わたしはかもめ2016年鴎の便り(3月)

便

3月9日

ロッテ雨天中止、先発予定の涌井は11日西武戦へ[ニッカン]

ロッテは開幕投手に決まっているエース涌井が先発予定だった。

伊東監督は「気温も下がっているし、無理はさせたくない」と中止を前向きに捉えた。10日は1軍の試合が組まれていないため、11日の西武戦(QVCマリン)に登板する。

25日の開幕まで約2週間と迫った中で、調整がずれ込むことの影響が懸念されるが、落合投手コーチは「経験のない投手じゃない。きっちりシーズンに合わせてくれると思う」と信頼感を口にした。

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ロッテD1・平沢、課題の守備力向上へ“プチ特守”[サンスポ]

中日とのオープン戦は雨天中止。D1位・平沢(仙台育英高)が松山内野守備・走塁コーチの指導で“プチ特守”を行った。至近距離からボールを手で転がし、処理から足の運び、ネットスローと、同じ動きを繰り返した。「打球を追う目線が悪いと、全てが連動して悪くなる。まずはそこが基本」と同コーチ。前日8日の日本ハム戦で失点につながる2拙守を犯したルーキーに英才指導をほどこした。

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ロッテ・伊東監督、OP戦雨天中止も前向き「無理させたくない」[サンスポ]

ロッテは9日、中日とのオープン戦(QVCマリン)が雨天中止。ロッテは開幕投手に決まっているエース涌井が先発予定だった。伊東監督は「気温も下がっているし、無理はさせたくない」と中止を前向きに捉えた。10日は1軍の試合が組まれていないため、11日の西武戦(QVCマリンフィールド)に登板する。

25日の開幕まで約2週間と迫った中で、調整がずれ込むことの影響が懸念されるが、落合投手コーチは「経験のない投手じゃない。きっちりシーズンに合わせてくれると思う」と信頼感を口にした。

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ロッテ・涌井、11日の西武戦に“スライド先発”、二木はリリーフへ[サンスポ]

ロッテは9日、中日とのオープン戦(QVCマリン)が雨天中止。先発登板が予定されていた“開幕投手”の涌井秀章投手(29)は、11日の西武戦(同)に“スライド”することになった。また、11日に先発が予定されていた3年目右腕・二木康太投手(20)は同じ西武戦でリリーフに回る。なお、10日は練習日で試合はない。

落合投手コーチは涌井について「経験のある投手なので調整に問題はない。回数についても本人に任せる」と説明。また開幕先発ローテーション入りが期待される二木についても「涌井の次に1人挟んで、二木につなぐ予定。下(2軍の教育リーグ)で投げさせるよりも、打者の状態が上がってくる1軍で投げさせたほうが本人とってもプラスになる」と期待を寄せた。

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『千葉ロッテマリーンズVISAカード』の会員募集を開始!豪華特典が多数[サンスポ]

ロッテは9日、三井住友カードと提携した球団オフィシャル・クレジットカード「千葉ロッテマリーンズVISAカード」の会員募集を同日から開始したと発表した。同カードは利用額に応じて貯まるポイントの交換景品として、ロッテの選手とともに一部の練習メニューを体験できる「秋季キャンプ1日体験」をはじめ、好きな選手とのキャッチボールや2ショット写真撮影など、他では体験できない特典を多数用意している。詳細は以下の通り。

◇入会特典

(1)
入会者全員にQVCマリンフィールドの招待券1枚(内野指定席引換券)をプレゼント
(2)
電子マネー「iDTM」に同時入会するともれなく、本カードオリジナルの「iD(専用カード)」用ステッカーをプレゼント(先着1500名様)

◇ポイント交換景品

(1)
秋季キャンプ1日体験(先着10名様が千葉ロッテマリーンズ秋季キャンプで、ウォーミングアップやキャッチボールをはじめとした一部のキャンプメニューを、選手とともに体験)8000ポイント
(2)
好きな選手とキャッチボール+ペア内野指定席券5000ポイント
(3)
好きな選手との2ショット写真+ペア内野指定席券2000ポイント
(4)
選手サイン入りレプリカユニフォーム1500ポイント
(5)
選手サイン入り練習球800ポイント
(6)
ペア内野指定席引換券500ポイント
(7)
オリジナルタオル200ポイント

