わたしはかもめ2016年鴎の便り(3月)

便

3月11日

千葉ロッテ4−7埼玉西武(QVCマリン)

西武の十亀がオープン戦初登板で5回3安打1失点。球威があり、制球も安定していた。ロッテの開幕投手を務める涌井は緩急を使って打ち取り3回2安打無失点。先発の一角として期待されている二木は4回7失点だった。

123456789R
埼玉西武0000003407
千葉ロッテ0100000203

◇期待の20歳「らしくない投球」

開幕先発枠入りが期待される、千葉ロッテの3年目二木は5回から登板し4回を9安打7失点。球数も103球に上り「らしくない投球。力んでしまった」と悔やんだ。

7回。1死二、三塁から上本を空振り三振に仕留めた後、田代に左前適時打された。打たれたのは初球の140キロ。「コンと打たれるようでは。1球で決まる世界」と落合投手コーチは注文を出した。踏ん張れず続く外崎に2点適時打を浴び、8回は5安打を許し4失点。ズルズルいき、右腕は「悪いなりにどうするか」と反省した。

ここまで実戦計13回無失点と結果を残してきたが、この日は精彩を欠いた。「いつももっと真っ直ぐでいっているが、コントロールできなかった」。変化球に頼ってしまい、悪循環に。落合コーチは言う。「ストレートがあっての変化球。次につなげてくれれば」。

ただ、5回は落差あるフォークボールと外角いっぱいの直球で2三振を奪いピンチを脱出。さらに、森から真っ直ぐで2奪三振の見せ場もあった。チャンスがついえた訳ではない。20歳は「いいところはコントロール。速い球を投げようとか考えず、しっかり頭を整理してやりたい」と力を込めた。

◇涌井は3回無失点、「順調にきている」

千葉ロッテの開幕投手に決まっている涌井は3回を被安打2の無失点。「全部の球種を使って打たせて取るイメージで投げた」と振り返った。前回登板の3日、オリックス戦は3回4失点と崩れたが、この日は1、2回に得点圏に走者を背負ってもしのいだ。

「変化球もこの間より良くなった。少しずつ上がってきていると思う」と伊東監督も心配していない。25日の開幕まで、登板は残り1試合の予定。「順調にきている」と話す背番号16は「もう少し追い込んでから低めに投げたりとか、意識付けをしっかりしたい」と視線を向けた。

伊東監督
「内野のミスとかもあった。走者を出してからの投球でいいところもあった。特に問題ない。」 (二木に)

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宮城出身ロッテ平沢正念場「活躍する姿見せたい」[ニッカン]

開幕1軍を懸けた勝負の3連戦は×印から始まった。ロッテのドラフト1位平沢大河内野手(18=仙台育英)が西武戦に途中出場。8回守備から遊撃に就き、2死三塁で田代のライナーを捕り損ねた。ジャンピングキャッチを試み、グラブに当てたが捕球できずに後ろにそらした。記録は安打も「捕んなきゃいけないボール。反省しないと」と声のトーンを落とした。

前日まで実戦8試合で5失策。練習日に松山内野守備走塁コーチと特守を行い、試合前も個別練習を繰り返し、この日からの3連戦に備えた。再びのミスに、伊東監督は「準備に欠けている感じはする。今の段階では厳しい」と冷静に話した。2軍で経験を積ませる選択肢もあり、今週いっぱいを1軍か2軍か判断の期限としてきた。現状、開幕1軍は厳しくなっている。

東日本大震災から5年の日だった。平沢の故郷である宮城・多賀城市も大きな被害を受けた。中学1年生だった当時を思い出し「節目の年に、ここで野球をやれていることを嬉しく思います。(被災地に)活躍した姿を見せられたら」と希望を口にした。そのためにも、反省を糧とする。

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ロッテ二木「甘かった」7失点反省も伊東監督は評価[ニッカン]

ロッテ3番手の二木康太投手(20)は、4回9安打7失点(自責4)だった。

ここまで実戦3試合を投げ13回7安打無失点と順調で、開幕ローテ入りが有力となっている。初めて打ち込まれ、「変に力が入って、コントロールが全然できませんでした。全体的に甘かったですね。悪い日にどうするか。ずるずるといってしまった」と反省の言葉を並べた。

