名前 | 年俸 | 前年比 |
---|---|---|
涌井 | 22000万円 | − |
唐川 | 4800万円 | ▼1200 |
角中 | 8000万円 | △900 |
鈴木 | 8000万円 | △1000 |
岡田 | 3800万円 | ▼200 |
田村 | 2760万円 | △1500 |
ロッテ田村龍弘捕手(21)が初めての大幅アップを喜んだ。7日、1500万円増の2760万円で更改し「馬でも買おうかな」と笑わせた。今季は117試合に出場し、捕手のレギュラー争いを勝ち抜いた。来季に向けて「ゴールデングラブを取れるように頑張りたい」と話した。
この日は左右非対称の奇抜な髪形で登場。「野球以外でも目立ちたい」と意気込んだが、涌井秀章投手(29)から「髪形変えてこい」と言われるなど不評だった。
ロッテ田村龍弘捕手(21)が7日、QVCマリンで契約更改し1500万円増の2760万円(推定)でサインした。
今季は主戦捕手として117試合に出場。投手陣を支えたのが評価された。6日に2時間かけて整えた奇抜な髪形で登場。
「野球以外でも目立っていきたい」と話したが、交渉の席では「しっかりキャンプまでに直して来いよ」とくぎを刺されたようだ。
ロッテ涌井秀章投手(29)が7日、QVCマリンで契約更改し、現状維持の2億2000万円(推定)でサインした。
今季は15勝を挙げ、最多勝に輝いたものの、優勝はできなかった。「上位2チームと、すごい差を感じた1年だった。FAで移籍してきた以上、優勝したい。来年はもっと頑張ろうと思っている」と、来季にかける気持ちを話した。来季が3年契約の3年目となる。
ロッテ角中勝也外野手(28)が7日、QVCマリンで契約更改し、900万円増の8000万円(推定)でサインした。
今季は2割9分3厘。9月に死球で左手の指を骨折したのが響き、3割に届かなかった。「昔、黒木さんに2億円もらって一流と言われた。税金を払っても1億円残るくらいの選手になれるよう頑張りたい」と、来季の飛躍を誓った。
ロッテ岡田幸文外野手(31)が7日、QVCマリンで契約更改し、200万円減の3800万円(推定)でサインした。
今季は打率2割4分5厘と思ったような活躍ができなかった。「もう1度、レギュラーを取る。ゴールデングラブ賞を取りたい。あいつがいないとダメだという選手になりたい」と、巻き返しを誓った。
ロッテ唐川侑己投手(26)が7日、QVCマリンで契約更改し、1200万円減の4800万円(推定)でサインした。
今季は5勝4敗、防御率6.32と不本意だった。「開幕1試合目からつまずいてしまい、2軍生活が長かった。来季は1年間、1軍でローテーションを守れるように頑張りたい」と話した。
ロッテ鈴木大地内野手(26)が7日、QVCマリンで契約更改し、1000万円増の8000万円(推定)でサインした。
「上がると思っていなかった。びっくりしたのが本音」と話した。今季は142試合に出場、打率2割6分3厘、本塁打6本、50打点だった。1試合出場できずに連続試合出場が途切れた。「あの1試合がなければ、連続試合出場がすごく続いていた、と言われるように頑張りたい」と今後の糧にした。
今季15勝を挙げ、パ・リーグ最多勝を獲得したロッテ・涌井秀章投手(29)が7日、QVCマリンで契約更改交渉に臨み、現状維持の2億2000万円に加えてタイトル料500万円でサイン。2013年オフに西武からフリーエージェント(FA)で移籍した際、2年とされていた契約が「実は3年だった」とも明かした。
日本ハム・大谷と最多勝のタイトルを獲得した涌井からは“投主”の自覚が伝わる。「表に出るのは好きではない。裏のリーダーでいい」としながらも、新人1年目の今季、未勝利に終わった京大卒の田中を直々に指名。「今年は慣れていなかった部分もある。(来春の沖縄・石垣島)キャンプでは話しかけてみたい。変えてあげようかな…みたいな」と“家庭教師”を買ってでた。
今季中は「僕の背中をみて何かを感じてくれればいい」とあえて遠くから見守ったが、響いてこない話題の逸材にエースの“帝王学”を注入し、サポートする。
