ロッテが無失点リレーで3連勝を飾った。6回2死二塁から井口の内野安打で清田が二塁から生還して先制。チェンが6回途中まで5安打無失点と好投し、小刻みにつないで1点を守り切った。2番手の益田が3勝目。楽天は3連敗。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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東北楽天 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | x | 1 |
両チーム唯一となる得点を、足でもぎ取った。千葉ロッテは6回2死二塁から二塁走者の清田が、井口の遊撃への内野安打で一気に生還。「2アウトで、外野も前だった。スタートは意識していた」と打った瞬間に猛然と走りだし、三塁を蹴った。的確な状況判断と、迷いのない全力疾走が得点に結び付いた。
本塁突入を指示した三塁コーチの清水外野守備走塁コーチは「キヨ(清田)が全力で走ってくれたから回しやすかった。走塁コーチとして嬉しい限り」と好走塁をたたえた。井口も懸命に一塁を駆け抜け「内容はどうであれ、点を取れたのはでかい」と息をついた。
2試合連続の2桁安打で大勝した前日までと違い、少ない好機をものにしての勝利。クライマックスシリーズ進出に向け、清田は「残り少なくなって、負けられない試合が続く。チームにとって大きい」と3連勝をかみしめた。
千葉ロッテは6回2死二塁から継投に入り、益田、松永、内、西野が無安打投球で勝利をたぐり寄せた。伊東監督は「最近、ブルペン陣もいい仕事をしてくれている。もう一踏ん張り、頑張って欲しい」とねぎらった。
ウィーラー、ペーニャと一発のある打者が続いた9回を3人で締め、34セーブ目を挙げた西野は「落としちゃいけないゲームが続いている。前のピッチャーもリズム良く抑えてくれたから、僕も3人で抑えられた」と充実した表情だった。
ロッテが好走塁で勝った。0−0の6回2死二塁で、井口資仁内野手(40)が遊撃へ適時内野安打を放った。遊撃手が捕球し一塁に送球する間に、二塁走者の清田育宏外野手(29)が一気に本塁生還。
井口は「ラッキー。キヨが良い走塁をしてくれた」と清田に感謝した。清田は「僕は僕で、できることをやっただけです」。3連勝で、3位西武を1ゲーム差でピタリと追いかける。伊東監督は「こういう野球をやっていかないといけない」と手応えを口にした。
ロッテは第8回マリンフェスタのイベントの一環として、試合後に藤岡貴裕投手(26)、阿部和成投手(26)による「ふかし芋」販売を行った。
ファン200人に「ふかし芋」を300円で販売した。これまでも、ロッテアイス、かき氷などを販売してきたが、今回は「食欲の秋」をテーマにふかし芋とワッフルを販売した。
藤岡は「販売をしている時にお芋の美味しそうな匂いがして、お腹が減ってしまいました。とにかくファンの方に喜んでもらえたのでよかったです。販売終了後、ご褒美にふかし芋をもらったので、阿部と2人でロッカーに戻ってからいただきました。とても美味しかったです」と話した。
ロッテが好走塁で勝った。
0−0の6回2死二塁で、井口資仁内野手(40)が遊撃へ適時内野安打を放った。遊撃西田が捕球、一塁に送球する間に、二塁走者の清田育宏外野手(29)が一気に本塁生還した。
井口は「ラッキー。キヨが良い走塁をしてくれた」と清田に感謝した。清田は「僕は僕で、できることをやっただけです」。
楽天に同一カード3連勝で、追いかける3位西武とのゲーム差1を守った。伊東勤監督(53)は「これ以上ない3連勝。明後日からに弾みがついた」と手応えを口にした。ロッテ先発のチェン投手(24)は、5回2/3、5安打無失点だった。
6回に2死二塁となり降板した。点は取られていなかったが、6回まで4イニングで先頭打者を出し、早めの継投でマウンドを譲った。「調子は良かったですが先頭打者を出しすぎです。ランナーを出してから粘り強く試合を作ることが出来たのは良かったですが、もう少し長いイニングを投げないと駄目です。リリーフ陣に申し訳ないです。すいません。チームが勝ってくれれば最高です。しっかり応援します」と話した。
ロッテは外野のバックホームを想定した清田の走塁が楽天の隙を突き、決勝点につながった。0−0の6回2死二塁で打席には井口。二塁走者の清田は楽天外野陣の前進守備を確認し、井口のバットが直球を捉えた瞬間に全力で走りだした。