もっとも、伊東勤監督(53)は「走者を出してから、いいところもあった。配球も考えないといけない。一概に、打たれたから、とは考えていない」と評価していた。

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ロッテ平沢マリンで黙祷「勇気与えられる選手に」[ニッカン]

東日本大震災が発生した午後2時46分に合わせ、両チーム、審判、観客全員で黙祷を行った。

6回裏、ロッテの攻撃中だった。先頭伊志嶺が倒れ、デスパイネが打席に向かう前に中断した。ベンチの首脳陣、選手はベンチ前に整列。スタンドの観客も立ち上がり、1分間の黙祷を行った。また、バックスクリーン上の球団旗などは全て半旗で試合を行った。

ロッテ平沢大河内野手(18=仙台育英)は、被害が大きかった宮城県多賀城市出身。震災当時は中学1年生だった。「震災前は、ただ野球をやっていました。震災の後は、野球ができる喜びをかみしめながらやってきました。(被災地に)勇気を与えられる選手になりたいと思います」と話した。

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ロッテ涌井「反省生かした」2度目登板は3回無失点[ニッカン]

ロッテ先発の涌井秀章投手(29)は、3回2安打無失点だった。

1回、2回と先頭を出したが、後続を抑えた。今年初登板だった前回3日のオリックス戦は、3回7安打4失点。2度目の登板で0に抑え、「前回の反省を生かしました。前回は打たれすぎたので。全部の球種を使ってシーズン通り打たせる。イメージ通り投げました。シーズン中もこういう投球ができれば楽なんですけど、そうもいかない」と話した。

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ロッテが鈴木、三木、中村、平沢参加し開幕イベント[ニッカン]

ロッテは12日にJR海浜幕張駅南口で「開幕カウントダウン!マリーンズ・ホームタウン壮行会2016」を実施する。

鈴木、三木、中村、平沢の4選手の参加が決まった。

午後5時半から、選手によるトークショーを行う。入場無料で、定員は先着順の500人。

鈴木は「以前もこのイベントには参加をさせていただいていますが、とても楽しかったのを覚えています。沢山のファンの方の前で開幕前にお話をすることで、いよいよ開幕が近いと感じるイベントですので、ぜひ多くの方にお越しいただき、ボク達にパワーをいただけたらと思います。当日は内野手の後輩達をうまく引っ張ることが出来ればと思っていますのでよろしくお願いします」とコメントした。

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開幕リハ熱投!ロッテ・涌井、極寒&小雨も0封「全部の球種使った」[サンスポ]

2年連続7度目の開幕投手が決まっているロッテ・涌井秀章投手(29)が11日、西武とのオープン戦(QVCマリン)に先発し、3回無失点と順調な仕上がりをアピールした。寒さに小雨が交じる悪条件でも、人気モデル、押切もえ(36)と真剣交際するエースの心は熱い。ナイターで冷え込む可能性のある25日の日本ハムとの開幕戦(同)の“予行演習”を済ませ、相手先発、大谷翔平投手(21)との昨季の最多勝対決に弾みをつけた。

吐く息は白い。試合開始時間の午後1時。QVCマリンのある千葉市美浜区の気温は5.8度。小雨も交じった。悪条件が重なったが、涌井の指先の感覚に狂いはなかった。

「前回の登板で打たれすぎたので、今日は全部の球種を使った。シーズン通り、打たせて取るイメージで投げた」。

実戦初登板した3日のオリックス戦では変化球をカーブとフォークに限定し、3回7安打4失点だった。この日は直球の最速は142キロも、カーブ、フォーク、カットボール、スライダーなど持ち球全てを駆使。西武を3回2安打無失点に抑えた。

開幕戦の予行演習にもなった。試合前の伊東監督は「寒いけど、春先はこういう天気もある」と空を見上げた。涌井が先発する25日の本拠地、QVCマリンで戦う日本ハムとの開幕戦は午後6時半開始予定。夜は冷え込む可能性があるが、対応できることを証明した。

開幕戦での相手先発は昨季15勝で最多勝を分け合った大谷。すでにオープン戦でプロ最速の162キロを計測するなど好調だが、伊東監督は涌井に託す。「少しずつ(涌井の状態は)上がってきている。大丈夫だと思います」と信頼した。

