わたしはかもめ2015年鴎の便り(9月)

便

9月1日

北海道日本ハム9−1千葉ロッテ(東京ドーム)

日本ハムが大勝。1点を追う4回に内野ゴロと2つの押し出し四球で3点を奪い、5回と6回にも3点ずつ加えた。メンドーサは1失点で今季初完投し、9勝目を挙げた。ロッテはイ・デウンが制球難で崩れ、連勝が3で止まった。

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千葉ロッテ0010000001
北海道日本ハム00033300x9

◇突然乱れ、4回途中降板、イ・デウン

4回。千葉ロッテの伊東監督は先発イ・デウンが1−2と逆転を許した途端に、ベンチを出た。まだ1点差なのに、告げた交代。我慢の限界だったのだろう。

先頭の田中に1ストライクから5球ファウルで粘られた末に中前打を浴び、迎えた4番中田。すると突然、乱れた。力んで球の抑えが効かなくなり、ストライクが入らない。この日初めての四球を与えると、1死後のレアードも歩かせて満塁に。佐藤賢の遊ゴロで同点にされると、2連続四球で勝ち越された。

この回の被安打は1に対して、与四球は4という独り相撲。これで韓国出身投手初の2桁勝利へ、王手を掛けてから4度目の足踏み。前回登板の8月25日のソフトバンク戦では、3連続四球の末に満塁本塁打を献上していた。

「ピッチャーはコントロールですよ」と伊東監督は話したことがある。「こういう形で試合を壊してしまい申し訳ない気持ちだけです」。右腕はそう責任を背負ったが、制球難からの自滅という課題が一向に改善されていない。

クライマックスシリーズ進出を懸け、勝負の9月に入った。週末にはAクラスを争う3位西武戦が控える。「この1週間はポイントになりそうな試合が続く」と監督。しかし、後を継いだ投手も崩れて重苦しいスタートとなった。

伊東監督
「最悪のゲームでした。毎回、同じようなことをやって、同じようなゲーム。」

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4回に4四球…ロッテのイ・デウン自滅に伊東監督「最悪の試合」[サンスポ]

先発のイ・デウンが3回2/3を4安打3失点で5敗目(9勝)を喫した。「味方が先制点を取ってくれたのに試合を壊して申し訳ないです」と猛省。4回に4四球を与えるなど制球も定まらなかった。前回8月25日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)でも6回6四球7失点と自滅。伊東監督は「最悪の試合。同じようにやられる」と嘆いた。

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ロッテ・伊東監督、珍しく質問受けず「最悪のゲームでした」[サンスポ]

ロッテはイ・デウンの乱調が響き、大敗を喫した。伊東監督は、4回に4四球を出して回の途中でマウンドを降りた右腕に「毎回同じことをやって、同じようにやられる」と厳しかった。

後を受けた投手も負の流れを断ち切れず、失点を重ねて勝機は遠ざかる一方だった。監督は「今日は言うことはない。最悪のゲームでした」と言葉少な。珍しく質問を受け付けず、球場を後にした。

落合投手コーチ
「ストライクは取れている。精神的なものじゃないですか。(次回の起用は)決めていない。」(乱調のイ・デウンに)
堀打撃コーチ
「内角の制球がいい。そこを意識させられたのと、うまく緩急をつけられた。」(メンドーサに完投を許し)

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デウン制球難、4回に押し出し四球2つ…伊東監督「最悪のゲーム」[スポニチ]

西武とCS進出を争っているチームとは思えない試合内容に、ロッテ・伊東監督は「最悪のゲーム」と怒りをかみ殺した。

イ・デウンがまたも突然制球を乱し、4回に2つの押し出しを含む4四球を与え、3回2/3を3失点で降板。9勝目を挙げてから4戦連続で白星を逃した右腕は「こういう形で試合を壊してしまって申し訳ない」とうな垂れた。

前回8月25日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)でも、1点リードの6回に3者連続四球から満塁本塁打を被弾。落合投手コーチは「使う方が悪い。指導不足です」と話した。

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涌井登場曲9、10月分、ミスチル、GReeeeNが1、2位[スポニチ]

