わたしはかもめ2015年鴎の便り(10月)

便

10月27日

ロッテのドラ3成田に吉兆「成」つく投手は出世[ニッカン]

ロッテからドラフト3位指名された秋田商・成田翔投手(17)が27日、同校で指名挨拶を受けた。球団からの期待は1年目からの先発。成田も「早く1軍に上がる」と力強く宣言した。ソフトバンク1位の県岐阜商高橋純平(18)らU18W杯の日の丸メンバーや、憧れのヤクルト石川に負けない活躍をすると誓った。

この夏甲子園を沸かせた成田が、今度はロッテの星になる。期待は予想以上に大きかった。この日あいさつに訪れた永野チーフスカウトは成田の武器である縦のスライダーを「一級」。プロでも通用する球だと太鼓判を押した。「伊東監督の構想では先発ということなので、本人には『3年後といわずに、来年からいけるようにしっかり調整してくれ』と言いました」と話した。

大きな期待に、成田も居住まいを正した。「制球力が大切になってくると思うので、しっかり走りこみをしていきたい。下半身を鍛え、しっかり体作りをしたい」。プロ入りを見据え、今も毎日ポール間ダッシュとキャッチボールを欠かさない。「練習が大事」と何度も繰り返した。プロですぐに活躍したい、熱い気持ちが胸にある。

U18W杯で一緒に日の丸を背負った仲間が、今度はライバルになる。1番対戦したいバッターに挙げたのは楽天1位の関東第一・オコエ瑠偉(18)。ソフトバンク1位の高橋に対しては「自分が早く1軍に上がって活躍したい、という気持ちしかないので負けたくない」。オリックス6位の仙台育英・佐藤世那(18)には「甲子園の借りを返せたら」と負けず嫌いを全開させた。

違う球団に入っても、秋田商OBのヤクルト石川への憧れは変わらない。石川は左右に投げ分ける軟投派、成田は縦の変化を使う力投型とタイプは違う。ただ、小さな体をハンディとせず、プロで144勝を挙げている大先輩の姿は、何よりの目標だった。「まだ現役ですが、石川さんの記録を超えられるように頑張りたいです」と、変わらぬ目標に向かっていく。

名前に「成」がつくロッテ選手
修徳高出身で「下町のエース」と呼ばれた成田文男投手は、69年にノーヒットノーラン達成、70、73年に最多勝に輝くなど通算175勝。成本年秀投手は96年最優秀救援投手。成瀬善久投手(現ヤクルト)は16勝1敗の07年に最優秀防御率、最高勝率。横手投げの成重春生投手は、74年に公式戦未勝利ながら日本シリーズで勝利投手。9回2死から2度ノーヒットノーランを逃した仁科時成投手もいる。

ページトップ

ロッテ3位成田翔「活躍したい」成田市PRも任せろ[ニッカン]

ロッテに3位指名された秋田商の左腕成田翔(17)が27日、同校で球団から指名挨拶を受けた。

永野吉成チーフスカウト(47)から「3年後といわずに、来年からいけるようにしっかり調整して」と激励を受けた成田は「ロッテのために頑張る。早く1軍に上がって活躍したい」と抱負を語った。

挨拶後には、うなぎと飛行機をモチーフにした千葉・成田市のゆるキャラ「うなりくん」と記念撮影。名前と同じ成田市のPRに「協力していきたい」と乗り気だった。

ページトップ

ロッテ山下徳人2軍監督就任を発表「情熱で鍛える」[ニッカン]

ロッテは27日、青山道雄2軍監督(55)が今季限りで退団し、山下徳人2軍打撃コーチ(50)が来季より2軍監督に就任することを発表した。

山下コーチはロッテ一筋。98年の現役引退後、1軍、2軍の打撃コーチ、スカウトなどを経て、昨季から現職。

球団を通じ「突然のことで驚いていますが、スカウト時代、そしてコーチとしての経験を元に形にとらわれることなく、選手個々にあったスタイルを一緒に築き、1人でも多くの選手を1軍へ送りだせるように頑張ります。2軍のスタッフ全員で、日本一のスカウトの方々が獲得した選手達に愛情、情熱を注ぎ、鍛えていきたいと思います」と意気込みを語った。

ページトップ

ロッテD3・成田、先発完投を目指す「最後まで投げ切る選手目指す」[サンスポ]

