わたしはかもめ2016年鴎の便り(4月)

便

4月7日

福岡ソフトバンク8−17千葉ロッテ(ヤフオクドーム)

ロッテがともに今季最多の18安打17得点。2−3の5回に細谷の2点二塁打など6長短打を集めて7点を奪い、6回以降も2本塁打などで8点を加えた。涌井が3勝目。ソフトバンクは先発全員15安打を放ったが、摂津ら4投手が総崩れ。

123456789R
千葉ロッテ00027301417
福岡ソフトバンク0201003208
伊東監督
「最後は大味になったけど、打線が活発につながった。」

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ロッテ細谷11年目ついに首位打者5安打で打率432[ニッカン]

プロ11年目で、ついに首位打者に躍り出た。ロッテ細谷圭内野手(28)はチャンスで冷静だった。2−3の5回1死満塁。「最低でも外野フライを」とゾーンを高めに定めた。そこに、ソフトバンク摂津の136キロが高く来た。待ってましたとばかり振り抜くと、打球はぐんぐん伸びる。必死に背走する中堅柳田の頭上を越えた。この日3安打目が、逆転の2点適時二塁打に。二塁ベースに仁王立ちして両拳を握りしめた。

勢いは止まらない。6回にも適時二塁打を放ち、9回にはダメ押しの2点左前打。自身初5安打で計5打点を荒稼ぎした。打率は4割3分2厘に急上昇。西武中村を抜きリーグトップに浮上した。“首位打者”の呼び声に「まだ4月ですから。まだまだ、そんな」と言いながら、頬を緩めた。

「欲張らず、1打席1打席集中してやろうと思います」と強調するのは、心掛けがあるからだ。帽子のつばの裏に英語で3つの言葉を書き込んでいる。

(1)
PLAY HARD(一生懸命)
(2)
CONCENTRATION(集中)
(3)
ENJOY GAME(楽しむ)

試合中も、イニング間に見返している。今年2月、石垣キャンプを終え那覇に移動した時、巨人クルーズと食事に出かけた。「3つの言葉を書き込め。試合前は鏡に向かって『スリーヒット』と言うんだ」。元同僚の助言を愚直に守っている。そのクルーズが抜けた内野で、定位置をつかんだ。

打線が今季最多18安打17得点で、単独首位に立った。伊東監督は「最後は大味になったけど、打線が活発につながった」と目を細めた。その一角に、覚醒した細谷がいる。

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伊東監督が執念采配!9回5点リードも手堅く犠打[ニッカン]

ロッテが2連勝で貯金を今季最多4に増やし、単独首位に立った。

先発涌井は6回2/3、12安打6失点と不安定だったが、打線がつながった。今季最多18安打17得点で打ち勝った。

伊東勤監督(53)の執念が出たのが、9回の攻撃だ。13−8と大量リードしていたが、先頭清田が四球を選ぶと、続く鈴木に送りバントを命じた。1死二塁となり、井上が2号2ラン。さらに細谷にも2点適時打が飛び出し、この回4得点で勝負あった。

6回終了時点で12−3と一方的な展開だったが、7回、8回に計5失点でじわじわと追い上げられていた。9回のバントについて、伊東監督は「(新たな)投手は使いたくなかった。流れが向こうに行きかけていた。この打線(ソフトバンク打線)は分からない。チームを引き締める意味でも、1点何とかと思った。まだまだ、楽して勝てるだけの力はありません」と説明した。

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ロッテ涌井強運6失点も開幕3連勝「負けに等しい」[ニッカン]

ロッテ涌井秀章投手(29)が無傷の開幕3連勝を挙げた。

3勝は、リーグ単独トップ。だが、立ち上がりから制球に苦しんだ。6回2/3、12安打6失点で降板も、打線の大量援護に救われた。自身の投球内容について「全体的に高く、打たれるべくして打たれました。負けに等しいです」と反省していた。