◇その他

(1)
ロッテVISAカード開幕ダッシュキャンペーン=期間:2016年3月9日(水)〜6月30日(木)、対象:期間中に、同カードにマイ・ペイスリボに登録のうえ新規入会し、合計4万円(税込)以上買い物利用された会員に、特典とし抽選で2人に、選手とのプライベート野球教室を開催。抽選で20名の方に、選手のサイン入りプロモデルユニフォームをプレゼント。抽選で50人に、選手のサイン入り公式試合球をプレゼント
(2)
2016シーズンカード限定特典=期間:2016年3月9日(水)〜8月31日(水)、対象期間中に同カードで10万円(税込)以上買い物した会員に、特典として、抽選で300名様に選手直筆サイン色紙をプレゼント

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平沢開幕2軍か、伊東監督「今の段階では厳しい」[スポニチ]

ロッテの伊東監督が、平沢の開幕2軍を示唆した。キャンプから1軍にいたドラフト1位新人について「今の段階では厳しいかもしれない。1軍ではスタメンという訳にはいかないので、2軍で試合をこなすのも手だと思う」と話した。

ここまでオープン戦3試合で6打数無安打。8日の日本ハム戦(QVCマリン)では遊撃の守備で2つミスをしていた。「高校生としてはレベルが高いけど、プロのスピードに追いついていない」と指揮官。一方で「1軍で経験もさせたい。答えは出ていない」とも話し、当面は1軍に同行させる予定だ。

この日の中日戦(QVCマリン)は雨天中止。室内で居残り練習に取り組んだ平沢は「1軍に残れるようにしっかりやりたい」と話した。

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二木&古谷当確、ロッテ開幕ローテ固定[スポニチ]

ロッテの開幕ローテーションがほぼ固まった。落合投手コーチは「先発投手は答えを出している。下(2軍)から上げるのは上の投手が崩れたとき」と先発固定の考えを示した。

実績のある涌井、石川、スタンリッジ、大嶺祐に加え、実戦で結果を出している二木、古谷が当確。この日に先発予定だった涌井は11日の西武戦(QVCマリン)に先発し、二木も救援で登板する。

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ロッテ、「VISAカード」の会員募集、ポイント貯めて「キャンプ1日体験」[スポニチ]

ロッテは、三井住友カードと提携し球団オフィシャルクレジットカード「千葉ロッテマリーンズVISAカード」の会員募集を9日より開始すると発表した。

カード利用額に応じて貯まるポイントの交換景品として、キャンプで選手と一緒に練習メニューを体験できる「秋季キャンプ1日体験」を始め、選手とのキャッチボールや写真撮影なども予定されている。また、入会特典としてQVCマリンでの主催試合の招待券1枚をもれなくプレゼントする。サイン入りユニホームがもらえる入会キャンペーンなども実施予定。

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ドラ1平沢「野球できること喜びたい」13歳の時、宮城・多賀城市で被災[報知]

ロッテのドラフト1位・平沢大河内野手(18)が9日、「3・11」への思いを激白した。11日で東日本大震災から5年。当時、中1だった平沢も宮城・多賀城市内で被災した。プロ野球選手として節目の日を迎え、開幕1軍を目指す今。「野球ができることを喜びたい」と感慨をかみしめた。

あの日のことは忘れられるはずがない。2011年3月11日午後2時46分。当時のことは平沢の記憶にはっきりと刻まれている。

「電気、水道、ガス、全部止まりました。水を毎日もらいにいったことを覚えています。家が流された先輩もいました」。

実家は大きな被害までは受けなかったが、仙台港に近い多賀城市も津波とは無縁ではなかった。市の33.7%が浸水し、市内で188人が命を失った。ライフラインの復旧まで約1週間。もちろん、野球どころではなかった。

所属する「七ケ浜シニア」で野球を再開するのに約1か月がかかった。グラウンドはひび割れ、野球への夢を断念せざるを得なかった友人もいた。「とてもできる状況じゃなかったですね。最初はやっていいのかなと複雑でした」。再び白球を握れたとしても、13歳の心を占めたのは、決して素直な喜びだけではなかった。