今夏の甲子園で秋田商高をベスト8に導いたロッテD3位指名・成田が27日、同校で指名挨拶を受けた。伊東監督のサインボールを渡され「練習はさらにきつくなると思うが、楽しみ。先発して最後まで投げ切る選手を目指したい」と言葉に力を込めた。1メートル70と身長は低いが、切れのあるスライダーを武器に甲子園では三振を量産。永野チーフスカウトは「先発でもいける」と期待した。

ページトップ

ロッテ、山下コーチが2軍監督に昇格、打撃コーチは大村氏に要請[スポニチ]

ロッテは青山道雄2軍監督(55)が今季限りで退団し、後任に山下徳人2軍打撃コーチ(50)が昇格すると発表した。

空席となる2軍打撃コーチには、今季までDeNAの1軍打撃コーチを務めていた球団OBの大村巌氏(46)が就任することが分かった。球団は、日本ハムとDeNAで打撃コーチを務め、中田や筒香ら強打者を育てた大村氏の手腕を高く評価。関係者によると、すでに就任を要請しており、近く発表される。

ページトップ

ロッテ、青山2軍監督退任、後任は山下2軍コーチ[スポニチ]

ロッテは27日、青山道雄2軍監督(55)の今季限りでの退団を発表した。代わって山下徳人2軍打撃コーチ(50)が2軍監督を務める。

山下新監督は「突然の事で驚いていますが、スカウト時代、そしてコーチとしての経験を元に形にとらわれる事なく、選手個々にあったスタイルを一緒に築き、1人でも多くの選手を1軍へ送りだせるように頑張ります。2軍のスタッフ全員で、日本一のスカウトの方々が獲得した選手達に愛情、情熱を注ぎ、鍛えて行きたいと思います」とコメントした。

ページトップ

ロッテ、ドラ3成田に挨拶「先発して最後まで投げ切る選手に」[スポニチ]

今夏の甲子園大会で秋田商高をベスト8に導き、ロッテにドラフト3位で指名された成田翔投手が27日、秋田市の同校で球団から指名挨拶を受けた。

伊東監督のサインボールなどを渡され「練習はさらにきつくなると思うが、楽しみ。先発して最後まで投げ切る選手を目指したい」と抱負を語った。

永野チーフスカウトは「先発でもいける選手」とスライダーを武器に甲子園大会で三振を量産した左腕に期待を寄せた。

ページトップ

ロッテ、青山2軍監督が退団、後任は山下徳人2軍打撃コーチ[スポニチ]

ロッテは27日、青山道雄2軍監督(55)が今季限りで退団すると発表した。後任には山下徳人2軍打撃コーチ(50)が就任する。

山下新2軍監督は球団を通じ「選手個々にあったスタイルを一緒に築き、1人でも多くの選手を1軍へ送り出せるように頑張ります」とコメントした。

ページトップ

ロッテ・ドラ3成田「楽しみ」[デイリー]

ロッテにドラフト3位で指名された成田翔投手(17)=秋田商=が27日、秋田市の同校で球団から指名挨拶を受けた。

伊東監督のサインボールなどを渡され「練習はさらにきつくなると思うが、楽しみ。先発して最後まで投げ切る選手を目指したい」と抱負を語った。永野チーフスカウトは「先発でもいける選手」とスライダーを武器に甲子園大会で三振を量産した左腕に期待を寄せた。

ページトップ

青山2軍監督が退団、山下2軍打撃コーチが昇格[報知]

ロッテは27日、青山道雄2軍監督(55)が今季限りで退団すると発表した。代わって山下徳人2軍打撃コーチ(50)が、来季から2軍監督を務める。

山下新2軍監督は「突然のことで驚いていますが、スカウト時代、そしてコーチとしての経験を元に形にとらわれることなく、選手個々に合ったスタイルを一緒に築き、1人でも多くの選手を1軍に送り出せるように頑張ります。2軍のスタッフ全員で、日本一のスカウトの方々が獲得した選手達に愛情、情熱を注ぎ、鍛えていきたいと思います」とコメントした。

ページトップ

ドラ3・成田、名字から「千葉とは縁を感じます」[報知]

ロッテのドラフト3位、秋田商の成田翔投手(17)が27日、秋田市内の同校で永野チーフスカウトらから指名挨拶を受けた。

今夏の甲子園でチームを80年ぶりの甲子園8強に導いた左腕。伊東監督からは先発として期待されている。「1年目から先発ができるように頑張りたい」と意気込んだ。

ロッテから指名を受け、名字と同じ千葉・成田市のことが頭に浮かんだという。「千葉とは縁を感じますね」と甘いマスクをほころばせた。

ページトップ

[千葉魂]福浦が大谷に見せた気遣い、つらい時、支えるのが伝統[千葉日報]

