わたしはかもめ2016年鴎の便り(3月)

便

3月1日

ロッテ井上、ナバーロの穴埋めろ!3年目大砲に期待[ニッカン]

ナバーロの穴を埋められるか。ロッテは1日、京セラドーム大阪で全体練習を行った。フリー打撃では井上が目立った。右に、左に、大きな当たり。「コースに逆らわず、強いライナーを打つ意識です」と胸を張った。ここまで出場全8試合で安打を記録。いずれも4番に座り32打数15安打の打率4割6分9厘、2本塁打、8打点と乗っている。

銃刀法違反容疑で逮捕されたナバーロに対し、球団は開幕から4週間の出場停止を科した。4番の本命が23試合いない。伊東監督は「全員でカバーする」と話す。千葉に戻る8日から1軍帯同で練習させるが、戦力ダウンは否めない。そこで注目されるのが井上だ。2月25日の西武戦では菊池のインハイを左前へ。指揮官は「高めと速い球への反応が、かなり良くなった。1軍のスピードについていく技術がついた。十分チャンスはある。話題性だけじゃなく、実力でつかんで」と目を細めた。

新人だった2年前もオープン戦でブレークし開幕4番。だが、すぐに低迷し話題先行となってしまった。「1年目の経験があるから今は落ち着いてやれてます」と井上。真の和製大砲へと脱皮する。

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ロッテ伊東監督、ナバーロのケアをデスパイネに期待[ニッカン]

ロッテ伊東勤監督(53)が1日、デスパイネに期待した。

チームは午前中、京セラドーム大阪で全体練習を実施。2日からのオリックス2連戦に備えた。当初の予定では、2月27日に来日したデスパイネもこの関西遠征から合流するはずだったが、千葉に残って自主練習となった。

伊東監督は「デスパイネは体調が良くないということなので。でも、(千葉で謹慎していた)ナバーロと対面して、コミュニケーションを取ってくれるでしょう。そうすれば、ナバーロの気もまぎれる」と話した。

銃刀法違反容疑で逮捕されたナバーロは、球団により開幕から4週間の出場停止を科された。伊東監督は、同じスペイン語を話すデスパイネと会うことで、精神面への好影響を期待していた。

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ロッテ石川、テーマは「ストライクを入れること」[ニッカン]

ロッテは1日、京セラドームで全体練習を行った。

2日のオリックス戦には、石川歩投手(27)が先発する。今季初実戦となるが、テーマを問われると「ストライクを入れることだけですね」と、落ち着いた様子で答えた。

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ガンバーロ!ロッテ・ナバーロ、逮捕後9日ぶり練習再開[サンスポ]

ロッテの新外国人、ヤマイコ・ナバーロ内野手(28)=前韓国サムスン=が1日、QVCマリン室内で練習を再開。拳銃の実弾を所持していたとして2月21日、沖縄県警に逮捕されて以来、9日ぶりに体を動かした。

「(ホテルでの自粛生活は)苦しい時期だったが、忘れてはいけない時期でもある。野球ができる機会を与えてもらった。頑張っていくしかない」。

ナバーロには前日29日、パ・リーグ、イースタン・リーグとも公式戦開幕から4週間の出場停止&制裁金50万円の球団処分が下された。これを受け入れ、午後2時過ぎからランニング、ノック、ティー打撃と約1時間半練習した。

新たな“相棒”とも初対面した。同時刻にデスパイネも練習中。「仲よくやっている!?」と途中、山室球団社長と林球団本部長が様子をうかがいにきたが、これも老婆心。すっかり意気投合した2人がいた。

「デスパイネとは時間がたてば、さらに知り合えるだろう。2人で頑張っていく」。練習後は記念撮影にも収まった両大砲。そろい踏みは当面先だが、ナバーロ、ガンバーロの姿勢に“相棒”もデスパイイ〜ネの笑顔だった!?

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「二塁・平沢」のコンバート辞令!?ロッテ、新ビジョンをお披露目[サンスポ]

ロッテは1日、総工費約8億円をかけた新ビジョンのお披露目会が行われた。中堅の「メーンスクリーン」は縦10.08メートル、横28.8メートル(1201型)で国内の屋外球場としては最大。左右の外野スタンドにはサブスクリーンも設置された(費用は球団と千葉市の共同負担)。スクリーンには早速先発メンバーが表示され、注目の1番はなんと「二塁・平沢」。遊撃からコンバートのスクリーン辞令!?

