わたしはかもめ2016年鴎の便り(3月)

便

3月19日

中日3−3千葉ロッテ(ナゴヤドーム)

中日の大野は制球が甘く、5回8安打3失点と不安を残した。外国人枠を争うエルナンデスは代打で適時打を放った。ロッテは大嶺祐が7回途中まで8安打3失点。打撃好調な清田はソロ本塁打を含む3安打2打点。

123456789R
千葉ロッテ1011000003
中日1000002003

ページトップ

ロッテ細谷先制起点&2出塁、苦労人が1番候補浮上[ニッカン]

好調ロッテ打線の1番候補に伏兵が現れた。細谷だ。プロ11年目で初めて、オープン戦も含む1軍戦で1番に座った。初回、中日大野の初球を振った。バットを折りながら三遊間深く、内野安打で出塁。犠打で二塁に進み、清田の右前打で先制ホームを踏んだ。「ビジターの1番打者。試合の入り方は違ったけど、初球から甘いところは行くぞ、というのを見せたかった。見逃しストライクなんか取られたら、投手を乗せてしまう」と胸を張った。

伊東監督は「じっくり見るタイプではない。こういう起用もある」と「1番細谷」にうなずいた。日本ハム大谷と当たる25日の開幕戦。攻略のポイントに、大谷でも比較的安定感を欠く初回を挙げる。カギとなる1番打者は未定のまま。荻野、中村、岡田らも候補だが、「打つヤツを使う」と打撃好調の細谷を試した。

この日は今年初めて三塁を守った。出場機会を増やすため、今春キャンプからずっと外野を守っていた。久しぶりの本職に「疲れました」と打ち明けたが、すっかりなじんだ黄色の外野用グラブで5度の守備機会をこなした。2打席目以降は1四球2三振。「4回立って2度出塁。でも、もっと打って出られるように。長打が欲しい。(7回は)3球三振。粘らないと」と反省した。開幕戦の1回裏、最初に打席に向かうのは誰なのか。「チャンスがあれば、ぜひ!」。元気よく話した。

ページトップ

ロッテ大嶺祐7回途中3失点も試合作った!監督評価[ニッカン]

ロッテ先発の大嶺祐太投手(27)は、6回1/3、8安打3失点でオープン戦最終登板を終えた。 1−0の1回、先頭に四球を与え、そこから同点を許した。ここまで自責0を続けていたが、初めて自責点を失った。

全体的に制球が定まらず、「調子自体は全然。無駄な四球もあって、ストライクゾーンで勝負できなかった」。それでも、要所では併殺を2つ取り、7回途中まで投げた。「しっかり反省して、次につなげたい」と話した。

伊東勤監督(53)は「悪いなりに粘れたと思う」と、一定の評価を与えた。

ページトップ

ロッテ清田3安打4割超も謙遜「数字はあまり」[ニッカン]

ロッテ清田育宏外野手(30)が3安打を放った。

初回に先制の右前打。3回は、バックスクリーン左横へのオープン戦1号ソロ。さらに、8回には左中間を破る二塁打を放った。

打率は4割を超えた。「数字は、あまり気にしていません。打席で集中して、今しか出来ないことを考えながら、1打席1打席をやっています」と話した。

ページトップ

ロッテ鈴木絶好調、打率12球団トップ4割4分7厘[ニッカン]

ロッテ鈴木大地内野手(26)が好調だ。3安打を放ち、オープン戦の打率を12球団トップとなる4割4分7厘とした。

中日先発の大野からは、2回に右翼線二塁打。4回には左前打を放った。「内容のある打席を送れています。大野さんという、球界の中心の左投手を相手にできました」と手応えを口にした。

ページトップ

ロッテ、1番細谷が先制口火「1軍では初めて」[ニッカン]

ロッテが1回に1点を先取した。

1番は、細谷圭内野手(28)。オープン戦も含め「1軍では初めて」という先頭打者に抜擢された。中日先発大野の初球を振り、遊撃への内野安打。試合前、「初球から甘いところが来たら行くぞ、というところを見せたい」と話していた通りの打撃だった。