「当然、目指すのは優勝。でなければ、FAでこのチームに来た意味がない」。投げて、教えて、涌井は来季もフル回転を誓った。
今季117試合に出場し、正捕手の座をつかんだロッテ・田村は7日、1500万円アップの2760万円で契約を更改した。「使い途?馬でも買います」と爆笑を誘い、髪形は「記者会見仕様です」と右側頭部を大きく刈り上げた茶色がかった金髪。理髪店で約2万円をかけた“勝負カット”だったが、会見に乱入した涌井から「変えたほうがいい」と問答無用の駄目出しを食らっていた。
今季から選手会長を務めるロッテ・岡田は7日、200万円減の3800万円でサインした。プロ入り初のダウンで「納得して受け入れた。来季は中堅のレギュラー奪回です」。一方で選手会長として球団側を“事情聴取”。昨年は成瀬、このオフは今江がフリーエジェント(FA)で退団し、「FA宣言したら残留は認めないのは、個人的にはどうかと感じます」と首をかしげていた。
ロッテは7日、西武を自由契約になった田中靖洋投手(28)の入団を発表した。年俸550万円で、背番号は47。11月の千葉・鴨川秋季キャンプでテストを受けていた。
ロッテは7日、QVCマリンで今季限りで西武を戦力外となった田中靖洋投手(28)の入団を発表した。背番号は「47」。年俸は550万円(推定)。
同投手は11月17〜19日に秋季キャンプ(千葉県鴨川市)に参加。入団テストを受け、紅白戦では147キロをマークするなど、好投をみせていた。球団では中継ぎとして期待している。
同投手は今季、10年目にしてプロ初勝利をマーク。18試合で1勝1敗1セーブ、防御率1.35の成績。退団の際、おかわり中村から「絶対に打ってやる!!」と挑戦状をたたきつけらたそうで、「そこだけは必死に抑えたいと思います」と受けて立つ構えだ。
ロッテ・田村龍弘捕手(21)が7日、QVCマリンで契約更改交渉に臨み、今季の1260万円から1500万円アップの2760万円でサイン。「昇給分ですか?馬でも買います」とどこかで聞いたセリフで爆笑を誘った。
同選手は今季、117試合に出場。激しいポジション争いの中、3年目で正妻の座をつかんだ。打率・170の打撃は伊東監督いわく「論外」だったが、守備では盗塁阻止率.429と12球団で堂々トップの数字を残した。
それでも、同選手は「阻止率に関しては、フツーにやれば来季も.450以上はいける自信があります。問題は打撃。自分が打っていればチームが勝てる試合もあった」と猛省。打撃の極意を学ぶべく、年明けには岡田とともに福浦のもとへ弟子入り。那覇市で合同自主トレを行う。
今季15勝を挙げ、大谷(日本ハム)と並ぶパ・リーグ最多勝を獲得したロッテ・涌井秀章投手(29)が7日、QVCマリンで契約更改交渉に臨み、現状維持の2億2000万円+タイトル料でサインした。
2014年に西武からフリーエージェント(FA)で移籍した際、2年契約と伝えられたが、同投手は「実は3年契約でした。何で2年になってたんですかね!?」と笑わせた。
同投手は今季、28試合に登板して、先発ローテーションの中心としてフル回転。自身、西武時代の2009年以来、6年ぶり2度目の最多勝を獲得し、チームのクライマックスシリーズ(CS)進出に貢献。来季に向けては「当然、目指すのは優勝。でなければ、FAでこのチームに来た意味がない」と力強かった。
ロッテ・角中勝也外野手(28)が7日、QVCマリンで契約更改交渉に臨み、今季の7100万円から900万円アップの8000万円でサインした。
同選手は今季、111試合に出場して、打率.293 52打点、6本塁打の成績。9月3日の日本ハム戦(東京ドーム)で吉川から死球を受け、左手の薬指と小指を骨折。クライマックスシリーズ(CS)には間に合ったが、シーズンの残りは棒に振った。
「前日に好投手の大谷からホームランを打って、打撃の感覚を取り戻した直後だっただけに痛かったですね。(年俸)査定にも痛かったです」。
