わたしはかもめ2016年鴎の便り(4月)

便

4月5日

福岡フソトバンク4−4千葉ロッテ(ヤフオクドーム)

ロッテが2点を追う8回に岡田の適時二塁打などで追い付いて引き分けた。両軍とも9回以降も走者を出したが、つながりを欠いた。ソフトバンクの和田は7回2失点10奪三振と好投したが、米球界から復帰後の初勝利はお預け。

123456789101112R
千葉ロッテ0000020200004
福岡ソフトバンク0003100000004

ページトップ

ロッテ南「1歩1歩」3戦連続の好リリーフ[ニッカン]

ロッテ南昌輝投手(27)が12回裏を3者凡退に抑えた。

4−4の12回に、7番手で登板。既にチームの勝ちはなく、サヨナラ負けだけは絶対に阻止しなければいけない場面だった。ソフトバンク先頭の高田を空振り三振。今宮は遊飛。最後は、柳田を二ゴロに仕留めた。

昨季は1軍登板がなかったが、今季はこれで3試合連続1イニングを無失点に抑えている。「中途半端に打たれるよりは、思い切って腕を振りました。なかなか緊迫した場面での登板はなかったけど、今日はしんどくてもチャンスだと思っていきました。1歩1歩です」と、力強く話した。

落合投手コーチも「(リリーフ陣が)頼もしくなってきた。今日は、南が1番嬉しい」とねぎらっていた。

ページトップ

ロッテ伊東監督「諦めない姿勢」救援6人で引き分け[ニッカン]

ロッテは4点差を追い付き、引き分けに持ち込んだ。0−4の6回、清田が追撃の1号2ラン。8回には、岡田の適時二塁打などで2点を加えた。

4回1死からは、救援6投手が1失点でつないだ。伊東勤監督(53)は「代わりに行った人も、みんな頑張ってくれた。今年はこういう粘り、諦めない姿勢でやれたらいい」と、劣勢からの引き分けに手応えを感じた様子だった。

ページトップ

ロッテ岡田が適時二塁打「点を取れば流れが変わる」[ニッカン]

ロッテ岡田幸文外野手(31)が適時打を放った。

2−4の8回1死二塁で、ソフトバンク・バリオスの初球を引っ張り、右翼線への適時二塁打とした。

1点差に追い上げると、その後、三塁まで進み、バリオスの暴投で同点ホームを踏んだ。終盤で追いつき、「貴司(荻野)がツーベースで出てくれたので、とにかく点を取れば流れが変わると思っていました。自分は何が何でもという気持ち。自分が出来ることをしっかりやるだけです」と話した。

ページトップ

ロッテ清田1号2ラン「ホームランテラスに感謝」[ニッカン]

ロッテ清田育宏外野手(30)が今季1号2ランを放った。

0−4の6回2死一塁で、ソフトバンク和田のスライダーを右翼のホームランテラスに放り込んだ。それまでの2打席は2三振だった。「2打席三振はしていたが、全く手が出ない感じではなかった。この打席も追い込まれていたけど当てにいくのではなく、自分のスイングが出来た結果だと思います。バッティング練習でいつもしている形で打てました。ホームランテラスに感謝です」とコメントした。

ページトップ

ロッテ二木悔し…4回途中3失点「勢い無かった」[ニッカン]

ロッテ先発の二木康太投手(20)は、3回1/3、5安打3失点で降板した。

1回、2回と得点圏に走者を背負っても0で切り抜けた。だが、4回に3安打2四球で3点を失った。

降板後は「今日は全体的に球が高く、ボールに勢いも無かった。序盤は何とか踏ん張る事が出来たが、4回は甘く入ってしましった。打たれてはいけないバッターに簡単に打たれてしまい、相手に勢い、流れを作らせてしまった。先発としての仕事が出来なくて悔しいのと、チームに迷惑を掛けてしまい申し訳ないです」と話した。

ページトップ

ロッテ平沢が2軍で2戦連発「逆方向に強い打球を」[ニッカン]

