ロッテのドラフト1位、平沢大河内野手(18=仙台育英)が「9番遊撃」でフル出場した。
9回2死一塁で、岡本洋から右前打を放った。全て見送り、カウント1−3となってからの5球目を振った。ボール球に手を出さず、最後にストライクを振ったが、「まぐれです。(打撃の)形が良くないですね」と、慢心しなかった。
ロッテ石川歩投手(27)が先発し、5回を1四球のみの無安打無失点に抑えた。
開幕4戦目の29日楽天戦に先発する。調整登板を0で終えると、「体の良い状態を見つけて、維持していきたい」と、1週間後に迫るシーズン初登板を見据えた。
ロッテは22日、開幕2戦目の26日の日本ハム戦(QVCマリン、午後2時試合開始)で、歌手の鈴木亜美が始球式を務めることを発表した。
鈴木亜美がプロ野球の始球式に登板するのは初めて。午後1時55分ごろの登板を予定している。
鈴木亜美は「野球は友達と何度も観戦に行っています。詳しくはないですが、好きです」とコメントした。
当日は、来場者全員に2016年卓上シーズンカレンダーも配布する。
プロ野球ロッテは22日、実弾を所持していたとして銃刀法違反容疑で逮捕されたヤマイコ・ナバーロ選手(28)が不起訴処分になったと発表した。
ナバーロ選手は既にパ・リーグと2軍のイースタン・リーグの公式戦開幕からそれぞれ4週間の出場停止処分を受けている。25日に開幕するパは4月22日から、今月12日に始まったイースタンは4月9日から出場可能となる。
今季加入したナバーロ選手は2月21日に那覇空港で実弾がバッグの中から見つかり逮捕され、同23日に釈放された。
ロッテの石川がイースタン・リーグの西武戦(西武第2)に先発し、5回を無安打2三振1四球とほぼ完璧。慣れないマウンドで制球に苦しんだが、3回に唯一与えた走者も併殺で切り抜けた。
開幕2カード目の29日の楽天戦(QVCマリン)先発が濃厚な右腕は「全体的にボールが高かった」と首をひねったが、視察した伊東監督は「問題ない」と合格点を与えた。
ロッテは22日、実弾を所持していたとして銃刀法違反容疑で逮捕されたヤマイコ・ナバーロ内野手(28)が不起訴処分になったと発表した。
球団は既にパ・リーグと2軍のイースタン・リーグの公式戦開幕からそれぞれ4週間の出場停止処分を科しており、今回の不起訴で処分を変更することはない。ナバーロの出場はパは4月22日から、イースタンは4月9日から可能となる。伊東監督は「とりあえずは一安心。野球に専念してもらって現場で(信頼を)取り返して欲しい」と話した。
那覇空港で実弾を所持していたとして銃刀法違反の容疑で逮捕されたロッテのヤマイコ・ナバーロ内野手(28)が22日、不起訴処分となった。
なお、今季加入したナバーロは2月29日に球団から「3月中の全試合出場停止」「パ・リーグおよびイースタン・リーグ公式戦の開幕4週間出場停止」「制裁金50万円」の処分を受けていた。
今月1日から自主トレを再開し、8日にチームに合流。オープン戦にも同行し、試合前のフリー打撃では柵越えを連発するなど、4月下旬の1軍戦に向けて調整を積んでいる。
ロッテは22日、開幕2戦目となる26日の日本ハム戦(QVCマリン)で歌手・鈴木亜美(34)が始球式を務めると発表した。
初の大役に決まった鈴木は「野球は友達と何度も観戦に行っています。詳しくはないですが、好きです」と話した。また、当日は来場者全員に「卓上シーズンカレンダー」を配布する。
ロッテの石川歩投手(27)が22日、イースタン・リーグ西武戦に先発し5回無安打無失点に抑えた。
開幕4戦目となる29日の楽天戦(QVC)の先発へ向け最後の実戦となった右腕。3回1死から藤沢に四球を出した以外は走者を許さないほぼ完璧に投球を披露した。それでも「全体的にボールも高いし、もうちょいですね。直球も勢いがあまりなかった。体の状態を上げていければ」と自らに厳しかった。
視察に訪れた伊東監督は「いいんじゃないんですか。指のかかりもよかった」と太鼓判を押していた。
ロッテは22日、歌手の鈴木亜美(34)が開幕2戦目となる26日の日本ハム戦(QVC)で始球式を務めると発表した。
鈴木は自身初の大役が決まり「野球は友達と何度も観戦に行っています。詳しくはないんですが好きです」とコメント。
また当日は来場者全員に2016年卓上カレンダーが配布される。
プロ野球ロッテは22日、実弾を所持していたとして2月21日に銃刀法違反容疑で逮捕されたヤマイコ・ナバーロ選手(28)が不起訴処分になったと発表した。
