わたしはかもめ2016年鴎の便り(4月)

便

4月13日

東北楽天4−5千葉ロッテ(コボスタ宮城)

ロッテが今季初の3連勝を飾った。3−4の7回2死一、二塁で清田の中前打で追い付き、8回に中村が押し出し四球を選んで勝ち越した。3番手の益田が今季初勝利。西野が6セーブ目。楽天は2番手の戸村が乱れて接戦を落とした。

123456789R
千葉ロッテ0210001105
東北楽天0211000004

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ロッテ10勝一番乗り吉兆データ 過去全て日本一[ニッカン]

10勝一番乗りだ。ロッテは先発イ・デウン投手(27)が4回途中でKOされたが、そこから藤岡貴裕(26)益田直也(26)内竜也(30)西野勇士(25)の4投手が無失点リレーで逆転勝ちし、首位をがっちりキープした。今季初の3連勝で、貯金は今季最多5。鉄壁の救援陣が快進撃を支えている。

託されたバトンを、きっちり受け止めた。最少リードで迎えた9回、西野は1死から安打を許したが、最後は楽天聖沢を遊ゴロ。リーグトップ6セーブ目で締めた。伊東監督の声は弾む。「良いゲームでした。リリーフ陣が完璧に抑えてくれた。逆転されても集中力がある。ベンチの雰囲気はすごくいい。いつか(再)逆転してくれるというのがあった。安心して見ていられます」と冗舌だった。

実は、悪い予感が当たった。今季初先発のイ・デウンについて「ボール、ボールになると自滅するタイプ」と警戒していた。2−0の2回、4四死球などで同点を許した。だが、幸いにも前日、二木がチーム今季初となる完投勝利。救援陣が万全で控えていた。守護神の西野を筆頭に、内、益田、松永と防御率0.00がずらり。防御率は0じゃないが、藤岡、南も安定している。1点を追う4回1死から、その藤岡を投入。益田、内、西野と0でつなぐうちに、打線が逆転した。

相乗効果だ。西野は「今年に関しては、自分が抑えという安心感が全然ない。(手術を乗り越え)内さんが戻ってきた。益田さんも調子いい。(今は2軍でも)大谷さんもいる。去年は抑えの代えはいない形だったけど、今年はダメなら交代という感じ。プレッシャー、感じます」と打ち明ける。ただ、こうも言った。「自分が頑張れば他の人へのプレッシャーになる」。

高いレベルで競いあうが、首脳陣の手綱さばきも見逃せない。どんなに苦しくても、故障明けの内は基本、リードした展開のみ。その上で、ロングは藤岡、南。中盤以降は右の益田、左の松永を使い分け、8回は内。最後に西野がいる。役割を明確にしている。

日本一になった05年、10年も10勝一番乗りだった。吉兆データで首位を守ったが、伊東監督は「首位はともかく、今日の勝ちは大きい」と喜んだ。このリリーフ陣なら、再び頂点を−。そう思わせる勝ち方だった。

ロッテのリーグ10勝一番乗りは前回日本一となった10年以来6年ぶり。ロッテの日本一は50、74、05、10年の4度だが、50年と05年もリーグ10勝一番乗り。前後期制だった74年も前期に限れば最初に10勝に到達している。

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ロッテ清田が今季初猛打賞「練習の良い感じのまま」[ニッカン]

ロッテ清田が今季初の猛打賞だ。

3−4の7回2死一、二塁で、この日3安打目の中前同点打。9回にも内野安打を放ち4安打を重ねた。10試合連続安打も打率は2割5分を切っていた。試合前のフリー打撃で、力みをなくすため右の革手袋を外した。試合では着用したが「練習の良い感じのまま打席に入れた」と手応えを口にした。

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ロッテ3連勝で10勝一番乗り、伊東監督中継ぎ絶賛[ニッカン]

ロッテが今季初の3連勝でリーグ10勝一番乗り。貯金を今季最多5に増やし、首位を守った。

先発イ・デウンは4回途中で降板したが、そこから藤岡、益田、内、西野と0でつなぎ、逆転した。

伊東勤監督(53)は「藤岡が今年は良いところで抑えてくれている。流れを持ってきてくれた」と、1点ビハインドの4回1死二塁で後続を断った藤岡をねぎらった。

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ロッテ清田、今季初の猛打賞「この感じを大事に」[ニッカン]

ロッテ清田育宏外野手(30)が貴重な同点打を放った。

3−4の7回2死一、二塁で中前適時打を放った。同点打は、今季初の1試合3安打目だった。

「ドン詰まりです。手が痛いですが、そのおかげでいい所に落ちてくれました。今日のバッティング練習で感じが良かったので、その感じのまま打席で入れているのが猛打賞につながったと思います。この感じを大事に」と話した。

