わたしはかもめ2015年鴎の便り(10月)

便

10月4日

千葉ロッテ5−3北海道日本ハム(QVCマリン)

ロッテが逆転勝ちで勝率5割以上を確定させた。1−3の3回に福浦、サブローの連続適時打で3点を挙げ、6回にも今江の適時打で加点した。2番手の藤岡が2勝目。内が6戦連続で6セーブ目を挙げた。日本ハムは3連敗を喫した。

123456789R
北海道日本ハム0210000003
千葉ロッテ01300100x5
石川
「こういう試合でこのような結果。悔しい、の一言。」(プロ最短の2回2/3を3失点で降板)
今江
「何とか1点欲しいところ。ずっと打てていなかったので、何とか打てて良かった。」(4−3の6回に適時打)
落合投手コーチ
「マウンドでばたばたしなくなった。負けられない展開で、こういう投球ができるようになった。」(藤岡に)

◇6月以来の2勝目

千葉ロッテの藤岡が3回途中から登板して2回1/3を1安打無失点で6月14日以来の2勝目を手にした。先発の石川がプロ最短の2回2/3で3点を失い降板した後に、好投でチームに勝利を引き寄せ「負けられない試合が続いていた。僕も必死になってゼロに抑えようと思って投げた」と笑顔を見せた。 先発陣の一角に期待されながら制球に苦しみ、思うような結果を残せなかったシーズン序盤の姿はない。「ストライク先行でいけている。四球が少なくなって、楽に投げられている」と手応えをにじませた。

◇土壇場で3位確保

残り2試合でクライマックスシリーズ(CS)進出をようやく決めると、ほぼ満員となった本拠地は歓声で沸き返った。千葉ロッテは土壇場で西武とのデッドヒートを制して3位を確保。伊東監督は「追い込まれた局面から、よく勝ち上がってくれた」と感慨深げだった。

2−3の3回2死一、二塁。今季6度目の先発出場だった21年目のサブローが左翼フェンスを直撃する逆転の2点適時打を放ち「そろそろ仕事をしないと忘れられちゃう」と息をついた。

清田が2日に右肩を痛めて先発を外れ、1日に右太もも裏を肉離れしたクルーズはベンチ入りしなかった。大詰めで主力にケガ人が続出する苦境に見舞われる中、ベテランが輝きを放った。

出番は少なくてもトレーニングを重ね、夏場には炭水化物を抜いて8キロ減量して体調を整えた。「実戦から遠ざかると球が見えなくなる」と動体視力を鍛えることも忘れず、逆転打につなげた。

CSファーストステージで対戦する日本ハムに3連勝。伊東監督は「苦手だったけど、いい形で勝てている。何とかやれる自信はついた」と短期決戦を見据えた。

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ロッテ・サブロー、ベテランの一振りでCS決めた[ニッカン]

ベテランの一振りが、ロッテを2年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)に導いた。2−3の3回2死一、二塁でサブロー外野手(39)が左翼フェンス直撃の逆転2点適時打を放った。21年目の今季は出場機会が限られるが、大事な試合で勝負強さを発揮し、日本ハムを下した。チームは今季2試合を残し、3位が確定。10日から日本ハムとのCS第1ステージに挑む。

どの瞬間よりも、歓声は大きかった。1点を追う3回2死一、二塁。サブローは、日本ハム谷元の外寄りのカットボールを引っ張り込んだ。左翼フェンス直撃で、二塁走者に続き、一塁走者も生還。フェンスは越えず「ノーパワーだね」とクールだったが、一塁上で声援に手を上げ応える口元は、かすかに緩んでいた。

培った技術が逆転打を生んだ。前日の楽天戦は2三振を含む3打席凡退。約3ヶ月半ぶりのスタメンで結果を残せなかった。その前は、9月30日の日本ハム戦に代打で捕飛。打席自体が24日ぶりで「どうやって打ってたか、忘れた感じ」。経験豊富な男でも、感覚を失いかけていた。

2試合連続スタメンのこの日、第1打席を犠牲にした。武田勝の120キロ前後に4球ファウル。最後はラッキーな中前打も、打ち取られていた。「皆さんには振り遅れと見えたかもしれない。軌道修正していた。引っ張りすぎを、右中間に戻すため。言い方は悪いけど、捨てた打席」。感覚を取り戻した当たりは、切れることなく、フェアとなった。「昨日、結果が出なかったのに。使ってくれた監督のファインプレーじゃないですか」と粋に話した。

