わたしはかもめ2015年鴎の便り(9月)

便

9月30日

北海道日本ハム1−4千葉ロッテ(札幌ドーム)

ロッテのチェンが7回2安打無失点で5勝目を挙げた。無四球の安定ぶりで二塁を踏ませなかった。打線は2回に伊志嶺の2点適時打などで3点を先行し、4回にも1点。3連勝で8月18日以来の勝率5割。日本ハムは反撃が遅かった。

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千葉ロッテ0301000004
北海道日本ハム0000000101

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ロッテ・チェン、7回2安打無失点でCSにつないだ[ニッカン]

ロッテ・チェン投手(24)がCSに望みをつないだ。直球にキレがあった。自己最長7回で日本ハム打線を2安打無失点。5勝目で、チームを8月18日以来の勝率5割に戻した。

82球で完封もみえたが、中4日で5日の日本ハム戦に先発するため早めに降板した。「四球ゼロが良かった。今日はウニパーティーです」と好物でお祝いするつもりだ。プレミア12の台湾代表にも選ばれ、最高の1日となった。

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ロッテ藤岡に第2子となる長女誕生、母子ともに健康[ニッカン]

ロッテは30日、藤岡貴裕投手(26)の繭夫人(31)が、9月29日午前11時06分に都内の病院で第2子となる長女を出産したことを発表した。3208グラムで母子共に健康。

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ロッテ・チェン5勝「調子良かった」CS進出へ望み[ニッカン]

ロッテのチェン投手(24)が7回2安打無失点で5勝目を挙げた。

140キロ台前半の直球にキレがあった。無四球でテンポもよく、7三振を奪った。7回終了時点で82球と完投ペースだったが、シーズン最終盤の次回登板を見据え、降板した。

「調子は良かった。(捕手の)田村が直球を多く出してくれた。マウンドも投げやすかった」と、初めて訪れた北海道で好投した。

チームは8月18日以来の勝率5割復帰。CS進出に望みをつないだ。

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ロッテ伊志嶺が2点適時打「大量点につながる」[ニッカン]

ロッテ伊志嶺翔大外野手(27)が2点適時打を放った。

2回に敵失で1点を先取し、なお1死満塁で日本ハム吉川から左前打を放った。2点を加え、「先制した後で自分がつなげば、次は清田さんなので大量点につながると思い、自分は次の清田さんにつなぐことしか考えていませんでした。とにかく負けられない状態なので、良いところで打つことができて良かったです」と話した。

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ロッテCSへ大好評シリコンバンドを楽天戦で配布[ニッカン]

ロッテは30日、10月2日の楽天戦(QVCマリン)で「GOLDEN YEAR AGAIN!」のメッセージの入った特製シリコンバンドを追加配布することを発表した。

シーズン終盤の盛り上げ企画の一環として、9月10日から12日のオリックス3連戦、16日の日本ハム戦(いずれもQVCマリン)にて来場者に配布したもの。好評で、追加配布の問い合わせが多数あったという。

今回は、先着順でなくなり次第、終了となる。クライマックスシリーズ進出に向けた重要な戦いが続くことから、案内係、売り子などを含めた多くの球場スタッフ、選手などのチーム関係者、職員が着用し、一体感を作り上げるのが狙い。

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ロッテ・ロサが家族の急病で一時帰国、再来日は未定[ニッカン]

ロッテは30日、カルロス・ロサ投手(31)が家族の急病のため、成田空港発ニューヨーク行きの便で一時帰国することを発表した。再来日は未定。

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ロッテは離れん!伊志嶺3打点の大暴れ、西武と0.5差死守[サンスポ]

ロッテは30日、日本ハム22回戦(札幌ドーム)に4−1で勝ち、3連勝で勝率5割に復帰した。3位・西武も勝ち、0.5ゲーム差は変わらないが、クライマックスシリーズ(CS)進出へ残り6試合での逆転を目指す。