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伊東監督懇願!先発涌井「1人で投げきれる展開に」[ニッカン]

試合前、ロッテ伊東勤監督(53)は先発涌井の完投を願った。

5日、6日と2試合続けて4回から救援陣を投入。負担がかかっているだけに、伊東監督は「昨日、一昨日とブルペンが頑張ってくれた。今日は、うちのエース。できるだけ1人で投げきれる試合展開にして欲しい」と期待していた。

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ロッテ清田2号2ラン「ホームランテラスに感謝」[ニッカン]

ロッテ清田育宏外野手(30)が一時同点の2号2ランを放った。

0−2の4回2死二塁で、ソフトバンク摂津のスライダーを左翼席のホームランテラスへ放り込んだ。「打ったのはスライダーです。何とか食らいついていきました。体を開かずに打つことが出来たので、良く伸びてくれましたね。序盤に追い付きたかったので、いいホームランが打てました。ホームランテラスに感謝です」と話した。

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ロッテ細谷2点二塁打「熱く冷静に打てました」[ニッカン]

ロッテ細谷圭内野手(28)のバットが止まらない。3安打して迎えた6回1死一塁で、ソフトバンク嘉弥真から右中間にこの試合2本目となる適時二塁打を放った。

1試合4安打は、プロ11年目で初めてだ。「素直に嬉しいです。3本出ていたので、この打席は欲張らずに右方向に意識して自分のスイングが出来ました。熱く冷静に打てました」と話した。

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ロッテ・デスパイネ2戦連発に「デスパいい〜ね!」[ニッカン]

ロッテのアルフレド・デスパイネ外野手(29)が2試合連続となる2号2ランを放った。

10−3の6回2死二塁で、ソフトバンク嘉弥真の直球を右中間のホームランテラスへ放り込んだ。「QVCでは入らない打球。この回自分では5点取ると言っていたが、3点しか入らなかったね。それは冗談として、甘いボールをしっかり捉えることが出来てきた。どんどん、調子を上げていくよ。デスパいい〜ね!」と冗舌だった。

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11年目細谷が5安打&5打点!ロッテ、今季最多17点で単独首位[サンスポ]

ロッテは7日、ソフトバンク3回戦(ヤフオクドーム)に17−8で大勝した。2番・細谷圭内野手(28)が、自身初の1試合5安打&5打点をマーク。打率.432で首位打者に浮上するとともに、チームを単独首位に押し上げた。

錦織圭、ショーンK、そして細谷圭。いまが旬(!?)の「日本3K」の一角を担う11年目のバットが火を噴いた。1点を追う5回1死満塁で、摂津から逆転の2点中越え二塁打。不調の涌井を救い、さらには自身も勢いに乗る5安打猛爆。「首位打者?まだ4月。それは早すぎます」といいながらも「ボールは見えている」と胸を張った。

出場停止中の新助っ人、ナバーロが最短で23日に復帰する。決して安泰ではない。「内野の定位置が1つとられる訳ですからね。(ナバーロが)いないうちにアピールです」。“ロッテのK”が燃えている。

細谷圭(ほそや・けい)
1988(昭和63)年1月17日生まれ、28歳。群馬県出身。太田商高から2006年高校生ドラフト4巡目でロッテ入団。通算成績は221試合に出場、打率.216、5本塁打、32打点(7日現在)。1メートル82、84キロ。右投げ右打ち。既婚。年俸930万円。背番号59。

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ロッテ・井上、2戦連発&プロ野球タイ1イニング2安打![サンスポ]

“アジャパイネ”こと井上が2試合連発の2号2ランを含む3安打&4打点。5回には一挙7点の口火を切る左前打に2点中前打と、プロ野球タイ記録となる1イニング2安打をマークした。「どうなっているのか、自分でも分かりません。プロ野球タイ記録?いい思い出にします」と笑いが止まらない。

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ロッテ・涌井、3勝目も浮かない顔「今日は負けに等しい」[サンスポ]