やっと今季36試合目だった。「そろそろ仕事しないと、忘れられる」とちゃかしたが、やることをやってきた。早めに球場入りし走った。ウエートトレーニングも増やした。「目は、どうしても衰える」と、器具を使って動体視力を維持。炭水化物を控え、肉中心の食事。8月だけで8キロ落とし、今も86キロをキープする。積み重ねが凝縮し、ここぞで結果に表れた。

ロッテでは5年ぶりのCSに臨む。心構えを問われ「普段通りやること。CSだから、日本シリーズだから、じゃない」と即答した。勝負の術を知り尽くす男の言葉は、チームの指針となる。

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ロッテ・サブロー、22年目40歳の来季現役続行 [ニッカン]

ロッテ・サブロー外野手(39)が来季も現役を続行することが4日、分かった。

今季は出場機会が限られるが、若手に積極的にアドバイスするなどグラウンド外での働きも大きい。複数の球団幹部が、プレーだけでなく精神面での貢献を評価している。サブロー本人は、18歳でプロ入りした当時から、最低でも40歳現役を目標としてきた。この日の日本ハム戦で決勝打を放つなど、打撃技術は健在。40歳となる22年目の来季も現役を続ける。

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ロッテ伊東監督続投へ「前向きに考える」[ニッカン]

ロッテ伊東勤監督(53)の来季続投が4日、確実となった。この日の日本ハム戦に勝ち、3位で2年ぶりのCS進出が決定。最終順位が確定したことを受け、試合後に山室球団社長が続投を要請した。伊東監督は「試合が終わったばかりで落ち着いた状態ではないので」と即答は避けたが、「ありがたい話。前向きに考えないといけない。断ることはないと思います」と明言した。数日内に受諾を回答する見込みだ。

今季が3年契約の3年目。球団は過去2年間の実績も踏まえ、夏前から来季続投を基本線としてきたが、決定権は重光オーナー代行にある。同代行も伊東監督の戦いぶりを評価しつつ「Aクラス入り」を続投判断の大きな基準にしていたという。Aクラスが確定したことで、同代行の最終結論が下った。

年数などの詳細は今後、詰める。伊東体制が続くことで、来季コーチ陣に大きな入れ替えはない見込み。山室社長は「チームを変えていって欲しいとお願いしている。引き出しをいっぱい持っている方」と、4年目の手腕に期待した。

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ロッテCS進出、伊東監督「ベテランここぞで仕事」[ニッカン]

ロッテは逆転勝ちで、今季の3位が確定。2年ぶりのCS進出を決めた。

2−3の3回2死一、二塁で、サブロー外野手(39)が日本ハム谷元から逆転の2点適時打を放った。左翼フェンス直撃の当たりだった。

今季は出場機会が限られる中、大事な試合で大きな仕事をした。お立ち台に上がると、「忘れられないように、また暴れたいと思います。皆さん、札幌に一緒に行きましょう!」と、10日に始まる日本ハムとのCS第1ステージへ決意表明。歓声を浴び、穏やかな笑みをたたえていた。

伊東勤監督(53)は「ベテランが、ここぞで仕事をしてくれた」とねぎらった。CS出場を決めたことには、「レギュラーシーズンの優勝は逃したが、最低目標のAクラスは達成できた。ホッとしています」と話した。

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ロッテ藤岡、好救援で2勝目「準備はしていた」[ニッカン]

ロッテ藤岡貴裕投手(26)が好救援で2勝目を挙げた。

先発石川が2回2/3、6安打3失点で降板。藤岡は、3回2死二塁から2番手で登板し、5回まで0でつないだ。「何かあったら早い回から行くと言われていました。準備はしていたので、すんなり入れました」と話した。

逆転打のサブローとともに、お立ち台に上がり、マスコット人形をゲット。「嫁さんに渡します。お疲れさまでした、と」。先日、第2子を出産した夫人へのおみやげにすることを、嬉しそうに明かした。

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ロッテ石川「悔しいの一言」勝てばCSも3回持たず[ニッカン]