「食らいついて、1点でも多く取りたい。相手投手をリズムに乗せたくなかった」。

伊志嶺翔大外野手(27)が4打数3安打3打点と大暴れした。「2番・右翼」で出場し、1回は三塁内野安打。2回は左前2点打。4回は右犠飛。7回にも俊足を発揮して遊撃内野安打を放った。

5年目外野手は今季、出場わずか28試合。開幕は2軍。さらに5月中旬の練習中に、右目に激痛が走った。右目の角膜炎で、視力が1.5から0.1まで低下した。

アクシデントを乗り越えて、9月21日に今季2度目の1軍昇格を果たしてから、2番での起用が続いている。「もう負けられない。自分を犠牲にしても、チームのためにやっていく」。失われた時間をCSで取り戻す覚悟だ。

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ロッテ、今秋ドラフトで亜大の二刀流・北村祥主将獲りへ[サンスポ]

ロッテが10月22日のドラフト会議で、亜大・北村祥治内野手(4年)を指名する方針であることが30日、分かった。

1メートル77、81キロの北村は、内野手、捕手、そして主将と、チームのためなら何でもこなす。昨春まで東都大学リーグ6連覇を達成した亜大のレギュラー内野手ながら、今年はチーム事情から中学時代以来という捕手も務めた。捕球からの二塁送球が1.9秒を切る強肩で、金メダルを獲得したユニバーシアードでもマスクをかぶった。

ロッテは近年、伊志嶺(東海大)、鈴木(東洋大)、中村(早大)と大学の主将経験者を多く指名。北村祥の主将としてのキャプテンシーや、チーム優先のプレースタイルも球団方針に合致している。

「内野はどこでもできるし、大学ジャパンでマスクをかぶった捕手。超スーパーサブまでできる右打ちの選手は貴重」と、担当のロッテ・諸積スカウト。常勝を目指す亜大で磨かれた北村祥のチーム優先のスピリットは、次のステージでも生かされそうだ。

北村祥治(きたむら・しょうじ)
1994(平成6)年1月23日生まれ、21歳。石川・金沢市出身。星稜高では1年夏から遊撃のレギュラーも甲子園出場なし。亜大でも1年時からリーグ戦に出場し、6連覇に貢献。二塁手としてベストナインに3度選出され、今年度は主将も務める。東都リーグ通算成績は77試合で打率.267、3本塁打、26打点(30日現在)。1メートル77、81キロ。右投げ右打ち。2学年下の弟・拓己も星稜高から亜大。

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ロッテ・チェン、制球さえ5勝!自己最長7回0封7K[サンスポ]

先発のチェンが自己最長の7回を2安打無失点で5勝目(4敗)を挙げた。ストライクを先行させ、7奪三振。「コントロールがよく、今日は3ボールがなかった」と納得の表情だった。チームは5割に復帰し、伊東監督は「ここに来て素晴らしい投球をしてくれた。伊志嶺もチームを勢いに乗せた」と投打のヒーローをたたえた。

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チェン7回零封5勝、DeNA戦力外左腕「CSで投げて恩返しを」[スポニチ]

ロッテの左腕チェンが7回を2安打無失点に抑えて5勝目をマーク。「四球が0だったのが1番。最高」と笑顔だった。

昨季限りでDeNAを戦力外になり、昨年11月の入団テストで合格した。9月だけで3勝を挙げ、伊東監督が「投げる度に成長している」と称賛。次は中4日で5日の日本ハム戦(QVCマリン)に先発する。

「CSで投げてロッテに恩返しをしたい」とチェン。プレミア12の台湾代表にも選ばれた左腕は、逆転CSに向けたキーマンだ。

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ロッテ、藤岡に第2子長女誕生、母子ともに健康[スポニチ]

ロッテの藤岡貴裕投手(26)の繭夫人(31)が29日午前11時06分、都内の病院で第2子となる長女(3208グラム)を出産した。母子共に健康。

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ロッテ、シリコンバンドを再配布「史上最大の下克上」再現後押し[スポニチ]