その後は、2番伊志嶺が送り、3番清田が右前に先制打を放った。

ページトップ

清田、1号&猛打ショー!ロッテ24年ぶり“オープン戦V”見えた[サンスポ]

ロッテ・清田育宏外野手(30)が19日、中日とのオープン戦(ナゴヤドーム)で1号ソロを含む3安打2打点の活躍。チームは2試合を残して広島、阪神、楽天と勝率で並ぶ首位。1992年以来24年ぶりとなる“オープン戦V”も見えてきた。

昨季のベストナイン、侍ジャパンにも初選出された「不動の3番」清田が、開幕にきっちりと合わせてきた。

「目をつむって振ったら入っちゃいました」というのはもちろんジョーク。3回2死。中日の開幕投手、大野からバックスクリーン左に放った一発は、真ん中高めに抜けた125キロのスライダーだった。

「ビデオで見たら捕手は内角に構えていました。その失投を一振りで仕留められたことは大きい。そこに価値があると思います」。

昨年の同時期は開幕1軍を争う立場。それが今季はオープン戦打率.433、1本塁打、5打点で、チームで鈴木、角中と3人しかいないレギュラー確約の1人。「気持ちの充実面では全然違います」という清田の表情には“後光”が差していた。

ページトップ

ロッテ・細谷、開幕1番もらう!3打数1安打1四球でアピール[サンスポ]

今季から外野に配転されていた細谷が「1番・三塁」で先発出場。1回に初球を打って遊撃内野安打を放つなど3打数1安打1四球と役割を果たした。「1番打者が固定できない」という伊東監督が業を煮やして打った苦肉の策。指揮官は「こういう起用もあるということです」としながらも「開幕1番」に関しては「まだ決められない。開幕当日まで決まらない」と“1番戦争”をあおった。

ページトップ

ロッテ・細谷、1番打者で存在感「チャンスがあるならやりたい」[サンスポ]

ロッテは1番打者に抜擢された細谷が、1回の先制点につながる内野安打で存在感を示した。外角への1球目にバットを折られながら、しぶとく三遊間へ転がし「初回にどれだけ迷いなくいけるか。初球を狙っていきたい」と臨んだ通りの打撃を見せた。

ここまで荻野や中村がリードオフマンを任されてきたが、決め手を欠く状況だ。背番号59は「チャンスがあるならやりたい」と意欲を見せ、伊東監督も「最近打撃の調子がいい。こういう起用もある」と評価した。

鈴木
「結果が安打になっているけど、それより球を見極められているのが嬉しい。打つべき球を打てている。」(3打数3安打。打率4割4分7厘でオープン戦トップに)
清田
「数字は気にしていない。打席で集中して、今しかできないことを考えながらやっている。」(ソロ本塁打など3安打2打点)

ページトップ

ロッテ・大嶺祐「投げていてどうなるかと思った」走者背負いながらも大崩れせず[サンスポ]

開幕2戦目の先発が見込まれるロッテの大嶺祐は、7回途中まで8安打3失点だった。毎回、走者を背負いながら大崩れせず「悪いなりに試合を壊さなかったのはよかった」と息をついた。

立ち上がりは制球にばらつきが目立ち「投げていてどうなるかと思った」と言うほどだった。それでも、3回以降は持ち直し「体が前に突っ込んでいる感じがあったので、キャッチボールから体を残して投げるイメージでやった」と試合の中での修正能力を見せた。

ページトップ

ロッテ清田、苦手の左腕撃ち1号、シーズン首位打者狙える[スポニチ]

ロッテ・清田が左投手から「価値ある」一発を放った。3回2死で中日の開幕投手候補・大野のスライダーを強振し、バックスクリーン左へオープン戦1号ソロ。

「一振りで仕留められたのは価値がある」とうなずいた。初回1死二塁でも右翼線へ落とす先制打を放つなど、4打数3安打2打点でオープン戦の打率を.433(規定打席には未到達)に上げた。