ロッテ先発の石川歩投手(27)は、2回2/3、6安打3失点で降板した。

勝てばCS進出が決まる試合で先発を託されたが、務めを果たせなかった。降板後「こういう試合で、このような結果。悔しいの一言。今は自分のことより、チームが勝ってくれることだけ思っています」とコメントした。

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ロッテ今江「追加点欲しかった」期待に応え適時打[ニッカン]

ロッテ今江敏晃内野手(32)が適時打を放った。

4−3の6回2死二塁で、日本ハム鍵谷の真っ直ぐを捉えた。

投手強襲の適時打で、リードを2点に広げる貴重な追加点。「やっと期待に応えることができました。追加点も欲しかったので、何とかランナーをかえせて良かったです」と話した。

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ロッテ・サブロー適時打、CS進出「今日決めたい」[ニッカン]

ロッテが1−3の3回、福浦和也内野手(39)、サブロー外野手(39)の連続適時打で3点を奪い、逆転した。

まずは、2死一、三塁で福浦が二塁への内野安打を放ち、1点を加えた。谷元のフォークを捉え、「どんな形であれ、得点になって良かった」と話した。

次打者のサブローは、2死一、二塁で左翼フェンス直撃の当たり。二塁走者に続き、一塁走者の福浦も一気に生還した。その福浦は「サブ(サブロー)もよく打ってくれたから、必死に走ったよ」。

サブローは「打ったのはよく分からない。フォークかな?ノーパワーだね」と、フェンスオーバーしなかったことに苦笑い。ただ、逆転の2点適時打となり「昨日、久しぶりのスタメンで打ててなかったからね。(勝てばCS進出決定という)この大事な試合の意味は分かっている。それだけに、このヒットはうれしいね。福浦さんもよく走ってくれた。ベンチ、球場の思いは一緒。絶対に今日勝って決めたい」と熱いコメントを出した。

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ロッテ角中、唐川ら20人フェニックスリーグに参加[ニッカン]

ロッテは4日、みやざきフェニックス・リーグに参加する20選手を発表した。次の通り。

投手
唐川、田中、南、木村、川満、吉原、黒沢、岩下、宮崎
捕手
金沢、寺嶋
内野手
根元、井上、大嶺翔、香月一、細谷、青松
外野手
角中、脇本、加藤

角中は左手薬指と小指を骨折していた。フェニックス・リーグに出場後、10日からのCS第1ステージで1軍に復帰する予定。

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里崎氏「次は日本シリーズで」ロッテCS進出に歓喜[ニッカン]

ロッテOBで、現在は球団のスペシャルアドバイザーを務める里崎智也氏(39)も、ロッテのCS進出を喜んだ。

テレビ解説で球場を訪れ、昨季まで一緒にプレーした選手達の勝利を見届けた。「大事なところで、福浦さん、サブローの力が大きかった」と、適時打を放った2人をたたえた。

「次は、日本シリーズで来ます」と、CSを勝ち抜き、日本シリーズの解説で再びQVCマリンを訪れることを願っていた。

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ロッテ伊東監督CS決めて来季続投「ありがたい話」[ニッカン]

ロッテ伊東勤監督(53)が来季も続投することが4日、確実となった。

ロッテはこの日の日本ハム戦に勝利し、今季の3位が確定。2年ぶりのCS進出が決まった。

伊東監督は今季で3年契約が終了する。順位確定を受け、試合後に山室球団社長から続投を要請された。要請への即答は控えたが、報道陣に対し「ありがたい話。前向きに考えないといけない。断ることはないと思います」と話した。

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ロッテ今江、児童養護施設の5人を招待[ニッカン]

ロッテ今江敏晃内野手(32)が交流のある児童養護施設の人達を招待した。

千葉・館山市の「ひかりの子学園」の5人(子供4人、引率1人)で、バックネット席で観戦した。試合前に練習見学し、今江と面会した。

今江は「ケガをした時にみんなで千羽鶴を作ってくれて、とても元気をもらいました。招待した子供達は野球観戦が初めてと聞いているので、今日は存分に楽しんで欲しいです」と話した。

子供達からは「今江選手に会える楽しみと初めてのQVCマリンなので自然と早起きして来ました。今日クライマックスシリーズ出場が決まるよう精一杯応援したいです」とのエールが送られた。