復興への道半ばという事実は十分に理解している。実家近くは穏やかな日々が戻りつつあるが、報道を見るといまだに変わらない現実があることも知る。「まだ復旧できていないところもあります。忘れないようにしないといけない」。

5年がすぎた今、プロ野球の世界から恩返しできるようになった。この日の中日戦(QVC)は雨天中止。開幕1軍切符は13日までの内容と結果で左右される。オープン戦は7打席無安打、1打点で、練習試合、教育リーグを合わせても34打数8安打の打率2割3分5厘。プロのスピードに苦しむ中、伊東監督が「今の段階では厳しいかも。分からない」と指摘するのも仕方ない。

11日はQVCで西武戦に臨む。グラウンドに立った時にどんな感情があふれるのか想像がつかないが、これだけは分かっている。「自分は恵まれています。野球をやりたくても、できない人もいる。まず、野球ができることを喜びたいです」。

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ロッテドラ1平沢開幕1軍崖っぷち[デイリー]

開幕1軍を目指すロッテのドラフト1位・平沢大河内野手(18)=仙台育英=が9日、崖っぷちに立たされた。伊東監督がオープン戦で精彩を欠くルーキーに「今の段階では難しい」と最後通告。ミスが出れば落第の進級試験で合否の判定を下す方針を示した。

オープン戦3試合で6打数無安打4三振。1軍実戦で計5失策。これが平沢の現状だ。「シビアに査定する」と言い切った伊東監督は「(開幕1軍へ)手っ取り早いのは実戦で結果を出すこと」と強調した。

平沢は雨天中止になった25日の中日戦は出場予定がなく、今後の出場も不透明。「もし(開幕)1軍に残っても毎試合スタメンという訳にはいかない。下(2軍)で実戦を重ねるのも1つの手。色々経験させたい」と指揮官。もう失敗は許されない。

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「偽りない対応信じる」[千葉日報]

千葉ロッテの林信平本部長は昨秋の野球賭博問題発覚を受けて、選手に書面で調査をしており「うそ偽りなく対応してくれていると信じている」と話した。熊崎勝彦コミッショナーの指示で求められた再調査については「方法論はまだ白紙だが、ゆっくりしている時間はない」と早々に行うという。

伊東監督はナバーロが2月下旬に銃刀法違反容疑で逮捕されており「うちもそんなことを言えないが」と話しつつ「またファンを裏切ったような形になって、残念の一言」と表情を曇らせた。「野球界もピンチかなと思う。より自覚と責任を持って、選手は行動して欲しい」と述べた。

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千葉ロッテ古谷、ホークスキラーとしての期待。異色の理系投手がこだわる「脱力投法」で脱・里崎なるか[ベースボールチャンネル]

◇テーマは「頑張らないで、力を出す」

「このキャンプでは、去年のオフから引き続いて、自分のなかでの課題に取り組んでいるところなんで、それに関してはもうちょい時間がかかるかなと。ただ、体はすでにできあがってますし、ローテ入りして1年間しっかりチームに貢献できるよう、そこはうまく調整していくつもりです。課題が何かって?簡単に言えば、『頑張らないで、いかに力を出すか』ってことですね。これまでは力が入りすぎて自分の感覚を狂わせてたところがあったんで、基本に立ちかえって、いい意味で力を抜いていけたらなと思ってます」。

石垣島でのキャンプ中にそう語っていた古谷拓哉が、6日のオリックスバファローズ戦(わかさスタジアム京都)で5回3安打無失点と好投。実戦初登板にしていきなり、伊東勤監督から「こんな感じだったら厳しい」と苦言を呈された2月27日の福岡ソフトバンクホークスとの練習試合(アイビースタジアム)とはうって変わった、クレバーなピッチングを披露した。

前回の登板では、初回を危なげなく三者凡退に切ってとりながら、内川聖一や松田宣浩といった“乗せてはいけないバッター”に打たれて失点を許すという心配な内容だっただけに、今回の結果には、ファンとしても一安心。次の登板でも、彼がそれなりの安定感を見せてくれれば、流動的となっている6番目のローテ枠も埋まって、名実ともに臨戦態勢も整うというものだ。

