3月30日3月30日楽天は美馬が散発3安打、無四球でプロ初完封を飾った。打線は4回にゴームズの二塁打で1点を先制。5回にウィーラーの二塁打などで2点を奪った。ロッテは二木がプロ初先発したが5回途中3失点と踏ん張れなかった。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 東北楽天 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 5 |
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
プロ3年目で初めて立った真っさらなマウンドは、千葉ロッテ二木にとって、ほろ苦いものとなった。5回途中、被安打10の3失点。20歳は「追い込んでから、なかなか勝負できなかった」と悔しさをかみしめた。
4回に献上した先制点が象徴的だった。2死一塁で、7番ゴームズと対戦。3球で追い込んだが、4球目の直球は外角高めに外れて5球目のフォークも決まらなかった。そして「裏をかきにいったカーブ」が外角高めに浮くと、打球は左翼フェンスを直撃。この日初めての長打となる適時二塁打を許した。
「結果的に決め球が苦しくなって、カーブが甘く入った。打たれたことも反省だが（カウント）3−2まで持っていってしまった。すごくもったいない」。
一方で、見せ場は確かにつくった。5奪三振のうち、持ち味の伸びのある直球で四つ。伊東監督が「センスがある」とよく評するように、1回には牽制アウトも。緊張感いっぱいでマウンドに立った中、きらりと光る好判断だった。
「我慢しながら、あそこまでよく投げた」と監督。1軍登板が過去に1試合しかない中、開幕5戦目の先発を任されたのは期待の表れ。「打たれ過ぎの中でもいいボールがあったので、そのボールをより多く投げられるように次回へしっかり調整していきたい」と前を向いた。
千葉ロッテ打線は前日の16安打12得点大勝から一転、今季2度目の零敗を喫した。
楽天・美馬の前に長打3本だけ。四死球ももらえず、わずか96球でひねられた。伊東監督は「初回が全て。点を取れていれば流れが変わったかもしれない」と振り返り、細谷が三塁打を放って1死三塁とした1回をポイントに挙げた。
140キロ後半の直球に加え、スライダー、シュートで両サイドを突かれた。監督は「昨日あれだけ打っている。（美馬は）真っ直ぐも微妙に動いていて、いいところに投げていた」と認めた。
破れたロッテ伊東勤監督（53）は初回を悔やんだ。
1回表、プロ初先発の二木は踏ん張った。楽天先頭の岡島に中前打と二盗を許すも、けん制で刺した。その裏、1死から細谷が三塁打で出塁。先制のチャンスが訪れた。だが、清田は三ゴロ、デスパイネは遊ゴロで0に終わった。
伊東監督は「初回が全てだった。ピンチをうまく切り抜けて、攻撃につなげたけど。初回に点を取っていたら、流れも変わっていた」と話した。二木が4回以降に失点しただけに、先制点を奪えなかったことを指摘していた。
ロッテ南昌輝投手（27）が1イニングを3者連続三振に抑えた。
0−5の9回に5番手で登板した。ウィーラーを148キロで空振り三振。続く後藤は136キロのフォークで空振り三振。最後は、聖沢を145キロで見逃し三振に仕留めた。
昨季は1軍登板がなかった。28日の楽天戦で2年ぶりの1軍登板を果たした。1回無失点だったが、1安打を打たれ、四球も1つ出していた。この日は完璧に抑えた。
試合後は「昨日はフォークで空振りが取れなかったので、ワンバウンドで投げて取れたのが良かったです。まだまだです。明日はどうなるか分からない。続けていくだけです」と、口元を引き締めていた。
ロッテ先発の二木康太投手（20）は、4回2/3、10安打3失点で降板した。
最速146キロの真っ直ぐを中心に5三振を奪ったが、要所で制球が甘くなった。
プロ初先発は5回もたず降板し、「今シーズン初先発で緊張した部分もあったのですが、こういう形になってしまい悔しいです。打たれ方が悪い。追い込んでから決めきれずに甘く入ったボールを打たれてしまった。打たれ過ぎです…。その中でもいいボールがあったので、そのボールをより多く投げられるように次回へ向けてしっかり調整していきたいです」と反省していた。
ロッテOBの村田兆治氏（66＝日刊スポーツ評論家）が始球式を務めた。
オリオンズ時代のユニホームで登場。往年のマサカリ投法で131キロのストライクを投じ、打席の鈴木に空を切らせた。
マウンドを降りると「ここで投げるのは2年ぶりかな。いい意味での緊張感の中、投げることが出来たと思う。緊張しながら楽しみながら投げることが出来た。OBとしてチームに期待をしているし、若い選手にはお客さんを喜ばせるプレーをして欲しい。日頃から野球教室などを行っているので、緊張感の中でもストライクを投げることが出来たね。良かったですよ」と話した。