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CS決めた!ロッテ、5年周期「ゴールデンイヤー」で下克上日本一だ[サンスポ]

いざ、5年ぶりの下克上へ!ロッテは4日、日本ハム24回戦(QVCマリン)に5−3で逆転勝ち。リーグ3位が確定し、2013年以来2年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。2005、10年の日本一経験者、サブロー外野手(39)が3回に決勝打となる左越え2点打を放った。21世紀に入り、5年周期で日本一に輝いており、チームは15年を「ゴールデンイヤー」にするための最終切符を手に入れた。西武は4位となり、パは全順位が確定した。

眠っていた男が目を覚ました。1点差に詰め寄った3回2死一、二塁。サブローが谷元の134キロのカットボールをたたき、左翼フェンス直撃の逆転2点打を放った。

「何も考えず打席に入り、21年間やってきた経験を生かせた。今季は仕事をしていない。そろそろ仕事をしないと忘れられるからね」。

2回にも中前打で好機を拡大して2安打。かつての「つなぎの4番」は健在だ。3回の安打で一塁から生還したのは1学年上の39歳、福浦。「サブローが打ってくれたから必死で走った」。2005、10年の日本一に貢献した盟友。観衆2万9693人で埋まったマリンを熱狂させた。

「実戦から遠ざかると目が衰える。下半身も鍛え、ウエートトレで準備だけはしてきた」。PL学園高から入団21年目。今季の出場は36試合でも、キバは研いできた。猛暑の8月に走り込み、8キロ減量して現在は体重86キロ。パソコンを使い、動体視力を鍛えるトレーニングも欠かさない。

「ベテランがここぞというときに、1番いい仕事をしてくれた。追い込まれた状況でチーム力がつき、よく勝ち上がってくれた」。

141試合目でCS切符をつかんだ伊東監督が手応えを口にした。前半戦終了時点で3位・西武には6ゲームの大差をつけられた。相手の13連敗があったとはいえ、主力・角中(左手薬指と小指の骨折)、守護神・西野(左足甲の骨折)ら故障者が続出する中、長く、苦しいデッドヒートを戦いぬいた。

「1番頑張っていた角中、西野がいない。アイツらのためにも行ける」。

サブローは力をこめた。何より、5年に1度の胸騒ぎがある。05、10年の日本一に続く5年周期の「ゴールデンイヤー」が合言葉だ。05年から過去4度のプレーオフ、CSでファーストステージで敗退したことがないロッテ。ソフトバンクは独走、日本ハムも2位ながら一人旅。荒波にもまれた経験は、これから生きる。

◇里崎氏が命名「ゴールデンイヤー」

昨年9月28日、里崎智也氏(39)=球団スペシャルアドバイザー=が引退セレモニーで「来年2015年は、21世紀に入って千葉ロッテマリーンズが最も輝く5年に1度の『ゴールデンイヤー』の周期が来ます。これからを担う選手達が、来年必ず日本一になってくれると信じています!」と挨拶。05、10年に次ぐ5年周期での日本一を期待し、「ゴールデンイヤー」がファンの間で定着した。

◇ロッテ・『ゴールデンイヤー』VTR

2005年
渡辺俊ら投手陣の活躍で、交流戦初代王者となり、レギュラーシーズンは2位。プレーオフでソフトバンクを下してリーグ優勝。日本シリーズでは阪神相手に合計33得点&4失点と投打に圧倒して4連勝。球団31年ぶりの日本一に輝いた
2010年
主将・西岡、3番・井口らの上位打線が原動力となり、レギュラーシーズン最終戦で3位に滑り込み。CSで西武、ソフトバンクを破って勝ち上がると、中日との日本シリーズを4勝2敗1分けで制し「史上最大の下克上」と呼ばれた
データBOX
ロッテは3位が確定。クライマックスシリーズ(CS)進出は2013年以来2年ぶり4度目(04〜06年のプレーオフを含めると5度目)。前半戦は3位・西武と6ゲーム差の4位で終えたが後半戦で巻き返した。球宴が始まった1951年以降、前半戦終了時に3位まで6ゲーム以上離されながら3位になったのは前身時代を含めて球団初。11年の西武(ロッテと7差)以来4年ぶりのべ8チーム目(前後期制だった73〜82年のパ・リーグを除く)。