ロッテ・涌井がQVCマリンでの登場曲9、10月分を一般募集した結果、782通の応募があった。

Mr.Childrenが28件、GReeeeNが15件、三代目J Soul Brotherと福山雅治が12件など。本拠地での先発登板前日に予告先発発表後に球団HPで曲が発表される。涌井は「毎月、沢山のご応募ありがとうございました。皆さんの期待に応え、楽しんでいただけるよう頑張ります」。

これまでの登場曲は次の通り。4月4日の楽天戦は磯山純「パズル」、4月17日のソフトバンク戦は米米CLUB「浪漫飛行」、4月30日の西武戦は山口智充(くず)「全てが僕の力になる!」、5月13日のソフトバンク戦はビーグルクルー「STANDUP」。6月9日の中日戦はTOKIOの「AMBITIOUS JAPAN!」、6月27日のオリックス戦はMr.Childrenの「Tomorrow never knows」、7月11日のソフトバンク戦はE−girls「Anniversary」、8月7日のソフトバンク戦はサザンオールスターズ「希望の轍」、8月28日のオリックス戦はCHARCOAL FILTER「Brand−New Myself〜僕にできること〜」だった。

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ロッテ9・6西武戦で「やきとりFESTA」今年最後のユニ配布日[スポニチ]

ロッテは、第7回「マリンフェスタ」として開催する9月6日の西武戦(QVCマリン)で「やきとりFESTA 日本一ナイター」を実施する。焼鳥・惣菜・うなぎ蒲焼・お弁当などバリエーション豊富に販売展開する「株式会社 日本一」のスポンサーマッチデー。球場正面でのやきとりの臨時販売他、様々なイベントで当日を盛り上る。

当日の主なイベントは次の通り。焼鳥100本(お店で使える引換券)や、1等うなぎ蒲焼ギフトセット(冷凍)などが当たる抽選会や、特製焼き鳥お面を来場者にプレゼント。さらに焼き鳥お面を被ると、焼き鳥1年分が当たるチャンスも。入場時に配布する焼鳥お面を被り、4回表終了後に行われるダンスタイムにてビジョンに映し出された観客で1番楽しく踊れたと判定された人に、焼鳥1年分の引換券をプレゼントする。さらに、サイン入りグッズが当たる「この部位どこーだ」などの企画も。

 

この日は今年最後の来場者ユニホーム配布日で、マリンフェスタ限定で選手が着用するマリンブルーユニフォームのレプリカが無料配布される。鈴木は「ユニホームが配られたり、色々なイベントが行われます。当日はぜひ応援に来ていただき、マリンをマリンブルーに染めていただき、一緒に熱く戦いましょう」と呼び掛けた。

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イ・デウン背信 制球乱れロッテ逆転負け[デイリー]

ロッテのイ・デウンが背信投球で5敗目を喫した。4回に押し出しを含む4四球を与えて逆転を許し、3回2/3で降板。「チームに申し訳ない」とうつむいた。

前回8月25日のソフトバンク戦でも、3連続四球の直後に逆転満塁弾を献上。落合投手コーチは「考えます」と顔をしかめた。

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ロッテ伊東監督「最悪の試合でした」連勝3で止まる[ニッカン]

ロッテの連勝が3で止まった。

先発イ・デウンが4回に押し出しを含む4四球と乱れた。打線は、日本ハム・メンドーサの前に5安打1点のみに抑えられた。伊東勤監督(53)は「今日は言うことがない。最悪の試合でした」と嘆き節だった。

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ロッテ角中、右中間破る先制適時二塁打[ニッカン]

ロッテ角中勝也外野手(28)が先制打を放った。

3回1死二塁で、日本ハム・メンドーサのスライダーを捉え、右中間を破る適時二塁打とした。「甘い球を仕留められたのは良かった。まずは先制することができたので、この後も中押し、ダメ押しといきたいです」と話した。

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ロッテ先発イ・デウン制球乱れ4回途中4四球3失点[ニッカン]

ロッテ先発のイ・デウン投手(26)は、3回2/3、4安打3失点で降板した。

1−0の4回、押し出しを含む4四球を出し、2点を失い降板。2番手の松永も押し出し四球を出したため、イ・デウンは3失点を記録した。降板後「チームメートが先制点を取ってくれたのに、こういう形で試合を壊してしまい申し訳ない気持ちだけです」と話した。