ロッテのエース涌井は7回途中で12安打6失点と打ち込まれた。大量援護に守られ、リーグ単独トップの3勝目を手にしたものの「今日は負けに等しい。良かったのは勝ったことだけ」と浮かない顔だった。

制球が甘く、鋭い打球を浴び続けた。不本意な内容となり、昨季の最多勝投手は「全体的に高かった。打たれるべくして打たれた」と反省の言葉ばかりが口を突いて出た。

伊東監督
「最後は大味になったけど、打線がつながっているし、いいところで本塁打も出た。」(大勝に)
清田
「力が抜けて、外のスライダーに体が開かずについていけた。最近はバットの出も球の見え方もいい。これを続けたい。」(4回に2号2ラン)
デスパイネ
「バットがきれいに球に当たっている。」(6回に2試合連続の2号2ラン)

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ロッテ17点大勝で単独首位!細谷5の5、ナバーロ代役から主役に[スポニチ]

試合後のロッテ・伊東監督は「色々ありすぎて何から話したら…」と笑みをこぼした。3日ぶりの単独首位。開幕3戦3勝の涌井は通算111勝目で初体験の「6失点勝利」だった。

エースを強力援護した打線の猛打。今季両リーグ最多、そして05年5月1日の15点を上回りヤフオクドームでの球団最多となる17得点で大勝した。

2−3の5回1死満塁。細谷の中越え2点適時二塁打で逆転すると、火が付いた打線はこの回一挙7得点で勝負を決定づけた。細谷はプロ11年目でともに初となる5安打5打点と爆発し、打率.432は堂々のリーグ1位に躍り出た。「まだ4月ですから」と笑うが、ナバーロの4週間出場停止で空いた内野の1枠を埋めてあまりある活躍だ。「熱く冷静に」と繰り返す28歳は「(ナバーロが)いないうちにアピールするのが大事」と危機感をのぞかせた。

2戦連続アベックとなる「アジャパイネ弾」も飛び出した。6回にデスパイネが右中間へ2号2ランを放てば、9回には「アジャ」こと井上が左中間に2号2ラン。ブレーク中の癒やし系コンビが仲良く4打点を挙げた。井上はプロ初の2戦連発で「とにかく、この調子を続けたい」と意気込む。昨季リーグ最少タイの85本塁打だった打線が11試合でリーグ最多10本塁打。力強さを感じさせる進撃だ。

涌井
「負けに等しい。良かったのは勝ったことだけ。」(今季初の中5日先発。今季チーム初の被本塁打を記録するなど苦しんで3勝目)

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ロッテ打線爆発17得点、2戦連続「アジャパイネ弾」でノリノリ[スポニチ]

ロッテが今季両リーグ最多となる17得点で大勝し、単独首位に立った。2試合連続でデスパイネと「アジャ」こと井上のアベック弾「アジャパイネ弾」が飛び出すなど、打線が18安打と大爆発した。6回に右中間のホームランテラスに2号2ランを運んだデスパイネは「いまの気持ち?もちろん、デスパ、いいね!」とノリノリ。「明日も勝って連勝したいね」と話した。

井上は一塁の守備でも魅せた。13−6と追い上げられた8回無死一、二塁で二遊間の当たりを114キロの巨体を揺らしてダイビングキャッチ。反撃ムードを沈めた。伊東監督も「アジャの守備は大きかった」と振り返っていた。

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涌井、3勝目も浮かぬ顔、6失点に「今日は負けに等しい」[スポニチ]

ロッテのエース涌井は7回途中で12安打6失点と打ち込まれた。大量援護に守られ、リーグ単独トップの3勝目を手にしたものの「今日は負けに等しい。良かったのは勝ったことだけ」と浮かない顔だった。

制球が甘く、鋭い打球を浴び続けた。不本意な内容となり、昨季の最多勝投手は「全体的に高かった。打たれるべくして打たれた」と反省の言葉ばかりが口を突いて出た。

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11年目細谷、大ブレイク首位打者!5安打5打点大活躍[報知]