ロッテは逆転CSへの盛り上げ企画として、今月10日からのオリックス3連戦、16日の日本ハム戦(いずれもQVCマリン)で来場者に無料配布した「GOLDEN YEAR AGAIN!」のメッセージ入りシリコンバンドを10月2日の楽天戦(QVCマリン)で追加配布すること決めた。先着順でなくなり次第終了となる。過去2回の配布では、球団職員が想像もしていなかった好評の声が届いたそうで、「もう追加配布はないのか」という問い合わせが殺到していたという。

2010年にも本拠地最後の3試合でシリコンバンドを配布しており、この時は3連勝でシーズン最終戦にてCS出場を決めている。その後、日本一になって「史上最大の下克上」を達成した。不思議な力を持った縁起物のシリコンバンドが5年ぶりに「魔力」を発揮する!?

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Mチェン千金5勝目!CS争い原動力に[デイリー]

気迫が込められていた。一心に腕を振ったチェンは、7回2安打無失点で5勝目。全力投球が、伊東ロッテに価値ある勝利をもたらした。

「調子、最初から良かったね」。力感ある直球を軸に、無我夢中で投げた。奪った三振は7。それでいて無四球。快いテンポが味方の援護をも呼んだ。登板を控えた前夜は、初の北海道で大好物のウニを我慢。「きょうはめちゃ食べたいね」と無邪気に笑った。

9月は3勝をマーク。昨オフにテスト入団した左腕が、CS争いの原動力となっている。落合投手コーチは「力で押せるようになってきた」とうなずいた。82球で降板し、次回は中4日で5日の日本ハム戦(QVCマリン)の先発を担うことも決まった。

3位西武が勝ち、0.5差のまま。とにかく勝ち進むしかない。左腕の力投は、そんなチームに、勇気を与えたはずだ。

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チェン、7回を2安打無失点で3連勝に貢献[報知]

ロッテのチェン・グァンユウ投手(24)が30日、日本ハム戦で来日最長の7回を2安打無失点。7奪三振の力投で5勝目を挙げ、チームの3連勝に貢献した。

初回に同じ台湾出身の陽から145キロ直球で空振り三振を奪い、波に乗った。わずか82球、無四球とテンポよく投げきり、「真っ直ぐがよかった。(カウント)3ボールがなかったのも嬉しい。(北海道なので)今日はウニパーティーですね」と上機嫌だ。

11月のプレミア12にも、台湾代表として選出された。次回は自身初の中4日で、5日の日本ハム戦(QVC)に登板予定だ。「(代表入りは)嬉しい。まずはCSで投げて、次にそこ(プレミア12)に行きたい」と笑顔で話した。

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元ロッテ渡辺俊、覚悟決めた「最後の悪あがき」ダメなら日本復帰も[スポニチ]

元ロッテの渡辺俊介投手(39)が、米球界挑戦は今季限りとする可能性を口にした。大リーグ球団との契約を目指して米独立リーグ、アトランティック・リーグのランカスターで2年間プレー。通算64試合で16勝9敗、防御率3.05の好成績を残した。

それでも夢はかなわず、今後は11月までベネズエラのウインターリーグに参加してアピールを続ける。「最後の悪あがき。駄目なら、もうアメリカの野球はきっぱり諦める」と覚悟は決めている。来季大リーグ球団との契約がかなわなければ、国内での現役続行のほか指導者への転身も視野に入れている。

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[千葉魂]離脱の西野仲間に思い託す、大一番を松葉杖姿で応援[千葉日報]

その瞬間をベンチ裏から見守った。左足の亀裂骨折で登録抹消となっている西野勇士投手は9月28日、仲間達と一緒に西武プリンスドームにいた。いつもなら不動のストッパーである自分が向かう最後のマウンド。2点リードの緊迫した場面で内竜也投手の登板が告げられた。簡単に2アウトをとると、強打者・メヒアも追い込んだ。外角スライダーで空振り三振。3位・ライオンズとの今季最終戦に勝利し、そのゲーム差を0.5ゲームまで縮めた。西野は戻ってくる仲間達をハイタッチで出迎え、ねぎらった。

