10月30日10月30日自分でマウンドまで運転しちゃう！？ロッテのドラフト6位、宮崎梅田学園・信楽晃史投手（23）が30日、宮崎市内の職場である自動車教習所で指名挨拶を受けた。教習所の教官という異色の右腕が、同社初のプロ野球選手になる。運転技術は折り紙付き。先発として期待されるが、リリーフ登板の際には自らリリーフカーを運転するかも？
梅田学園日ノ出校。宮崎空港からほど近い自動車教習所が、信楽の職場だ。永野チーフスカウトが「聞いたことない」と言うように、教習所での指名挨拶は、恐らく史上初めて。信楽は「やっと実感が湧きました」と笑みをこぼした。
毎日午前9時から4時間の練習を終えると、午後は教官に様変わり。5時から約4時間、教習車の助手席だけでなく、学科で教壇に立つこともある。丁寧な指導で生徒の人気は高い。そんな信楽は、もちろん車好き。スカウトには「先発で」と期待されたが、「中継ぎでも、抑えでも。周りから『自分でリリーフカーを運転したら』と言われてます。面白いかな」と明るく言った。QVCマリンのリリーフカーがドイツ車のアウディと聞くと「アウディ、大好きです！」と即答。マイカーは国産車だが、プロで活躍したらアウディ購入を考えるとも言った。
さわやかに冗談も口にするが、福岡大では伸び悩んだ。野球をやめる可能性もあった当時、地元の宮崎で教習所やホテルを経営する梅田学園の野球部に巡り合った。入社して、教官免許も取得。再び野球と向き合い、開花した。武器である落差のあるツーシームを自分で習得。「どうしたら変化するか、研究しました」。教えるのが仕事だ。「たくさんの方と接する。感覚は人によって違う。見る目が養われました」。見て、考え、伝える。その日々は野球に役立っている。
創部10年目で同社から初のプロ野球選手が誕生する。「会社のおかげ。投球に関してはスピード違反はないので、頑張っていきます！」と、最速147キロ右腕は宣言した。
ロッテは30日、アルフレド・デスパイネ外野手（29）がプレミア12のキューバ代表に合流するため、11月2日に成田空港発の航空機で渡韓すると発表した。その後のスケジュールは未定だが、来季まで契約は残っている。
ロッテのドラフト6位、宮崎梅田学園・信楽晃史投手（23）が30日、宮崎市内の自動車教習所で指名挨拶を受けた。
教習所の教官が仕事。職場で挨拶を受けた右腕は「ドラフトから1週間がたって、やっと実感が湧いてきました。期待に応えられるよう、千葉ロッテの顔になれるぐらい頑張りたい」と意気込みを口にした。
永野チーフスカウトからは「先発として期待しています。彼の力を借りて、日本一になれたら」と話した。
ロッテのD6位指名・信楽（しがらき、宮崎梅田学園）が30日、職場の自動車教習所で指名挨拶を受けた。「1年目からしっかり活躍することで、交通安全の大切さを訴えることができればいいなと思っています」と話した。最速147キロの異色右腕は、午前中に野球部の練習に参加し、午後5時から9時まで教官として勤務している。
ロッテは30日、永野吉成チーフスカウト（47）らが宮崎市内の梅田学園自動車学校日ノ出校を訪れ、ドラフト6位の信楽（しがらき）晃史投手（23）に指名挨拶をした。
信楽は同校で普通車の教官を務める右腕。「プロに入って、1年目からしっかりと活躍して、自分が活躍することで交通安全の大切さを訴えることができればと思っています。今日、初めてプロのスカウトの方から挨拶を受けて、指名された実感が湧きました。これからは下半身強化などをしてプロの体を作っていきたいと思っています」とコメントした。
信楽は午前中、宮崎梅田学園株式会社野球部の練習を行い、午後5時から9時まで教官として勤務している。
宮崎梅田学園の自動車教習所で教官を務める異色の右腕・信楽が、ロッテからドラフト6位指名の挨拶を受けた。
勤務する「日ノ出自動車教習所」で山森雅文スカウトを車に乗せて教習コースを一周して教習姿も披露。さらに「（QVCマリンで）リリーフカーに乗る場面があれば、自分で運転するかもしれない」と仰天のパフォーマンス案も飛び出した。
球団もまんざらではない。「リリーフカーに協賛してもらっているアウディのPRにもなるし、彼にしかできない素晴らしいファンサービスだと思う。実現可能か検討したい」と球団広報。将来的には交通安全のイメージキャラクターを務めたいという夢もある。最速147キロの教官右腕は「僕が投げることで交通安全の大切さが伝われば」と話す一方で「投球にスピード違反はないのでどんどん飛ばしたい」とイタズラっぽく笑った。
ロッテからドラフト6位指名された信楽晃史投手（23）＝宮崎梅田学園＝が30日、宮崎市内の同学園自動車学校日ノ出校で指名挨拶を受けた。野球部の練習の傍ら自動車教習所の教官として勤務してきた異色の右腕は、自身でリリーフカーを運転して登場する仰天プランを描いた。
自らハンドルを握り、マウンドに登場するのであれば、前代未聞だ。信楽は「自分で運転して、というのもいいですね」と教官らしくハツラツと答えた。