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ロッテのイ・デウン4失点KO「全てが悪かった」[ニッカン]

ロッテ先発イ・デウン投手(27)は、3回1/3、4安打4失点(自責3)で降板した。

2−0の2回、先頭今江への死球に続いて3連続四球で押し出しを許すなど、制球が不安定だった。2度のリードを守れず、今季初先発で4回もたずに降板。

「見ての通り…。コントロール、テンポ、リズム全てが悪かった…。チームに申し訳ない気持ちだけです…」と言葉を絞り出した。

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ロッテ鈴木大地が先制2点打、美馬のフォークを料理[ニッカン]

ロッテ鈴木大地内野手(26)が先制の2点適時打を放った。

2回無死満塁で楽天美馬のフォークを中前に運び、2者を帰した。「みんながつないでくれたチャンスだったので何とかしたかった。打てて良かったです」と話した。

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ロッテ、始球式権が当たるキャンペーン発表[ニッカン]

ロッテは13日、始球式権(7月13日ソフトバンク戦、QVCマリン、午後6時15分試合開始)や観戦チケットが抽選で当たる「マリーンズ缶を飲んで、スペシャルイベント&観戦チケットをゲットしよう!」キャンペーンの概要を発表した。

5月20日正午までに千葉県内のセブン−イレブンで対象商品(ポッカコーヒーマリーンズ缶190グラム缶、もしくはポッカコーヒー通常缶190グラム缶)を含む300円(税込み)以上の購入レシートを撮影し、キャンペーン特設WEBサイトより応募した人の中から抽選でプレゼントする。

賞品は次の通り。

キャプテンの鈴木大地内野手(26)は「ぜひご応募していただき、始球式権を当ててください!なかなかない機会ですので、とてもいい思い出になると思います。たくさんのご応募お待ちしています」と呼び掛けた。

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清田が4安打!ロッテ、今季初3連勝でパ10勝一番乗り[サンスポ]

パ・リーグの首位、ロッテは13日、楽天4回戦(コボスタ宮城)に5−4で逆転勝ち。今季初の3連勝で2位・楽天に1.5ゲーム差をつけるとともに、日本一になった2010年以来6年ぶりとなるリーグ10勝一番乗りを果たした。3番・清田育宏外野手(30)が7回の同点打を含む今季初の4安打をマーク。昨季のベストナイン男が、いよいよ本領発揮だ。

試合序盤はメロメロでも、最後はちゃんと勝っている。この夜の逆転劇を呼び込んだのは清田のバットだった。

「前回、美馬にはやられていますからね。今日もやられていたら“ロッテとの相性はいい”と思われてしまう。それを阻止できたのは大きい」。

7回2死一、二塁。141キロの内角低めへのシュートを中前に同点打。勢いづいたロッテは8回に中村の押し出し四球で決勝点を奪い、鉄壁のリリーフ陣で逃げ切った。

清田は今季初の4安打猛爆。試合前の打率.246は.288まで跳ね上がった。「えっ、それだけ打ってもまだ3割に届いていないんですか!?」とおどけたが、14日も固め打ちなら一気に到達だ。

試合前から美馬対策に余念がなかった。3月30日の対戦(QVCマリン)で完封負け。シュートにしてやられた。この日の打撃練習では堀打撃コーチに「右手をあおっているぞ」とインパクトで右手がかぶっているとの指摘を受け、手袋を外して打った。しっかりバットの芯に当てなければ、手がしびれる。内角球打ちを体に染みこませた。

さらに2回には昨季までの同僚、今江がイ・デウンから左手首に死球を受けて激高。緊迫した空気が流れた。「あれで自分にも内角攻めが増える」。清田はこの時点で勝負どころでのイメージを膨らませる。それが7回の同点打となった。

今季初の3連勝、そして「史上最大の下克上」と呼ばれた2010年以来、6年ぶりのリーグ10勝一番乗り。伊東監督も「チームのムードがいい。特に清田がベンチでも率先して声を出してくれているんですよ」と目を細める。ロッテが開幕ダッシュに成功した。

ロッテ・2010年VTR
主将・西岡(現阪神)、3番・井口らの上位打線が原動力となり、レギュラーシーズン最終戦で3位に滑り込んだ。CSで西武、ソフトバンクを破って勝ち上がると、中日との日本シリーズを4勝2敗1分けで制し「史上最大の下克上」と呼ばれた。
データBOX
(1)
ロッテ(前身時代を含む)のリーグ10勝一番乗りは、前後期制だった1973〜82年を除くと2010年以来6年ぶり9度目。過去8度のうち50、60、05年(レギュラーシーズンの勝率は2位)と3度リーグ優勝。前回の10年はリーグ3位も、クライマックスシリーズを勝ち上がって日本一を達成。
(2)
貯金5以上は13年のシーズン終了時(貯金6、144試合、74勝68敗2分け)以来3年ぶりとなった。

