わたしはかもめ2015年鴎の便り(9月)

便

9月18日

千葉ロッテ4−3福岡ソフトバンク(ヤフオクドーム)

ロッテが小技を生かし、試合をひっくり返した。2−3の6回1死二、三塁から田村のスクイズ、荻野のバント安打で2点を奪った。2番手のチェンが4勝目、西野が33セーブ目。ソフトバンクは3回の3点のみで、攝津が6敗目。

123456789R
千葉ロッテ0101020004
福岡ソフトバンク0030000003

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ロッテCS1差、逆転進出へ一夜でパの主役交代だ[ニッカン]

ロッテが王者の虚を突き、白星をつかんだ。3−3の6回2死三塁で、荻野貴司外野手(29)が決勝のバント安打を決めた。ソフトバンク摂津の初球を絶妙に転がした。直前には、田村龍弘捕手(21)のスクイズで同点とした。小技を重ね、前日に優勝を決めた相手に競り勝った。試合のなかった3位西武に1ゲーム差と迫り、逆転CSへ追い上げる。

打席に向かう前から荻野は冷静だった。「ファーストもセカンドも少し後ろ。うまくいけば決まる」。6回2死三塁。ソフトバンクの一塁明石と二塁本多の守備位置を確認していた。摂津が初球のテークバックを取った瞬間、バントの構え。外角高め直球を摂津と明石の間に押しこみ、明石に捕らせた。本多がベースカバーに入ったが、先に一塁を駆け抜けた。

伏線がある。前打者の田村が1死二、三塁で同点スクイズを一塁線に転がした。その直後、再び一塁方向へ。相手にすれば、まさかの“連続攻撃”だった。荻野は「自分の感覚として初球でした。警戒もされていないかなと。本当は二塁に捕らせるぐらいが良かったけど、一塁の反応が遅れてましたね」と、狙い的中だった。

小技で同点と勝ち越しの2得点をもぎ取った。選手の意識を引き出したのは、他ならぬ伊東監督だ。日本ハムに力負けした16日、QVCマリンの食堂に選手を集めた。荻野、田村、加藤、鈴木ら、打線の脇を固めるメンバーに「もう1度自分の特徴を頭に入れて、相手が何を嫌がってくるのか考えろ」とハッパを掛けた。チーム本塁打数は、リーグ5位の80本。同1位のソフトバンク(130本)のような長打攻勢は望めない。ならば、足で、小技で、切り崩す。指揮官は「早速、持ち味を出してくれた」とねぎらった。

もっとも、得点圏でなかなか1本が出なかった。「欲を言えば、5、6点は取れている」と付け足した。3位西武と1ゲーム差。反省をつなぎ、その差を埋める。

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ロッテ逆転○伊東監督「必死」CSへ3位西武と1差[ニッカン]

ロッテが逆転勝ち。試合のなかった3位西武とのゲーム差を1に縮めた。

2−3の6回、田村のスクイズで同点。続く荻野が2死三塁からセーフティーバントを決め、勝ち越した。先発大嶺祐は3回3失点で降板したが、4回以降を細かく継投。計6投手でつなぎ、逃げ切った。

伊東勤監督(53)は開口一番、「向こうは(優勝を決めて)ノンプレッシャーだけど、こっちは必死だよ」と話した。試合前の練習中、ソフトバンク工藤監督から、優勝してもベストオーダーで行くことを聞いていたという。「そういう相手に勝てた。負けられない状況で大きな1勝だと思う。明日からにつないでいかないといけない」と、勝っても気を引き締めていた。

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ロッテ鈴木が先制打「緊張感を楽しんでいきたい」[ニッカン]

ロッテ鈴木大地内野手(26)が先制打を放った。

2回2死二塁で、ソフトバンク摂津のカーブを右前に運び、二塁走者をかえした。 3位西武を追いかける立場。「先制のチャンスだったので、早い回に何とか点を取りたかった。とにかく負けられない状況なので、この緊張感を楽しんでいきたい。勝つだけです。勝ちます」と、気持ちのこもったコメントを出した。

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ロッテ大嶺祐「悔しい」先発責任果たせず3回3失点[ニッカン]

ロッテ先発の大嶺祐太投手(27)は、3回6安打3失点で降板した。

毎回、先頭打者に安打を打たれた。2回までは無失点と粘ったが、3回に3安打1四球に犠飛もあり、3失点。「毎回先頭を出し、投球リズムも悪く、野手の人のリズムを崩してしまい申し訳ないです。先発としての仕事ができず、早い回で降板してしまい悔しいです」と話した。

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ロッテ選手とキャッチボール出来るイベント開催[ニッカン]

