11月29日11月29日ルーキーの挑戦状を受け止めた。ロッテ鈴木大地内野手（26）が29日、同じ遊撃手であるドラフト1位の仙台育英・平沢大河内野手（17）とのポジション争いを歓迎した。高校生NO.1野手の入団に「ポジションがかぶれば勝負しないと。僕もレギュラーで3年間、やらせてもらっている。簡単に『どうぞ』と渡すのは違う」と、先輩としてのプライドをのぞかせた。
平沢は契約を結んだ27日の会見で「野球になったら年齢は関係ない。ライバル心を持ってやっていきたい」と発言した。鈴木は「しっかりした性格。プロ向き。ロッテのために、すごく嬉しい」と喜んだ。もちろん、負けるつもりはないものの、キャプテンとして、全体を見渡す度量がある。「他のポジションでも準備するのがプロ」と、あらゆる起用にも備えるつもりだ。
オフもウエートトレーニングを続け、体力強化を継続している。この日は、千葉・木更津でトークショーを行い「目標を見失わないように」と言った。優勝が最大目標。そのためのチーム内競争とする。
ロッテ鈴木大地内野手（26）と田村龍弘捕手（21）が29日、千葉・木更津の商業施設でトークショーを行った。
3位に終わった今季を振り返り、ともに「個人的には、すごく悔しいシーズン」と声をそろえた。
野球以外の話題も。司会者から、洋服の買い方について質問された。鈴木が「僕はむちゃくちゃ、迷いますね。でも、試着は面倒くさいのでしません」と明かすと、田村は「僕も試着はしません。買ってから入らないことがあるんです」と続け、笑いを誘っていた。
ロッテから戦力外通告を受けた上野大樹投手（29）が29日、現役引退の意思を明かした。
他球団から声がかからず「今までは夢の世界でした。あれだけ練習してダメだったら現役にも踏ん切りがつきます。ここからの人生の方が長いので、しっかりやりたい」と決意。現在は就職活動中で、この日は都内で行われた学生野球指導資格回復研修会に出席した。プロ通算11勝10敗。防御率3.64だった。
ロッテの鈴木が、ドラフト1位で指名された仙台育英・平沢からの「挑戦状」に受けて立つ構えを示した。この日は千葉県木更津市内のアウトレット施設で、田村とともにトークショーに出演。
強打の遊撃手として注目される平沢が「開幕スタメンを目指す。年齢は関係ないのでライバル心をもってやっていく」と話したことについて、「3年間レギュラーとしてやってきたので“はい、どうぞ”とポジションを明け渡すつもりはない」と応戦した。
既に三塁・今江と二塁・クルーズの退団が決定し、来季の内野陣は顔ぶれがガラリと変わる。鈴木自身もフレッシュな戦力の加入を歓迎しており「平沢君が入ってくるのはチームにとっていいこと。一緒にプレーしたいし、聞いてくれれば何でも教える」と共闘も呼びかけた。
ロッテの田村が「ゴールデングラブ賞」を目標に掲げた。3年目の今季は自己最多の117試合でマスクをかぶり、盗塁阻止率はリーグトップの.429をマーク。
「来季は嶋さん（楽天）、炭谷さん（西武）といったリーグを代表する捕手と勝負をしてゴールデングラブを獲りにいく」。オフは福浦と自主トレを行う予定で「打率が.170しかなかったので福浦さんから打撃を学んで打率.250を目指す」と攻守ともにレベルアップを誓った。
ロッテ・鈴木大地内野手（26）が29日、田村龍弘捕手（21）とともに千葉県木更津市内の商業施設でトークショーを行い、新入団のドラフト1位・平沢大河内野手（17）＝仙台育英＝に遊撃の定位置を譲らない構えを見せた。開幕スタメンの座に臆せず挑む高校生ナンバー1内野手に、“待った”をかける。
鈴木はプロ2年目の13年に、遊撃のレギュラーの座を獲得。「3年間やってきたものを、簡単に明け渡す訳にはいかない。受けて立ちます」と語気を強めた。「3年やって、初めてレギュラーと呼ばれる世界。自分は3年間の経験が強みだと思う」と積み上げてきた自信をみなぎらせるとともに、「平沢君が入ることで、すごくいい刺激になると思う」と黄金ルーキーの加入を格好の発奮材料とした。
クルーズが退団し、今江も楽天へFA移籍が決まったことで、二塁と三塁が空くが、「色んなポジションでも動けるように、しっかり準備はしておく。それもプロとしての仕事だと思う」と鈴木。プライドをにじませたチームリーダーが、2016年に臨む。
ロッテの鈴木大地内野手（26）と田村龍弘捕手（21）が29日、木更津市内の「三井アウトレットパーク木更津」でトークショーを行った。
じゃんけん大会では景品に自身のサイン入りバットをプレゼント。詰めかけた多くのファンと写真撮影会も行った。来季に向け、鈴木は「（今江、クルーズと）主力の選手が抜けて寂しいですが、カバーするしかない。新しくいい選手も入ってくるので、勝負に勝たないと」と意気込んだ。
田村は1月には沖縄で福浦らと自主トレを行う予定。「福浦さんばりの打撃を目指したい。（来季は）打撃も見て欲しい」と、今季打率1割7分からの成長を誓った。