「外野が前に出ていたので、スタートを意識した。打球が背中の方にいったのは分かった。(三塁コーチャーの)清水さんが(腕を)回していたので抜けた、と思った」。実際は遊撃手の西田が捕球。井口の足が上回り、内野安打となった。直後に清田が決勝点となるホームに滑り込んだ。
普通なら三塁で止まるケース。好判断した清水三塁コーチャーは「(清田の)スタートが良かったし、全力で走ってくれた」と振り返り、伊東監督も「清田は2アウトでいい走塁をした。こういう野球をやっていかないといけない」と称えた。
3位・西武も勝ち、1ゲーム差のまま。残り11試合でCS逆転進出には1敗が致命的になる。この日は4安打に終わったロッテ唯一の得点機。それをものにした1勝は大きい。
激走で均衡を破った。6回2死二塁、井口の放った高く弾んだ打球が、相手先発・レイの頭上を越える。12月で41歳になるベテランは歯を食いしばり、一塁を駆け抜けた。遊撃内野安打。二走・清田も一気にホームを陥れた。
「キヨ(清田)がよく走ってくれたね。自分も必死に走りました」。両チーム唯一となる得点を足でもぎ取った。右翼線二塁打でチャンスメークした清田は「(中前へ)抜けたと思って、全速力で走った。2死でいいスタートをしようと意識していました」と会心の走塁を振り返った。
3位・西武もオリックスに勝利し、1ゲーム差のまま。逆転でのクライマックスシリーズ進出へ、残りは11試合。負けられない戦いが続く。
「3つ取れたのはよかった。これ以上ない3連戦だった」と伊東監督。2010年はシーズン3位から日本シリーズを制した。当時の立役者はルーキーだった清田と、優勝請負人として米球界から日本復帰2年目の井口。再び、下克上を目論む。
ロッテは6回2死二塁から継投に入り、益田、松永、内、西野が無安打投球で勝利をたぐり寄せた。伊東監督は「最近、ブルペン陣もいい仕事をしてくれている。もう一踏ん張り、頑張って欲しい」とねぎらった。
ウィーラー、ペーニャと一発のある打者が続いた9回を3人で締め、34セーブ目を挙げた西野は「落としちゃいけないゲームが続いている。前のピッチャーもリズム良く抑えてくれたから、僕も3人で抑えられた」と充実した表情だった。
1点リードの9回に登板し、2死走者なしから後藤を投ゴロに打ち取ったものの、打球を左足に受けた西野勇士投手(24)が、習志野市内の病院で検査を受け、「左足甲打撲」と診断されたと球団が発表した。今後については当日の様子を見て決めるという。
試合後、西野は顔を歪めながらもマウンドでナインとハイタッチ。ベンチへは捕手・田村らが抱えて戻った。伊東監督は「心配。大事に至らなければいいけど」と話していたが、幸い骨には異常がなかった。
ロッテ・清田の激走が価値ある勝利を呼び込んだ。0−0の6回2死二塁。井口がしぶとく遊撃内野安打を放つと、二塁からの全力疾走で決勝のホームを踏んだ。相手守備の隙を突いた好走塁で3連勝に貢献。3位西武とは1ゲーム差。清田は「残り試合は少なく負けられない。(この日の勝利は)チームにとっても大きい」と話した。
ロッテは23日、楽天戦後(QVC)に「マリンフェスタ」の一環として選手による「ふかし芋」販売を行った。
これまでロッテアイスやかき氷を販売してきたが、今回は「食欲の秋」をテーマにふかし芋とワッフルを販売した。
ファン200名に、300円でふかし芋を販売した藤岡は「販売をしている時に、お芋の美味しそうな匂いがして、お腹が減ってしまいました。ファンの方に喜んでもらえたのでよかったです。販売後、ご褒美にふかし芋をもらったので、阿部と2人でロッカーに戻ってからいただきました。とても美味しかったです」とコメントした。
ロッテの西野勇士投手(24)が23日、楽天戦(QVC)で打球を左足に受け、試合後に習志野市内の病院で「左足甲打撲」と診断された。今後については当日の状態を見て判断するという。
楽天戦は1点リードの9回に登板。2死後に後藤の打球を受けた。投ゴロとして34セーブ目を挙げたが、直後は1人で歩くことができず、両肩を支えられてベンチへ下がっていた。
ロッテは井口と清田の激走で得た1点を守り抜き、楽天相手にカード3連勝を決めた。
6回に清田が右翼線二塁打を放って出塁。2死二塁となって、井口が二遊間へのゴロを放ち、全力疾走で遊撃内野安打とした。遊撃手が一塁へ送球する間に、二塁走者だった清田は一挙に本塁へ。「(打球が)外野に抜けると思った。2死だったし、清水さん(三塁コーチ)も手を回していたので全力疾走した」と好走塁で決勝点をもぎ取った。
投手陣も先発のチェンが6回途中を無失点に抑えると、益田、松永、内、西野とつないで完封リレー。伊東監督は「こういう野球をやっていかないといけない」と納得の表情だった。