部屋に戻るとまた悔しさがこみあげてきた。北の大地で行われたクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦。1点リードの8回に4番手として登板した大谷智久投手はこの回、3点を失い、負け投手になった。宿舎に戻ると部屋の電気をつける気力も残っていなかった。ベッドに横たわると、天井の一点を見つめた。それからどれくらいの時間が流れたかは覚えていない。突然、ノックをする音が聞こえた。ドアの向こう側にはベテランの福浦和也内野手の姿があった。

「あの日、食事に誘ってもらいました。嬉しかったです。部屋で悶々としていましたから。本当に助けられました。あのまま部屋にいたら、気持ちの整理がつかず、次の日を迎えていたかもしれない。外の空気を吸って、美味しいものを食べて、励ましていただいて、大ベテランの方と野球の話をするうちに、スッと気持ちが切り替えられた」。

豚丼をご馳走になった。他愛もない世間話もしたが、野球の話をした。2000本安打を目前に控える大ベテランの打撃理論、経験に基づいた話を食い入るように聞き入った。悔しくて、つらくてボールを握りたくないぐらい打ちのめされていた気持ちが気がつけば、また野球がしたくなっていた。早くマウンドに上がって、リベンジしたい前向きな気持ちになっていた。食事の最後に誘ってくれた理由を聞いた。

「オレも若い時に打てなくて、エラーをしてつらい思いをした夜がたくさんあった。そういう時にいつも先輩が声をかけてくれたんだ。それがマリーンズの伝統だよ」。

一緒に食事に行くのは初めてではない。しかし、この夜はただ自分を気遣い、誘ってくれた。大先輩のその思いが何とも嬉しくもあり、期待に応えたい気持ちになった。

大谷は、並々ならぬ思いでCSのマウンドに立っていた。2010年にトヨタ自動車からドラフト2位で即戦力と期待され入団してから、これまでポストシーズンのマウンドを経験していない。10年はテレビで見た。その年の日本シリーズは1軍メンバーから外れ、鴨川で秋季キャンプに参加していた。13年は若手の実戦の場として行われている宮崎フェニックスリーグに参加していた。その度にプロとしてCSの舞台にいない自分を情けなく思った。その悔しさを原動力に14年に結果を出し、今年も勝利の方程式の一角として試合の終盤を任せられた。56試合に投げて防御率2.39。胸を張れる数字を残してチームをAクラスに導き、CS進出を決めた。初めての大舞台に燃えた。大事な場面で起用してくれた指揮官の期待に何とか応えたいと気持ちが入っていた。気負ったのかもしれない。ファーストステージ王手で迎えた10月11日の2戦目。1点リードの8回での大谷はシーズン中とは明らかに違う投球をした。先頭打者に四球を許すとあっという間に逆転を許した。試合を途中交代しベンチで試合を見守っていた福浦は、大谷の激しい気持ちの揺れを察した。だから宿舎に戻ると、少し時間を置いて、食事に誘った。

「部屋でルームサービスを頼むようなことを言っていたので、それでは気持ちの整理は出来ないだろうと思った。外に出て、一緒に食事をすれば、少しは違うかなと。今年のシーズン、大谷はよく頑張った。クライマックスに行けたのはアイツのおかげだよ。だから『オマエで打たれたら仕方がない』と励ました。それで少しでも気持ちが落ち着いたのであれば嬉しいよね」。

CSを終えて、まだ2日しか経っていないQVCマリンフィールドに福浦の姿があった。秋晴れの空の下、黙々と外野を走っていた。走り終わった際に、大谷を食事に誘った話を聞くとそう答えた。そして青空を見上げながらしみじみとつぶやいた。

「福岡でのアイツのマウンド。ナイスピッチングだったよな」。

大谷は福岡ソフトバンクホークスとのCSファイナルステージ初戦で1回2/3を投げて被安打ナシ、無失点。3戦目も1回を投げて被安打ゼロの無失点に抑え込んだ。3連敗で終ったシリーズだったが投手陣の奮闘はキラリと光った。

「来年も頑張ってもらわないといけないからね。マリーンズが優勝をするためには絶対にアイツの力が必要だよ」。

福浦は2000本安打の偉業まであと88安打としている。プロ23年目を迎える16年。記録達成、そしてマリーンズの日本一を目指す。大谷もまたこのCSでの経験を糧にさらなる高みへ挑むことを誓う。励まし、支え合いながら、このマリーンズというチームで最高の瞬間を味わいたいと思っている。
(千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章)

ページトップ