わたしはかもめ2016年鴎の便り(3月)

便

3月18日

大谷崩すなら初回、ロッテ伊東監督、自信が確信に[ニッカン]

大谷攻略のカギは初回にある。ロッテは18日、QVCマリンで全体練習を行った。伊東勤監督(53)は25日の開幕戦(QVCマリン)で対戦する日本ハム大谷対策として“立ち上がり”を挙げた。好調な打線に引っ張られ、オープン戦は昨季日本一のソフトバンクと並んで12球団首位タイと勢いに乗っている。この日までに、開幕戦のチケットは前売りだけで完売。大観衆の中、球界屈指の好投手を打ち崩す。

指揮官の目は厳しかった。伊東監督はベンチ前で報道陣と談笑していたが、特打中の荻野がポーンとフライを上げるのを逃さなかった。「あいつが、あんな打撃をしてたらダメだ」。ゴロを打って俊足を生かすタイプだからだ。屈指の好投手をどう崩すか。1週間後に迫る開幕へ、ピリッとした空気を醸し出していた。

大谷対策を問われると、すかさず「立ち上がりでしょう」と断言し、具体的に続けた。「球が速いから変化球を狙うのは勇気がいる。ある程度、真っ直ぐを打たないと。やはり、ボール球を振らないこと。追い込まれたら厳しい。ストライク、ボールを見極めて」と、好球必打を掲げた。

昨年のデータも正解を示す。初回の13四死球はイニング別で最多。被打率も2割1分1厘と他より高めだ。スキがあるとすれば、初回と言える。伊東監督は触れなかったが、直接対決もそうだった。レギュラーシーズンで大谷に唯一勝った9月2日は、初回に先頭荻野が四球。2番角中が2ランを放ち、6回3得点で土を付けた。

前日もそう。ソフトバンク打線が大谷から5回6安打4得点。初回は、先頭福田が初球にソロを放ち計3点を奪った。かつて西武でバッテリーを組んだ工藤監督率いる王者も同じスキを突いた。伊東監督は「(映像は)見てないけど、打たれてたね」。考えが正しいと、さらに裏付けられた。

千葉移転25年目で初めて、開幕戦チケットが前売り完売した。選手会長の岡田が「ファンに勝利を」と意気込む気持ちは、全員同じ。幸い、打線は好調だ。チーム打率(2割8分6厘)チーム本塁打(11本)とも12球団トップ。要の1番打者候補は、荻野、中村といるが、伊東監督は「まだ決めていない。明日からの試合と、その後の練習も見て」と言った。「はまったら打てない」と認める大谷打ちへ、ベストの布陣を考え抜く。

ページトップ

ロッテ開幕戦前売りだけで完売、マリンでは初めて[ニッカン]

ロッテは18日、今季開幕戦となる3月25日の日本ハム戦(QVCマリン)のチケットが、前売りだけで完売したことを発表した。当日券の販売は行わない。同球場での開幕戦が前売りで完売したのは初めて。

当日は、女優の土屋太鳳が始球式を務める。来場者には、先着1万人に「ガーナミルクチョコレート」をプレゼント。他にも、来場者全員に記念ロゴ入りのピンストライプユニホームと、2016年卓上シーズンカレンダー配布する。

選手会長の岡田幸文外野手(31)は「本当にありがたいことだと思います。応援をしていただけるファンの皆様のためにも、我々、選手は精一杯戦って勝利をプレゼントできればと考えています」と話した。

ページトップ

首位ロッテ「公式戦と同じ戦いをしようと」伊東監督[ニッカン]

ロッテは18日、QVCマリンで全体練習を行った。

前日の巨人戦に勝ち、オープン戦の成績は8勝4敗1分け。勝率6割6分7厘は、前日に敗れたソフトバンクと並んで12球団首位タイとなった。チーム打率2割8分6厘、チーム本塁打11本は12球団トップと、打線の好調が目立つ。