「3月がピークではない。去年のように後半戦に勝てればいい」。

2月の沖縄・石垣島キャンプ中に人気モデル、押切もえとの交際を宣言した。千葉の冷気も“ホットな男”の涌井には関係なし。開幕まで、あと13日。チームの優勝というゴールに向け、視界は良好だ。

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宮城出身のロッテ・平沢、開幕1軍に黄信号も「野球やれる喜び感じる」[サンスポ]

東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県出身のD1位・平沢(仙台育英高)は途中出場した。8回、田代のライナーをグラブに当てながらも落球した(記録は遊撃内野安打)。打っては9回、中飛に倒れた。開幕1軍に黄信号がともったが「野球をやれる喜びを感じている。野球で活躍している姿を見せることが1番です」と前を向いた。

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東日本大震災から5年…ロッテVs西武戦、試合を中断し黙祷[サンスポ]

東日本大震災の発生時刻の午後2時46分に合わせて11日、6回裏1死の場面で試合を2分間中断して、ロッテと西武の両軍選手は黙祷をささげた。グラウンドに立って、選手と一緒に黙祷したプロ野球の熊崎コミッショナーは「野球の試合を通じて、被害を受けた多くの方々に多くの感動を与え、心の励みになっていただけるように、プロ野球界が一丸となって取り組んでいく」と誓った。

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ロッテ・二木、制球甘く4回7失点「全体的に甘かった」[サンスポ]

ロッテの先発ローテーション入りを争う3年目の二木が5回から登板し、4回を9安打7失点と打ち込まれた。「変に力が入って全然制球できず、全体的に甘かった」と首を振った。本来は速球中心のスタイルだが、ストライクが入らず変化球の割合が増え「悪いなりにどうするかというのがまだまだ」と反省しきりだった。

7回の3失点は失策が絡んだこともあり、伊東監督は「内野のミスがあったし、走者を出してからいいところもあった」と一定の評価を与えた。二木は「結果を受け止めて、次に向けてしっかり準備したい」と修正を期した。

涌井
「(3回4失点だった)前回は打たれすぎた。全部の球種を使って、シーズン通り打たせて取ることをイメージした。」(3回無失点)
落合投手コーチ
「甘い世界じゃないし、やられて覚えることもある。次の試合で抑えてくれれば開幕ローテーションがぐっと近くなる。」(打ち込まれた二木に)

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熊崎コミッショナー、自覚求める…野球賭博で選手らに訓示[サンスポ]

プロ野球の熊崎勝彦コミッショナーが11日、千葉市のQVCマリンフィールドを訪れ、ロッテの選手らに「不正行為に手を染めないように、しっかりした気持ちで対処していただきたい。多くのファンのためにということを忘れず、野球道に精進して欲しい」と説いた。

熊崎氏はキャンプ中にロッテを訪れる機会がなかったため今回視察した。巨人で新たに野球賭博に関与した選手が発覚したことを受け、選手らへの訓示となった。伊東勤監督は「自覚を持って頑張ってくれということだった。我々はグラウンドで答えを出すしかない」と話した。

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ロッテ、12日の開幕イベントにD1位・平沢ら4選手が参加[サンスポ]

ロッテは11日、JR海浜幕張駅南口で12日に行う「開幕カウントダウン!マリーンズ・ホームタウン壮行会2016」に、鈴木大地内野手(26)、三木亮内野手(24)、中村奨吾内野手(23)、ドラフト1位・平沢大河内野手(18)=仙台育英高=の4選手が参加すると発表した。

選手のトークショーは、午後5時30分から。鈴木は「いよいよ開幕が近いと感じるイベント。ぜひ多くの方にお越しいただき、僕達にパワーをいただけたらと思います」とコメントした。

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ロッテ涌井、イメージ通りで3回0封「シーズンでも楽」[スポニチ]

2年連続7度目の開幕投手が決定しているロッテ・涌井が、オープン戦2度目の登板で3回を2安打無失点。

「全球種を使って、打たせて取るイメージで投げた。今日のような投球ができれば、シーズンでも楽」と、33球という球数にも納得の表情。次回は17日の巨人戦(QVCマリン)で、実戦登板3試合で開幕に向かうが「去年もそうだった。どうせシーズンでいっぱい投げるので、この時期にあまり投げ過ぎてもね」と余裕を漂わせていた。