ロッテは第8回マリンフェスタが行われる9月23日の楽天戦(QVCマリン、午後1時試合開始)にて、スポーツの秋にちなみ、試合後にグラウンドで選手とキャッチボールが出来る「ファミリーキャッチボール」を実施する。

当日の試合中、2回表から4回表の間に、内野キッズスクエアで抽選会を行い、当選した200組の家族(中学生以下の子供同伴の家族が対象。1家族4人まで)を対象に予定している。選手は10人が参加し、1家族所要時間1分で選手とキャッチボール。ボールは子供でも楽しめるよう軟らかいボールを使用する。キャッチボールは試合終了後準備が整い次第、グラウンド内の内野エリアにて実施する。

鈴木大地内野手(26)は「9月23日でマリンフェスタも今年最後になりますのでファンの方々、多数のご来場お待ちしております。ファミリーキャッチボールイベントでは、キャッチボールをしながら参加者と選手でコミュニケーションをとっていただき、思い出に残る楽しい時間にすることが出来ればと考えています」と呼び掛けた。

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ロッテ、ババンと肉薄3位レオに1差!CS争いまだまだ熱い[サンスポ]

ロッテは18日、ソフトバンク20回戦(ヤフオクドーム)に4−3で競り勝ち、試合のなかった3位・西武とのゲーム差を1に縮めた。6回に荻野貴司外野手(29)が決勝のバント安打を決め、クライマックスシリーズ(CS)進出争いに踏みとどまった。

6回に同点とし、なお二死三塁。摂津の初球、外角高めの直球を一塁前に転がした。「打席に入るとき、一塁手と二塁手をチラッと見たら少し後ろに守っていた」。8月21日の西武戦以来となる適時打に胸を張った。

2−4で競り負けた16日の日本ハム戦後、伊東監督は中軸以外の荻野、鈴木、加藤、田村、高浜を相手に緊急ミーティングを開き、「点を取れないときは考えろ。足でかき回すなどの小技が必要だ!!」と説いた。

相手は優勝を決めたばかりでも、ロッテにとってはCS進出に向けて大事な試合。指揮官は「こっちは必死。(荻野)貴司はバントをサインではなく、自分の判断でやった」とリードオフマンをたたえた。

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ロッテ・チェン、2回0封4勝!「チームが勝てたのでよかった」[サンスポ]

4回から登板した2番手のチェンが2回を2安打無失点に抑え、4勝目(4敗)を挙げた。今季初のブルペン待機に「中継ぎ登板は難しいけど、チームが勝てたのでよかったです」と会心の笑み。試合直後、伊東監督から「白星だな。おめでとう」と祝福され、がっちりと握手を交わした。

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ロッテ大嶺祐、3回で降板「リズムを崩して申し訳ない」[サンスポ]

ロッテの大嶺祐は不安定な投球を修正できず、3点を失った3回限りでマウンドを降りた。無死から3連打で塁を埋められ、柳田に押し出し四球。さらに犠飛と内野ゴロで失点を重ねた。「先発としての仕事ができず、早い回で降板してしまい悔しい」と肩を落とした。

立ち上がりからボールが先行する場面が多く、3回で78球を費やした。全ての回で先頭打者の出塁を許し「野手のリズムを崩してしまい申し訳ない」と反省しきりだった。

田村
「打ってアウトになると流れが悪くなる。スクイズで同点になれば(次の)荻野さんは内野安打もあると思った。」(6回1死二、三塁から同点のスクイズを決め)

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ロッテ執念CS1差!スクイズと2死からバント安打で逆転[スポニチ]

CS進出への執念が乗り移った小技でつかみとった勝利だ。1点を追う6回1死二、三塁。カウント1−1からの3球目にベンチからロッテ・田村に出たサインはセーフティースクイズ。打球は一塁線上を転がり、ラインを割るかに見えたが、すぐにインフィールドに戻る。ツキも味方し、同点に追いついた。

なおも2死三塁で荻野。初球の直球を一塁手と二塁手の間に転がす絶妙なセーフティーバントが決まって勝ち越し、決勝点になった。荻野が「ネクストサークルで一塁手の守備位置を確認していた。自分の判断で初球からいきました」と胸を張れば、田村も「あそこはスクイズの方が点を取る確率が高い場面。自分は打てないので小技を決めるしかない」と振り返った。4回にも田村のセーフティーバントが細川の野選と送球エラーを誘い1点を奪っていた。

シーズン終盤になって中軸が打点を挙げられない試合が続いている。16日の日本ハム戦(QVCマリン)に敗れた直後、伊東監督は荻野、鈴木、高浜、加藤、田村を球場内の食堂に集めて「おまえらは走塁や小技でかき回さないと意味がない。その部分をしっかり意識してやってくれ」とハッパをかけた。「小技で点を取る」という指揮官のメッセージが形になった勝利だった。

