わたしはかもめ2016年鴎の便り(3月)

便

3月6日

オリックス5x−4千葉ロッテ(わかさ京都)

オリックスはT-岡田が2戦連続の本塁打となるサヨナラ2ランを左中間へ運んだ。新人の近藤大は5回2失点にまとめ、先発ローテーション入りへ前進。ロッテは定位置確保を狙う荻野が4安打。先発枠を争う古谷は要所を締めた。

123456789R
千葉ロッテ0010100204
オリックス000000302x5x

◇荻野が4安打、反省生かして固め打ち

反省を生かして4安打を固め打った。千葉ロッテの荻野は「いつもフライを上げてしまう。低い打球を意識していた」とうなずいた。ライナー性が2本に、ゴロで抜いたのが2本。中でも速い球足で三遊間を破った第2打席に「変化球をしっかり待って打てた」と手応えを得た。

球界屈指の俊足だが、5日の阪神戦では9回無死満塁で簡単に内野飛球を打ち上げた。「特長が生かされない」と苦言を呈した伊東監督も、この日は「ゴロを打てば安打になると言っていた。塁に出てなんぼの選手だから」と評価した。8回には執拗な牽制をかいくぐって二盗を決め、存分に持ち味を発揮した。

外野は角中、清田がレギュラー格で、残るポジションは1つ。激しい競争を勝ち抜くべく、荻野は「周りは気にせず、自分のできることをしっかりやりたい」と視線を前に向けた。

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ロッテ足で先制 捕手ブロック禁止で“重盗”活用も[ニッカン]

ロッテが0−0の3回に重盗で先取点を奪った。

2死一、三塁で、打席は井上。カウント2−2からの5球目に、一塁走者の角中がスタートを切った。井上は高めのボール球を見送った。オリックスの捕手伊藤が二塁へ送球した瞬間、三塁走者の伊志嶺も本塁へスタートを切った。

伊藤の送球は高めにそれた。二塁ベースカバーに入った西野は捕球後、すぐに本塁へ送球したが、伊志嶺は楽々と生還。「(投手の)カットもなかったし、(伊藤の二塁)送球の高さを見て、そのままホームまで行きました」と振り返った。

伊東監督は「(サインは)重盗ではなく、一塁走者のスチールだった。捕手が投げた後の、三塁走者の判断です」としながらも、背景には今季から導入されたルールもあった。捕手が本塁をブロックできないため、積極的に本塁生還を狙わせるつもりだ。「攻撃で、いかにうまく(新ルールを)使っていくかの戦いになる。足が速い人は、よりセーフになる。ああいう作戦(重盗)も、シーズンに入れば多くなる」と付け加えた。

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ロッテ高浜1発回答“始動早め”伊東監督助言に感謝[ニッカン]

ロッテ高浜卓也内野手(26)がソロ本塁打を放った。

1−0の5回先頭で、オリックス近藤大の内寄り142キロ真っ直ぐを引っ張り、右翼席後方まで運んだ。

「(二ゴロに倒れた)前の打席で差し込まれていて、伊東監督から『足を上げるタイミングを早くするように』と言われました。自分ではちょっと足がつくのが早いかなと思ったのですが、それぐらい早くしました。アドバイスをもらって、タイミングが合いました」と、指揮官に感謝していた。

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ロッテ先発古谷「良かった」5回0封ローテ入り望み[ニッカン]

ロッテ先発の古谷拓哉投手(34)は、5回3安打無失点だった。

2回、4回と得点圏に走者を背負ったが、落ち着いて後続を断ち、得点を許さなかった。先発ローテ入りへ望みをつないだ。

「結果として、0点は良かったです。(走者を背負い)クイックになった時もバランスを意識しました。ストライク先行という課題もあったので、良い割合でストライクが取れたと思います」と振り返った。

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改心のロッテ・荻野、快振4の4!阪神戦チャンスで凡打の反省打[サンスポ]

ロッテ・荻野貴司外野手(30)が6日、オリックスとのオープン戦(京都)で背番号と同じ4安打をマーク。1盗塁も決め、開幕1軍に向け「スピードスター」の輝きを取り戻した。

右、左、左、中と4安打を広角に打ち分けた。8回に中前打を放った直後にはすかさず二盗。打線を勢いづかせ、一時逆転に成功する見事なお膳立てだった。

「極端にたたく意識はありませんでしたが、低い打球を打つことは考えてました。反省もあったので…」。前日5日の阪神戦(甲子園)。荻野は9回無死満塁の場面で簡単に二飛を打ち上げ、伊東監督の逆鱗に触れた。「ホームランバッターか!!つなぐ意識はないのか!!」。試合後も指揮官の怒りは収まらないほどだった。

改心を4安打で示した。清田、角中が確定している外野の残り1枠を、荻野が必死に奪いにかかる。

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グイッ開幕ローテ!ロッテ・古谷、5回0封「江村もうまくリード」[サンスポ]

