9月4日9月4日西武が競り勝ち、ロッテと入れ替わって3位に浮上した。1−1の延長10回1死二塁で代打大崎が二塁打を放ち、1点を勝ち越した。9回から2回を抑えた高橋朋が2勝目。ロッテは3番手の益田がつかまり、勝率5割復帰を逃した。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 埼玉西武 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 |
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
「打った瞬間にいったと思える完璧な当たりだった」。0−1の6回1死。千葉ロッテ・デスパイネが144キロの外角低めの直球を完璧に仕留めた。怪力を見せつけるように、打球はバックスクリーンに突き刺さった。
試合前まで1ゲーム差をつける、4位西武とのクライマックスシリーズ進出を懸けた直接対決初戦。相手先発は今季ここまで4試合で対戦し3勝を献上している十亀。堀打撃コーチが「真っ直ぐに力があるし、適度に荒れるところも嫌」と分析するように、苦手になっていた。この日も7回1得点に抑えられただけに、大きな一発だった。
昨年9月から自身が本塁打を放てばチームは16試合負けないという神話を持つデスパイネにとって、8月14日のオリックス戦以来の本塁打。17試合ぶり。前日の試合前に、伊東監督は「練習ではセンターに打つが、試合では力が入って必要以上にスイングが大きくなる。甘い球の打ち損じが多い」と心配していた。
前日に角中が死球を受け、左手を骨折。全治は6〜8週間。打率2割9分3厘をマークし中心打者として牽引してきた。代えがきかず離脱は痛いだけに、主砲が大事な最終盤で調子を上げてくれたら心強い。背番号54は「最近調子は悪くなかったので、この1本でどんどんホームランを打てるように流れが変わってくれたらいい」と語った。
CS進出枠を争う西武との直接対決。ロッテは3連戦初戦に敗れた。再び4位に後退したが、伊東勤監督（53）は「やることはやった。しょうがない」と悲愴感はなかった。代打、代走、守備交代。1点を巡る攻防で持てるカードを次々と切り、ベンチ入りした野手を使い切った。投手は5人をつぎ込んだ。
惜敗だけに、投打の主力がいれば、と思いがちだ。投は、大谷智久投手（30）。右内転筋肉離れで先月31日に登録抹消された。同点の9回は守護神西野が3者凡退。だが、3投手が投げた10回に勝ち越された。絶対的なセットアッパーの離脱が浮き彫りとなった。打は、角中勝也外野手（28）。前日の死球で左手薬指と小指を骨折した。この日は、1回から10回まで全ての回で走者を出したが「1本が出なかった」と伊東監督。好打者の角中がいれば、どこかで打線がつながっていた可能性は十分ある。
もっとも、たらればを言っても始まらない。試合前、伊東監督は「人がいなくなると全員で団結する気持ちが出る。いない人のことより、いる人達をうまく使っていかないといけない」と宣言していた。その通りの総力戦を終え「誰が良い、悪いじゃない。これから先は全員でやるしかない」と繰り返した。束になって戦う。
ついに“不敗神話”が止まった。
ロッテ・デスパイネが0−1の6回1死で同点の16号ソロを放った。西武十亀の外寄り144キロを、バックスクリーン右横へ放り込んだ。この男が本塁打を放てば、昨季から16連勝中だった。しかし、延長10回に3番手益田が勝ち越しを許し、敗れた。
記録は止まったが、主砲に当たりが戻ったのは心強い。本塁打は8月14日以来だった。「最近ホームランが打ててなかったから、この感触を忘れかけていたよ。打った瞬間に行ったと思える完璧な当たりだったね。この1本でどんどんホームランが打てるように流れが変わってくれたらいいね」と前向きに話した。西武との3連戦初戦に敗れ、再び4位に後退した。だが、ゲーム差は無し。CS出場をかけた激しい争いは続く。そこに、デスパイネの長打力は欠かせない。
ロッテは連勝が2で止まり、4位に後退した。1回から毎回走者を出したが、デスパイネのソロによる1点で、延長10回の末、敗れた。ベンチ入り野手全員を使い切っての敗戦に、伊東勤監督（53）は「やることはやった。しょうがない。1本が出なかった。また、明日から切り替えます」と話した。
ロッテのアルフレド・デスパイネ外野手（29）の不敗神話が止まった。6回に西武十亀から一時同点の16号ソロを放ったが、延長戦の末に敗れた。昨季から、本塁打を打った試合は16連勝中だったが、それもストップ。「しょうがない。また一からやっていきたい」と話した。