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ロッテ『防御率0.00トリオ』鉄壁リレー!益田が今季初勝利[サンスポ]

泣く子も黙る『防御率0.00トリオ』。終盤の3回は益田、内、そして西野が締める鉄壁リレー。7回の1イニングを抑えた益田に今季初勝利が転がりこみ、ヒーローインタビューにも呼ばれた。「もともと楽天が苦手で、ここの球場で投げるのも2年ぶり。首脳陣も不安だったと思うし、とりあえず0点に抑えられたことは自信になりますね」と笑顔満開だった。

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ロッテ・清田が今季初4安打の活躍「内容が良かった」[サンスポ]

ロッテの清田が今季初の4安打を放った。中でも「同点打が1番、内容が良かった」と言う。3−4の7回2死一、二塁、膝元に食い込むシュートをしぶとく中前に落とす一打で「内を意識して、逃げない気持ちで打った」と胸を張った。

昨季は3割1分7厘の高打率を残したが、今季は低調な数字だった。ようやく2割8分8厘と復調の気配を見せた3番打者に、伊東監督は「去年の好調さが出ている。ベンチでも声を出しているし、ムードはいい」と目を細めた。

鈴木
「みんながつないでくれたチャンスなので、何とかしたかった。」(2回に先制の2点打)

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ロッテのイ・デウン、今季初先発も4連続死四球で自滅「申し訳ない」[サンスポ]

ロッテのイ・デウンが今季初先発して4回途中まで4失点と振るわなかった。打線が2点を先取した直後の2回に4連続四死球などで2点を失う。その後もボールが先行する苦しい投球で「制球、テンポ、リズム全てが悪かった。チームに申し訳ない気持ちだけ」と反省の言葉を並べた。

昨季は9勝を挙げたが、制球難から自滅することも少なくなかった。悪癖を克服できず「5回までは何とか投げて欲しい」と送り出した伊東監督の願いはかなわなかった。

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楽天・梨田監督、ロッテ・デスパイネの走塁に抗議「あれが許されるのか」[サンスポ]

楽天の梨田監督が9回、三塁に滑り込んだデスパイネのプレーが危険だったとして抗議した。足を上げ気味にしてのスライディングだったといい「相当、今江選手に向かって来ていた。接触を避けようと言っている中であれが許されるのか」と疑問を呈した。

審判団から満足のいく説明がなかった点も不満の様子。安部井チーム統括本部長は今後、パ・リーグに説明を求めたいとした。

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ロッテが始球式権&観戦チケットが当たるキャンペーンを実施!千葉県のセブン−イレブン限定[サンスポ]

ロッテは13日、千葉県内セブン−イレブン限定で、7月13日のソフトバンク戦(QVCマリン=午後6時15分開始)の始球式権や観戦チケットが抽選で当たる『マリーンズ缶を飲んで、スペシャルイベント&観戦チケットをゲットしよう!』キャンペーンを実施すると発表した。

キャンペーン期間中の5月20日、正午までに千葉県内のセブンイレブンで対象商品(ポッカコーヒーマリーンズ缶190g缶、もしくはポッカコーヒー通常缶190g缶)を含む300円(税込)以上の購入レシートを撮影し、キャンペーン特設WEBサイトより応募した人の中から抽選でプレゼントする。

賞品
[A賞]始球式権&観戦ペアチケット(内野指定席)=1人[B賞]スペシャル見学ツアー&観戦ペアチケット(内野自由席)=10組20人[C賞]観戦ペアチケット(内野指定席)=50組100人
応募方法
特設WEBサイトから
問い合わせ
ポッカサッポロキャンペーン事務局(電話0120-070-094)。問合せ受付時間は午前10時〜午後5時(土・日・祝日を除く平日)
鈴木
「ぜひ応募していただき、始球式権を当ててください!なかなかない機会ですので、とてもいい思い出になると思います。たくさんの応募お待ちしています。」

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ロッテ、今季初3連勝!パ10勝一番乗り、清田は美馬にリベンジ4安打[スポニチ]

清田がロッテを今季初の3連勝へ導いた。

3−4の7回2死一、二塁で美馬のシュートをしぶとく中前に落とす同点適時打。「どん詰まりです。手が痛い」と苦笑したが、8回の中村の押し出し四球による勝ち越しを呼び込んだ。今季初の猛打賞ばかりか4安打の固め打ちで打率を.246から.288に上げた清田は「(美馬には)前回やられている。相性がいいと思わせなかったのが凄くいいこと」と話した。