首位タイとなったことに、伊東勤監督(53)は「意識はしていないが、公式戦と同じ戦いをしようと、ずっと言っている。(オープン戦は)計算して勝てる訳じゃないが、負けるよりいい」と話した。打線については「まだまだ。その人、その人に応じた打撃を心掛けていかないと。三振しちゃいけない(タイプの)人が、三振して帰ってくる。もう1つ上の野球に対応していかないといけない」と引き締めていた。

ページトップ

ロッテ史上初!開幕チケット前売り完売、大谷“特需”&華やか演出[サンスポ]

ロッテは18日、25日の開幕日本ハム戦(QVCマリン)のチケットが同日段階で完売になったと発表した。当日券の発売はない。同球場における公式戦の開幕試合で、チケットが前売り完売となるのは球団史上初。暗い話題ばかりの球界に、わずかながらも“晴れ間”がのぞいた。

試合を待たずに“マリン風”が吹いた。ビールを売るのが「カンパイガールズ」なら、開幕戦のチケットは「完売ノコラーズ」。今季の最多観衆、3万119人が確定した。球団関係者によると「当日券もありません。残る第2、3戦も売れ行きは好調です」とホクホク顔だ。

開幕投手はロッテ・涌井、日本ハム・大谷がすでに両チームから公表されている。昨季15勝で最多勝のタイトルを分け合った2人の因縁対決が前景気をあおった。

日本球界における最高レベルの投手同士による投げ合いが早々に実現。「大谷特需」の向きもあるが、そのMAX162キロをロッテ打線が打ち崩し、そして涌井が投げ勝つシーンをロッテファンはイメージする。

演出も華やかだ。始球式ではNHK連続テレビ小説「まれ」で人気となった女優、土屋太鳳(21)が登板。さらに、当日は来場者先着1万人に「ガーナミルクチョコレート」をプレゼント。他にも来場者全員に記念ロゴ入りのピンストライプユニホーム、2016年卓上シーズンカレンダーを配布する。

3年ぶりの本拠地開幕。QVCマリンで全体練習を見守った伊東監督も「ぜひロッテの勝利もプレゼントしたい。大谷をたたいてスタートダッシュです」。指揮官が“満員御礼”の勝利宣言だ。

◇プロ野球・主な開幕イベントと来場者プレゼント

巨大だるま(巨人)
19日から「東京ドームシティ GIANTS開幕祭 2016」を開催(27日まで)。高さ3.6メートルの巨大だるまが東京ドーム前に登場。高橋監督の入団から監督就任までの軌跡をたどるスタンプラリーも行われる。
阪神は
25日の開幕戦(対中日、京セラドーム)で「超変革タオル」を来場者全員にプレゼント。
始球式に藤原紀香(楽天)
25日の開幕戦(対ソフトバンク、コボスタ宮城)では始球式にタレント、藤原紀香が登場。「フリースポンチョ」が来場者全員にプレゼントされる。
開幕3試合で配布(西武)
25日の開幕戦(対オリックス、西武プリンスドーム)では応援フラッグと限定クリアファイルを来場者全員にプレゼント。26日は日本一達成年数を表す「13個の星」がデザインされたフリース、27日は「2016」がデザインされたフリースが配布される。

ページトップ

ロッテ・中村、竜3連戦で1番勝ち取る!「魅力ある打順」[サンスポ]

ロッテは、19日からは開幕前の“仕上げ”となる中日3連戦(ナゴヤドーム)。25日の開幕戦でぶつかる日本ハム・大谷の攻略に伊東監督が1番打者をポイントに挙げる中、2年目の中村が18日、「魅力ある打順。自分ではやってみたい」と名乗り。オープン戦では1、2、6番で適性をみられているが、「チームで1番最初に試合へ入っていけますからね。流れを作りたいです」と最後は勝ち取る意気込みだ。

ページトップ

「ホラッチョは熊本弁じゃない」ショーンKと同郷のロッテ・伊東監督が緊急声明!?[サンスポ]