11年目の大ブレイクで、ロッテを単独首位へ導いた。細谷は自分の信念だけを心の中で唱え続けた。「欲張らない。1球に集中する」。1点を追う5回1死満塁。摂津のツーシームをシャープに振り抜き、中越えの逆転2点二塁打。この回一挙7点の火付け役になった。

バットは神懸かった。2日のオリックス戦(京セラD)でパ・リーグタイの3試合連続三塁打すると、この日は自身初の5安打で5打点。チームは13年8月22日の西武戦(18得点)以来の17得点で大勝だ。打率4割3分2厘で首位打者に立った28歳は「ボールが見えているのは感じます。首位打者?まだ4月。まだまだそんな」と照れ笑いする。

レギュラーは渡さない。2月に銃弾所持で逮捕され、出場停止中のナバーロが23日から出場可能。「内野の枠は1つ減る。いないうちに持ち味を出したい」と意気込む。「圭と言えば『エア・ケイ』ですもんね」というプロテニスの錦織圭と同名の男。年俸930万円が、1億4000万円の助っ人に負けず活躍すれば「細谷圭」の名を全国にとどろかすこともできる。

細谷以外も好調なロッテ打線。デスパイネと井上の2戦連続アベック弾も飛び出した。伊東監督は「首位?それはまだいいです」と気を引き締めたが、王者・ソフトに2勝1分け。ロッテの強さだけが際立った。

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涌井、7回途中6失点も開幕3連勝!打線の大量援護に感謝[報知]

涌井が7回途中6失点ながら、開幕3連勝をマーク。石川が首痛で先発回避した影響で中5日となり、立ち上がりからボールが高めに浮いた。

伊東監督は「ここ2試合はブルペン陣が頑張っているので、エースには1人で投げきってもらいたい」と話していたが、12安打を浴びる乱調で交代を決断。打線の大量援護に守られた形になった。

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ロッテ細谷5安打5打点大暴れ[デイリー]

ロッテ・細谷圭内野手が自身初となる5安打、5打点の固め打ちで乱打戦を制した原動力となった。17得点の大勝に「チームが勝ったことがすごく嬉しい。やってきたことを打席で出せている」。チームの単独首位浮上に貢献し、打率では.432でリーグトップに浮上。絶好調の右打者は「まだ4月ですから」と照れたように笑った。

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ロッテ・藤岡、中継ぎを経験して取り戻した自信。かつての『東都のドクターK』は覚醒の2016年に[ベースボールチャンネル]

◇ヨガを始めた理由

藤岡貴裕がヨガを始めたのは2014年のオフ。通っているジムにヨガ教室があったのがきっかけだった。

「体がどちらかというと全体的に硬めだったので、もっと柔軟性を出そうと思って始めました」(藤岡)

ヨガはインナーマッスル、体幹など筋力の向上に効果的で、筋肉や関節の柔軟性を出し、怪我の防止に繋がるだけでなく、自身の体の歪みを知ることで、体の左右のバランスを養い、投球フォームの向上にもつながる効果がある。同僚の唐川侑己も、藤岡より一足先にこれに取り組んでおり、昨年のオフからは野手の鈴木大地もこの輪に加わった。

もちろんそこには「何かを変えたい」という藤岡の強い意志が存在した。

「左のエース候補」として、2011年にドラフト1位で千葉ロッテに入団。先発陣の一員として3年間、ローテーションを守ってきたが、自身の目標の1つとして掲げてきた「2桁勝利」には届かず、ときに中継ぎを任されるなど悔しいシーズンが続いた。

昨年(2015年)は、開幕直後の4月1日の北海道日本ハム戦で先発するも5回4失点と躓き、即ファーム行きを命じられると、5月2日の昇格後に再び同じ舞台、同じ相手でチャンスをもらうものの3回8安打8失点と結果を残せず、再度のファーム行きを言い渡され、試練の1年を迎えた。