ロッテのドラフト1位、平沢大河内野手(18)が5日、ロッテ浦和球場で行われた若手による混成チームのフューチャーズ戦で「3番遊撃」で先発した。

8回2死一塁、楽天小野が投じた外角直球を左翼席に流し込んだ。3日のイースタン楽天戦に続く2戦連発で、6打数2安打4打点の活躍を見せた。

「今までは詰まるのが嫌で引っ張ることを意識してきた。今は詰まる勇気を持てている。逆方向に強い打球を打つイメージ」。高校時代はプルヒッター。広角打法に取り組み打撃の幅を広げ、初となる1軍昇格へ猛アピールを続ける。

ページトップ

ロッテ3位成田が2軍で初登板「甲子園より緊張」[ニッカン]

ロッテのドラフト3位ルーキー成田翔投手(18=秋田商)が5日、2軍で初登板を果たした。

ロッテ浦和球場で行われた若手による混成チームのフューチャーズを相手に先発した。プロで初めての実戦は、3回を2安打1失点。「登板30分前から緊張し始めた。甲子園より緊張して、球が高く抜けてしまった」と、制球が定まらず1点を失った初回を悔やんだ。売りである投げっぷりの良さもこの日は鳴りをひそめ「腕が振れてない。自分の持ち味が発揮できなかった」と振り返った。

ページトップ

ロッテ・チェン1軍合流、石川の寝違えで先発抜擢[ニッカン]

ロッテのチェン・グァンユウ投手(25)が5日、1軍に合流した。

この日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に先発予定だった石川が、4日の朝に首の寝違えを訴えた。そのため、5日先発予定だった二木が急遽4日に繰り上げ。不足する先発要員にチェンが選ばれた。5日のソフトバンク戦に先発する。

練習を終えると「しっかりファームで調整した。自信を持ってやりたい。今年初めて。チームに貢献したい」と意気込みを話した。

伊東監督は「彼にとってはチャンスですから。先発は右ばかり。左が欲しいところ。結果を出してくれれば」と、先発左腕のチェンに期待していた。

ページトップ

ロッテ新京成電鉄でラッピング電車運行[ニッカン]

ロッテは5日、新京成電鉄が6月末までの3ヶ月間、車体側面も車内もロッテのポスターを掲示したラッピング電車「2016年マリーンズ号」を運行すると発表した。

13年より毎年恒例の企画で、今年で4年目の実施。ラッピング電車の運行は、地元チームを応援すると同時に、新京成線からQVCマリンへのアクセスの良さを多くの人に知ってもらうことを目的としている。

ラッピング電車は1編成で、京成千葉線へ乗り入れできる車両が対象。QVCマリンまでは、新京成線から1駅の京成幕張本郷駅より京成バスで約10分。

ページトップ

19三振だけど…ロッテ、4点追いつきドローで堅首[サンスポ]

0−4のビハインドを追いついての引き分け。首位の座を守った伊東監督は「勝ちに等しい引き分け」と総力戦で粘りを見せた選手をほめた。打線が喫した三振は「19」を数えたが、これにも指揮官は「笑って振り返られるからいいでしょう。負けていたら、そうはいかないけど…」と水に流した。

ページトップ

ロッテD3・成田、“プロ初登板”は3回2安打1失点[サンスポ]

ロッテのドラフト3位・成田翔(かける)投手(18)=秋田商高=が5日、ロッテ浦和球場で若手による混成チームのフューチャーズを相手に“プロ初登板”。先発で3回を2安打1失点とまずまずのデビューを果たした。

ページトップ

ロッテ・石川、寝違えで登録抹消へ「これほどひどいのは初めて」[サンスポ]

ロッテ・石川歩投手(27)が出場選手登録を外れることが5日、分かった。前日4日、遠征先の福岡市内で寝違えによる首痛を訴え、今後は治療に専念。「これほどひどいのは初めて。今は左側が向けない状態」と話した。代わりにチェン・グァンユウ投手(25)が登録される。