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ロッテ・伊藤監督続投!山室球団社長「基本的に受諾してくれた」[サンスポ]

今季で3年契約が終了するロッテ・伊東勤監督(53)が4日、3位が確定した日本ハム24回戦(QVCマリン)の試合後、山室晋也球団社長(55)から来季の続投を要請され、受諾した。今後は条件面を詰めて正式契約を交わし、来季4年目の指揮を執る。

伊東監督は「ありがたい話。前向きに検討します」と話し、山室球団社長は「基本的には続投を受諾してくれたと受け取った」と説明。2013年から3位、4位、3位と2度のAクラス。同社長は9月に重光昭夫オーナー代行(60)と来季の体制について相談した際に「今季Aクラスなら3年間で2回。実績は問題ない」との返答を得たという。

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ロッテ・藤岡、2回1/3無失点の好救援、落合投手C「素晴らしい」[サンスポ]

2番手・藤岡が3回途中から登板して、2回1/3を1安打無失点で2勝目を挙げた。先発・石川がプロ最短の2回2/3で3点を失って降板。左腕は「負けられない試合が続いていた。必死になってゼロに抑えようと思って投げた」と胸を張った。落合投手コーチは「藤岡が(相手の)流れを断ち切る素晴らしい投球をした」とたたえた。

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ロッテ、伊東監督に続投要請「ありがたい話。前向きに検討する」[サンスポ]

今季で3年契約が終了するロッテの伊東勤監督が4日、3位でのクライマックスシリーズ進出を決めた日本ハム戦の試合後に来季の続投要請を受け「ありがたい話。前向きに検討する」と話した。今後、条件面を詰めて正式に契約する。

2013年に就任した伊東監督は3位、4位、3位と安定した成績を残している。山室晋也球団社長は采配だけでなく、若手の育成なども評価しており「我々も腹の中で決めていた」と説明。9月に重光昭夫オーナー代行と来季の体制について相談した際に「今季Aクラスなら3年間で2回。実績は問題ない」との返答を得たという。

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ロッテ・藤岡、6月以来の2勝目「必死になってゼロに抑えようと」[サンスポ]

ロッテの藤岡が3回途中から登板して2回1/3を1安打無失点で6月14日以来の2勝目を手にした。先発の石川がプロ最短の2回2/3で3点を失い降板した後に、好投でチームに勝利を引き寄せ「負けられない試合が続いていた。僕も必死になってゼロに抑えようと思って投げた」と笑顔を見せた。

先発陣の一角に期待されながら制球に苦しみ、思うような結果を残せなかったシーズン序盤の姿はない。「ストライク先行でいけている。四球が少なくなって、楽に投げられている」と手応えをにじませた。

石川
「こういう試合でこのような結果。悔しい、の一言。」(プロ最短の2回2/3を3失点で降板)
今江
「何とか1点欲しいところ。ずっと打てていなかったので、何とか打てて良かった。」(4−3の6回に適時打)
落合投手コーチ
「マウンドでばたばたしなくなった。負けられない展開で、こういう投球ができるようになった。」(藤岡に)

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ロッテ、2年ぶりのCS進出決めた!日本ハムに逆転勝ち[サンスポ]

残り3試合で1勝すれば、クライマックスシリーズ(CS)進出が決まるロッテは、2点を追う3回に福浦、サブローの適時打で逆転すると、4回以降はリリーフ陣が無失点リレー。2年ぶり4度目(2004〜06年のプレーオフを含めると通算5度目)のCS進出を決めた。この結果、西武は4位となり、パ・リーグ全順位が確定した。

3回途中から登板、勝利投手となった藤岡は「本当に負けられない試合が続いていたので、僕も必死になってゼロに抑えようと思って投げた結果がこういう形になって良かった」と安堵。CS進出決定に「僕らも嬉しいですし、ファンの皆さんも嬉しいと思うので、ここで満足することなくクライマックスシリーズで勝ち上がっていけるよう頑張っていきたい」と気を引き締めた。

逆転打を放ったサブローは「今シーズン全然仕事をしてなかったので。良い形で締められたのでよかった」と喜ぶと、「忘れられないようにまた暴れたいと思います。皆さん、札幌へ一緒に行きましょう」とCSへ向け、ファンに呼びかけた。