1軍再昇格後、彼に与えられたポジションは中継ぎ、しかもゲームの流れが左右するロングリリーフ要員だった。出番が、いつ、どことハッキリしないポジション。

「先発の日はこの日って決まっていますけど、中継ぎはいつ行くか分からない状態なので最初は変な感じがありました」と藤岡は、当時のことを振り返る。

それでも短いイニングで、ペース配分を考えずかえって思い切り投げられたことも、彼にとっては良かったのだろう。6月9日から7月7日までに投げた11試合では失点、自責点が共に0。直球もキレが戻り、奪三振が増え、彼本来の投球を取り戻していった。

◇中継ぎでの経験がプラスに

昨年、9月5日の埼玉西武戦では0−6の6点ビハインドの場面で3番手を任せられ、3回を2安打4奪三振で無失点。与えた四死球も0で完全復活を予感させた。

続く9月11日のオリックス戦では久々の先発を任されて、6回を5安打1失点。

「中継ぎと同じような感覚で、最初から全力で行けるところまで行こうと考えました」(藤岡)

それが好結果に繋がった。

藤岡がそんな昨年を振り返る。

「昨年の開幕のときはゲームを作れるように、長いイニング、最低でも5〜6回まで投げられればという意識でマウンドに上がったのですが、結果としてそれが悪い方向に向かっていました。なので、9月のオリックス戦のときは、そういうことは考えずに、急に(先発を)言われたんだから、とりあえず1イニング、1イニングを、たとえ3回までだったとしても、しっかりゲームを作ればいいと思って、その結果が6回1失点という結果にも繋がったので、『ああ、こういう風にやればいいんだな』という感覚が、掴めた試合でもありました」。

◇指揮官「元々は先発だが、しばらくは中継ぎで」

2016年に入り、藤岡のポジションは先発ではなく、昨年終盤と変わらないロングリリーフ要員のままだ。それでも4月5日現在で、4試合6イニング1/3を投げて防御率1.42の成績とブルペン陣の1人として、頼りになるところを見せている。

3月26日の北海道日本ハム戦では先発で崩れた大嶺祐太の後を継ぎ、2回1安打無失点。チームの逆転勝利に繋げる投球をした。

奪った三振も4個。かつて「東都のドクターK」と呼ばれた頃の面影も感じさせた。

試合後の千葉ロッテ・伊東勤監督のコメントも上々の評価を与えた。

「(今日は)悪い流れを、藤岡が2回をピシッと抑えてくれたことでこういう形(逆転勝ち)に繋がったんだと思います」。

さらに、伊東監督はこう言葉を続けた。

「今日はおどおどしているところもなかったですし、オープン戦でも状態は悪くなかったので、こういうチャンスを活かして、元々は先発のピッチャーなので、彼が先発に加わってくれたら、いいと思いますけど、しばらくの間は中継ぎが弱いので、長いイニングも投げられますし、大谷が腰の状態が良くなくて抹消しなければいけない状態になったので、余計に藤岡の存在も大きくなってくると思います」。

指揮官のこうした評価を得てもなお、藤岡は自身の投球にまだまだ物足りないところがあると言う。それは彼の求めた場所が、今いる場所よりも、もっと高いところにあるからに他ならない。

「変化球で空振りを獲りたいときにファールにされたりとかそういうところです。結果的に真っ直ぐで三振は獲れましたけど、自分がその打席で狙ったイメージは、変化球で三振を獲りに行ったこと。それがファールにされてしまったので…。打ち取れはしましたけど、三振を獲りたいときにバットに当てさせないというところをもっと意識して、これからもっと自分を上げて行きたいんです」。

そう話す現在の彼に、強気に一段上から相手打者を見下ろしていた入団当時の彼の姿を思い起こしたのは自分だけではないはずだ。

覚醒は、すでに始まっているのかもしれない。

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