ページトップ

ロッテ、4点差追いつく…伊東監督「勝ちに等しい」[サンスポ]

ロッテは5回を終えて4点を追う劣勢をはね返し、引き分けに持ち込んだ。伊東監督は「勝ちに等しい引き分け。良く粘った。今年はこういう野球を目指している」と選手をたたえた。

2−4の8回に1点差に迫る適時二塁打を放ち、バリオスの暴投で同点のホームを踏んだ岡田は「点を取れば流れが変わると思っていた。自分は何が何でも、という気持ちだった」と勝負への執念を口にした。

清田
「追い込まれていたけど、当てにいくのではなく、自分のスイングができた結果。」(6回に和田から1号2ラン)
「なかなか緊迫する場面で投げることがない。全部空振りを取ってやろうと思って投げた。」(延長12回に最後の打者の柳田を二ゴロに抑え)

ページトップ

ロッテ・二木、4回途中で3失点「勢いもなかった」[サンスポ]

プロ初勝利を狙ったロッテの先発の二木は4回途中で降板し、5安打3失点だった。3回までは無失点でしのいだが、4回につかまり「全体的に球が高く、勢いもなかった。4回は甘く入ってしまった」と反省しきりだった。

首を寝違えた石川が登板を回避し、本来の予定から1日前倒ししてのマウンドだった。そのことを言い訳にはせず「先発としての仕事ができなくて悔しい。チームに迷惑をかけてしまい、申し訳ない」と自らを責めた。

ページトップ

“秋田の玉三郎”ロッテ・成田が実戦初登板で3回1失点「甲子園より緊張」[サンスポ]

昨夏の甲子園を沸かせたロッテのドラフト3位・成田翔投手(18)=秋田商高=が5日、ロッテ浦和球場で行われたチャレンジマッチのフューチャーズ戦に“プロ初登板”。先発3回、背番号と同じ41を投げ、2安打1失点とまずまずのデビューを果たした。

最速は140キロ。立ち上がりに失点したが、2、3回は3者凡退に抑えた。女性人気ナンバーワン、“秋田の玉三郎”と呼ばれるルーキー左腕は「甲子園より緊張したかもしれません。2回以降は気持ちを落ち着かせ、自分のフォームを取り戻せました」と初々しいコメント。

ただ、その一方では「まだ腕がしっかりと振り切れていない。次回の登板ではしっかりと結果を出したい」と反省も忘れなかった。

ページトップ

ロッテ・石川の登録を抹消へ!寝違え重症、代わってチェンが昇格[サンスポ]

ロッテ・石川歩投手(27)が出場登録を抹消されることになった。同投手は前日4日、遠征先の福岡市内で寝違えによる首痛を訴え、球団トレーナーによる処置を受けたが、5日になっても回復が思わしくないため治療に専念させる。

伊東勤監督(53)は5日、ソフトバンク1回戦(ヤフオクドーム)の試合前、「かなり症状が悪いみたいです。2、3日では完治できないという報告なので、先発を1回飛ばします。逆に考えれば、早いこの時期でよかったと考えます」と説明した。

一方、同投手は「今までも寝違えはありましたが、これほどひどいのは初めて。今は左側が向けない状態です」と話した。代わって、チェン・グァンユウ投手(25)が登録され、6日の同2回戦(同)に今季初先発する。

ページトップ

新京成電鉄で「2016年マリーンズ号」が走る!チームも走る![サンスポ]

プロ野球のロッテは5日、新京成電鉄との間で、6月末までの3ヶ月、車体側面も車内もロッテのポスターを掲示したラッピング電車「2016年マリーンズ号」を運行すると発表した。2013年より毎年恒例の企画で、今年で4年目の実施。ラッピング電車の運行は、地元チームを応援すると同時に、新京成線から同スタジアムへのアクセスの良さを多くの方に知ってもらうことを目的として行う。ラッピング電車概要は次の通りです。