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ロッテ・今江、養護施設の児童5人を招待「存分に楽しんで」[サンスポ]

ロッテ・今江敏晃内野手(32)が、4日の日本ハム戦(QVCマリン)に児童養護施設、ひかりの子学園(千葉・館山市)の児童ら合計5人を招待した。今江は昨年12月にクリスマスプレゼントを持って同施設を訪問。この日は練習後に面会し親交を深めた。

今江は「ケガをしたときにみんなで千羽鶴を作ってくれて、とても元気をもらいました。招待した子供達は野球観戦が初めてと聞いているので、今日は存分に楽しんで欲しいです」と話した。

児童らは「今江選手に会える楽しみと、初めてのQVCマリンなので自然と早起きしました。今日クライマックスシリーズ出場が決まるように、精一杯応援したいです」とエールを送った。

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涌井、最多勝へ中4日でレギュラーシーズン最終戦先発直談判[スポニチ]

ロッテのCS進出に大きく貢献したエース・涌井が、中4日でレギュラーシーズン最終戦となる6日の楽天戦(コボスタ宮城)に先発し、最多勝のタイトルを狙う。

10日のCSファーストS初戦の先発が検討されていたが、「そんなにないチャンスなので、もう1度投げさせてください」と伊東監督に直談判した。現在リーグ2位の14勝で、あと1勝すれば日本ハム・大谷に並ぶ。CSは、中4日で11日の第2戦に先発する見込みだ。

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ロッテ、2年ぶりCS決めた!「5年周期」で下克上Vだ[スポニチ]

ロッテが2年ぶりとなるクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。4日の日本ハム戦に勝利し、2試合を残して3位が確定。一時は5位に低迷していたが、シーズン後半の驚異的な追い上げで、西武との争いを制した。05年は2位から、10年は3位から日本一に上り詰めた。就任3年目の伊東勤監督(53)の続投も決定的となり、「5年周期」の下克上Vを目指し、10日からのCSファーストステージ(3試合制)でリーグ2位の日本ハムに挑む。 141試合目で、最後のCS切符をつかんだ。ほぼ満員に埋まったQVCマリンは歓喜に包まれた。9月26日時点では3位・西武に1.5ゲーム差の4位だったが、そこからの7試合を6勝1敗。伊東監督は「最低限の目標だったCSを決められてホッとしている。負けられない戦いの中でみんな本当によくやってくれた」と称えた。

CS進出を決める立役者となったのは、過去2度の日本一を知る「下克上戦士」達だった。1点を追う3回2死一、三塁で、まずは22年目の福浦が一塁手の頭を越える適時内野安打で1点差に迫る。なおも一、二塁で、21年目のサブローが谷元から左翼フェンス直撃の2点適時打を放ち、試合をひっくり返した。

かつて「つなぎの4番」と呼ばれた男にとって、今季6試合目のスタメン。「ほとんど打席に立つ機会がなかったけど、そろそろ仕事をしないとね。自分を使ってくれた監督のファインプレーですね」。今季10本目の安打が千金打となった。

さらに、6回には過去2度の日本シリーズでMVPを獲得した今江が投手強襲適時打でリードを広げた。伊東監督も「ベテラン達がいいところで仕事をしてくれた」と勝負強さに目を細めた。

苦しいシーズンだった。一時は5位に低迷し、借金は最大7。浮上への転機は前半戦終了間際の大型連敗だった。7月4日の西武戦(西武プリンス)から7連敗。本拠地のファンから連日のようにブーイングを浴び、指揮官は同14日のオリックス戦の前に京セラドーム内で緊急ミーティングを開いた。

「お前達は悔しくないのか?まだ諦めるような時期じゃない!高校時代に甲子園を目指していたように、もう1度目標を持って戦おうぜ!」。

こみ上げてくる感情を抑えきれず涙を流す指揮官の姿を見て、サブローは「(野球人生で)監督が涙を流す姿を見たのは初めて。男にしようと思った」。翌15日のオリックス戦で連敗は止まり、24日の楽天戦(コボスタ宮城)から怒とうの7連勝で息を吹き返した。最後は角中、クルーズ、守護神・西野ら主力をケガで欠きながら、西武とのデッドヒートを制した。