ロッテ先発の涌井秀章投手（29）が、8回6安打1失点135球と粘りの投球で試合をつくった。
初回に西武脇谷の二塁打と中村の適時打で先制点を許したが、以降は追加点を与えずに8回まで投げ抜いた。「2回以降は何とか試合を整えることができたと思います。デスパイネのホームランで追いついてくれたので、後はベンチからチームの勝利を祈るだけです」と仲間に託した。
ロッテのアルフレド・デスパイネ外野手（29）が同点の16号ソロを放った。
0−1の6回1死、西武十亀の144キロをバックスクリーン右横へ放り込んだ。
8月14日以来の本塁打に「最近ホームランが打ててなかったから、この感触を忘れかけていたよ。打った瞬間に行ったと思える完璧な当たりだったね。最近調子は悪くなかったので、この1本でどんどんホームランが打てるように流れが変わってくれたらいいね。ホームランを打ってのベース1周は、デスパ！いい〜ね！後はチームの勝利。次も期待しててくれ」と冗舌だった。
試合前、ロッテ伊東勤監督（53）は“一致団結”を訴えた。
前日の日本ハム戦に勝利し、西武に代わって3位に浮上した。この日からの直接対決3連戦は大一番となる。ただ、中心選手の角中が死球で左手薬指と小指を骨折し、離脱した。
伊東監督は「カク（角中）の代わりは（誰も）できないと思うが、人がいなくなると団結する気持ちが出てくる。全員で、という気持ちが、これまで以上に出てくる。いない人のことを言うより、いる人達をうまく使っていかないといけない」と話した。
ロッテ加藤翔平外野手（24）が、CS進出に向け全力プレーを誓った。
3日に左手の薬指と小指を骨折して登録を抹消された角中に代わり、1軍登録された。「こういう理由での昇格ですが、チャンスをつかむという気持ちでやります。角中さんの代わりになろうとするのではなく、自分のプレーをしっかりやりたい。がむしゃらにいきます」と力を込めた。
ロッテ中村奨吾内野手（23）が4日、球界初の売り子アイドルグループ「マリーンズ・カンパイガールズ」のデビュー曲「カンパイ娘」のCDを、カンパイガールズのメンバー6人から直接贈呈された。
中村がQVCマリンでの自身の登場曲に「カンパイ娘」を使用している縁で実現した。この日、販売が開始されたばかりのCDをもらうと「気持ちが入って打席に入れています」と明かした。最後は、メンバー6人と一緒に決めポーズを見せた。
CDは、QVCマリンのビール1杯の価格と同じ税込み700円。球場横のマリーンズ・ミュージアム1階にあるマリーンズストアプラザ店で販売されている。販売を記念して、4日〜6日の3日間、CD購入者を対象にサイン会が実施される。
ロッテは4日、第7回マリンフェスタが行われる9月6日の西武戦（QVCマリン、午後5時試合開始）で、マリンフェスタ特別企画「泡パーティー」を行うことを発表した。
試合後、球場正面ボールパークステージ付近にて実施。やぐらを設置し、4選手（選手は未定）が泡噴出器で会場内に大量の泡を噴射させる。
8月30日に行われた「ミストマン（水かけイベント）」が好評だったことを受けて、企画された。試合終了後、準備が出来次第、行われる。濡れてもいい人なら、誰でも参加できる。なお、天候により中止になる可能性もある。
岡田幸文外野手（31）は「8月30日は水かけイベントに参加をさせていただきました。とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。当日は今シーズン最後のマリンフェスタユニホームが来場者全員に配られる日ですし、様々なファンサービスも用意していますので、ぜひ球場に応援に来て下さい。熱く燃えましょう！」と呼び掛けた。
ロッテは野手全員を使い果たす総力戦も、延長戦の末に競り負けた。伊東監督は「やることはやったんでしょうがない。また明日から切り替えてやります」と唇をかんだ。
デスパイネがアーチを放った試合は、昨季9月23日の日本ハム戦から16連勝中だったが、6回の同点弾は空砲となり、“不敗神話”もストップ。4番は「仕方ないこと。また一から頑張る」と話した。
ロッテは3位を争う西武に延長戦で屈した。伊東監督は「やることはやったのでしょうがない。明日からまた切り替えてやります」と努めて前向きに話した。
エース涌井が1回に1点を失ったものの、その後は8回までホームを踏ませなかった。ただ伊東監督が「打線が何とかカバーできれば良かったけど、向こうも良かった」と振り返ったように、10安打で1点と援護できなかった。ベンチの野手を使い切る総力戦で「これから先は全員でやるしかない」と決意を口にした。