内容
車体側面も車内も千葉ロッテマリーンズのポスターを掲示したラッピング電車。運行日は6月末まで(運行時間は日によって異なる)
対象
1編成(京成千葉線へ乗り入れできる車両)。ロッテの本拠地・QVCマリン(千葉市)までは、新京成線からわずか1駅の京成幕張本郷駅より京成バスで約10分。

ページトップ

ロッテ19Kでもドロー、伊東監督「勝ちに等しい」[スポニチ]

ロッテは7投手が粘り強く投げたが、打線が19三振を喫し今季初の引き分けに終わった。

それでも伊東監督は「勝ちに等しい引き分け。今年はこういう野球を目指している」と前向きだった。0−4の6回に清田の1号2ランで反撃開始。8回に岡田の適時二塁打、相手暴投で同点に追いついた。しかし、なお1死三塁で清田、デスパイネが連続三振。清田は「しっかりスイングできなかった」と悔しがった。

ページトップ

寝違え先発回避の石川、登録抹消も「2、3日では治らない」[スポニチ]

寝違えたためこの日予定していた先発を回避したロッテの石川が、6日にも出場選手登録を抹消される可能性が高まった。

伊東監督は「結構ひどいみたいで2、3日では治らないので抹消する」と説明。別メニュー調整した右腕は「まだ(首痛で)左を向けない」と話した。6日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)は2軍から昇格したチェンが先発する。

ページトップ

ロッテドラ3成田、初登板1失点、チャレンジマッチ[スポニチ]

ロッテのドラフト3位ルーキー・成田が、ロッテ浦和球場で行われた若手による混成チームのフューチャーズを相手に2軍で初登板した。

先発して3回を2安打1失点。「甲子園より緊張したかもしれない。まだ、腕がしっかり振り切れていない。次回登板では結果を出して、1日でも早く1軍の舞台で投げたい」とコメントした。

ページトップ

ロッテは“勝ちに等しい引き分け”伊東監督「良く粘った」[スポニチ]

ロッテは5回を終えて4点を追う劣勢をはね返し、引き分けに持ち込んだ。延長12回で計19三振を喫したが、伊東監督は「勝ちに等しい引き分け。良く粘った。今年はこういう野球を目指している」と選手をたたえた。

2−4の8回に1点差に迫る適時二塁打を放ち、バリオスの暴投で同点のホームを踏んだ岡田は「点を取れば流れが変わると思っていた。自分は何が何でも、という気持ちだった」と勝負への執念を口にした。

ページトップ

ロッテ先発二木は4回途中3失点降板「球が高く、勢いもなかった」[スポニチ]

ロッテは二木が先発したが、ソフトバンク打線につかまり3回1/3を5安打3失点でマウンドを降りた。

降板後二木は「全体的に球が高く、ボールに勢いもなかった。序盤は何とか踏ん張ることが出来たが、4回は甘く入ってしましった。打たれてはいけないバッターに簡単に打たれてしまった。先発としての仕事が出来なくて悔しいのと、チームに迷惑を掛けてしまい申し訳ない」とコメントした。

打撃では清田が6回に1号2ランを放ち「打ったのはスライダーだと思います。2打席三振はしていたが、全く手が出ない感じでは無かった。自分のスイングが出来た結果だと思います。いつもしている形で打てました。ホームランテラスに感謝です」と昨年9月8日、楽天戦以来のアーチを喜んだ。

また、8回には岡田が1点差に追い上げる適時二塁打を放ち、「打ったのはスライダー。貴司(荻野)がツーベースで出てくれたので、とにかく点を取れば流れが変わると思っていました」と貴重な一打を振り返った。

ページトップ

ロッテ・石川、登録抹消の見通し、寝違え回復に時間[スポニチ]

ロッテの石川が5日、出場選手登録を外れる見通しとなった。4日に首を寝違え、回復に時間がかかりそうなためで、伊東監督が「1回(先発を)飛ばして、登録を抹消する」と説明した。