昨季はリーグ4位の打率.317を記録したが、対右投手の打率.324に対し、左は.289。「左投手に内角に投げられることが多かったので、引っ張るイメージで打つ」という今季、ここまで左腕から11打数6安打の打率.545。左腕攻略の先にシーズン首位打者も見えてくる。オープン戦首位タイのチームを引っ張る30歳に伊東監督は「1年間フル出場を考えている」と信頼を寄せた。

ページトップ

ロッテ鈴木、再びOP戦首位打者浮上「球を見極められている」[スポニチ]

ロッテ・鈴木が3打数3安打で打率を.447に上げ、阪神・横田を抜き15日以来、4日ぶりに12球団トップに立った。

右翼線二塁打と単打2本を放ち、3−3の9回先頭で迎えた最終打席では死球で出塁。「球を見極められているのが嬉しい。内容のある打席を送れている」。7番に置く伊東監督は「(鈴木)大地を下位打線に置ければ切れ目がなくなる」と話した。

ページトップ

ロッテ大嶺祐、7回途中3失点粘投「悪いなりに試合壊さなかった」[スポニチ]

ロッテの大嶺祐は6回1/3を投げ8安打3失点だった。初回に失点し、オープン戦の自責0が14イニングでストップ。立ち上がりは「投げていてどうなるかと思った」と言うほどだったが「体が前に突っ込んでいる感じがあったので、キャッチボールから体を残して投げるイメージでやった。調子が悪いなりに試合を壊さなかった」。試合の中での修正能力を見せ、今季最多の107球を投げた。

昨季自己最多の8勝を挙げた10年目右腕は、開幕2戦目の26日の日本ハム戦(QVCマリン)に先発する可能性が高い。「100%の状態で臨みたい」と話した。

ページトップ

ロッテ鈴木、3安打で再び打率トップ「球を見極められている」[スポニチ]

ロッテの鈴木が3打数3安打で打率を.447に上げ、阪神・横田を抜き15日以来4日ぶりの首位打者に立った。

2回に右翼線二塁打を放つと、4回に左前打、6回に右前打を放ち、3−3の9回先頭で迎えた最終打席では四球で出塁。「結果的に安打になっているけど、球をしっかり見極められているのが嬉しい。内容のある打席を送れている」と納得の表情だった。鈴木を7番で起用する伊東監督は「(鈴木)大地を下位打線に置ければ切れ目がなくなる」と話した。

また、清田も本塁打を含む3安打2打点と気を吐いた。初回1死二塁で先制の右前打。3回2死では大野の125キロのスライダーをとらえ、中堅へオープン戦1号ソロを放った。それでも「数字は気にしていない。打席で集中して、今しかできないことを考えながらやっている」と清田。昨季はリーグ4位の打率.317をマークし、ベストナインにも輝いた。今季もそのバットは頼もしそうだ。

ページトップ

大嶺祐、7回途中8安打3失点「悪いなりにゲームを壊さなかった」[報知]

ロッテの大嶺祐太投手(27)が19日、中日戦(ナゴヤD)に先発し、6回1/3を8安打3失点。カーブの制球に苦しむなど本調子ではなかったが、「悪いなりにゲームを壊さなかったことは良かったと思う」と振り返った。

オープン戦4試合目で初めての自責点も「そこは気にしてません」と右腕。伊東監督も「悪いなりに良くできたかな。併殺も(2度)取れていたし」と評価。開幕ローテーションの一角として合格点を与えていた。

ページトップ

元ロッテ・里崎氏、球界の問題に言及[デイリー]

元ロッテ捕手で野球解説者の里崎智也氏(39)が19日、関西テレビのトーク番組「昼間っから激論バラエティー 胸いっぱいサミット!」(土曜正午)に出演。巨人選手による野球賭博と、複数球団で発覚した自チームの勝敗に絡む現金授受、清原和博被告の覚せい剤取締法違反(所持、使用)で揺れる球界について語った。

2014年の引退まで16年間ロッテ一筋でプレーし、現在はロッテのスペシャルアドバイザーを務める里崎氏。なぜ巨人選手が賭博に関与することに至ったのかと聞かれると「東は巨人、西では阪神が、いい人とも悪い人とも接点が多い。その点、ロッテはつながりがない。関東圏では圧倒的に巨人が多い」と人気球団ならではの原因があったと分析した。