「週刊文春」に学歴詐称を報じられたテレビコメンテーターで経営コンサルタント、ショーンKことショーン・マクアードル川上氏(47)が熊本市の私立高校在学中、『ホラッチョ川上』と呼ばれていたとネット上などで騒ぎになっている件で18日、同郷のロッテ・伊東勤監督(53)が“緊急声明”。「ホラッチョは熊本の言葉、方言じゃないですよ。聞いたことがない。単にご本人の“あだ名”だと思いますよ」と解説した。

18日は午前10時からQVCマリンで全体練習。早起きの指揮官はテレビのワイドショーなどで川上氏の話題が“炎上”していることに興味津々。それでも「ホラッチョ」については、「ないですね。ありません。“オマエ、話が太いっちゃ(大げさ)”というのはありますけど…」。東京でいえば“話を盛る”といったところか!?指揮官は「近場でこういうことがあると、必ず振られますね」と苦笑いを浮かべるしかなかった。

ページトップ

ロッテでも声出し…選手会長の岡田「クリーンな気持ちで開幕に」[サンスポ]

プロ野球ロッテでも試合前の野手の「声出し」で現金のやりとりがあったことを受け、ロッテの選手会長を務める岡田幸文外野手は18日、千葉市のQVCマリンフィールドでの練習後に「世間では異常という判断。今後は一切禁止して、クリーンな気持ちで開幕に臨みたい」と神妙に話した。

ロッテは声出し役の選手が1万円を拠出して、オフの選手同士の懇親に充てていたと17日に発表した。伊東勤監督は「時期が時期だけに、お金が絡んでくる問題はイメージ的に良くない。開幕を待ち望んでいる人もたくさんいると思うので、そういう人を裏切らない野球をしないと」と表情を引き締めた。

ページトップ

涌井VS大谷、QVCマリンの3・25開幕戦でロッテ初の前売り完売![サンスポ]

ロッテは18日、今季の公式戦開幕戦、3月25日の日本ハム戦(QVCマリン)のチケットが18日段階で完売になったと発表した。当日券の発売はない。また、同球場における公式戦開幕戦で、チケットが前売りで完売となるのは球団史上初という。

当日はロッテ・涌井秀章投手(29)、日本ハム・大谷翔平投手(21)が、“予告開幕投手”の形で、両球団から公表済み。昨季、15勝で最多勝のタイトルを分け合った両投手の因縁対決に加え、人気女優、土屋太鳳が始球式に登場するなど話題満載!

また、当日の来場者先着1万人に「ガーナミルクチョコレート」をプレゼント。他にも来場者全員に記念ロゴ入りのピンストライプユニフォーム、2016年卓上シーズンカレンダーを来場者全員に配布する。

◇QVCマリン公式戦開幕の観衆

(1)
1992年4月4日=オリックス戦、3万5000人
(2)
96年3月31日=ダイエー戦 2万人
(3)
2005年3月26日=楽天戦、2万8353人
(4)
07年3月24日=日本ハム戦、3万62人
(5)
09年4月3日=西武戦、3万41人
(6)
11年4月12日=楽天戦、2万2525人
(7)
13年3月29日=オリックス戦=2万2721人
岡田選手会長
「本当にありがたいことだと思います。応援をしていただけるファンの皆様のためにも、我々、選手は精一杯、戦って勝利をプレゼントできればと考えています。」

ページトップ

大谷攻略は立ち上がり、ロッテ伊東監督、キーマン1番に中村指名か[スポニチ]

二刀流右腕の立ち上がりを攻める。25日の開幕戦(QVCマリン)で日本ハムの開幕投手・大谷攻略の鍵について、ロッテの伊東監督は「立ち上がりに好球必打でストライクを打てるかどうか」と話した。

初回攻撃のキーマンはオープン戦13試合中チーム最多の8試合で1番を打つ中村。昨年4月30日の西武戦(同)では球団新人で初めてプロ1号を先頭打者本塁打で飾った。開幕1番が有力の23歳は「1球で仕留めたい。打てばチームに勢いがつく」と意気込んだ。