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ロッテ・ナバーロが9日ぶり練習再開!デスパイネとも緊急合体[サンスポ]

ロッテの新外国人、ヤマイコ・ナバーロ内野手(28)=ドミニカ共和国出身、前韓国三星=が1日、QVCマリンの室内練習場で練習を再開した。拳銃の実弾を所持していたとして、2月21日に沖縄県警に銃刀法違反容疑で逮捕されて以来、9日ぶりに汗を流した。

午後2時過ぎから、ランニング、ノック、ティー打撃と約1時間半、体を動かしたナバーロは「(ホテルでの軟禁生活は)苦しい時期だった。ただし、忘れてはいけない時期でもあった。また、野球ができる機会を与えてもらったし、頑張っていくしかないです」とコメントした。

また、練習中には新しいチームメートとなるデスパイネと“緊急合体”。初対面ながらもすぐに打ち解け、「時間がたてば、さらに知り合えるだろう。2人で頑張っていくよ」と練習後は仲よく記念撮影に収まった。

ナバーロには2月29日、パ・リーグ、イースタン・リーグとも公式戦開幕から4週間の出場停止と制裁金50万円の球団処分が下されている。

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ロッテ本拠地・QVCマリンで新ビジョンお披露目!メーンスクリーンは国内最大[サンスポ]

ロッテは1日、本拠地・QVCマリンの新ビジョンお披露目会を行った。中堅バックスクリーンの「メーンスクリーン」は縦10.08メートル、横28.8メートル(1201型)で、国内の屋外球場としては最大級の大きさ。また、左右の外野スタンドにはサブスクリーンも設置された。総工費は約8億円で、球団と千葉市が共同で負担した。

お披露目会では、球界初の売り子アイドルグループ「マリーンズカンパイガールズ」が新メンバー2人を加えた6人で新曲「カンパイ応援歌」を生ライブで披露。さらに球団公式チアパフォーマー「M☆Splash!!」の新メンバー11人を加えたメンバーによるダンスショーも行われた。

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ロッテ・ナバーロに強力援軍、同じスペイン語デスパと意気投合[スポニチ]

銃刀法違反容疑で逮捕され、球団から開幕4週間の出場停止などの処分を受けた新外国人、ロッテ・ナバーロが、QVCマリンで練習を再開した。

逮捕された2月21日以来、9日ぶりにキャッチボールなどで汗を流して「(逮捕後は)苦しかったけど、野球をする機会を与えてもらったので精進したい。体はそんなになまっていない」。頼もしい援軍は、同じスペイン語を話す1つ年上のデスパイネだ。自主トレに訪れたキューバの大砲と初対面するや意気投合。笑顔で言葉を交わし、一緒にノックも受けた。「同じ言葉を話せるのは楽」とナバーロ。デスパイネも「同じラテン人として協力していきたい」と話した。

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ロッテ、本拠地QVCマリンに新ビジョン登場、屋外球場では国内最大[スポニチ]

ロッテの本拠地・QVCマリンフィールドで新ビジョンのお披露目会が行われた。

中堅のメーンスクリーンは昨季までの約3倍の面積で、国内屋外球場では最大となる縦10.08メートル×横28.8メートルに広がり、右翼と左翼にもサブスクリーンを新設。ライブを行った売り子アイドル「マリーンズカンパイガールズ」のリーダー・今井さやかは「スクリーンもきれいになったので多くの方に来ていただきたい」と笑顔を見せた。

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アジャ井上か中村か…ロッテ伊東監督、ナバーロ不在二塁迷う[スポニチ]

正二塁手候補だったナバーロ不在で期待されるのがロッテの「アジャ」こと井上と、14年ドラフト1位の中村だ。

代わる右の大砲候補の井上は、4番に座った2月20日の中日戦(北谷)でナバーロとアベックアーチ。中村は昨季は三塁での出場が最も多かったが、早大時代の本職は二塁だった。「井上は数年前の話題性だけでなく、実力でつかんできた。中村は二塁の方がいい」と伊東監督。新人で遊撃一本の平沢以外は複数守備位置をこなす選手がそろい、競争は激化しそうだ。

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ナバーロ、本拠地で自主トレ、逮捕以来9日ぶり汗「状態高めたい」[スポニチ]

那覇空港で実弾を所持していたとして銃刀法違反の疑いで逮捕され、2月29日に球団から「3月中の全試合出場停止」「パ・リーグ、イースタン・リーグの公式戦開幕から4週間出場停止」「制裁金50万円」の処分が下されたロッテのナバーロが1日、QVCマリンで自主トレを行った。