石川は5日、ヤフオクドームでソフトバンク戦の試合前練習には参加したが、ランニングなどの軽めの内容だった。「昨日(4日)よりはだいぶ良くなったけど、まだ左を向けない」と話した。

ページトップ

ロッテドラ3左腕成田、2軍戦で先発、3回1失点、平沢は2戦連発[スポニチ]

ロッテのドラフト3位・成田が5日、イースタン、フューチャーズ戦(ロッテ浦和)で初登板した。先発で3回41球を投げ2安打1失点。直球の最速は140キロだった。

秋田商で甲子園を沸かせた左腕は「甲子園より緊張をしたかもしれません。2回からは気持ちを落ち着かせて、自分のフォームを取り戻すことが出来ました。まだ、腕がしっかりと振り切れていない。次回登板ではしっかりと結果を出して、1日でも早く1軍の舞台で投げたいと思います」と話していた。また、ドラフト1位・平沢は2試合連続となる本塁打を放った。

ページトップ

ロッテ、ラッピング電車「マリーンズ号」新京成で6月末まで運行[スポニチ]

ロッテは5日、新京成電鉄で6月末まで、車体側面や車内に球団ポスターを掲示したラッピング電車「2016年マリーンズ号」が運行されると発表した。

なお、13年からの恒例企画は今季で4年目となる。

ページトップ

石川が寝違えで登録抹消へ…5日のソフトB戦先発できず[報知]

ロッテ・石川歩投手(27)が5日、首痛のため6日に出場選手登録を抹消されることが決まった。練習日だった4日朝に寝違えを起こし、5日のソフトバンク戦(QVC)先発を回避。この日になっても十分に回復しなかった。「前日より良くなっていますが、まだ左に向けない」と石川。

伊東監督は「先発を1回飛ばします」と説明した。代わってチェンがチームに合流。6日の同カードに先発する。

ページトップ

伊東監督「勝ちに等しい」引き分け[報知]

ロッテは19三振を喫しながら引き分けに持ち込み、首位をキープ。6回、清田の1号2ランから反撃を開始し、8回に岡田の二塁打などで同点。

当初先発予定だった石川が首痛で回避したゲームだけに、伊東監督は「勝ちに等しい。三振しても何してもいいでしょう。明日につながれば」と、4時間29分を粘り強く戦ったナインをたたえた。

ページトップ

ドラ3成田「自信」2軍戦で“プロ初登板”、3回1失点で猛アピール[報知]

◇イースタン・チャレンジマッチ:フューチャーズ1−9千葉ロッテ(ロッテ浦和球場)

ロッテのドラフト3位ルーキー、成田翔(かける)投手(18、秋田商出)が5日、イースタンリーグ・チャレンジマッチのフューチャーズ戦(ロッテ浦和)で“プロ初登板”。先発して3回2安打1失点と、上々のスタートを切った。同1位の平沢大河内野手(18、仙台育英出)も、3日の楽天戦に続いて本塁打を放つなど6打数2安打4打点の活躍。この春、東北を巣立った2選手が、1軍入りへ猛アピールした。

先頭打者を内野ゴロに打ち取ると、成田は大きく息を吐いた。プロを相手に初登板。「甲子園より緊張した」。初回は2安打1失点も、2、3回は三者凡退に抑え、3回41球でマウンドを降りた。この日はイースタン連合チーム相手のチャレンジマッチのため、練習試合扱いだったが、初登板を振り返って「まだまだですね」。安堵の表情の中に、厳しさをのぞかせた。

山下徳人2軍監督(51)から先発を告げられたのは1週間前。「楽しみと緊張の思いがあったが、試合直前になったら、やっぱり緊張してしまった」。ブルペンでも高めに浮いていた球を、相手は見逃さなかった。「監督からは『思い切ってやれ』と言われていたのに、初回は腕が振れていなかった」と反省の弁。それでも2回以降は落ち着きを取り戻し、直球に、得意のスライダーを織り交ぜて2イニング連続の三者凡退。最速146キロの直球も、この日は140キロを記録。「スライダーはもう一歩だったが、直球で押すことができたのは自信になった」と手応えを感じさせた。

