12月12日12月12日ロッテ田村龍弘捕手（21）が12日、機転を利かせた。
伊志嶺翔大外野手（27）とともに、千葉市内の施設でトークショーを実施。千葉県内の野球をやっている小学生約100人が対象だった。
プロでの経験などを話した後、打席に入り、子供達の代表3人と対戦して交流した。その時に使用したバットをプレゼントすることに。司会者が「投手をしてくれた3人から1人、じゃんけんで」と提案したが、田村は「それだと、もらえない人がいる。公平に行きましょう」と、すかさず逆提案。「僕の誕生日（5月13日）と同じ子、いる？」と問いかけた。
偶然にも、1人だけ同日生まれの子供がいた。とっさの切り返しで、場を盛り上げた。
ロッテ・伊志嶺翔大外野手（27）と、田村龍弘捕手（21）が12日、千葉・稲毛海浜公園で小学生約100人を対象にしたトークショーなどに参加した。
伊志嶺は、田村から「骨折している」と突っ込まれ、右手親指付け根の靱帯を断裂していたことが判明。ソフトバンクとのクライマックスシリーズ（CS）ファイナルステージ第1戦で帰塁の際に負傷したそうで、「CS中はだましだましプレーをしていましたが…」と頭をかいた。
そこで、この日は田村だけが小学生投手と対戦し、「いい球を投げていた」とたたえた。
ロッテの田村が「切り替えのススメ」を説いた。伊志嶺とともに行った野球教室の質疑応答で「野球で1番嫌なことは？」と聞かれた捕手は「ワンバウンドを1個そらすと受け身になって2、3個そらしてしまうのが1番つらい。ミスをしても切り替えることが大事」。
10月14日のソフトバンクとのCSファイナルS第1戦では延長10回の守備でワンバウンドを後逸（記録は暴投）。振り逃げで先頭打者を出しサヨナラ負けにつながった。試合後はベンチで涙を流したが、21歳は「切り替え」を覚えて成長したようだ。
ロッテの伊志嶺が右手親指じん帯を断裂していたことを明かした。「1番・中堅」で先発出場した10月14日のCSファイナルS第1戦・ソフトバンク戦（ヤフオクドーム）で負傷。11月の千葉・鴨川秋季キャンプにも参加しなかった。
「リハビリ中だったけど、もう大丈夫だと思う」。この日は田村とともに千葉市内の野球教室で約100人の子供と交流し「パワーをもらった」と笑顔を見せた。
ロッテの田村と伊志嶺が12日、千葉市内の野球教室に参加した。
田村は打席に入り3人の野球少年と対決。3打席とも打ち取られ「いい球投げていた。普通に打ち損じた。プロ野球選手になれるよ」とやさしく声をかけた。
バットをプレゼントする子供を選ぶときには「球場で俺のホームランを見たことある人（手を挙げて）」と呼びかけ、元気よく挙手する子供達に「嘘やん！？通算2本やで」と、笑いを誘っていた。
ロッテ・田村龍弘捕手（21）が、12月上旬に退寮していたことが12日、分かった。来季は4年目。一人前の自覚とともに、正捕手獲りを目指す。
この日、田村は伊志嶺と稲毛市内で、「オカムラホーム少年野球教室」のイベントに参加。約100人の少年ファンと触れ合った。
ミスに関する質問には、「すぐに切り替えることが大事なんです」。前向きに向かう姿勢を強調した。
今季は117試合に出場し、吉田との正捕手争いから頭一つ抜け出した格好だ。
12月初旬にさいたま市内の寮から卒業。「好きなモノを食べていますよ」と言いながら、「今しかできない。ストレスはためない」。“今しか”をこれまた強調していた。