逮捕された2月21日以来9日ぶりの練習。デスパイネとともに、笑顔を見せながらキャッチボールやティー打撃で調整した。「野球できる機会を与えてもらったので精進したい。少しずつ体をほぐして状態を高めていきたい」と話した。

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ロッテ、QVCマリンの“ド迫力ビジョン”お披露目[スポニチ]

ロッテは1日、QVCマリンで今季改修されたビジョンのお披露目会を行った。

中堅のメーンスクリーンは昨季までの約3倍の面積で国内の屋外球場で最大となる縦10.08メートル×横28.8メートルに広がり、右翼と左翼にそれぞれサブスクリーンを新設。迫力あるスタメン紹介映像などが流された。

また、球界初の売り子アイドル「マリーンズカンパイガールズ」のライブや公式チアパフォーマー「M☆Splash!!」のダンスパフォーマンスも行われ、ビジョンに映し出された。

「マリーンズカンパイガールズ」のリーダー・今井さやかは「スクリーンも凄くきれいになったので、多くの方に来ていただいて、私達も皆さんを笑顔にできたらと思う」と話した。

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ロッテ・ナバーロ練習再開「感謝」[デイリー]

実弾所持による銃刀法違反容疑で逮捕され、公式戦開幕から4週間の出場停止などの処分を受けたロッテのヤマイコ・ナバーロ内野手(28)が1日、QVC室内練習場で練習を再開した。

練習は逮捕された2月21日以来、9日ぶり。デスパイネと偶然一緒になり、約1時間半にわたってキャッチボール、ティー打撃などでともに汗を流した。練習後、ナバーロは「(ホテルでの生活は)苦しかったけど、野球をできる機会を与えてくれたことに感謝したい。2、3ヶ月休んでいた訳ではないので(体は)なまっていない」とコメントした。

初対面だったデスパイネとはすぐに打ち解け、「同じ言葉(スペイン語)で話せるので、2人でどんどん仲良くしてやっていければと思います」と話した。2日以降も球団施設を使って練習する予定だ。

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ロッテ戦力外の中後、Dバックスとマイナー契約、TV番組きっかけ[スポニチ]

昨秋ロッテから戦力外通告を受けた中後悠平投手(26)が、米大リーグのダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ。1日、AP通信が伝えた。

変則左腕の中後は2012年、近大からドラフト2位でロッテに入団。実働3シーズンで通算37試合に登板し、2勝2敗0セーブ6ホールド、防御率5.68の成績を残した。昨秋12球団合同トライアウトに参加したものの、NPBの球団からは声がかからず、ルートインBCリーグ武蔵に入団していた。

しかし今年2月13日に放送されたTBS「バース・デイ」(後5:00〜5:30、関東ローカル)で、メジャー球団から声が掛かっていたことが判明。番組によると、昨年末放送の同局「プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達」に出演していた中後に、日本在住のスカウト関係者が注目。メジャーのスカウトに売り込んだところ、ダイヤモンドバックスとフィリーズ、レンジャーズが興味を示し、今年1月に投球練習を視察したいとの連絡が届いたという。それは春季キャンプ参加の可否を決める練習で、好投を披露した中後に対して3球団のうち1球団から「メジャーの招待選手として参加してみないか」とオファー。中後はキャンプ参加を決断し、マイナー契約へと至ったとみられる。

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前例より軽い処分、球団の責任をより重く[千葉日報]

千葉ロッテがヤマイコ・ナバーロ選手に下したのは4週間の出場停止などの処分だった。2010年に今回と同じく実弾を所持していたとしてネルソン選手が逮捕された中日が科したのは3ヶ月の出場停止。期間の長さだけを比べると軽い内容となったが、両選手の置かれた立場の違いが処分結果に表れた格好だ。

林信平球団本部長は4週間とした理由を、ネルソン選手が来日3年目だったのに対し、ナバーロ選手は来日したばかりで日本の法律への理解が低かったことを挙げた。また、前例がありながら注意喚起を怠った球団の責任をより重くみたという。当時の中日は球団代表に対する厳重注意にとどめたが、ロッテは林本部長らに減給も科すなど、フロントへの処罰を厳しくした。

先発投手だったネルソン選手に比べて、野手のナバーロ選手の方が、同じ期間でも出場できなくなる試合数は多くなる。だが、林本部長は「ポジションの違いがあるのは理解しているが、考慮はしていない」と“量刑”を軽くした訳ではないと強調した。