苦笑いを浮かべる角中だったが、年俸は1億円が見えるところまで来た。しかし、これにも「1億円プレーヤーは何人もいる。今のプロ野球で一流は2億円。税金を引かれても手元に1億円が残る選手になります」とさらなる高みを目指す。
ロッテ選手会長、岡田幸文外野手(31)が7日、QVCマリンで契約更改交渉に臨み、今季の4000万円から、プロ初ダウンとなる200万円減の3800万円でサインした。
今季はフリーエジェント(FA)でヤクルトに移籍した成瀬に代わって選手会長に就任。「ファンサービスなどで協力をしてもらった」と球団側から感謝されたが、査定に跳ね返ることはなく「納得して受け入れました」とコメントした。
中堅のレギュラー奪回を目指し、今オフは福浦に弟子入り。1月には那覇市(セルラー球場)で初の合同自主トレを行う。「福浦さんの全てを吸収させてもらいます。ガンガンいきますよ」と闘志を燃やした。
ロッテ・唐川侑己投手(26)が7日、QVCマリンで契約更改交渉に臨み、今季の6000万円から1200万円ダウンの4800万円でサインした。
同投手は今季、12試合に登板して、5勝4敗、防御率6.32の成績。2年連続で期待を裏切る内容に「チームの力になれなかった。自分自身で何かを変えなければと思っています」と自己改革を誓った。
その第1弾が年明けにに計画しているハワイ自主トレ。益田、藤岡、西野と1月5日から20日まで汗を流すという。「栄養士の方にも帯同してもらっての練習。少しでも暖かいところで、ということもありますが、変えなければ…ということです」。プロ入りしてから初という海外自主トレをステップに再起を目指す。
ロッテ・鈴木大地内野手(26)が7日、QVCマリンで契約更改交渉に臨み、今季の7000万円から1000万円アップの8000万円でサインした。
同選手は今季、142試合に出場して、打率.263、打点50、6本塁打の成績。打点と本塁打は昨年の数字を上回ったが、打率は昨季の.287、安打数は同153本から128本と大きく減らしたが、主将として1年間、チームをけん引したことなどが評価された。
来季は注目のドラフト1位・平沢(宮城・仙台育英高)の入団でポジションを争いの激化が予想される。「三塁もできるよう山ごもりします」とはもちろんジョークで、「3年間、守り通した(遊撃の)ポジション。簡単には渡せませんよ」と力強かった。
ロッテの涌井が7日にQVCマリンで契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸2億2000万円でサインした。西武から13年オフにFA移籍。これまで今季で満了を迎える2年契約とみられていたが、「もともと2年契約じゃなくて3年だった」とカミングアウトした。
意外性あふれる言葉はまだ続いた。「上位2チーム(ソフトバンク、日本ハム)と凄く差を感じた。球団とは補強面で互いの意見を言い合った。凄く大事なことなので」。来季の戦力強化についてフロントに「直談判」する異例の展開。チームのため、編成責任者の林信平球団本部長の方針を直接聞いておきたかったのだ。
今季は15勝を挙げて6年ぶりに最多勝を獲得。2年ぶりのAクラス入りに貢献したが、CSファイナルSでソフトバンクに3連敗を喫した。ただでさえ戦力差を感じていたところに、今江がFA権を行使して楽天に移籍。クルーズの退団も決まり、内野のレギュラーが2人も抜ける事態に強い危機感を抱いた。
「どういう補強を考えているんですか?と聞いて。そうしたら“(助っ人を)獲ります”という回答がすぐに出てきた。(補強の)意思があることが分かってよかった」。
チームリーダーとして鈴木の存在感が高まる中、エースは「“陰のリーダー”としてやれれば」と言う。地元・千葉の球団を頂点に導くために移籍してきた男は「FAで来ているので、優勝しないと意味がない」と言いきった。
ロッテ・田村龍弘が「TATSUHIRO」に変身だ。右サイドを刈り上げた「EXILE風」の金髪で契約更改交渉に臨み、1500万円増の年俸2760万円でサイン。