QVCマリンのリリーフカーは今季からアウディを採用。「今は国産車ですが、アウディは好きな車」と目を輝かせた。永野チーフスカウトは「先発投手としての能力が高い」とあくまで“先発推し”だったが、予想外の方向に夢が広がった。
午前9時から午後1時まで練習に励み、午後5時から同9時までは教官として実技と学科両方の指導にあたっている。「交通安全や無事故を、自分のピッチングで広めていければいい」と“先生”の顔ものぞかせた。
福岡大時代は同期の阪神・梅野とバッテリーを組んだ。卒業後、1度は野球を辞めようと思ったが、夢は捨てられなかった。「梅野が頑張っている姿を見て、自分も負けられないと思う部分もあったので、ここまで来られた」。直球の最速は現在147キロ。“信楽教官”は「投球に関してはスピード違反ってのはないので、頑張っていきたいと思います」と宣言した。
ロッテは30日、ドラフト6位指名された信楽晃史投手（23）＝宮崎梅田学園＝に指名挨拶を行った。永野チーフスカウト、担当の山森スカウトが、信楽が教官を務めている宮崎市内の宮崎梅田学園自動車学校・日ノ出校を訪れた。
信楽は、午前9時から午後1時までは野球の練習に励み、午後5時から午後9時まで自動車学校の教官として勤務してきた異色のルーキー。そのハツラツとした笑顔や物腰に、対面した永野チーフスカウトは「“ナイス教官”という感じですね」とうなずくと、「恵まれない練習環境の中で、先発投手として高いパフォーマンスを見せてくれた。環境を整えることで、さらに伸びると思う」と高い評価を伝えた。
信楽は「期待に応えられる投手になって、ロッテの顔になれるよくらいの投手になりたい」と意気込んだ。MAX147キロの直球が魅力だが、「投球に関してはスピード違反はないので、頑張っていきたいと思います」と教官らしくコメントした。
自動車教習所の教官からプロ入りする異色の右腕に珍プランが持ち上がった。ロッテからドラフト6位で指名された信楽晃史（しがらき・あきふみ）投手（23）＝宮崎梅田学園＝に、リリーフカーを自ら運転してマウンドに向かう構想が30日、急浮上した。この日、宮崎市の教習所で球団側から指名挨拶を受け、「リリーフカーに乗って登場するのも面白いですね」と目を輝かせた。
“信楽先生”の愛社精神とモットーが計画を加速させた。「会社のおかげでプロに行ける。感謝したいです」。大学では未勝利に終わり引退も考えたが、朝は野球、夕方から教官という生活の中で成長。自社を宣伝したい思いに加え、「交通安全を広めて、事故がない社会にしたい」と理想を掲げる。プロ野球の舞台で安全運転をアピールすれば、啓発の効果は計り知れない。
本拠地のQVCではリリーフカーとしてドイツ車のアウディを使用。現在の愛車は国産だという信楽は「アウディ、大好きです！」と前のめりになった。構想が実現すれば、乗り捨て防止のため助手席に本来の運転手を乗せる予定。前代未聞の登場シーンはQVCの新名物になりそうだ。
球団からは先発として期待されているが、「中継ぎでも抑えでも、投げられるならどこでも投げます！」。教習所では優しい語り口と爽やかなルックスで、女子高生から不動の人気を誇る。最速147キロのカリスマ教官は「投球にスピード違反はないですから」と不敵に笑いながらも、「打たせてとる省エネ投球をしたい」と、エコカーブームへの目配りも忘れなかった。
ドラフトでロッテから育成2位に指名された日大国際関係学部の柿沼友哉捕手（22、誠恵高出）が30日午前、静岡県三島市の同校で小野晋吾スカウト（40）らの指名挨拶を受け、「やってやろうという気持ちです。ロッテの熱いファンから応援される選手になりたい」と話した。
全国的には無名だが、遠投115メートルと二塁到達タイム1.78秒の強肩を球団サイドは高く評価している。性格も温厚で素直。後輩投手陣の信頼も絶大で、小野スカウトは「僕が現役だったらバッテリーを組みたいと思いました」と目を細めた。
31日から神宮切符を懸けた東海・愛知・北陸3連盟王座決定戦が岐阜で行われる。プレゼントされた伊東監督のサイン色紙とサインボールを大事そうに抱えた柿沼は「これから練習して、それから出発です」とグラウンドへ急いでいた。
ロッテのドラフト6位・宮崎梅田学園の信楽晃史投手（23）が30日、宮崎市の梅田学園日ノ出校で指名挨拶を受けた。自動車学校が母体の社会人チームで、教習指導員を務める最速147キロ右腕は「実感がわいてきました。ロッテの顔になれるように頑張りたい」と目を輝かせた。
ドラフト後には、多くの卒業生や在校生から「ドラフトで指名された方ですか？」と声をかけられたという。精悍なルックスと優しい指導で女子高生からの人気NO.1という信楽は「この会社のおかげでプロに行ける。感謝しながら、頑張っていきたい」と力を込めた。
プロ野球のフリーエージェント（FA）有資格者が権利を行使するための手続き期間が30日、スタートした。今季、有資格者として公示されたのは95選手。権利行使を在籍球団に通知する期限は11月10日となっている。