ページトップ

楽天球団社長「今まで以上に」ロッテ選手会長「今後一切禁止[スポニチ]

試合前の円陣での声出しなどをめぐって金銭授受があったと17日に判明した楽天、ロッテの2球団が再発防止に取り組む姿勢を示した。

楽天の立花陽三球団社長はコボスタ宮城で報道陣に対応し、「あらためてコンプライアンスを順守するよう、今まで以上に取り組んでいきたい」と神妙に語った。ロッテの岡田選手会長は練習を行ったQVCマリンで「世間では異常という判断なので、今後一切禁止してクリーンな気持ちで開幕に臨みたい」と話した。

ページトップ

ロッテ、オープン戦首位タイ、打線好調も指揮官「まだまだだね」[スポニチ]

ロッテが17日時点でオープン戦13試合を戦い8勝4敗1分けでソフトバンクと並び首位に立っている。

現在引き分けを挟んで4連勝中。昨季パ・リーグ最少タイの85本塁打だった打線は12球団トップの11本塁打をマーク。チーム打率.286、62得点も1位だ。それでも、伊東監督は「勘違いするんじゃないかと思って逆に怖い。フライばかり打ち上げたりね。選手のタイプに応じた打撃を心がけて欲しい」と話した。18日の全体練習前には6選手が早出練習でバントやバスターなどの小技を特訓した。指揮官は「主軸を打つ選手が振るのはいいけど、三振しちゃいけない打者が三振して帰ってくる。ベンチで配球を読んだりして、何とかバットに当てる形を見せて欲しい。まだまだだね」と、勝ってかぶとの緒を締めた。

救援投手陣は松永、藤岡、益田、大谷、内、そして守護神・西野と強力な顔ぶれが並ぶ。先発も実績のある開幕投手・涌井、石川、大嶺祐、スタンリッジに加え、3年目・二木が頭角を現し、2軍にはチェン、イ・デウン、唐川が控える。オープン戦は残り3試合。伊東監督は「(オープン戦順位は)全然意識しない。公式戦と同じような戦いをしたい。負けるよりは勝った方がいいけどね」。投打の戦力が整うロッテがオープン戦“優勝”で勢いに乗り、3・25の本拠地開幕戦に臨む。

ページトップ

ロッテ・岡田選手会長、表情引き締め「クリーンな気持ちで開幕に」[スポニチ]

声出しをめぐる金銭授受が17日に明らかになったロッテが18日、QVCマリンで全体練習を行った。13年シーズン途中から昨季途中まで、声出し役が1万円を拠出し、負けるまで同じ選手が声出し役を務め、最も長く連勝が続いた選手が所属する「内野手会」や「外野手会」がプールした現金を受け取り、納会などの費用に充てていた。

岡田選手会長は「包み隠さず報告したので球団が発表した通り」と話し「世間では異常という判断なので、今後一切禁止してクリーンな気持ちで開幕に臨みたい」と表情を引き締めた。伊東監督は「正直、知らなかった。お金が絡んでいる問題としては世間に対するイメージが良くない。ファンの方にグラウンドでお返しするしかない」と話した。

ページトップ

ロッテ、開幕戦の前売り完売、千葉移転25年目で史上初[スポニチ]

ロッテは18日、25日の日本ハムとの開幕戦(QVCマリン)の前売りチケットが完売したと発表した。

QVCマリンで行われる開幕戦の前売り完売は千葉移転25年目で史上初。始球式は女優の土屋太鳳が始球式を務め、来場者の先着1万人に「ガーナミルクチョコレート」、全員に記念ロゴ入りのピンストライプユニホーム、卓上シーズンカレンダーを配布する。

選手会長の岡田は「本当にありがたいことだと思います。応援をしていただけるファンの皆さまのためにも、我々選手は精一杯戦って勝利をプレゼントできればと考えています」と話した。

