わたしはかもめ2015年鴎の便り(12月)

便

12月26日

ロッテ、キューバ政府にデスパ“日本優先”要請、国内と掛け持ち困る[スポニチ]

ロッテがアルフレド・デスパイネ外野手(29)が日本でシーズン通してプレーできるようキューバ政府に要請していることが26日、分かった。球団幹部が「キューバ政府に対して“日本のシーズンを最優先してもらいたい”と正式に要請している」と明かした。

デスパイネはキューバ国内リーグに参加した影響で、今季開幕戦に出場できなかった。「春季キャンプ(来年2月、石垣島)からの合流が理想だが、とにかく開幕には間に合わせてもらわないと。理解してもらえるはずだ」と同球団幹部。今季の来日は4月11日で、チームに合流したのが同15日の日本ハム戦(札幌ドーム)からだった。さらに、7月中旬にはキューバ代表としてパンアメリカン大会(カナダ)に出場するため、約2週間にわたって離脱。夏場の戦いで打線の核が抜けた影響は大きかった。

来季が2年契約の最終年となるデスパイネも、日本とキューバの「二足のわらじ生活」に限界を感じているようだ。シーズン中に打撃不振に陥るたびに「正直、疲れている」と漏らしていた。「日本のオフ期間はしっかり休んで、開幕から打線を牽引してもらいたい」と別の球団関係者。今季はデスパイネが本塁打を放った試合は16勝1敗。主砲のコンディションがチームの成績を左右するだけに、根気強くキューバ政府に働きかけていく。

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