秋田市出身。昨夏の甲子園で、秋田商を80年ぶりの8強に導いた左腕に、地元の期待は高い。成田は「体作りなど、まだ課題はたくさんある。自分の持ち味でもある強気の投球でテンポ良く投げ、1日でも早く1軍に上がりたい」。白星を積み重ね、その名の通り、1軍へとかけあがる覚悟を見せた。

ページトップ

「2016年マリーンズ号」新京成電鉄でラッピング車両[報知]

ロッテは5日、新京成電鉄がラッピング電車「2016年マリーンズ号」を運行すると発表した。

車体側面と車内で球団ポスターが掲示されており、対象は京成千葉線へ乗り入れできる1編成。6月末までの3ヶ月間限定で運行される。2013年から毎年恒例の企画で、今年で4度目の実施。新京成線から本拠地・QVCへのアクセスの良さをPRしている。

ページトップ

ロッテ二木悔し…地元九州で3失点KO[デイリー]

鹿児島県出身のロッテ・二木が初凱旋の地元九州で炎上した。3回1/3を3失点KO。先発予定だった石川が首痛で登板回避したため、急遽1日前倒しで登板した。

気負いはなかったが「先発としての仕事ができなくて悔しい」と二木。打線が8回に2点を奪って追いついたが、延長12回引き分けとなった。

ページトップ

ロッテの成田、2軍で初登板[デイリー]

ロッテのドラフト3位新人、成田が5日、ロッテ浦和球場で行われた若手による混成チームのフューチャーズを相手に2軍で初登板した。先発して3回を2安打1失点で「甲子園より緊張したかもしれない。まだ、腕がしっかり振り切れていない。次回登板では結果を出して、1日でも早く1軍の舞台で投げたい」とコメントした。

ページトップ

ロッテ石川、登録外れる見通し[デイリー]

ロッテの石川が5日、出場選手登録を外れる見通しとなった。4日に首を寝違え、回復に時間がかかりそうなためで、伊東監督が「1回(先発を)飛ばして、登録を抹消する」と説明した。

石川は5日、ヤフオクドームでソフトバンク戦の試合前練習には参加したが、ランニングなどの軽めの内容だった。「昨日(4日)よりはだいぶ良くなったけど、まだ左を向けない」と話した。

ページトップ

ロッテ、今年もラッピング電車を実施[デイリー]

ロッテは5日、新京成電鉄が6月末までの3ヶ月、車体側面も車内ポスターも「千葉ロッテマリーンズ」一色のラッピング電車「2016年マリーンズ号」を運行することを発表した。

13年から毎年恒例の企画で、地元チームの応援と同時に、新京成線から同スタジアムへのアクセスの良さを知ってもらうことが目的。対象は京成千葉線に乗り入れできる車両1編成で、運行時間は日によって異なる。ロッテの本拠地QVCマリンフィールドまでは、新京成線からわずか1駅の京成幕張本郷駅から京成バスで約10分。

ページトップ

[千葉魂]天国の父に誓う、1軍昇格、香月一也、形見の指輪携えて[千葉日報]

苦しい時、つらい時、怠けたくなる時。人生には、色々な自分に負けそうになる時がある。そんな時は胸につけているネックレスをギュッと握りしめる。プロ2年目の香月一也内野手は今、ロッテ浦和球場で1軍出場を目指し、日々、汗を流している。ネックレスには、亡くなった父の指輪が取り付けられている。いつも父に見てもらいたい。そんな思いから普段も、プレー中も肩身離さず、付けている。

「いつも父は見守ってくれていると信じています。絶対にどこかで見てくれている。そのことを感じるために母が持っていたのを譲ってもらいました。父のためにも僕は頑張って1軍に上がらないといけない」。