オープン戦のため移動していた那覇空港の保安検査場で、実包1発をショルダーバッグに隠して所持していた疑いで現行犯逮捕されたナバーロ。ロッテは2月29日、3月中の全ての試合およびパ・リーグ、イースタン・リーグの公式戦開幕からそれぞれ4週間の出場停止、さらに制裁金50万円という処分を下している。パ・リーグは4月21日までの23試合が当該し、最短では4月23日のオリックス戦がデビュー戦。イースタンは4月8日までが処分期間となり、4月9日の楽天戦(利府)から出場可能となる。
ロッテは22日、2月21日に実弾を所持していたとして銃刀法違反の疑いで逮捕されたヤマイコ・ナバーロ内野手(28)が不起訴処分となったことを発表した。
球団は同選手に対して先月29日、3月中の全試合の出場停止とパ・リーグ及びイースタン・リーグの開幕後4週間の出場停止と制裁金50万円の処分を科している。
プロ野球ロッテは22日、実弾を所持していたとして銃刀法違反容疑で逮捕されたヤマイコ・ナバーロ選手(28)が不起訴処分になったと発表した。
ナバーロ選手は既にパ・リーグと2軍のイースタン・リーグの公式戦開幕からそれぞれ4週間の出場停止処分を受けている。25日に開幕するパは4月22日から、今月12日に始まったイースタンは4月9日から出場可能となる。
今季加入したナバーロ選手は2月21日に那覇空港で実弾がバッグの中から見つかり逮捕され、同23日に釈放された。
巨人から契約解除された高木京介投手(26)の野球賭博関与を調査した、日本野球機構(NPB)の調査委員会(委員長・大鶴基成弁護士)は22日、最終結果報告書を公表した。関与した者の自己申告を促すため、無期限失格処分を受けた者に対する処分の軽減について言及した。
調査の限界をクリアにするため、自主申告の際の心理的なハードルを下げる。調査結果報告書には、2つの処分軽減案が含まれていた。
まず、無期失格処分を受けた後の軽減措置について、1年経過後に反省して心を入れ替えていることが認められれば、コミッショナーの裁量で1年から5年の有期処分に変更できるとするもの。処分解除を定めた野球協約第180条には、「後に期限が定められた者を除く」という条件が付けられており、無期の処分後にあらためて期限を設定することも想定されているとみなす解釈だ。
報告書はさらに「自主的申告を促す特別の措置を期限付きで実施できないか」として、「有害行為」を申し出た選手への処分を軽くする可能性にも触れた。独占禁止法に不正を自己申告した社の課徴金を減免する制度があることを参考にしたもので、調査委は元公正取引委員会事務総長の山田昭雄氏ら有識者の意見を聴いて検討している。
警察のような捜査権がなく、あくまで自己申告に基づく事実認定に頼らざるをえない。いずれも無期失格処分を恐れて申告しない者が出ることを避ける意図だ。
昨秋、無期失格とされた福田、笠原、松本竜の3選手が対象になるかどうかについて、熊崎コミッショナーは「具体的な内容について現時点でお話しできるものではない。そうすべきなのか、すべきではないのか検討中」と語るにとどめた。
日本野球機構(NPB)の調査委員会による高木京介投手への調査報告の要旨は次の通り。
一、高木投手は1年間の失格処分、巨人軍には制裁金500万円を科すのが相当。
一、高木投手は2014年4月末ごろから5月上旬ごろまで、笠原将生元投手を介して3、4回、計8、9試合に金銭を賭けた。
一、巨人の試合に賭けていた証拠はなく、八百長行為を行っていた痕跡も認められない。野球賭博常習者と交際するなどしていた事実も認められない。
一、10日ほどの間に8、9試合に賭けたのみですぐにやめており、その後も笠原元投手から賭博を数回にわたって勧められたが断っている。笠原元投手ら3選手の野球賭博への関与と比較して、相当な差異が明らかに認められる。
一、一部選手は練習後、頻繁に金銭を賭けて球場のロッカールームでトランプをしたり、球場近くでマージャンをしたりしていた。賭け事に対するモラルの低下を招いたもので、巨人の管理監督上の責任は重いものがある。
一、調査体制を強化して今後も全容解明のために調査を続ける。選手らに対しては自主的申告を促す特別の措置を期限付きで実施することができないか、有識者らから意見を聞きながら検討している。
プロ野球は巨人の野球賭博問題に端を発し、選手間での現金授受が多くの球団で発覚するなど次々と問題が明るみに出て、23日に12球団の代表者会議が開かれることが決まった。セ・リーグは17日、パ・リーグは18日にそれぞれ臨時理事会を開催して収束を図ったはずが、事態は拡大。開幕直前になっても騒動が収まる気配はない。
22日にも新たな事案が明らかになった。ソフトバンク、ヤクルト、阪神の3球団で高校野球を対象にした現金のやりとりがあったことが分かった。西武はチーム関係者が野球賭博問題で無期失格処分となった巨人の笠原将生元選手らと過去に賭けマージャンを行っていたことを発表。巨人は高木京介投手の契約解除を発表した記者会見で、選手の「闇スロット」通いなどを明らかにした。