先発の古谷が5回を3安打無失点。緩急と内外角の巧みな攻めで糸井、ブランコから3三振を奪った。「0点に抑えられたことはよかった。江村もうまくリードしてくれた」。開幕ローテーションは涌井、石川、スタンリッジ、大嶺祐が確定し残り1枠。34歳の左腕は「年齢的にも求められるのは結果」と表情を崩すことはなかった。

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ロッテ・古谷が5回無失点、次回登板見据え「自滅しないようにしたい」[サンスポ]

ロッテの古谷は5回を3安打無失点と安定した投球だった。低めへの制球が良く、走者を背負っても丁寧に後続を打ち取っていく。「クイックになった時のバランスが崩れるのが課題だったので、しっかり意識した」と納得顔だった。

先発枠入りへは、アピールを重ねることが必要な立場だ。昨季3勝に終わった34歳の左腕は「僕の場合は結果。自滅しないようにしたいし、打たれてもいいから逃げている姿勢は見せないようにしたい」と次回登板を見据えた。

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ドラ1平沢に負けん!ロッテ高浜1号「チャンスを逃したら後がない」[スポニチ]

ロッテ・高浜が5回にオープン戦1号となる右越えソロを放った。「タイミングを早くしたら結果につながった」と満足げ。ドラフト1位・平沢の2軍調整中にアピールした。

8日に1軍に再合流する平沢はこの日、イースタン春季教育リーグ・DeNA戦で4打数無安打。今江、クルーズが抜けた内野の一角を狙う高浜は「このチャンスを逃したら後がない」と闘志を燃やしていた。

古谷
「年齢(34歳)的にも常に結果を残さないといけない。」(先発で5回3安打無失点)

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ロッテ荻野、広角4安打、伊東監督がゴロ打つスイング徹底指導[スポニチ]

ロッテの2番・荻野が4安打を放った。左前打2本と右前、中前と広角に打ち分け「安打が出てよかった」。

前日の阪神戦(甲子園)前の打撃練習中に、伊東監督から「足が武器なのにフライが多すぎる」と左脇にボールを挟み、脇を締めてゴロを打つスイングを徹底指導された。9回無死満塁で二飛を打ち上げた反省も生かし、この日の固め打ちにつなげた。

オープン戦4試合で16打数7安打、打率.438と好調の30歳は「自分のできることをやるだけ」と力強く話した。

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ロッテ34歳左腕・古谷 先発で5回3安打無失点に「常に結果を」[スポニチ]

ロッテの古谷が6日、オリックス戦(京都)に先発し5回3安打無失点の好投を見せた。

オリックス・糸井から2打席連続三振を奪うなど、緩急で翻弄。34歳左腕は「0点に抑えられたのは良かった。年齢的にも常に結果を残さないといけない」と話した。先発ローテーションは涌井、石川、スタンリッジ、大嶺祐が入ることが確実。チームに貴重な左腕が残り2枠のローテ入りへ猛アピールした。

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昨季まで本塁打ゼロ、ロッテ高浜がOP戦1号[スポニチ]

ロッテの高浜がオープン戦1号アーチを放った。オリックス戦(京都)に「8番・三塁」でスタメン出場。5回、カウント1ボール1ストライクから近藤大の3球目、内角の142キロ直球を思い切り振り抜いた。打球は右翼フェンスを越えるソロアーチとなった。

横浜高2年春のセンバツでは全国制覇も果たした、走攻守のバランスの取れた万能選手。それでも昨年までのプロ8年間、96試合で本塁打は「0」だった。まさにアピールの一発となった。

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古谷、緩急使ってオリを5回3安打無失点、開幕ローテ入りアピール[報知]

ロッテの古谷拓哉投手(34)が6日、オリックス戦(京都)に先発し5回3安打無失点で開幕ローテーション入りへアピールした。

直球の最速は140キロに満たなかったが、低めへの制球や、カーブで緩急を使いオリックス打線を抑えた。先月27日の練習試合ソフトバンク戦(アイビー)では3回3失点と精彩を欠いただけに「バランスが崩れていたのが課題だった。ストライク先行でいけた。結果として0点に抑えられたことはよかった」と胸をなで下ろしていた。

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ロッテ高浜「完璧だった」OP戦1号[デイリー]

ロッテ・高浜の打球は右翼へ鋭く伸びた。5回先頭での打席。オープン戦1号は、本人が「完璧だった」と振り返る文句なしの当たりだ。

2回の打席では近藤大の前にタイミングが合わず、二ゴロに終わっていた。打席に入る前、伊東監督から「もうちょっと足を上げてタイミングを早くしてみろ」とアドバイスされ、即結果を出した。

ただ、次の7回1死二塁の場面では三振。「あそこでもう1本出るようにやっていけたらいい」と反省を忘れない。

阪神から移籍して今年が6年目。新外国人・ナバーロの離脱で、内野陣は手薄な状態だけにチャンスはある。オープン戦は計5試合で14打数3安打。開幕1軍へ向け、ここから巻き返す。

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