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ロッテ平沢、拙守反省、開幕1軍厳しくとも「しっかりした姿を」[スポニチ]

宮城県出身のロッテドラフト1位・平沢は8回の守備から途中出場したが、2死三塁から田代の打球にバウンドを合わせ損なって追加点を許した。

記録は安打にも「僕のミス」と猛省。9回の打席も中飛に終わった。開幕1軍は厳しい状況となる中、「13年の楽天のリーグ優勝を見て、スポーツの力は大きいと感じた。今度はプロで勇気を与える立場に変わったので、しっかりした姿を見せたい」と気持ちを新たにしていた。

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試合一時中断…唯一のオープン戦でロッテ、西武ナインが黙祷[スポニチ]

「3・11」に唯一行われたオープン戦、ロッテ−西武戦(QVCマリン)では、東日本大震災の発生時刻である午後2時46分に合わせて、ロッテの攻撃中だった6回に試合を一時中断。両軍ナイン、3016人の観客が黙祷をささげた。

千葉県も液状化現象により県下29市10町が被災、20人が死亡している。一塁側ベンチ前で黙とうした熊崎勝彦コミッショナーは「被災された方に多くの感動を与え、心の励みになるよう、プロ野球界一丸となって取り組んでいきたい」とした。

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異例の8分、熊崎コミ、ロッテナインに訓示「自分の人生を大事に」[スポニチ]

野球賭博問題に球界が再び揺れる中、熊崎勝彦コミッショナー(74)が11日、ロッテ−西武のオープン戦が開催されたQVCマリンを訪れ、試合直前の一塁側ベンチ前でロッテ首脳陣、ナインに訓示した。

異例の8分にも及び、同コミッショナーは「野球協約を順守して、有害行為などの不正に手を染めないでくれ」「違法薬物にも無縁であり、反社会勢力に対しても毅然とした態度で遮断してもらいたい」。2月の沖縄・石垣島キャンプを日程上の都合で視察できなかったことで、この日に熱く、強い口調で語り掛けた。

そして最後には「多くのロッテファン、プロ野球ファンのために感動的な試合ができるよう、自分の人生を大事にして、野球道に精進して欲しい」と激励した。

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ロッテ、二木、7失点の乱調…落合コーチ「甘い世界じゃない」[スポニチ]

11日の西武戦(QVCマリン)に3番手で登板したロッテ・二木は、4イニングを投げて9安打7失点。7回に味方失策も絡んで3点、8回には5安打を集中されて4点を失った。

13年ドラフト6位で入団し、今季で3年目を迎える20歳の期待の右腕。落合投手コーチは「甘い世界じゃないし、やられて覚えることもある」。その上で「次の試合で抑えてくれれば、開幕ローテーションがぐっと近くなる」と期待を寄せた。

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ロッテ、開幕投手の涌井「シーズン通り」で3回無失点[スポニチ]

今季の開幕投手に決定しているロッテ・涌井が西武戦(QVCマリン)に先発。3回を2安打無失点に抑えた。

2回に無死からメヒア、栗山に連打を許すも、1死から木村昇を二ゴロ併殺打。3日のオリックス戦(京セラドーム)では3回4失点だったが、「前回は打たれすぎた。全部の球種を使って、シーズン通り打たせて取ることをイメージした」と振り返った。

25日の開幕戦で投げ合うのは日本ハム・大谷。昨季は15勝で最多勝のタイトルを分け合った相手とのガチンコ勝負となる。

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ロッテ鈴木主将、平沢ら壮行会参加へ、12日海浜幕張駅南口で[スポニチ]

ロッテは11日、12日に海浜幕張駅南口で行われるイベント「開幕カウントダウン!マリーンズ・ホームタウン壮行会2016」に鈴木主将、三木、中村、平沢の4選手が参加すると発表した。

トークショーは午後5時半から午後6時まで行われる。入場無料で先着500名が参加できる。ドラフト1位・平沢の兄貴的存在の鈴木は「以前もこのイベントには参加をさせていただいていますが、とても楽しかったのを覚えています。たくさんのファンの方の前で開幕前にお話をすることで、いよいよ開幕が近いと感じるイベントですので、ぜひ多くの方にお越しいただき、僕達にパワーをいただけたらと思います。当日は内野手の後輩達をうまく引っ張る事が出来ればと思っていますので宜しくお願いします」と話した。