開幕を25日に控え、現状や対策をファンにどう説明するのか。代表者会議での12球団の対応が注目される。
熊崎コミッショナーが、有害行為に関する失格処分の軽減について2つの方法を示した。「考え方の根底には共通するものがある」というように、いずれも自己申告の際の心理的なハードルを下げるのが狙いだ。
1つ目は、無期失格処分を受けた後の軽減措置。熊崎コミッショナーは「具体的な選手についてコメントするのは適当ではない」としたが、笠原元投手ら昨年11月に無期失格処分を受けた元選手3人が、調査に協力すれば、現役復帰の道が近づくことを示した形。真摯に反省し、反社会的勢力との交際を断つなどすれば、最短1年で再びユニホームを着られることになる。
2つ目は、自己申告を促す特別措置の期間限定での導入の検討。いわゆる“司法取引”で、独占禁止法に不正を自己申告した社の課徴金を減免する制度があることを参考にしたもの。調査委が元公正取引委員会事務総長の山田昭雄氏ら有識者の意見を聴きながら検討している。
京都でのオープン戦を終え、タクシーに乗り込んだ。キャンプ、オープン戦と順調に進んでいた。指揮官はここまでのチーム状況、今後の戦い方を古都の景色を眺めながら思いを巡らせた。降り際、運転手に声を掛けられた。「監督、頑張ってください。優勝をしてくださいね」。そして、静かにシールを手渡された。四つ葉のクローバーが描かれたシールとカードだった。
「一瞬、分からなかったけどね。タクシーでシールをもらったのは初めてだったから。何だろうって、なるよね」。
カードには「幸せを運ぶタクシー。四つ葉のクローバー号」と書かれていた。聞けば、三つ葉のクローバーがシンボルのタクシー会社で、1300台あるその中の4台にだけ四つ葉のクローバー号があると言う。めったにお目にかかれないタクシーということで、乗れたらラッキー。乗った人には「乗車記念カード」がプレゼントされる。そのことが、関西では話題になっているとのことだった。
「そう言われると、何だか嬉しくなるよね。何かいいことがありそうな、ワクワクする気持ちになれた。ちょっとした配慮、アイデアで、乗った人を喜ばすことができる。考えた人はすごいと思う。なるほどと思ったね」。
元々は雨の日に、濡れた葉がタクシーの三つ葉のマークにくっついて、偶然、四つ葉に見え、それに乗ったお客さんが「あれから幸運な出来事が続いているので、ぜひ四つ葉のクローバー号を走らせてください」との要望を受けたことがキッカケで企画されたのがスタート。伊東勤監督もまた偶然にこのタクシーに乗り込み、幸せな気分に包まれながら、千葉へと戻った。
本拠地QVCマリンフィールドでオープン戦6試合を戦って、5勝1敗。そのうち、完封勝ちは3回。サヨナラ勝ち1回。確かな手ごたえを感じることができた。何よりも選手達がそれぞれのポジションで競争意識を持ってプレーをしていることが嬉しかった。3月17日に千葉市内のホテルでスポンサー、年間シートオーナーを集めて行われる恒例の出陣式では熱く決意表明をした。
「キャンプから順調で、戦力も充実しています。去年はCSで良い戦い方をして、結果的に敗れはしましたが、若い選手にとってそれが良い経験となっています。(移籍した)主力選手の穴は簡単には埋まりませんが、若い選手は力をつけてきました。遜色はありません。就任してはや、4年目。勝負の年と思っています。ファンの皆さんの期待に応えるよう、優勝したいと思っています」。
会場内は大きな拍手で包まれた。式を終えた翌日、試合はなく、練習日となった。その合間、指揮官はスタンドに足を運んだ。2階席の最上段まで昇ると、席に座り込み、グラウンドを見つめた。そこから球場全体を見渡した。その外には東京湾も見えた。海が光っていた。その景色をずっと見続けた。どれくらい時間が経っただろうか。少しばかりして立ち上がった。
「よし、行くか!開幕はここがファンで満員になる。勝って喜んでもらいたいよね。皆さんに幸せな気持ちになってもらいたい。最近は暗い話題ばかりだから、何とかマリーンズで明るい話題を提供したい」。
自分に言い聞かせるように口にした。開幕まで1週間を切った。熱き心で挑む伊東マリーンズの4年目がまもなくスタートする。ファンと一緒に幸せを分かち合える日が来ることを誓い、新しい船出をする。そんな思いをこめて、四つ葉のクローバー号のシールは大事に取ってある。携帯ケースの中にソッとしまっている。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)