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ロッテ涌井の先発登場曲募集、最多はミスチル[ニッカン]

ロッテは1日、涌井秀章投手(29)がQVCマリンで先発登板する際の登場曲9、10月分を一般募集した結果、782通の応募があったことを発表した。

アーティスト別(曲は複数)では、Mr.Childrenが28件。GReeeeNが15件。三代目JSoulBrotherが12件、福山雅治が12件など。選ばれた曲は、QVCマリンでの先発登板前日予告先発発表後に球団ホームページにて発表する。

涌井は「毎月、沢山のご応募ありがとうございました。皆さんの期待に応え、楽しんでいただけるよう頑張ります」と話した。

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ロッテ、6日西武戦で「やきとりFESTA」[ニッカン]

マリンで焼き鳥1年分ゲットだ!

ロッテは1日、今季7回目のマリンフェスタを行う9月6日の西武戦(QVCマリン、午後5時開始)で「やきとりFESTA 日本一ナイター」を開催することを発表した。

焼き鳥・総菜・うなぎかば焼・お弁当などバリエーション豊富に販売展開する「株式会社 日本一」のマッチデーとして実施。球場正面での焼き鳥の臨時販売の他、様々なイベントで当日を盛り上げて行く。主なイベントは次の通り。

(1)
ラッキーチャンス抽選会。試合中に当選番号を発表。入場時に配られる「ラッキーナンバーチャンス焼鳥扇子チラシ」にラッキーナンバーが記載されている。特賞(1人)は、焼き鳥100本(お店で使える引換券)、1等(5人)ウナギかば焼きギフトセット(冷凍)など。
(2)
特製焼き鳥お面を来場者にプレゼント。さらに焼き鳥お面を被ると、焼き鳥1年分が当たるチャンスがある。焼き鳥お面を被り、4回表終了後に行われるダンスタイムにてビジョンに映し出された人で1番楽しく踊れたと判定された人に焼き鳥1年分の引換券をプレゼント。
(3)
「この部位どこーだ」イベントゲーム。目隠しをした状態で焼き鳥を食べて部位を当ててもらう。正解者には選手直筆サイン入りボール。参加賞にはマリーンズ×日本一コラボタオルをプレゼント。参加希望者は先着順で、午後3時40分〜同4時10分。球場正面ボールパークステージにて。

その他、多数の焼き鳥関連のイベントを予定。詳しくは球団ホームページまで。

なお、当日は今年最後の来場者全員ユニホーム配布日となっており、来場者全員にマリンフェスタ限定で選手が着用するマリンブルーユニホームのレプリカを配布する。

鈴木大地内野手(26)は「9月6日はユニホームが配られたり、色々なイベントが行われます。当日はぜひ応援に来ていただき、マリンをマリンブルーに染めていただき、一緒に熱く戦いましょう」と呼び掛けた。

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6日西武戦「やきとりナイター」開催[報知]

ロッテは1日、6日の西武戦(QVC)で「やきとりFESTA 日本一ナイター」を開催すると発表した。焼き鳥などを販売展開する株式会社・日本一のマッチデーとして、球場正面で焼き鳥を臨時販売するほか、様々なイベントを実施する。

当日の主なイベントは次の通り。

(1)ラッキーチャンス抽選会
試合中に当選番号を発表。入場時に配布する「ラッキーナンバーチャンス焼鳥扇子チラシ」に記載されたラッキーナンバーによって、焼鳥100本(引換券)などが当たる。
(2)特製焼き鳥お面を来場者にプレゼント
入場時に配布する焼鳥お面を被り、4回表終了後に行われるダンスタイムにてビジョンに映し出された観客の中で、1番楽しく踊れたと判定された人に焼鳥1年分の引換券をプレゼントする。
(3)「この部位どこーだ」イベントゲーム
目隠しをした状態で焼鳥を食べて部位を当てる。正解者には選手直筆サイン入りボール。参加賞にはマリーンズ×日本一コラボタオルをプレゼントする。

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[千葉魂]伊東監督最高の誕生日、あらためて思い1つに[千葉日報]