QVCマリンでの開幕戦は過去7度。観衆は1992年4月4日のオリックス戦が3万5000人、96年3月31日のダイエー戦が2万人、2005年3月26日の楽天戦が2万8353人、07年3月24日の日本ハム戦が3万62人、09年4月3日の西武戦が3万41人、11年4月12日の楽天戦が2万2525人、13年3月29日のオリックス戦が2万2721人だった。

ページトップ

中村、大谷から開幕満員御礼先頭弾だ![報知]

ロッテ・中村奨吾内野手(23)が18日、日本ハムとの開幕戦(25日・QVC)の1番打者に名乗りを上げた。相手先発の大谷攻略へ「任せてもらえたら思い切っていきたい。(大谷の)打てる球を1球で仕留めないといけない」と、好球必打で斬り込む覚悟だ。

QVCで全体練習を終えた昨年のドラ1内野手が、開幕トップバッターを志願した。「チームの流れに影響する打順。オープン戦では1、2、7番で打たせてもらいましたが、1番最初の打者は魅力的。やりたい気持ちはあります」と胸の内を明かした。

大谷斬りに相応しい「先頭弾男」だ。昨年4月30日の西武戦(QVC)で、プロ1号が初回先頭打者アーチ。同じ8月8日のソフトバンク戦(QVC)でもシーズン2発目を決め、球団新人として29年ぶりの偉業を達成した。大谷は前日(17日)のソフトバンク戦で初回先頭アーチを浴び、そこから3失点。最もスキがあるとすれば立ち上がりだ。「大谷からも?それは出来過ぎですね」と言うが、先手必勝の一撃も期待してよさそうだ。

プロ入り初めてのオフとなった1月には、楽天に移籍した今江と沖縄で自主トレを行った。「技術的なことだけではなく、打席での心構えなど色々なことを学びました」。ルーキーイヤーは111試合に出場したが、打率は2割3分。2年目の今季へ向けて飛躍の準備を整えてきた。

この日は19日からの中日3連戦(ナゴヤD)のため、練習後に名古屋へ移動。伊東監督は「まだ三者三様で決め手がない。開幕直前の調子で見極めたい」と話し、1番争いを実績のある荻野、岡田を含めた“三つ巴”に絞り込んだ。熱望する大役奪取へ、この3連戦でデモンストレーションする。

ページトップ

千葉移転後初!開幕戦チケットが前売りで完売[報知]

ロッテは18日、日本ハムとの開幕戦(25日・QVC)のチケットが完売したと発表した。千葉移転後、QVCでの公式戦開幕戦が前売りで完売となったのは史上初めて。

選手会長の岡田は「本当にありがたい事だと思います。応援をしていただけるファンの皆様のためにも、我々、選手は精一杯、戦って勝利をプレゼントできればと考えています」と話していた。

ページトップ

ロッテ岡田「クリーンな気持ちで開幕」[デイリー]

ロッテでも試合前の野手の「声出し」で現金のやりとりがあったことを受け、ロッテの選手会長を務める岡田幸文外野手(31)は18日、QVCマリンでの練習後に「世間では異常という判断。今後は一切禁止して、クリーンな気持ちで開幕に臨みたい」と神妙に話した。

ロッテは声出し役の選手が1万円を拠出して、オフの選手同士の懇親に充てていたと17日に発表した。伊東監督は「時期が時期だけに、お金が絡んでくる問題はイメージ的に良くない。開幕を待ち望んでいる人もたくさんいると思うので、そういう人を裏切らない野球をしないと」と表情を引き締めた。

ページトップ

ロッテ、開幕戦完売、当日券販売もなし[デイリー]

ロッテは18日、今季開幕となる3月25日・日本ハム戦のチケットが完売となったことを発表した。マリンの公式戦開幕戦で前売りの完売は初となる。当日券の販売はなし。

女優の土屋太鳳さんが始球式を務め、来場者先着1万人に「ガーナミルクチョコレート」をプレゼント。他にも来場者全員に記念ロゴ入りのピンストライプユニホーム、2016年卓上シーズンカレンダーを来場者全員に配布する。