ロッテは30日、京成バスの車内アナウンスに石川、鈴木、西野の3選手が新たに起用され、4月11日より幕張本郷〜海浜幕張〜QVCマリン間を運行する京成バスの車内アナウンスが流れることを発表した。4月11日より車両への設置を始めるため、全ての車両で対応が始まるのは18日頃までかかる見込み。
これまでは大松、岡田、清田、荻野、唐川、藤岡の車内アナウンスが流れており、これに新規で3選手が加わる形。
石川のアナウンスは「皆さん、千葉ロッテマリーンズの石川歩です。降りたバスのすぐ前やすぐ後の横断は、大変危険です。横断歩道や歩道橋を利用し、道路は正しく渡りましょう。ご乗車ありがとうございました」。
鈴木のアナウンスは「皆さん、千葉ロッテマリーンズの鈴木大地です。車内に落とし物、お忘れ物のないようにご注意ください。空き缶や空き瓶、新聞、雑誌などは車内に捨てず、持ち帰りましょう。皆さんが気持ちよくバスを利用できるよう、ご協力お願いします。ご乗車ありがとうございました」。
西野のアナウンスは「皆さん、千葉ロッテマリーンズの西野勇士です。バス車内の優先座席付近では、携帯電話の電源をお切り下さい。また、その他の場所ではマナーモードに設定の上、通話はご遠慮下さい。皆さんのご協力をお願いします。ご乗車ありがとうございました」。
ロッテは3年目の二木がプロ初先発した。5回途中までに10安打を浴び、3失点で初黒星を喫し「甘い球はヒットコースに打たれた」と力不足を感じたようだった。
悔やんだのは先制を許した4回。2死一塁でゴームズを1ボール2ストライクと追い込みながら仕留められない。結局、フルカウントから甘いカーブを痛打され「もったいなかった」と首を振った。続く5回に4長短打を浴びて降板し「ボールも弱くなっていた」と反省しきりだった。
ロッテでエースとして活躍した村田兆治氏が30日、ロッテvs楽天2回戦（QVCマリン）で始球式に登場。通算215勝を挙げた現役時代にマサカリ投法と呼ばれたダイナミックなフォームから、始球式史上最速のノーバン投球（！？）で、スタンドを異常興奮に包んだ。
御年66歳とは思えない投球を披露した村田氏は「緊張感の中でもストライクを投げることができたね」と大満足。「OBとしてチームに期待しているし、若い選手にはお客さんを喜ばせるプレーをして欲しい」とエールを送った。
ロッテは30日、京成バスの車内アナウンスに石川歩投手（27）、鈴木大地内野手（26）、西野勇士投手（25）が新たに起用された発表した。4月11日から幕張本郷〜海浜幕張〜QVCマリンフィールド間を運行する路線で3選手の“美声”が流れる（なお、同11日から車両設置が始まるため、全車両への対応は18日頃となる見込み）これまでは“世界遺産”大松、岡田、清田、荻野、唐川、藤岡のアナウンスが流れており、これに新規で3選手が加わる形とになる。
3年目でプロ初先発のロッテ・二木は4回2/3を10安打3失点で初黒星。最速146キロの速球に100キロ台のカーブを効果的に織り交ぜ、3回まではテンポよく抑えた。ところが、4回2死一塁で勝負にいった106キロのカーブをゴームズに左越えに先制適時二塁打された。
「ボールが弱くなった」という5回には4安打を浴び、さらに2点を奪われた。「悔しい。追い込んでから決めきれなかった」という右腕だが、伊東監督は「我慢しながらよく投げた」とねぎらった。
通算215勝を挙げた村田兆治氏が始球式を務めた。現役時代に「マサカリ投法」と呼ばれたフォームから投じた速球は131キロをマークし、観客席のファンを盛り上げた。
66歳とは思えない投球を披露した村田氏は「緊張感の中でもストライクを投げることができたね」と満足そう。「OBとしてチームに期待しているし、若い選手にはお客さんを喜ばせるプレーをして欲しい」とエールを送った。
ロッテで通算215勝を挙げた村田兆治氏（66）が、ロッテ−楽天2回戦（QVCマリン）で始球式に登場。川崎球場を本拠にした時代の懐かしいユニホームで、現役さながらのダイナミックなマサカリ投法を披露。内角低めに投じた直球が電光掲示板に「131キロ」と表示されると、球場にどよめきが起きた。
66歳とは思えない球速に打席に立った鈴木も脱帽。村田氏は「ここで投げるのは2年ぶりかな。いい意味での緊張感の中、投げることが出来た。OBとしてチームに期待しているし、若い選手にはお客さんを喜ばせるプレーをして欲しい」とコメントした。
京成バスの車内アナウンスにロッテの石川歩投手（27）鈴木大地内野手（26）西野勇士投手（25）が新たに起用され、4月11日から幕張本郷〜海浜幕張〜QVCマリンフィールド間を運行する京成バスの車内アナウンスが流れる。
中学硬式野球の「千葉幕張ボーイズ」というチームがある。創立1年。オーナーはロッテの福浦、サブローの両ベテランだ。サブローは言う。「千葉からロッテのスーパースター選手を出したい」。将来ロッテに入って活躍する地元出身選手を輩出するという大きな目標がある。