会場は笑いに包まれた。その中心で、伊東勤監督が少し照れくさそうに、だけど、とてもうれしそうな笑顔を見せた。その顔はクリームまみれで真っ白になっていた。8月29日のオリックス戦の試合前。QVCマリンフィールド外の選手駐車場スペースで行われた指揮官の53歳の誕生日イベント。それはサプライズで、選手たちが手作りで前もって企画したものだった。

「何か監督を驚かせる演出はできないかと数日前から考えていた。色々な選手と相談して、話し合ってこういう形になった。監督が喜んでくれたのが何よりです」。

企画した選手会長の岡田幸文外野手はイベント後、ホッとした表情を見せた。前日からマネジャーと打ち合わせを行い、ケーキーとクラッカーを購入した。場所は外の駐車場と決めた。ファンの方などからも一緒に祝ってもらいたいとの思いからだ。

「前日に球場入りした際に、ここ(駐車場)が、いいなあとひらめきました。ファンの方と一緒にお祝いを出来たら監督も喜んでくれるのではないかと思って…」。

キャプテンの鈴木大地内野手やベテラン選手達にも相談をして賛同を得た。そして若い捕手陣にはクリームパイを指揮官の顔に見舞い、祝福をするよう指示した。練習後、全選手、コーチ、スタッフがまず監督に気づかれないように静かに会場に移動した。そして監督室で着替えを行っていた指揮官を呼んだ。突然、駐車場に招かれたことに怪訝そうな表情をした。しかし全員の顔を見て、何ともいえぬ笑顔を見せた。「事が大げさになっているぞ!」。ちょっと照れくさそうにバースデーケーキに近づいた。いつも厳しく指導をしている江村直也捕手、吉田裕太捕手からの手荒いクリームパイの祝福にも笑顔を絶やさなかった。むしろ、それが嬉しかった。「勇気がいることだと思うよ。いつも怒ってばかりのオレにね。あんなに明るく祝ってくれた」。会場は笑顔、笑顔。爆笑に包まれた。伊東監督はその雰囲気もまた、たまらなく嬉しかった。チームの一体感を感じた。

「今日はありがとう。今年はシーズンが終わってから秋にみんなでお祝いをしよう。それが自分にとっては最高のプレゼントだよ」。

この日のオリックス戦は5−4で勝利。前回対戦した際には完封勝利を許すなど苦手としていた先発の西勇輝投手に対して全員で立ち向かい、全員野球で勝利した。伊東監督にとっては2004年からの西武時代も含め、監督として誕生日に勝ったのは初めてのことだった。ウイニングボールは、最後を締めた西野勇士投手から「監督、おめでとうございます」とプレゼントされた。ズシリと重みを感じた。みんなの気持ちのこもったボールは特別だった。最高の誕生日プレゼントを大事そうに監督室に持ち帰った。

「本当にいい1日だった。選手達も試合のことで頭がいっぱいでピリピリしているはずなのに、自分のために前もって準備をしてくれた。今日はみんなの気持ちが本当に嬉しかった」。

自宅にいた妻は選手達が催してくれた企画をニュースで知って、驚いた。「アナタは幸せね」と電話で気持ちを込めて伝えた。その一言にまた嬉しさが込み上げてきた。前日から話し合い、準備をしている選手達の姿を思い描くと目頭が熱くなった。

「普通は、なかなか監督の誕生日が話題になることなんてないよね。12球団でも、こんなことをしてもらえたのは自分ぐらい。この選手達と秋に喜びを分かち合いたい。そのために残りの試合、1試合1試合をしっかりと集中して最後まで諦めない試合をしていかないといけない。厳しい戦いは続くけど、全員で気持ちを1つにして戦っていく」。

試合前の誕生日イベントでは、クリームまみれになった顔を拭こうともせず、選手達に何度も伝えた。それは自分の誕生日のことではなく、気持ちを1つにして戦うこと。最後まで諦めないことの大切さだった。日々、厳しく接しながらも、期待を込めて熱烈指導を受けている選手達はその時、笑顔から一転、真剣な眼差しで指揮官の言葉を神妙に聞き込んだ。ペナントレースは残り30試合。最後の最後に笑うために戦う。この日のようにみんなで肩を抱き合って笑い合える日を信じて、グラウンドに向かう。8月29日、千葉ロッテマリーンズナインはあらためて思いを1つにした。そんな夜だった。
(千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章)

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