目標は「日本一」に変わった。サブローが「日本一になる可能性はある。このチームは勢いにのると一気に行くからね」と言えば、今江も「もちろん1番上を目指してやる」と下克上を宣言。5年周期の「ゴールデンイヤー」の戦いは、ここから第2章に突入する。

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ロッテ・伊東監督、続投決定的!要請受け「断ることはない」[スポニチ]

ロッテの伊東監督が来季も引き続き指揮を執ることが決定的となった。

CS進出を決めたことを受けて、試合後に山室晋也球団社長と林信平球団本部長が正式に続投を要請。同社長は「来季も続投をお願いしたいという話をした。就任3年で2度のAクラス。実績的には問題ない。これからもチームを変えていって欲しい」と明かした。伊東監督は「ありがたい。まだ返事はしていないが、前向きに考えたい。断ることはないと思う」と話し、近日中に正式に受諾する。

今後は、ドラフト戦略を含めた来季に向けた戦力構想について話し合いを進めていく。特に投手陣は補強が急務となっており「引き受ける以上、現場としては(フロントに)補強を考えてもらいたい」と伊東監督。コーチ陣は現体制が継続される見込みだ。

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ロッテ伊東監督、続投へ、球団社長が3年で2度のAクラス評価[スポニチ]

ロッテの伊東監督が来季も続投することが4日、分かった。試合後、山室球団社長が伊東監督に正式に続投要請したことを明らかにした。「続投をお願いしました。監督からは『非常にありがたいお話』という言葉を頂いた。受諾して頂けると思っています」とコメントした。

続投を要請した理由について「3年間で2度のAクラスは実績的にもよく、今後もチームをより良くしていって欲しい」と説明した。

ロッテは4日の試合で日本ハムと対戦。5−3で勝利を飾り、2年ぶりのクライマックスシリーズ進出を決めた。

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今江、招待した児童養護施設の子供達の前でタイムリー![スポニチ]

ロッテの今江が、4日の日本ハム戦(QVCマリン)に児童養護施設のひかりの子学園(館山市) 計5人をバックネット裏席に招待した。

試合前の練習見学後、今江は児童らと面会。同施設には、昨年12月にクリスマスプレゼントを持って訪問しており「ケガをした時にみんなで千羽鶴を作ってくれて、とても元気をもらいました。招待した子供達は野球観戦が初めてと聞いているので、今日は存分に楽しんで欲しいです」。

子供達からは「今江選手に会える楽しみと初めてのQVCマリンなので自然と早起きして来ました。今日クライマックスシリーズ出場が決まるよう精一杯応援したいです」とのエールが送られ、6回に適時打を放って期待に応えた。

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サブローV打、日本一戦士でCS進出!伊東監督「いい仕事」[報知]

日本一を知る男達が、ロッテを2年ぶりのCSへ導いた。3回に逆転2点打を放ったサブロー、2安打1打点の福浦、ダメ押し打の今江と、05年&10年の日本一戦士が奮起。日本ハムを下して3位を確定させた。最大7ゲーム差を逆転してのCS進出を、ロッテ担当の宮内記者が「見た」で分析。チームは10日から日本ハムとのCS第1ステージ(札幌D)に挑む。西武が4位となり、パは全順位が確定した。

大一番で、サブローが輝きを放った。1点差に迫った3回2死一、二塁。05、10年の日本一を知る39歳は、21年の経験を白球にぶつけた。左翼フェンス直撃の逆転2点打。「今までやってきた経験を生かせたね」。直後の守備に向かう際、右翼席から「サブローコール」を送られてVサインで応え、「仕事しないと忘れられちゃうのでね」と冗談を飛ばして喜んだ。

先発出場は今季6度目。打席数が少なく、「『どうやって打っていたかな』と分からなくなることがある」と悩んだ時期もあった。だからこそ、1打席目の2回1死一塁は「悪く言えば捨てた」という。それでも、バットの軌道を確認、修正することに専念したことで中前打が生まれ、2打席目で殊勲打を放った。伊東監督は「1番いいときに、1番いい仕事をしてくれた」とたたえた。