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ロッテ−西武OP戦、午後2時46分プレー中断し黙祷[報知]

この日、プロ野球で唯一オープン戦が行われたQVCでは、東日本大震災が発生した午後2時46分に合わせて1分間の黙祷を行った。

ロッテ−西武戦の6回1死でプレーを中断し、犠牲者に祈りをささげた。視察したNPBの熊崎コミッショナーは「野球の試合が、被害を受けた多くの皆様の心の励みになっていただけるよう、野球界一丸となって取り組んでいきたい」と話した。同コミッショナーは12球団で開幕前最後の表敬訪問となったロッテの選手、関係者らに挨拶。巨人・高木京が野球賭博に関与していた問題などにも触れ、注意喚起も行った。

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12日にカウントダウン壮行会開催[報知]

ロッテは11日、「開幕カウントダウン! マリーンズ・ホームタウン壮行会2016」を12日にJR海浜幕張駅南口で開催すると発表した。鈴木大地(26)、三木亮(24)、中村奨吾(23)、ドラフト1位・平沢大河(18)の4内野手が参加。午後5時30分から入場無料(定員500人)でトークショーを行う。

ルーキーの平沢はプロ入り後、トークショー初参加。鈴木は「沢山のファンの方の前で開幕前にお話をすることで、いよいよ開幕が近いと感じるイベント。ボク達にパワーをいただけたらと思います。当日は内野手の後輩達をうまく引っ張る事が出来ればと思っていますのでよろしくお願いします」と話し、盛り上がるトークを予告していた。

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ロッテ・涌井、3回無失点、開幕へ順調[デイリー]

ロッテの開幕投手に指名されている涌井秀章投手(29)が先発し、3回無失点と貫禄を見せつけた。

9日の中日戦で先発が予定されていたが雨でスライド登板。この試合では先頭打者にいきなり四球を与えるなど、不安定な立ち上がりだったが、しっかりと無失点にまとめた。

春季キャンプ中には女優・押切もえとの交際も話題になったが、エースはしっかりと開幕に視線を向けているようだ。

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ロッテが12日に壮行会開催[デイリー]

ロッテは11日、「開幕カウントダウン!マリーンズ・ホームタウン壮行会2016」を12日にJR海浜幕張駅南口(千葉市美浜区ひび野1丁目)で行うことを発表した。

鈴木、三木、中村、平沢の4選手が参加する。選手トークショーは午後5時30分に開始、午後6時に終了予定。

本イベントは、2014年から開催し、今年で3回目。入場無料で、定員は先着順の500人。鈴木選手は「たくさんのファンの方の前で開幕前にお話をすることで、いよいよ開幕が近いと感じるイベントですので、ぜひ多くの方にお越しいただき、ボク達にパワーをいただけたらと思います」とコメントした。

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震災経験のロッテ平沢、3・11の誓い[デイリー]

特別な日にロッテのドラフト1位・平沢(仙台育英)はグラウンドに立っていた。午後2時46分、一塁ベンチ前で静かに黙祷をささげた。中学1年生だった5年前のこの日、宮城県多賀城市の自宅で大震災にあった。周囲で亡くなった人はいなかったが、自然の怖さを肌身で感じた。

少年はプロ野球選手となり「当時、(5年後に)ここにいるとは思わなかった。(震災後は)野球ができる喜びを感じながらやっている」。13年の楽天初Vに勇気をもらったことを今も感謝している。「街全体が盛り上がりました。スポーツの力は大きい。僕も勇気づけられるように頑張っていきたい」。

この日は8回の守備から出場。田代の頭上を襲った打球にジャンプしたが、グラブに当たり安打となった。「飛ぶタイミングが外れた。自分のミスです」。9回の打席も中飛に倒れた。

試合後、伊東監督は「今の段階では(1軍は)厳しい」と話し、ファームでの再教育を示唆した。足りないものは何なのか。「しっかりと野球をしている姿を見せたい」。3・11。平沢が再出発を切る。

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[球界ここだけの話]未来予想図!ロッテ・福浦VS巨人・高橋の両監督による『京葉シリーズ』[サンスポ]