「勝って良かった。本当に良かった。今はとにかく勝ち続けないといけないですからね」。

松葉杖姿の西野はホッとした表情で試合を振り返った。23日の楽天戦(QVC)での登板で左足に打球を当てた。自力でベンチに戻れない状況ながら、軽傷であることを強調した。その日の夜に行われた診断は打撲。安心したのもつかの間、翌24日に行った精密検査で骨折が判明した。頭が真っ白になった。

「ショックでしたね。どうにかやれないものかと考えました。極端な話、再検査せずに、そのまま骨折を知らないままシーズンをやりきればよかったと思ったぐらい。だけど、自分の投球が出来なくて迷惑をかけてはいけない。クローザーは万全なピッチャーが投げるポジション。だから、最後は仕方がないと必死に気持ちを切り替えるしかなかった」。

検査を終え、QVCマリンフィールドのロッカーに戻ってきた西野の背中はどこか寂しげに見えた。それでも仲間達の励ましに、笑顔を作り、けなげに応えた。そんな中で、1つの強い思いが芽生えていた。落合英二投手コーチに直訴した。頭を下げた。「西武ドームに行かせてもらえませんか」。ここまで34セーブを挙げ、守護神としてチームの勝利に貢献した。28日に行われる3位・ライオンズとの今季最後の直接対決。クライマックスシリーズ出場に向けた大一番をどうしても仲間達と一緒に戦いたかった。松葉杖姿では応援することしかできない。それでも仲間達が戦っている場所で、直接、声を枯らしてエールを送ることでマウンドに立つ投手を後押ししたいという思いをコーチにぶつけた。若者の訴えに落合コーチは肩をポンとたたいた。「一緒に戦ってくれ」。笑顔で許諾した。

「嬉しかったですね。強い責任感を感じたし、仲間への思いも伝わってきた。クローザーというのは勝利に向けたみんなの襷(たすき)を受けて、セーブが記録される。1人ではない。その感謝の思いが感じました。今年は1点差ゲームが多い中でよく頑張ってくれた。アイツは最後のマウンドに今はいないけど、その魂はマウンドに上がっていました。その残像が残っていて、内と一緒に投げていた。それだけ西野がすごい投手なんです」。

落合投手コーチは独特の表現でしんみりと振り返った。最後のマウンドを託された内もベンチ裏で静かに、そして控えめに祈るような思いで見守る背番号「29」の気持ちを胸にボールを投じていた。6年連続で8度の手術を乗り越えて今がある内には投げたくても投げられない投手の気持ちは痛いほど分かる。本当は譲りたくはなかったはずのこの仕事場。今、それを託されているからには絶対に結果を出さないといけないと誓っていた。

「ケガをした人の苦しみ、切なさは誰よりも理解しているつもり。きっとアイツはまだ諦めていないと思いますよ。クライマックスシリーズ、いやその先にいけば投げられると信じているはず。今年、もう1度、投げる舞台を作ってあげるためにも自分が頑張る」。

内は勝利のハイタッチを繰り返しながらも西野のことを気遣った。勝利の余韻が残る中、西野は西武プリンスドームの出口までの長い廊下をゆっくりと歩き出した。思えば、この日、色々な言葉を掛けられた。応援をするつもりが逆に励まされた。その1つ1つが心に染みた。嬉しかった。

「早く治せとか、クライマックス、日本シリーズには間に合うのか?など聞かれました。みんながクライマックスに絶対に行くという思いで戦っているとあらためて感じました」。

し烈なAクラス争いの中、そして球団記録の37セーブ(2002年、小林雅英)も視野に入れた状況での戦線離脱。これまでは複雑な感情が絡み合っていたが、今は悔しい思いを力に変え、リハビリに励もうと前を向ける自分がいる。次のマウンドに向けて、背番号「29」は懸命な日々を過ごす。そしてマリーンズが勝ち続けることを祈っている。
(千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章)

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