ロッテが、ソフトバンクを今季限りで退団したジェイソン・スタンリッジ投手(37)の獲得調査を進めていることが13日、分かった。
先発ローテーションを担える新外国人投手の獲得は急務で、来日通算63勝を誇る右腕に白羽の矢を立てた。球団関係者は「日本シリーズを含めた今季の投球を見る限り、まだまだやれる力がある。シーズンを通してローテーションを守れる投手という点では、補強ポイントに合致する」と明かした。
今季は3位で2年ぶりのAクラス入り。先発陣はエースの涌井が15勝で最多勝に輝き、2年目の石川も12勝で2年連続2桁勝利を挙げた。ただ、2桁勝利は2人だけで、ここ数年の懸案となっている先発陣の駒不足は解消されていない。球団幹部は「上位を目指すためには計算できる先発投手が必要」と力説する。スタンリッジは今季も10勝を挙げ2年連続2桁勝利をマーク。ヤクルトとの日本シリーズでも日本一を決めた第5戦で勝利投手になった。37歳という高齢で選手層の厚いソフトバンクからは来季の契約を結ばれなかったが、力は衰えていない。スタンリッジも日本でのプレーを希望している。
さらにロッテは今季、スタンリッジに4戦4敗を喫し、「天敵中の天敵」だった。獲得できれば、今季10勝15敗と大きく負け越したソフトバンクとの対戦成績も変わるはずだ。今季の年俸は2億円と高額だっただけに「獲得するにはそれなりの資金が必要になる。他にも獲得に興味を持っている球団があるようなので、条件面で折り合えば」と球団関係者。国内の複数球団で争奪戦になる可能性もあり、球団は慎重に調査を進めている。
ロッテの田村と岡田が千葉市稲毛区の複合商業施設「ワンズモール」でトークショーを開催。
田村は契約更改時に右サイドを刈り上げた金髪で現れ、球団から「キャンプまでに戻せ」と言われたが「色んなところからバッシングを受けていますが、このままいく」と宣言。選手会長の岡田からも「それでいい。この球団は(目立つために)何かやらないといけない」とお墨付きをもらった。チャリティーオークションでは岡田の帽子とユニホームが12万円で落札されるなど盛況だった。
ロッテの福浦とサブローがオーナーを務める中学硬式野球「千葉幕張ボーイズ」の練習会がQVCマリン室内練習場で行われ、両選手が訪れた。
打撃などを指導したサブローは「千葉からロッテのスター選手を出したい」。福浦は大松と中山競馬場でニッポン放送「日曜競馬ニッポン」にもゲスト出演。14日に40歳の誕生日を迎えるベテランは「阪神ジュベナイルフィリーズ」の予想を外し「(馬券は)ホームランを狙ったけど野球ではヒットを打ちたい」と残り88本に迫る通算2000安打を見据えた。
ロッテの岡田と田村が千葉市稲毛区の複合商業施設「ワンズモール」でトークショーとチャリティーオークションを開催。岡田のユニホームと帽子セットが12万円で落札されるなど、大盛況だった。
田村は契約更改の席で球団に対し、里崎智也氏がつけロッテ正捕手のイメージが強い背番号「22」への変更をチラッとほのめかしたが、「まだ早い」と一蹴された裏話などを披露。子供には自腹を切って購入したボールにサインしてプレゼントするなど、600人以上が集まった会場の人気を集めた。
ロッテの選手グッズ13点によるチャリティーオークションでは田村のサイン入りバットが5万9000円だったのに対し、岡田のは7万円。ユニホームと帽子のセットは田村の5万6000円に対し、岡田は12万円と圧倒。人気者の田村に選手会長の貫禄を見せた岡田は「ありがたいです。来年は143試合に先発出場する」とファンに宣言した。
合計56万7000円が集まったオークションは球団を通して全額が日本赤十字社に寄付される。
ロッテの2年目右腕・二木が13日、海浜幕張駅前で千葉県ユニセフ協会の募金活動に参加した。球団マスコットのマーくんと並んで約30分間募金を呼びかけた。
自身初めての募金活動を終え「二木じゃまだまだ集まらない。活躍してもっと募金が集まるようにしたい」。2年間で通算1試合の登板で未勝利だが、来季は先発ローテーションを狙う。「春のキャンプからアピールしてローテーションを守りたい」と誓った。
ロッテ二木康太投手(20)が13日、JR海浜幕張駅前でユニセフの募金活動に参加した。
約40分間、募金箱を持って募金を呼び掛けた。社会貢献活動を行うのは、プロに入ってからは初めての経験だった。残念ながら、期待していたほどは集まらなかったという。「まだ『二木』じゃ、集まりませんでしたね。募金してくれたのは、ファンの方ばかりで」と苦笑いだった。
2年目の今季、1軍デビューを果たした。来季の先発ローテ入りを目指す右腕は「来年、活躍して、また募金活動を行いたい。その時は、もっと人が集まってくれれば」と、新たなモチベーションを見つけた。
ロッテの田村龍弘捕手(21)と岡田幸文外野手(31)は13日、千葉市内でトークショーを行った。奇抜な髪形で登場した田村は「バッシングにあっても、これでいく」と表明。選手会長の岡田からも「自分らしさを出した方がいい」とお墨付きをもらった。
発端は7日の契約更改交渉。田村は「野球以外でも目立ちたい」と茶髪に右サイド刈り上げの派手なヘアで現れると、球団から「キャンプまでに戻せ」とクギを刺された。このままでは首脳陣のカミナリが落ちるかも…。だが、信念を曲げない若き扇の要は、プレーで周囲を納得させる思いをにじませた。
3年目の今季は12球団トップの盗塁阻止率.429を記録も、打率は.170と苦しんだ。今オフは福浦に弟子入り。沖縄での自主トレで通算1912安打のベテランから打撃の極意を吸収する。
ロッテの二木康太投手(20)が13日、千葉・海浜幕張駅前でユニセフ募金千葉県支部による募金呼びかけに参加した。
社会貢献活動はプロ入り後初めて。今季1軍デビューを果たした右腕は約30分間の活動を終え、「もう少し集まるかなと思ったけど…。『二木』じゃ集まらなかった。活躍してもっと募金を集められるようになれれば」と苦笑いだった。
来季はローテ入りの期待もかかる。「春のキャンプから伊東監督にアピールできるように、最高の形で入りたい」と話した。