プロ野球の開幕を前に『野球賭博問題』が再燃。個人的に暗たんたる思いの中、何か明るい話題がないかと模索した結果、そこに「マリンの神」が降臨した。

ロッテ一筋、今季23年目のシーズンを迎える“俺達の”福浦和也内野手(40)だった。通算2000安打まで残り88本。誰もが今季中の達成を期待する。

その盟友が実は、新任の巨人・高橋由伸監督(40)。同郷千葉の同級生。福浦は表向きに「大変だとは思うけど、就任1年目の優勝を目指して欲しい」とコメントしたが、本音は違った。

「祝ってやりたいけど、正直、心の中はさびしい。同級生がユニホームを脱ぐ訳ですからね。残る同期は稼頭央(楽天・松井)か…」。

実際、福浦は高橋監督の就任直後に“ジカ電”。かけた言葉は「おめでとう」よりも先に「さびしいよ。オマエがベンチに座って野球を見ているイメージがわかない」だったという。

普段は寡黙な男も、ひとたび口を開けばズバッと“直球”。決して飾らない人柄が、チーム内での人望につながり、ファンからの絶大な支持となる。

1月、福浦は岡田、田村を従え、那覇市のセルラー球場でキャンプ前の自主トレを行った。例年なら午前が『巨人・高橋軍団』、午後は『ロッテ・福浦軍団』で施設を共有しているが、「今年は由伸がいなかった。これも何かポッカリと心に穴が開いた感じでした」。ここにも福浦の本音がのぞいた。

一方で、福浦も残り少ない時間を自覚している。高橋監督からもらった「2000安打は達成しろよ」という“逆エール”にも応えたい。ただ、昨年はシーズン中に尿管結石で離脱、一昨年はキャンプ直前のオーバーワークで体調を崩し、2軍スタート。今年も調整遅れから、開幕2軍スタートが濃厚だ。

「年齢ですかね。自分でも想定していないことが起こり始めている。ましてや今年は“大厄(12月で41歳)”。体力的に不安がないといえばウソですけど、気力だけは失っていない」。

福浦の新シーズンが始まった。もちろん、引退後は幹部候補生。今は伊東監督のもとで帝王学も専攻する。そして近い将来、ぜひと実現して欲しいM福浦−G高橋の監督による日本一対決、すなわち『京葉シリーズ』に興味津々だ。

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犠牲者悼み、復興願う、スポーツ界でも黙祷など[千葉日報]

東日本大震災から5年となった11日は、スポーツ界でも選手らが犠牲者を悼み、復興を願った。プロ野球楽天は遠征先の静岡市で練習前に黙祷。半旗の下、梨田昌孝監督や主将の嶋基宏ら選手、首脳陣が東北の方角に向かって約1分間こうべを垂れ、嶋は「今季こそ(日本一になった)2013年の感動をもう1度味わえるように、東北の皆さまとともに全力で戦っていく」と話した。

オープン戦の千葉ロッテ−西武が行われた千葉市のQVCマリンフィールドでは地震発生時刻の午後2時46分に合わせて試合を中断。両チームの監督、選手らが目を閉じた。千葉ロッテのドラフト1位新人で宮城県出身の平沢大河は「震災前はただ野球をやっていたが、野球ができる喜びをかみしめながらやっている」と話した。2013年に楽天が日本一に輝き「地元がすごい盛り上がってスポーツの力は大きいと思った」という。「勇気を与える側に回った。勇気を与えるプレーをしたい」と決意を新たにしていた。

J1鹿島は12日に行われる仙台との被災クラブ同士の一戦に向け、茨城県鹿嶋市で調整した。岩手県出身で復興支援に力を注いできた小笠原満男は「復興を加速させるきっかけの試合になって欲しい」との思いで臨む。

高知県香南市の土佐CCでは国内女子ゴルフツアー、ヨコハマタイヤ・プロギア・レディースのスタート前に選手、大会関係者らが1分間黙祷。福島県いわき市出身で自宅が被災した酒井美紀は「試合で頑張って明るいニュースを届けたい」と話した。

サッカー日本代表の本田圭佑(ACミラン)は公式ホームページで「多くの人々のサポートが必要な中、自分自身も少しでもそのサポートに加われるように行動に移していきます」と記した。

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