岡田選手会長は「本当にありがたい事だと思います。応援をしていただけるファンの皆様のためにも、我々、選手は精一杯、戦って勝利をプレゼントできればと考えています」とコメントした。

ページトップ

パ・リーグも3・25開幕延期せず、理事会で確認[ニッカン]

プロ野球の7球団で自チームの勝敗に絡む現金のやりとりが発覚した問題で、パ・リーグ6球団による臨時理事会が18日、都内で開かれ、25日の公式戦開幕を延期しないことを確認した。セ・リーグも17日の臨時理事会で開幕日程を変更する考えはないと明らかにしている。

臨時理事会後、理事長を務める西武の関洋二球団専務は「申し合わせましたのは、野球協約に違反する行為は根絶しなくてはならない。今般出ました円陣、声出し等のご祝儀は、先にコミッショナーから見解が示されている通り、野球協約には違反する行為ではないと考えますが、その部分が温床になった。また、それ以上にプロ野球におきまして、金銭のやりとりが常態的に行われていたこと自体が、世間一般の感覚と離れていることについては、強く意識しなければならない。結果としてファンの皆さまにご心配をお掛けしていることについて、心よりお詫びを申し上げたいと思っています」と話した。

理事会では、勝敗に絡む現金授受について新たな事案の報告はなかった。関球団専務は「円陣の声出しのご祝儀につきましては、ソフトバンク、ロッテ、西武、楽天において行われていた報告がありました。ノックの罰金については西武、楽天で行われていたという確認をしました。他球団においては引き続き調査を進めているところであります」と説明。コミッショナーから調査を指示されていた野球賭博への新たな関与もなかった。3月25日の開幕に向けては「いかにして25日(の開幕)を気持ちよく迎えられるか、一生懸命議論した。やらないというところからのスタートではなくて、どのようにしたら1番いいかという観点の議論という風に思います」と話した。今後は開幕前までに、12球団で集まる機会を設けて、再び話し合いを行うことを希望した。

ページトップ

パ・リーグも25日公式戦開幕、臨時理事会で確認[サンスポ]

セ、パ7球団で自チームの勝敗に絡む現金のやりとりが行われていた問題で、パ・リーグ6球団は18日、東京都内で臨時理事会を開き、野球に関する選手間での金銭授受を禁じたコミッショナー通達の順守などを確認した。

理事長として取材に対応した西武・関洋二球団専務は25日の公式戦開幕に向けて「“やらない”からのスタートではなく、(25日開幕のために)どのようにすればいいかを12球団で協議したい」と変更がないことを強調。前日17日に臨時理事会を開いたセ6球団に呼びかけて開幕前に代表者会議を開き、12球団の意思統一を図ることを明らかにした。

ページトップ

パ理事会「球界浄化に全力」、セ同様開幕は延期せず[スポニチ]

パ・リーグの臨時理事会が18日、東京都内の日本野球機構(NPB)事務局で開かれ、野球賭博などの野球協約違反の根絶と、円陣声出しなど選手間の金銭授受の禁止を申し合わせた。

理事長を務める西武の関洋二球団専務は「球界浄化に全力で取り組むことを確認した」と話した。球団が罰金を科す行為なども意見交換が行われたという。17日に臨時理事会を開いたセ・リーグとともに、25日の公式戦開幕については延期しない。関専務は「12球団でしっかりと何らかを打ち出していく思いは共通してある」と話しており、開幕前に12球団による会議が行われる予定だ。

ページトップ

WBC予選2、3組がスタート、メキシコなどが2回戦進出[スポニチ]

第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)予選は17日、2組がメキシコ、3組がパナマで始まった。2組1回戦はメキシコ、ニカラグア、3組1回戦ではパナマ、コロンビアが勝ち、2回戦へ進んだ。

▽2組1回戦
ニカラグア5−4ドイツ
メキシコ2−1チェコ
▽3組1回戦
コロンビア9−2スペイン
パナマ9−2フランス

ページトップ

気持ちで相手を上回れば試合に勝てるか?/里崎評論[ニッカン]