日本ハム・中田をまねて「馬でも買おうかな」と上機嫌だったが、パーマとカーラーで約2時間半もかかった髪形について球団から「キャンプまでに元に戻せ」とクギをさされた。3年目の今季は自己最多の117試合に出場し、盗塁阻止率は12球団トップの.429。「来季はゴールデングラブ賞を獲りにいく」と“金”髪をなびかせた。
ロッテ・角中は900万円増の年俸8000万円でサインした。
今季は111試合で打率.293。9月3日の日本ハム戦(東京ドーム)で死球を受け、左手の薬指、小指を骨折した。CSから戦列に復帰したが「打ち方を思い出していたところで骨折してしまった。あの1ヶ月(の離脱期間)が契約の面でも痛かった」。将来を見据え「1億円もらっても意味がない。2億円と」と意欲を語った。
ロッテ・キャプテンの鈴木は、1000万円アップの年俸8000万円でサインした。
「上がると思っていなかったので、すぐ(ハンコを)押した」と笑顔。本職は遊撃手だが、正三塁手だった今江が楽天に移籍したことでコンバートも視野に入れている。「監督に(三塁を)やれと言われた時に“できません”と言ったらプロじゃない。山にこもってサードの練習もします」。涌井からムードメーカーに指名されたチームリーダーは「ロッテのためにやれることは全部やる」と力強かった。
ロッテは7日、西武を戦力外となり、入団テストを受けていた田中靖洋(28)の入団を発表した。年俸550万円で、背番号は47。
今季はプロ初勝利を挙げるなど18試合で1勝1敗1セーブ、防御率1.35だった。QVCマリンフィールドで記者会見し「来年もまた勝負できるという自信はあった。どんな場面でも強気に押していくスタイルは崩したくない。そこを見てもらえれば」と話した。(金額は推定)
ロッテの田村龍弘捕手が7日、QVCマリンで契約更改交渉に臨み、1500万円増の年俸2760万円でサインした。
右側を大きく刈り込んだ茶髪の奇抜なヘアースタイルで登場し「契約仕様です」と笑顔。今季はチームの捕手陣では自己最多となる117試合に出場し、盗塁阻止率は12球団トップの.429をマークした。正捕手に最も近い存在だが「来季は全試合でスタメンマスクをかぶるつもりでやる。ゴールデン・グラブ賞を本気で狙いにいく」と力強く宣言した。(金額は推定)
ロッテの涌井秀章投手が7日、QVCマリンで契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸2億2000万円でサインした。当初は2年契約で移籍したと思われていたが、3年契約だったことを明かした。
移籍2年目の今季は開幕投手を務め、15勝を挙げて6年ぶりに最多賞のタイトルを獲得した。エースとしてチームを2年ぶりにAクラスに導き「勝ち星だけは最低限の成績を残せた」と振り返った。その上で「ムダな四球が多かったし、ビッグイニングも何度かあった。最少失点に抑えられれば完投も増えるし防御率もよくなるはず」と話した。(金額は推定)
ロッテの角中勝也外野手外野手が7日、QVCマリンで契約更改交渉に臨み、900万円増の年俸8000万円でサインした。
今季は111試合で打率.293。9月3日の日本ハム戦(東京ドーム)で死球を受け、左手の薬指と小指を骨折の大ケガを負った。クライマックス・シリーズ(CS)から戦列に復帰したが「打ち方を思い出していたところで骨折してしまった。あの1ヶ月(の離脱期間)が契約の面でも痛かった」と振り返った。
今季はCSファイナルSでソフトバンクに目の前で胴上げをされてしまい「(来季こそ)みんなでビールかけをしたい。1度は優勝してみたいので」と“鷹狩り”を誓った。(金額は推定)
ロッテの岡田幸文外野手が7日、QVCマリンで契約更改交渉に臨み、5%ダウンとなる年俸3800万円でサインした。今季は112試合で打率.245で、盗塁は自己最少の11だった。7年目で初のダウン提示に「悔しいですが、納得してサインはしました。初めてでのダウンだったのでスイッチが入った」と表情を引き締めた。