さらに「情報では、お金をもらってゴルフに行くなどとありますが、僕はロッテに16年いたけど、そんなことは聞いたことがない」と付け加えた。

なぜ投手だけが賭博に加わったのかについては「シーズン中は投手、野手で練習が違う。ロッカーが別の球団だってある」と、ポジションによって限られた人間関係になることも明かした。

自チームの勝敗に絡む声出しでの現金授受については「選手会イベントの景品代、裏方さんを招待することなどに使ったと聞いている」と説明。「ロッテでも(勝利に結びつくプレーに)監督賞10万円とか。それはあった」と振り返った。

「やったらダメと分かっていてやってしまったのが、野球賭博。声出しの現金授受は今回、問題になったが、今後やらないようにすれば」と話した。

パネリストの元衆院議員・東国原英夫(58)は「開幕までに(球界の問題について)徹底的に検証していくべき」と持論を展開。しかし里崎氏は「球団もできることに限りがある。選手の良心に任せるしかない」と選手個々の常識を尊重する構えをみせた。

ページトップ

いつかは満員のマリンで…“ゴールデンルーキー”平沢大河の再出発[ベースボールキング]

◇開幕1軍、スタメンへの挑戦は終わった

ロッテのドラフト1位ルーキー・平沢大河の開幕1軍、スタメンへの挑戦が終わった。

1軍への最終テストとなった、11日からの本拠地QVCマリンフィールドでのオープン戦3連戦。最後の第3戦、オリックスとの試合に出場した平沢は、7回に待望のオープン戦初安打を放つも、先発した西勇輝の前に2打席凡退。オープン戦の結果は12打数1安打、7三振とプロの壁にぶち当たり、2軍落ちが決まった。

春季キャンプから、その持って生まれた才能をフルに発揮。アピールを続けてきた平沢。キャンプ実戦では長打力も披露するなど、握り慣れた金属バットから木製のバットへのアジャストも済ませ、打撃好調の感もあった。

ただし、守備面では「少し雑」と伊東勤監督が言ったように、失策や記録にならないミスを連発。最終的にはそれが1番の障壁となった。

◇ファームからの出直し、逆襲を期す…

名門・仙台育英高の出身。私立ならではの素晴らしい環境の中で、高校3年間を過ごしてきた。

グラウンドはもちろん、室内練習場もプロ顔負けの施設がある。仙台育英出身のプロ野球選手と言えば、現在復帰を目指しているヤクルトの由規が代表的であるが、平沢を含めて過去27人もいる。

ドラフト1位でのプロ入りは、2007年に高校生ドラフト1位でヤクルトに入団した由規以来。地元・仙台では、8年ぶりとなる”新星”誕生に大盛り上がりだった。

クジ引きの結果、地元・楽天のライバルチームへ入団することになったものの、声援を送るファンは多い。

また、いわゆる“イケメン”ということもあり、キャンプ前からグッズが出るほどのプチフィーバーに。春季キャンプでは連日テレビのスポーツニュースで取り上げられ、その露出回数は同期の楽天・オコエ瑠偉に引けを取らなかった。

高卒内野手では、1988年の中日・立浪和義氏以来となる、28年ぶりの「開幕スタメン」へ日に日に期待が高まっていく中、肝心の本人はプロの“壁”を体で感じ取っていたようだ。

2軍行きを通告されると、「うすうす感じていた。今のままでは通用しない」とコメント。巻き返しへ向けて、すでに切り替えて歩き始めている。

ロッテは18日、1週間後に迫った開幕・日本ハム戦の前売りチケットが完売したと発表した。まさに平沢が夢見ていた、満員のファンで埋まった本拠地のグラウンド。そこに立つことは叶わなかったが、ファームで結果を残し、1日でも早く1軍での姿を見せて欲しい。

平沢大河には、それだけの資質が間違いなく備わっているはずだ。

ページトップ