そう言って、胸につけているネックレスをほほ笑みながら触った。キャンプ中の2月に行われた告別式が終わり実家を離れる時、父が付けていた結婚指輪を母から譲り受けた。「オレにちょうだい」と頭を下げた。いつも見守ってもらうことで、自分で自分に厳しくありたい。そんな決意も込められている。だから今、1軍に向けてしのぎを削り合うファームの場で香月は誰よりもバットを振る。全体練習後、試合前での少しの時間でも室内練習場に向かい、マシン相手に打つ。試合後もひたすら打つ。いつも最後の1人になるまでバットを振り続ける。尊敬する父に、1軍で活躍をする姿を見せることができなかった悔しさが若者を駆り立てている。

石垣島での春季キャンプ中の2月5日、午前1時54分に病気のため、最愛の父を亡くした。52歳だった。プロ入りが決まり、一昨年の12月に大阪市内のホテルで契約を交わした翌日から体調を崩し、ずっと病気と闘っていた。容態が悪くなっていると知らせが届いたのは2月4日の夕方。急遽、チームを離れ、父のいる福岡に戻ろうとしたが間に合わなかった。那覇経由のため1日、那覇市内で宿泊。その夜に訃報が届いた。

「直行便があったら、多分間に合っていたと思います。でも、急で時間も遅かったし、それはもう仕方がないこと。泣きました。ずっと泣きました。石垣を離れる前に最後に『今から会いに戻るよ』と電話で話をしました。『おお、一也か。頑張っているか?』と。その声をボクは忘れることができない。今でもハッキリと覚えている」。

香月が父の状況が悪化していることを認識したのは地元でのトレーニングを終え、キャンプに向う準備をしている1月だった。その前年の12月には家族水入らずで、大分の温泉に行った。4歳年上の兄の結婚式でも父は言葉を振り絞ってスピーチをしていた。そんな思い出が残る中、帰り際、玄関で母に告げられた。「アンタが行った後、入院することになる」。涙ながらに話をした母の姿にすべてを察した。立ちつくして何も言えなかった。

父にプロ野球の世界で頑張っている姿を何とか見せたい。春季キャンプは2軍スタートながら必死にアピールを繰り返した。プロのユニホーム姿を見せることができたのは2回だけ。昨年8月、東京ドームで行われたイースタンリーグ・巨人戦と10月、宮崎で行われたフェニックスリーグ。どちらも結果を出すことはできなかった。今度こそ、何とかいいところを見せたい。その一心でキャンプを過ごしている矢先だった。

「本当に、ちょっとでいいから1軍でプレーをしている姿を見せたかった。とにかく1軍に行きたかった。父は人に心配をかけるのが嫌な人。だから、ボクにも病気のこともなかなか言わなかった。優しい人だった」。

父に勇姿を見せることができなかったことを悔やみ、落ち込む香月を家族が励ました。「休んだらアカン。野球で頑張りなさい」。1番、つらいはずの母が背中を押した。だから父が亡くなった3日後の8日にはチームに再合流した。

「チームのみんなも心配をしてくれました。『頑張れよ』とか、『もう少し残っていても良かったんだぞ』とか。そう言ってもらえると、また涙が出てきて…。今はもう、とにかくアピールをして、今年絶対に1軍に上がりたいと思っています」。

3月に行われた教育リーグでは5試合で15打数7安打3本塁打と打ちまくった。イースタンリーグ開幕後も三塁のレギュラーとしてアピールを続ける。1軍が開幕を迎えた3月25日。ロッテ浦和球場で行われた東京ヤクルトとの2軍戦で1号2ランを放った。今はまだガムシャラに結果を出し続ける日々。ただ、その先に必ず1軍の舞台が待っていると信じている。そこで初ヒット、初本塁打を打って天国から見舞ってくれている父に捧げようと誓う。つらい時、ネックレスに付いている父の指輪をギュッと握りしめる。すると不思議と前向きな気持ちを取り戻せる。香月一也、19歳。1軍を目指す日々に明け暮れる。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

ページトップ