ロッテは4日、第7回マリンフェスタが行われる6日の西武戦（QVC、17:00試合開始）で、試合後に「泡パーティー」を球場正面ボールパークステージ付近で行うことを発表した。
当日は、やぐらを設置し、4選手（選手は未定）が泡噴出器で会場内に大量の泡を噴射させる。8月30日に行われた「ミストマン（水かけイベント）」が好評だったことを受けて、企画されたイベント。参加対象は濡れてもよい方なら、どなたでも参加できる。
岡田は「8月30日は水かけイベントに参加をさせていただきました。とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。当日は今シーズン最後のマリンフェスタユニホームが来場者全員に配られる日ですし、様々なファンサービスも用意していますので、ぜひ球場に応援に来て下さい。熱く燃えましょう！」とコメントした。
ロッテは、わずか1日で4位に逆戻りした。1点を追う6回にデスパイネが16号同点ソロも、延長10回に3番手・益田が勝ち越しを許した。
デスパイネが本塁打を放った試合は昨季から16連勝、今季は14戦全勝だったが、その「不敗神話」もストップ。8月14日以来の一発が空砲になった助っ人は「（不敗神話は）仕方がないこと。また一からやっていきたい」と気持ちを切り替えた。
3連戦の初戦を落としたが、伊東監督は先発で8回135球を投げ1失点と力投した涌井について「熱のこもった投球をしてくれた」と評価。打線の中心である角中が前日に左手の薬指と小指を骨折して長期離脱となる中、ベンチ入りした野手全員をつぎ込み「あと1本が出なかっただけ。やれることはやったので、しょうがない」と淡々と敗戦を受け止めた。
ロッテの3年目・加藤翔平外野手が4日、1軍に昇格した。3日の日本ハム戦（東京ドーム）で角中勝也外野手が左手の薬指と小指に四球を受け、左手第4、第5指の骨折で離脱した。
代役の外野手として5月以来の1軍合流となり「カク（角中）さんが死球を受けた場面はテレビで見ていた。穴を埋めるという考えではなくて、最後かもしれないチャンスをつかみとる気持ちでやりたい」と意気込んだ。
伊東監督は主力の離脱に「全員で頑張ろうという気持ちが強くなっている。（加藤）翔平にはチャンスと思ってやってもらいたい」と奮起を促した。
ロッテは、第7回マリンフェスタとして実施する9月6日の西武戦（QVCマリン）で「泡パーティー」というイベントを開催する。試合後に球場正面ステージ付近で4選手（選手は未定）が泡噴出器で会場内に大量の泡を噴射させる。
8月30日に行われた「ミストマン（水かけイベント）」が好評だったことを受け、第2弾として企画されたイベントだ。濡れても問題ないという人なら誰でも参加OK。選手会長の岡田は「8月30日は水かけイベントに参加をさせていただきました。とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。当日は今シーズン最後のマリンフェスタユニホームが来場者全員に配られる日ですし、様々なファンサービスも用意していますので、ぜひ球場に応援に来て下さい。熱く燃えましょう！」と呼び掛けた。
ロッテの中村奨吾内野手（23）が4日、球界初の6人組売り子アイドル「マリーンズ・カンパイガールズ」から、デビュー曲「カンパイ娘」が収録されたCDをQVCで贈呈された。
QVCでの登場曲に「カンパイ娘」を使用している中村は練習後、リーダーの今井さやかから「同じ1年目なので、一緒に頑張りましょう」とCDを手渡された。最後は恥ずかしがりながらも、「う〜、ぐびぐび！マリーンズカンパイガールズです！」という決めポーズを共に決めた。
CDはマリーンズストアプラザ店で4日から600枚限定で販売。価格はQVCでのビールと同じ価格の700円（税込み）となっている。また4、5、6日に、販売を記念してCD購入者を対象にしたサイン会も実施している。
ロッテは6日の西武戦（QVC）でマリンフェスタ特別企画として、「泡パーティー」を実施することを4日、発表した。球場正面ボールパークステージ付近で、試合終了後に行われる。
同イベントは8月30日のマリンフェスタでの「ミストマン（水かけイベント）」が好評だったことを受けて企画された。やぐらを設置し、4選手が泡噴出器で会場内に大量の泡を噴射させる。濡れてもいい人なら、誰でも参加可能だ。
選手会長の岡田は「30日の水かけイベントはとても楽しい時間を過ごすことができました。当日は今シーズン最後のマリンフェスタユニホームが来場者全員に配られる日ですし、様々なファンサービスも用意していますので、ぜひ球場に応援に来てください。熱く燃えましょう！」とコメントした。