とは言え、懸念材料は当然ある。本来は自他ともに認める「考えすぎるタイプ」でもある彼が13年にマークした9勝1敗、防御率2.73という好成績は、言ってみれば、里崎智也という“女房役”がみせた「マウンドで考える時間を与えないリード」のたまもの。引退によって里崎氏がチームを去った昨年の彼の成績が3勝4敗、防御率4.42と奮わなかったのは、全てがそうとは言わないまでも、この問題とも決して無関係ではないだろう。

当の古谷自身も「自覚はある」としながら、こう続ける。

「実際、里崎さんに頼っていた部分は大きかったし、それが自分にとってもベストだったことは間違いない。その後の成績については『どうしたらいいんだろう』とは思いつつも、あのときを超えるかたちを作りきれなかったっていうのが正直なところです。もちろん、里崎さんと他のキャッチャーとでは考え方もスタイルも違いますから、同じことをやろうってつもりは全然ないんです。ただまぁ、いまいるキャッチャーはみんな年下だし、僕も試合になるとつい感情的になってしまうので、なかなかね(苦笑)。言葉数を増やすっていうより、空気感でお互いが分かるようにしていけるのが、1番いいとは思うんですけどね」。

「そこは年の功で古谷さんが…」と水を向けると、「ただ早く生まれたってだけで、この世界は実力が全てですから」と、古谷は笑う。だが、ただでさえ若いチーム。投手最年長である彼が、本来の輝きを取りもどせるか否かは、長いペナントレースを戦いぬく上でも、ことのほか大きな意味を持ってくると言っても過言ではない。

◇“ホークスキラー”としての覚醒もカギに

ちなみに、昨季こそ直接対決はなかったものの、13年は3試合に先発して2勝0敗、防御率1.83。トータルでは23試合7勝5敗、防御率4.35と平凡な数字に終わった翌14年シーズンも、3試合で2勝0敗、防御率1.61と、ことホークス戦に関しては“キラー”と呼んでもいいほど相性のよさを発揮しているのが、古谷というピッチャーの特徴でもある。

「僕がホークスキラー?そんなこと誰が言ってるんですか(笑)。でも、これまではそんなに意識したことはなかったけど、今年に関して言えば、個人的にも倒したいって気持ちはすごくありますよ。2連覇するほどのあれだけ強いチームを抑えられたら、そりゃ気持ちいいですしね」。

「アホか」と言われることを承知で、対ホークス戦のそろばんを弾くなら、昨季の10勝15敗から、古谷が最低でも挙げてくれるであろう2勝と、いまや味方の“マリーンズキラー”ジェイソン・スタンリッジが挙げた4勝を差し引きすれば、たちまち形成は逆転。16勝9敗という皮算用も成りたってくる(左腕に弱いマリーンズが、メジャー帰りの和田毅にカモにされたりする可能性は、ここでは度外視)。そういった、ファンには楽しい「もしも」を思い描くだけでも、彼の存在は今季のマリーンズの戦いを面白くするキーマンたり得ると思うのだ。

経験豊富な先輩として、上からモノが言えた里崎氏のような「有無を言わさないリード」を、まだ若い田村龍弘や吉田裕太に求めるのは酷というもの。それが実戦の皮膚感覚を通してしか磨くことのできないものである以上、シーズンが始まっても彼の試行錯誤は続くだろう。だがそれでも、僕らはやっぱり苦節11年目にして彼が咲かせる“もう一花”を待ち侘びる。

「気持ち的には、つねに咲かすつもりではいるんですけどね(笑)。もう僕もいい歳なんで、いつまでも同じことをやっていてもしょうがない。今年こそはファンの皆さんにいいところを見せられるように、頑張り過ぎずに頑張ります」。

異色の理系男子として、ネットでは“館長”の呼び名でも愛される古谷拓哉が迎える新たなシーズン。34歳のベテランが「頑張り過ぎない」脱力投法で魅せる完全復活と、密かな“ホークスキラー”ぶりに期待したい−。

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