。その後はなかなか1軍登板機会は巡ってこなかったが、父の言葉を思い返し、歯を食いしばり、練習に明け暮れた。そんな日々が報われ、今季は安定感ある投球で結果を出し、マリーンズ投手陣において欠かせない存在になりつつある。

「自分は150キロを出せる訳ではないのですが、フォームで打者のリズムを崩したり、見えにくいフォームを意識して投げることで生き残っている。このフォームも小学校の時に父から教わったもの。フォームの基本の部分はあの頃からなにも変わっていない。小学校時代のチームメートからもよく言われます」。

香月はマリーンズに入団した際に、その契約金で父のお墓を建てた。母から聞いた父が大好きだったという久留米市内が一望できる山間の場所の近くの墓地を選んだ。今も苦しい時は父の言葉を思い出す。「オマエはどんな時もコツコツやるしかないぞ」。厳しかった父が話しかけてくれるように感じる。これからも一緒につくり上げたフォームと共にマウンドに上がる。野球が大好きだった父のためにも、一歩ずつ前に進もうと決めている。
(千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章)

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