わたしはかもめ2015年鴎の便り(12月)

便

12月27日

ロッテ荻野“骨トレ”関節ストレッチでケガ防止へ[ニッカン]

故障と、おさらばする。ロッテ荻野貴司外野手(30)が27日、千葉市内でトークショーを行った。6年目を振り返り「毎年、ケガしないことを目標としてますが、肉離れで2ヶ月、離れた。悔しい1年でした」と打ち明けた。毎年故障を患い、今季も82試合にとどまった。シーズンフルで活躍するための取り組みがある。“骨トレ”だ。

オフは週1回、個人トレーナーのもとに通っている。「地味なトレーニングです。ストレッチに近い」。約1時間半、各関節のストレッチを繰り返す。関節の可動域を広げるのが狙いだが、キーワードは「骨」だ。「骨を思うように動かすことで、関節が動きやすくなるんです。今までは、筋肉を使って力感のある走りを求めていた。でも、力みはケガにつながる。必要最小限の力でいきたい。効率よく体を動かして、無駄な筋肉を使わないということです」と解説した。

巨人鈴木も師事しているトレーナーだという。7歳年長の球界屈指のスピードスターを「あの年齢で、あれだけのスピード。ケガもない。すごいこと」とうらやんだ。俊足なら荻野も負けない。ケガと無縁の体を手に入れる。

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ロッテ荻野&鈴木、話さない2人でトークショー[ニッカン]

ロッテ荻野貴司外野手(30)と鈴木大地内野手(26)が27日、千葉市内の商業施設でトークショーを行った。

この2人の組み合わせでトークショーを行うのは初めて。司会者から「普段、2人で話をすることは?」と聞かれると、「ないです」と声をそろえた。さらに、荻野が「チーム大地には入りにくいんですよ」と言うと、鈴木も「距離感を置いてる。荻野さんとは初めてのトークショーなので、不安でした」と冗談を続け、会場の笑いを誘った。

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ロッテ荻野、骨トレでケガしない体を、毎シーズン故障に泣かされ[スポニチ]

ロッテ・荻野が「骨トレ」でケガをしない体を手に入れる。骨の動かし方をマスターすることで体の可動域を広げる特殊なトレーニングで、巨人・鈴木が取り入れている。

鈴木同様に俊足を武器としながら、6年目の今季まで故障なく終えたシーズンはなく、鈴木が通う都内施設の門を叩いた。「体の可動域を広げて、必要最小限の力で走れるようになれれば、ケガも防げると思う」。オフ期間は週1回のペースで指導を受けており背骨を中心に鍛えている。「来季こそシーズンを通してチームに貢献したい」と力強かった。

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ロッテ、鈴木&荻野がトークショー、チームまとめるコツ披露[スポニチ]

ロッテの鈴木と荻野が27日、千葉市でトークショーを行った。今季主将を務めた鈴木はチームをまとめるコツについて「コミュニケーションは取ろうとは思っている。色んな人にまんべんなく声をかけるようにはしている」と話した。

先輩の荻野について「先輩だけど何をしても怒らない。上からも下からもいじられる」と話すと荻野が「心の中では怒っている」と返し、笑いを誘った。ロッテの仲の良さがうかがえるひと幕だった。

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ロッテ・脇本、地元野球教室で「チームも自分も下克上」[サンスポ]

ロッテ・脇本直人外野手(19)が27日、群馬県前橋の上毛新聞敷島球場でオリックス・駿太外野手(22)、西武・高橋光成投手(18)と、群馬県出身プロ野球選手による野球教室に参加した。

地元の小学生23チーム250人に打撃、走塁などを指導。健大高崎から昨年のドラフト7位で入団し、今季は1軍出場がなかったが「来年はチームも自分も下克上で頑張ります」と高らかに宣言した。

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ロッテでも変わらずに…スタンリッジのナイスガイっぷり[サンスポ]

ついに、彼のいないチームを取材する日が来てしまった。ロッテが12月25日に獲得を発表した前ソフトバンクのジェイソン・スタンリッジ投手(37)は、記者がここ何年も継続して取材してきたナイスガイだった。

阪神からソフトバンクへ復帰したスタンリッジの後を追うように、記者も2014年シーズンに阪神担当からソフトバンク担当に異動。2シーズンを過ごし、2015年の12月から記者は再度、阪神担当となった。勝手に縁を感じていたため、助っ人右腕も3年ぶりに虎へ復帰しないかと(きっと多くの虎党と同じように)密かに期待していたが、願いは通じなかった。彼が着ることになったのは、千葉のチームの“タテジマ”だった。

離れるのがつらいほどに、彼のナイスガイエピソードは枚挙にいとまがない。今季は兵庫県生まれの日本人の養女、ケインちゃんを第2子として迎え入れたことも話題を呼んだ。長男キャッシュ君とともにケインちゃんも引き連れてお立ち台へ上がるようになると、翌日などにはカメラマンに「このあいだの写真をもらえないか!?」と何度も何度も要求していた。

阪神時代から休日には何度もユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)へ出かけるなど家族を愛し、どこへ行っても日本を楽しんだ。ソフトバンク時代も夏には福岡市内のプールへ何回も遊びに行き、水着姿でファンとの記念撮影に快く応じていた。

敬虔なキリスト教徒ということもあり「子供の名前の頭文字はやっぱり『C』に決まりだよ」と語っていたこともあったというが、2015年8月に生まれた第3子となる女の子の名前は「HARLOW(ハーロウ)ちゃん」に決まった。ジョイ夫人の発案だったそうだが、スタンリッジは自身のこだわりを強く主張することなく、二つ返事で快諾したという。

2015年シーズンには「公益財団法人東日本大震災復興支援財団」に対し、1勝につき20万円を寄付。10勝(7敗)だったため200万円を寄付した。オフには2010年に大地震に見舞われたハイチにも継続して訪問しており、社会貢献活動への意識も高い。本当にいい人間、イイ男で、よき父だった。

新天地が東京ディズニーランドにもほど近い幕張となって、最愛の家族も喜ぶかもしれない。ロッテ入りに際し記者が思いだしたのは、彼がソフトバンクの選手としてQVCマリンフィールドに乗り込んだ2014年の春に話していたことだ。先発での登板を翌日に控え「ロッテの応援はメチャメチャいいと思う。(敵の)僕のためには歌ってくれないと思うけどね」と苦笑いしていた。

今度こそ思う存分、あの歌声を浴びることができる。彼ならどこでも愛され、期待に応えるだろう。旅の続きは、遠くから見つめていきたい。

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