試合に出場できるのは4月9日の2軍戦から。2月21日に逮捕されていることを考えると、2ヶ月近く実戦から離れる。プロ野球の熊崎勝彦コミッショナーは「慎重に熟慮された結果の処分と受け止めた」と球団の決定を尊重した。

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[千葉魂]伝えたい野球の楽しさ、大嶺祐、島の子供達と交流[千葉日報]

その歌声を静かに聞いていた。時に目を閉じながら大嶺祐太投手は子供達が歌う「島人ぬ宝」に耳を傾けていた。石垣島春季キャンプ最後の休日となった2月15日。大嶺祐は小浜島にいた。石垣島からフェリーで30分。島で唯一の学校を訪問するため、足を運んだ。そこは海がきれいに見渡せる丘の上の学校。南の島、独特の心地よい風の香りを感じながら、校門をくぐった。音楽室に通された。子供達が歌って歓迎をしてくれた。

「子供達と触れ合う機会を持つことで、野球、そしてマリーンズに興味を持ってくれたら嬉しい。何かのキッカケになればと思う」。

キャンプ前から企画した学校訪問だった。石垣島の子供達とはキャンプを通じて交流を深めてきたが、八重山諸島出身の数少ないプロ野球選手として他の島の子供達とも触れ合いたいと考えていた。現地関係者を通じて、訪問先を検討。小学生37名、中学生13名の全校生徒50名の、小浜島で唯一の小中学校が快く受け入れてくれた。創立120年を超える歴史のある学校だが、生徒の数は決して多くはない。そして野球経験者がいなかった。だからこそ、自ら足を運んで訪問する意義があると感じた。

「今、八重山諸島のどの島もサッカーに圧されて野球をやっている子が減っている。それは野球人としては、とてもつらいこと」。

強い危機感を感じている。八島マリンズ。大嶺が所属していた少年野球チームの部員は年々、減り続け、今年ついに7人になった。石垣島で野球振興を目的に自身がプロ入りした時から1月に2日間かけて行っている「大嶺祐太杯」という大会がある。第1回大会に八島マリンズは見事に優勝をした。自ら製作した優勝旗と記念メダルを渡せたのが誇らしかった。しかし、今年、八島マリンズは、部員が足りないため試合ができず、混合チームでの参加を余儀なくされた。ショックを受けた。だからこそ、積極的に動こうと決めた。

「自分のことを知らなかったらどうしよう」。ドキドキしながら校門をくぐり、ユニホームに着替え、生徒達が待つ音楽室に向った。杞憂に終わった。「プロ野球選手って、大きい!」。子供達から大歓声が沸き起こった。笑顔で迎えてくれた。質問攻めにあい、校庭に出て、キャッチボールをした。野球経験者はいなくてもグローブを持っている生徒がたくさんいたことが嬉しかった。みんな、楽しそうな表情でボールを投げてくれた。サインを頼まれ、快く引き受けた。子供達は言った。「今年、テレビで応援するね」。「キャッチボール楽しかった。お父さんとやりたい」。その言葉に何ともいえない充実感を感じた。

子供達は歌ってくれた。中学生の男子生徒は歌に合わせ、三線を披露してくれた。「島人ぬ宝」が、心地よく音楽室の中に響いた。大嶺も時に目を閉じながら聞き入った。胸が熱くなるのを感じた。この子達のために頑張ろうと心に誓った。

「今日、出会った子供達は、きっとテレビで見てくれるはず。自分が活躍することで、プロ野球を身近に感じてくれたらと思う。夢を持つ大切さをマウンドから伝えたい」。

手を振って、学校を後にした。最後に生徒達には夢を持つことの大切さ、そして夢を諦めないことの尊さを伝えた。みんな目を輝かせて聞いてくれた。帰りのフェリー。最後尾に座った大嶺祐は、名残惜しそうに島を離れた。「楽しかった。また行きたいですね」。海風を感じながら、そう口にした。八重山諸島にはたくさんの学校がある。自分がプロ野球選手という影響力のある職業についている今、野球の楽しさを少しでも伝え、夢を持つ大事さを子供達に伝えたいと思っている。背番号「11」は遠い海を眺めながら優しい目をした。いつしか小浜島はうっすらとしか見えなくなっていた。それでも、子供達の元気な歌声はハッキリと思い出すことができた。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

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