監督は国学院久我山、木更津中央、江の川を率いて春夏通算6度の甲子園出場を果たした実績を持つ楠井克治氏。「高校野球でも県外の高校に出る子もいるけど、地元の選手で戦った方がいいという思いもあった」とチームの理念に共感し、監督を引き受けたという。
上のステージを意識し、練習から公式戦まで木製バットを使用する。楠井監督は「木のバットではインサイドアウトで内側からバットを出さないと打てない。その技術がないと大学やプロに進んだときに難しい」と話した。キャッチボールではボールの回転から意識し、トス打撃でもバットコントロールの基本を徹底指導する。
だが、決して野球エリートを育てるのが目的ではない。指揮官は「義務教育なので勉強があってスポーツがある。勉強を疎かにしてはいけない。野球だけやってもダメだとよく言っています」。高校野球指導者時代に対戦した愛工大名電のイチロー（現・マーリンズ）は「この子は東大に行くかプロ野球選手になるか」と紹介された。野球以外のことに取り組む姿勢も素晴らしいのがスーパースターだという信念がある。楠井監督が子供達に伝えたいのは「野球のレギュラーではなく、社会人のレギュラーを目指せ」。立派な社会人を育てたいという強い思いがある。
福浦はプロ23年目、サブローは22年目。ともに今季は2軍スタートとなった。長いシーズンを戦う上でベテランの力、経験が必要になることは言うまでもないが、それだけではなく、今後は後輩を育てる立場にもなってくる。ロッテの将来を見据えて中学生チームを立ち上げた両ベテランの思いは並大抵のものではない。
通算215勝を挙げたロッテOB・村田兆治さん（66）が30日、ロッテ−楽天戦（QVC）で始球式を務め、131キロをマークする健在ぶりを見せた。
2013年8月30日のロッテ−日本ハム戦（QVC）でも135キロをマークしている村田さんは、往年の「オリオンズ」のユニホームで登場。代名詞の“マサカリ投法”で、内角低めへズバッと直球を投げ込んだ。
年齢を感じさせない力強い投球に、球界を代表するレジェンド右腕も納得の表情。「緊張しながら楽しみながら投げることができた。日頃から野球教室などを行っているので、緊張感の中でもストライクを投げることが出来たね。良かったですよ」と話していた。
ロッテは30日、京成バスの車内アナウンスに石川歩投手（27）、鈴木大地内野手（26）と西野勇士投手（25）の3選手が新たに起用されると発表した。アナウンスが流れるのは幕張本郷〜海浜幕張〜QVCマリンフィールド間を運行する路線で、4月11日から順次スタートする。
石川の車内アナウンスは「皆さん、千葉ロッテマリーンズの石川歩です。降りたバスのすぐ前やすぐ後の横断は、大変危険です。横断歩道や歩道橋を利用し、道路は正しく渡りましょう。ご乗車ありがとうございました」というもの。鈴木と西野も、車内でのマナーなどを呼びかけている。
車内アナウンスに起用された選手は、これで大松、岡田、清田、荻野、唐川、藤岡を含めて9人となった。
高卒3年目でプロ初先発を果たしたロッテの二木康太投手が悔しさをかみしめた。4回2/3を10安打3失点KO。マウンドで口を真一文字に結んだ20歳は「打たれすぎ。こういう形になってしまい悔しい」と絞り出した。
4回2死一塁、ゴームズにフルカウントから甘く入ったカーブを左翼にはじき返され、先制点を献上。伊東監督には「追い込んでから、もったいない」ときついお灸をすえられた。続く5回に暴投などで2点を失い、無念の降板となった。
それでも、指揮官が期待する次代のエース候補は、転んでもただでは起きなかった。真っ直ぐは自己最速の146キロをマーク。牽制球で二塁走者を刺したプレーも光った。持ち味は制球力と多彩な変化球。次回登板で本領を発揮する。
ロッテOBで野球評論家の村田兆治さん（66）が30日、ロッテ−楽天戦（QVC）で始球式を務めた。
往年のマサカリ投法から内角低めにストライク投球。驚異の球速131キロをマークした衰え知らずの鉄腕は、「日頃から野球教室などを行っているので、緊張感の中でもストライクを投げることができたね」と胸を張った。
ロッテは30日、京成バスの車内アナウンスに石川、鈴木、西野が新たに起用され、4月11日から幕張本郷〜海浜幕張〜QVCマリンフィールド間を運行するバスに車内アナウンスが流れることを発表した（4月11日から設置し始まるため、全ての車両への設置は18日頃になる見込み）。
これまで大松、岡田、清田、荻野、唐川、藤岡の車内アナウンスが流れており、ここへ新規の3選手が加わることになる。
石川は「皆さん、千葉ロッテマリーンズの石川歩です。降りたバスのすぐ前やすぐ後の横断は、大変危険です。横断歩道や歩道橋を利用し、道路は正しく渡りましょう。ご乗車ありがとうございました」とアナウンスする。