今季から選手会長に就任したが「やっぱりファン合っての僕たちなので。ファンサービスについては試合に支障が出ない程度にやっていきたい。まずは勝つことが1番のファンサービスなので」。成瀬(ヤクルト)今江(楽天)と生え抜きの主力が2年連続でFA権を行使して他球団に移籍していることについては「今江さんが抜けるのは残念だし、観客動員数的にも厳しいと思う」と危機感を募らせていた。(金額は推定)
ロッテのキャプテンを務める鈴木大地内野手が7日、QVCマリンで契約更改交渉に臨み、1000万円アップの年俸8000万円でサインした。
「上がると思っていなかったので、嬉しい。1年間試合に出たこと、キャプテンとして引っ張ったこと、打点が多かったことを評価していただいた」。4年目の今季は3年連続の全試合出場こそ逃したが、チームトップの143試合に出場。打率は.263だったが、打点は自己最多タイの50打点をマークした。
ドラフト1位の仙台育英・平沢の存在については「負けないように頑張りたい。でも、ライバルは平沢君だけじゃないので」と力強かった。(金額は推定)
ロッテの唐川侑己投手が7日、QVCマリンで契約更改交渉に臨み、1200万円ダウンとなる年俸4800万円でサインした。今季は12試合で5勝4敗で、防御率は自己ワーストの6.32に終わり「開幕して1試合目からつまずいて2軍生活が長かった。悔しい気持ちがある」と8年目のシーズンを振り返った。
夏頃から肉体改造に取り組んでおり、1月は初めてハワイでの自主トレも敢行する。「何か変えなきゃと思った。来季は1年間1軍でローテーションを守りたい」と巻き返しを誓った。(金額は推定)
ロッテの守護神・西野勇士投手(24)が結婚していたことが7日、分かった。お相手は青森県出身の一般女性(24、本名非公表)で、今年1月に都内の区役所に婚姻届を提出した。
知人の紹介で知り合い、食事などを重ねるごとに意気投合。程なく交際をスタートさせた。結婚を機に西野は退寮。料理上手だという愛妻に体調管理を任せられるようになった。「食生活は間違いなく支えてもらった。他にもいろいろとやってくれて、野球に集中できる環境になっている」。今季54試合の登板で防御率1.83、34セーブをマーク。セーブシチュエーションは失敗ゼロという安定感の裏には、献身的なサポートがあったに違いない。
今季は9月下旬に左足甲を骨折したため、代表選出が濃厚だった11月の国際大会「プレミア12」は不参加だった。だが、昨年の日米野球では第3戦のノーヒットノーランリレーを締めるなど抑えを務めており、侍のストッパーとしての期待も高い。
「守るものができましたし、責任も感じます。今後は家族のためにも、よりいっそうの努力をしていきたいと思います」。9回のマウンドに加え、家庭もきっちり守っていく。
ロッテの涌井秀章投手(29)が7日、QVCで契約更改を行い、現状維持の2億2000万円でサインした。(金額は推定)
今季は15勝をマークし、最多勝を獲得。「監督、首脳陣、最後はみんなが信頼をしてくれた。勝ち数だけ残せましたが、防御率、イニングは前に比べたら足りない」と来季のさらなる活躍を誓った。
ロッテ2年目の今季は3位でCSに進んだが、「せっかくFAで来たのだから、(球団にとっては)優勝しないと取った意味がないと思う。僕自身、まだ1度しか優勝したことがないので、そこを目指したい」と話した。
ロッテの田村龍弘捕手(21)が7日、QVCで契約更改に臨んだ。1500万円増の年俸2760万円でサイン。会見場には「契約仕様です」と奇抜な“アシメヘア”で登場した。(金額は推定)
今季は自己最多の117試合に出場し、両リーグ最高の盗塁阻止率4割2分9厘をマーク。ただ打率は1割7分だったため「来年は最低でも打率2割は打ちたい」と打力向上を誓った。
頭の右側を刈り上げたアシンメトリー(左右非対照)な髪形に関しては「武蔵浦和で2万円で切ってもらいました。野球以外のことでもどんどん目立っていこうと思います」と笑わせた。年俸は今季の2倍以上となり、「税金分を残して、後はしっかり使いたいと思います」と笑顔だった。
ロッテは7日、西武を戦力外となっていた田中靖洋投手(28)を獲得することを発表した。年俸は550万円で、背番号は47。(金額は推定)