試合がなかった3位・西武とのゲーム差は1に縮まった。二盗を2度阻止して守備でも貢献した田村は「CSに出たい。それしかない。この勝ちは大きい」と表情を引き締めた。残り16試合。逆転CS進出に向けて、チームスローガンにあるように「泥臭く」勝利だけを目指す。

チェン
「中継ぎは難しい。勝ててよかった。」(4回から2番手で登板し4勝目)

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ロッテ、荻野貴の小技でCS射程圏内「必死でやっている」[スポニチ]

ロッテ・荻野貴が自慢の小技でチームに勝利をもたらした。

2−3と1点を追うロッテは6回、福浦の内野安打とクルーズの二塁打で1死二、三塁とすると、田村のセーフティースクイズで同点。続く荻野貴も初球にバットを寝かせると、一塁線へボールを転がし、三塁走者のクルーズを迎え入れた。

荻野貴は「いいところに転がせば何とかなると思った。サインではなかった」と自身の判断で決めた鮮やかなセーフティーバントに満足げ。

しかし、すぐにその表情を引き締め、「CSに向けて負けられない。諦めずに必死でやっている」とコメントを続けた。この日の勝利でチームは3位・西武に1ゲーム差。背番号「4」が昨季逃したCSへのキーマンと周囲も期待する。

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ロッテ、「ファミリーキャッチボール」を実施[スポニチ]

ロッテは「第8回マリン

フェスタ」が行われる23日の楽天戦(QVCマリン)の試合後にグランドで選手とキャッチボールができる「ファミリーキャッチボール」を実施する。

当日の抽選会で当選した200組の家族(中学生以下の子供同伴の1家族4人まで)が対象。選手は10人が参加予定で、ボールは子供向けに軟らかいボールを使用する。主将の鈴木大地は「9月23日でマリンフェスタも今年最後になりますのでファンの方々、多数のご来場お待ちしております。ファミリーキャッチボールイベントでは、キャッチボールをしながら参加者と選手でコミニケーションをとっていただき、想い出に残る楽しい時間にすることが出来ればと考えています」と参加を呼び掛けた。

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伊東監督「うちは負けられない」3位レオに1ゲーム差[報知]

ロッテはパ・リーグ覇者のソフトバンクに逆転で勝利し、3位・西武に1ゲーム差と迫った。

1点を追う6回1死二、三塁から、田村が一塁線にスクイズを決めて同点。続く荻野が「一塁手と二塁手が少し後ろに守っていたので、うまくいけば決まるかなと思ってやりました」と外角直球をセーフティーバント。快足を飛ばして一塁内野安打として、勝ち越した。

伊東監督は16日の日本ハム戦(QVC)後、荻野、田村ら5人を食堂に集めて「何とか食らいついて塁に出るように。三振だけは避けて欲しい」と話していた。小技を使っての勝利に「それをよく聞いてくれていた。(CS進出へ)うちは負けられないので、これを明日以降につなげていきたい」と話した。

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抽選で200組、選手とキャッチボール楽しめる[報知]

ロッテは23日の楽天戦(QVC)で、試合後にグラウンドで選手とキャッチボールができる「ファミリーキャッチボール」を実施することを18日、発表した。

当日は月1度ペースのファン感謝イベント「第8回マリンフェスタ」が開催される。今回はスポーツの秋と言うことでキャッチボールを実施。試合終了後に準備が整い次第、グラウンド内の内野エリアにて行われる。

試合中の2回表から4回表の間に内野キッズスクエアで実施される抽選会で当選した200組の家族(中学生以下の子ども同伴の家族が対象。1家族4名まで)が対象。選手は10名が参加し、1家族所要時間1分で選手とキャッチボール。ボールは子どもでも楽しめる柔らかいボールを使用する。

主将の鈴木は「マリンフェスタも今年最後になりますので、多数のご来場お待ちしております。ファミリーキャッチボールイベントでは、キャッチボールをしながら参加者と選手でコミュニケーションを取っていただき、思い出に残る楽しい時間にすることができればと考えています」とコメントした。

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ロッテ荻野が快速Vバントで3位と1差[デイリー]

迷いはなかった。ロッテは6回、田村のスクイズで同点に追い付き、なお2死三塁。荻野は初球にセーフティーバントを敢行した。守備陣の意表を突き、鮮やかに一塁を駆け抜ける。チームNo.1のスピードスターが持ち味を遺憾なく発揮してもたらした決勝点。これで3位西武に1ゲーム差に迫った。

「ファーストとセカンドが少し後ろに守っていたので、うまく行けば決まるかなと思ってやりました」。思い切った好判断が、リーグVから一夜明けた覇者をばたつかせた。伊東監督は「サインじゃなく、タカシが自分でやってくれた」と大きくうなずいた。

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