サブローは、QVCでは動体視力を鍛える器具を常用している。「年を取ったら目が1番衰えるから」。遠征先ではチームより早く球場入りして散歩をする。8月には炭水化物を避け、脂身の少ない肉を食べて約8キロ減に成功。86キロ前後を維持し、万全の体調で勝負の秋を迎えた。

“日本一戦士”がそろって奮起した。39歳の福浦が2安打1打点、今江も6回にダメ押し打を放った。05年、10年と5年周期で続いた“ゴールデンイヤー”。3位から下克上の流れはできた。サブローが「ゲーム差は付けられたとはいえ、3位になれば日本一になる可能性がある」と言えば、今江も「誰もが立てる舞台じゃない。1番上を目指してやれるチャンス」と意気込んだ。5年に1度の秋に、3度目の旋風を巻き起こす。

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3位確定で2年ぶり4度目のCS進出決める[報知]

ロッテは4日、日本ハム戦(QVC)に5−3で勝ち、3位が確定。2年ぶり4度目(04〜06年のプレーオフを含めると通算5度目)のクライマックスシリーズ進出を決めた。2点を追う3回、福浦の適時内野安打やサブローの左翼線2点打で逆転。6回に今江の投手への適時内野安打で追加点を挙げた。石川、藤岡ら6投手を小刻みにつないで日本ハムを振り切った。

ロッテはこれで71勝69敗1分けとなった。残り2試合に負けると71勝71敗1分け。既に全日程を終えている西武(69勝69敗5分け)と同じ勝率5割となるが、直接対決で13勝11敗1分けと勝ち越しているロッテが上位となる。

お立ち台には逆転打を放ったサブローと、2番手登板し2勝目を挙げた藤岡が上がった。後半戦初のタイムリーとなった21年目のサブローは「今季は全然、仕事をしてなかった。いい形で締められてよかった」と笑顔。藤岡は「ファンの皆さんも嬉しいと思う。これで満足せず、クライマックスシリーズで勝っていきたい」と意気込んだ。

ロッテは2010年にレギュラーシーズン3位から、クライマックスシリーズで西武、ソフトバンクを、日本シリーズで中日を破り「下克上」で日本一になっており、その再現を目指すことになる。

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ロッテ逆転CS!一丸で逆境乗り切った[デイリー]

ベテランが、研ぎ澄まされた集中力を発揮した。2点を追う3回、1点差とし、なお2死一、二塁。この好機でサブローの体は反応した。放った打球は左翼フェンスに直撃。12月に不惑を迎える一走・福浦が激走でホームへ滑り込み、ロッテがCS出場を手に入れた。

39歳のサブローはいたずらっぽく笑った。「そろそろ仕事しないと忘れられちゃうと思ってね」。今季51打席目。清田の右肩負傷で巡ってきたスタメンで、05、10年に「つなぎの4番」として日本一に貢献した男が、勝負強さを見せつけた。

下克上Vに沸いた5年前から世代交代が進み、今の中心選手は美酒の味を知らない。今季、その新たな世代が必死の戦いを繰り広げた。そして最後はサブローが締めた。伊東監督は「若手と中堅とベテランが最後うまく融合した」とうなずいた。

7月22日の時点で借金7の5位。しかし、西武が13連敗を喫した間に7連勝し、息を吹き返した。9月に入り、残り試合に上位のソフトバンク、日本ハムとの対戦を多く抱え、条件的には不利といわれた。さらに角中や西野ら、主力が相次ぎ負傷離脱。だが逆境をチーム力でカバーした。

指揮官は「全員でよく乗り越えてくれた」と目を細めた。「5年に1度のゴールデンイヤー」‐。今、その挑戦権を得た。

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ロッテ伊東監督が続投、3位決定で要請[デイリー]

ロッテ・伊東勤監督(53)が来季も続投することが4日、確実となった。山室晋也球団社長(55)が同日の日本ハム戦終了後に続投要請を行った。

今季が3年契約の最終年だった伊東監督はこの日、2年ぶりのCS進出を決めた。試合後、山室社長は「来年の続投をお願いしました」と明言。ロッテ本社トップの重光オーナー代行と来季の体制を話し合い、「3年間で2回のAクラスは実績的にも問題ない」と続投を決断したという。

4年目の指揮を託された伊東監督は「前向きに考えます」と話した。近日中にも受諾の意思を伝え、正式に契約する模様だ。

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