田中は今季、西武で18試合に登板。防御率は1.35で、プロ初勝利と初セーブをマークしていた。12球団合同トライアウトでも146キロを計測。11月17日からはロッテの鴨川秋季キャンプに3日間参加した。
兄・良平も元ロッテの選手。QVCで会見した右腕は「また野球ができるな、と思う。兄貴もお世話になった球団ですし、縁を感じます」と話した。
ロッテの角中勝也外野手(28)が7日、QVCで契約更改に臨み900万円増の年俸8000万円でサインした。(金額は推定)
今季は打率2割9分3厘、6本塁打、52打点。9月2日に日本ハム・大谷から本塁打を放つなど好調だったが、翌日3日に左手指に死球を受けて骨折。CSには出場したが、シーズン最後の1ヶ月を棒に振った。「自分の感触では、残り1か月で打率3割には間違いなく乗っていたと思います。本塁打は狙っても10本くらいしか打てないので、最低限3割を打ちたい」と意気込んだ。
オフは知人のすすめもあり、体力向上と疲労回復のためヨガを導入する考え。「スタジオで、女の人の中でやるのは抵抗がある(笑)。個人レッスンのような形。自分の中では体はもうベテランなので、体に気を使って行きたい」と話した。
ロッテの岡田幸文外野手(31)が7日、QVCで契約更改し200万円ダウンの年俸3800万円でサインした。(金額は推定)
今季は112試合出場も、スタメン出場は28試合。自身初のダウン更改で「とにかくレギュラー奪回。初のダウンだったのでスイッチが入った。やってやるぞ、という気持ち」と意気込んだ。
1月からは約2週間、沖縄で福浦・田村とともに自主トレに励む。「(福浦に)9月ごろ直談判しまいした。笑顔で『一緒にやるぞ、厳しい練習になるけど付いてこれるか?』と言われたので『もちろん付いていきます』と」。バットも来季は重いものにして、長打を狙える打撃を身に着けるつもりだ。
選手会長として、今季はファンサービスにも尽力した。ただ、「査定にそこは入らなかった。現実は厳しい」と苦笑いだった。
ロッテの唐川侑己投手(26)が7日、QVCで契約更改。今季から20%ダウンの年俸4200万円でサインした。(金額は推定)
今季は開幕ローテ入りするも、5勝4敗、防御率6.32。「2軍生活が長く、チームの力になれなかったのが悔しい。やるべきことを淡々と、必死でやっていきたい」と来季の巻き返しを誓った。
オフは西野らとハワイで鍛える。「シーズンを通してそんなに投げていないし、ボールをどんどん投げたいということで、暖かいところでやろうと思った。ローテを守る投球をしていれば、ある程度納得いく数字は付いてくる」と来季は年間通じてローテを守ることを第一目標とした。
ロッテの鈴木大地内野手(26)が7日、QVCで契約更改を行い1000万円増の年俸8000万円でサイン。「上がると思っていなかったのでビックリしました」と話した。(金額は推定)
今季は打率2割6分3厘、6本塁打、50打点。主将としてチームをCS最終ステージまで導いたが、自身3年連続となる全試合出場は逃した。今季出場が無かったのは1試合だけで「あの1試合は、自分の中で整理するのに時間がかかった。伊東監督の『もう少し頑張れ』というメッセージだったと思う。糧にして頑張りたい」と話した。
来季はドラフト1位で仙台育英・平沢が入団する。「監督に『(守備位置は)ここをやれ』と言われてできないのはプロじゃないし、3年やった(遊撃の)ポジションを簡単に譲るのも違う。いずれにしても早く平沢君とプレーしたい」と話した。
今季15勝で6年ぶりに最多勝を獲得したロッテの涌井が7日、契約更改に臨み、現状維持の年俸2億2000万円でサインした。
今季は2年契約の最終年とされていたが、13年オフにFAで加入した際に3年契約を結んでいたという。「勝ち星だけは最低限のものを残せたけど、防御率、イニング、完投数と物足りない」と一層の活躍を期した。