野球、サッカーなどスポーツ全般で気になることがある。「相手より勝ちたい気持ちが上回ったから勝てた」「勝ちたい気持ちが相手より足りなかったから負けた」といったフレーズだ。

個人的には、気持ちの部分で勝敗はつかないと思っている。気持ちの強弱の前に、勝ちたい気持ちを持って試合に臨むということが大前提だから「強弱」はないと思う。

気持ちが強すぎるチームや選手はプレッシャーがかかりすぎるせいか、うまくいかないことが多いと思う。04年から2年間、通常のレギュラーシーズンでは1位の成績を収めたホークスは、プレーオフで敗れて日本シリーズ進出を2年連続で逃した。04年は西武に、05年はロッテにうっちゃられた。特に05年のプレーオフはホークス選手が勝ちたい気持ち度数でロッテ選手に引けを取ったとは思えない。

“下克上のロッテ”と言われることもしばしば…。レギュラーシーズン3位でも、プレーオフでワンチャンスもらえることが、失うものがない分、思い切っていける。ダメ元でぶつかる相手に実力上位チームが普段の力を発揮できない限り勝つ保証はない。

2006年の第1回WBC(ワールド・クラシック・ベースボール)で日本は世界一に輝いた。決勝戦前、ベンチ裏では日の丸の重圧からか顔色がすぐれない選手もいた。そんな中でも、個人的には負けたって次のチャンスに生かせばいいと思っていた。結果に対する不安はなかった。個人がやることやっても周りの出来不出来で負けることだってある。かと思えば、自分がミスしても周りの選手に助けてもらって勝つときもある。

気持ちの強弱で話すこと自体、結果を見てから言っているんじゃないかと思う。勝ちたい気持ちが強かったから優勝したとか結果論を気持ちの部分で判断材料しても何の向上もない。どこかで聞いた言葉だが「結果には原因がある」のだ。

技術的にも、戦略的にも。気持ちで語り始めたら努力もしないで逃げているような気がするのだが…。気持ちで語る前に、緻密に次の試合への戦略を立てたほうがいい。気持ちで勝負事を語ると何の反省もない。

ビジネス書によく「PDCA」を回すとあるが、サラリーマンだけでなく野球選手を始めスポーツ選手全般に「PDCA」を大事にするのは当然。負けた際は、気持ちの強弱ではない。試合前にプランを立てる。成功した、成功しなかったを受けて、どこがうまくいかなかったのかを点検し、自分のミスを反省。次はその間違いを糧に新たな手法で実行。そして経験を積み上げることの繰り返しだ。結果で気持ちを語るような結果からの逆算はしない。結果を先に考えてしまうからプレッシャーがかかる。

現役時代のプロ1年目。レギュラーに定着できなくても特に気合が入っていた訳ではない。ファインプレーをしようとも思わなければ、特別なことをしようとも思わない。自分の果たすべき役割、できることをしっかりやる。それに尽きる。全力投球の姿勢で臨んで、ケガなく無事に試合が終われば、それでいいのではないだろうか。

勝負の勝ち負けは時の運。自分のやるべきことをキッチリやることしか勝利へ貢献できることはない。気持ちの強さだけで勝てるほど勝負は甘くない!

里崎智也(さとざき・ともや)
1976年(昭51)5月20日、徳島県生まれ。鳴門工(現鳴門渦潮)−帝京大を経て98年にロッテを逆指名しドラフト2位で入団。06年第1回WBCでは優勝した王ジャパンの正捕手として活躍。08年北京五輪出場。06、07年ベストナインとゴールデングラブ賞。オールスター出場7度。05、09年盗塁阻止率リーグ1位。2014年のシーズン限りで引退。実働15年で通算1089試合、3476打数890安打(打率2割5分6厘)、108本塁打、458打点。現役時代は175センチ、94キロ。右投げ右打ち。

ページトップ