今季15勝を挙げて6年ぶりに最多勝を獲得したロッテの涌井秀章投手が7日、QVCマリンフィールドで契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸2億2千万円でサインした。今季は2年契約の最終年とされていたが、2013年オフにフリーエージェント(FA)で加入した際に3年契約を結んでいたことを明らかにした。
開幕投手を務め、エースとしてチームを支えたシーズンだったが「勝ち星だけは最低限のものを残せたけど、防御率、イニング、完投数と物足りない」と一層の活躍を期した。
角中勝也外野手は900万円増の年俸8千万円、鈴木大地内野手は1千万円増の年俸8千万円で更改。(金額は推定)
田村は倍増以上の1500万円の昇給。3年目の21歳は「倍ぐらいかなと思っていた」と笑顔を見せた。
117試合に出場し、正捕手争いで一歩抜け出した。4割2分9厘の盗塁阻止率は両リーグトップ。「試合数、守備の面はそれなりにできた。全員似たような配球をしていたが、涌井さんから助言をもらって人それぞれのタイプで(配球を)考えられるようになった」と手応えをにじませた。
課題に挙げたのは1割7分に終わった打撃。自主トレを共にして、福浦から教えを請う。100安打を掲げ「最低2割は打てるように」と力を込めた。
唐川は20%ダウンとなった。「君が頑張ればチームはもっといいところまでいけたと(球団から)言われた。期待されているうちに頑張りたい」と気持ちを新たにした。12試合の登板で5勝4敗、防御率は6.32。1軍マウンドは8月が最後で、終盤の激しい3位争いに絡めなかった。
巻き返しへ、既に夏から着手している。食事やウエートトレーニングで体重が5キロ以上増え、86キロになった。年明けの自主トレは初の海外というハワイで西野らと行う予定だ。来季に向けて「ローテを守れば数字はついてくる」と自らに言い聞かせた。
千葉ロッテは7日、田中靖洋投手(28)と契約したと発表した。田中は西武を戦力外となり、11月の鴨川キャンプの入団テストで合格していた。背番号は47、年俸は550万円。
今季は18試合に登板し、プロ10年目で初勝利。QVCマリンで会見した右腕は「まだできる自信は持っていた。どんな場面でも強気で押していくスタイルは崩したくない」と意気込んだ。ロッテにはかつて兄・良平さんも所属しており「縁を感じる」と話した。(金額は推定)
15勝を挙げてパ・リーグ最多勝を獲得した千葉ロッテの涌井秀章投手ら6選手が7日、QVCマリンで契約更改交渉を行った。
涌井投手は現状維持の年俸2億2000万円でサインした。FAで西武から移籍して2年目の今季は開幕投手を務め、28試合の登板で15勝9敗、防御率3.39の成績を残した。来季は3年契約の3年目となる。
117試合に出場しレギュラー取りへ前進した田村龍弘捕手は1500万円増の年俸2760万円、2割9分3厘で打率パ・リーグ6位の角中勝也外野手は900万円増の8000万円、142試合に出場した鈴木大地内野手は1000万円増の同じく8000万円で更改。
唐川侑己投手は1200万円減の年俸4800万円。岡田幸文外野手は200万円減の年俸3800万円で、プロ7年目で初のダウンとなった。
6年ぶり3度目の最多勝を獲得して臨んだ契約交渉。会見で今季は2年契約の2年目とされていたが、涌井は3年契約だったことを明かした。昇給はタイトル料にとどまったが、表情は晴れやか。「いい話し合いができた。来年もっと頑張ろうと思っている」。
肩の可動域を広げるトレーニングを積み重ねたといい、今季は直球に力強さが戻った。リーグ最終戦で10回を投げて大谷(日本ハム)に並ぶ15勝目。成瀬がヤクルトに移籍した中、新たなエースと呼ぶにふさわしい働きぶりだった。
ただ、本人は満足していない。3.39の防御率、188回2/3の投球回、1だった完投数。2009年の沢村賞右腕は「前に比べたら物足りない。無駄な四球が多いし、ビッグイニングも何度かあった。もっともっとレベルアップできれば」と貪欲だった。
交渉では補強について質問した。チームに目を配るのも、こう思うから。「優勝しないと(チームが自分を)FAで取った意味がない。タイトルは後からついてくる。まず優勝したい」。