美馬とは3月30日のホーム戦で対戦し、シュートに苦戦し96球で完封を許した。バットを内側から出さないとシュートは打てない。清田は試合前に右手だけ手袋を外して打撃練習を行い、右手に力が入りすぎてバットが遠回りしないように修正。リベンジにつなげた。首位を走るチームは貯金を今季最多の5に伸ばし、両リーグ10勝一番乗り。2位・楽天とのゲーム差を1.5に広げた。「今日の勝ちは大きい」と伊東監督の舌も滑らかだった。

益田
「リリーフ陣がみんな(失点)ゼロで帰ってくるので、仲間外れになりたくない。」(7回1イニングを無失点で今季初勝利)

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ロッテ、3連勝、救援陣踏ん張り「仲間外れになりたくない」[スポニチ]

ロッテは救援陣が踏ん張り、3連勝を果たした。今季初先発のイ・デウンは4回持たず4失点で降板。それでも、3−4の4回1死二塁から2番手・藤岡が2回2/3を無失点で切り抜け、益田、内、西野とつないで1イニングずつを無失点に抑え、逆転勝ちを呼び込んだ。

今季初勝利の益田は「みんな(失点)0で帰ってくるので仲間外れになりたくない」と話した。益田、内、西野の3人は防御率0.00。セットアッパー・大谷が開幕直後に腰痛で離脱しながら、残された救援陣の活躍で「勝利の方程式」は完成しつつある。内は「いつか打たれる日は来る。打たれても最少失点で抑えればいい」と話した。伊東監督は「安心して見られる。ブルペンにつないでいけばっていう形ができつつある」と手応えを口にした。

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ロッテ、イ・デウン、4回持たずKO「見ての通り」[スポニチ]

ロッテのイ・デウンが今季初先発したが、3回1/3を4失点(自責3)で降板。2−0の2回に4連続四死球で1点を失い、二ゴロ併殺の間に同点。無安打で追いつかれた。

3−3の4回には松井稼に右越えソロを被弾。昨年7月30日の西武戦(QVCマリン)で勝って以来7連敗中だったが、またしても結果を残せなかった。「見ての通り。コントロール、テンポ、リズム全てが悪かった。チームに申し訳ない気持ちだけです」と話した。

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楽天・梨田監督、デスパイネの走塁に抗議「何のためのルールか」[スポニチ]

楽天の梨田監督がラフプレーに抗議した。9回1死一、二塁で高浜のレフト前への打球で二塁走者・デスパイネが三塁へスライディング。このスライディングがベースではなく、三塁手・今江に向かって足の裏を見せる危険なプレーとなり「デスパイネの足が相当、今江に向かってきてた」として、森球審に抗議。ジャンプして衝突を避けた今江も「本能でセーフになりたい時もある」と理解を示しつつも「僕をつぶしにきてた」と眉をひそめた。

接触していたら大ケガになりかねないプレーだけに梨田監督は「デスパイネにイエローカードを出してもらわないと」と注文。今季から本塁での衝突を防止する「コリジョンルール」が導入されたことに触れ、「何のためのルールかとしたら、選手を守るためのルール」と指摘した。

さらに、指揮官はラフプレーだけでなく、審判の説明の仕方も疑問視した。「(森球審が)最初は“あのプレーはオッケー”という言い方だったが、後で“見てなかった”と。見ていないなら、審判団で協議をして欲しい」と求めた。

今月3日にはソフトバンク・川島が日本ハム田中に「併殺崩し」のスライディングを受け、負傷交代。その後、ソフトバンクはパ・リーグ連盟に意見書を提出している。梨田監督は「今回のプレーが許されるなら、連盟に言ってもらわないと」と話した。

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ロッテ、始球式権&チケットが当たるキャンペーン実施へ[スポニチ]

ロッテは13日、千葉県内「セブンイレブン」で、7月13日のソフトバンク戦(QVCマリン)の始球式権やチケットが抽選で当たる「マリーンズ缶を飲んで、スペシャルイベント&観戦チケットをゲットしよう!」キャンペーンを実施すると発表した。

千葉県内の「セブンイレブン」で対象商品(ポッカコーヒーマリーンズ缶190グラム缶、もしくはポッカコーヒー通常缶190グラム缶)を含む300円以上の買い物をし、レシートの写真を使って特設サイトから応募する。賞品はA賞=始球式権&ペアチケット1名、B賞=スペシャル見学ツアー&ペアチケット10組20名、C賞=ペアチケット50組100名。

鈴木主将は「ぜひご応募していただき始球式権を当ててください!なかなかない機会ですので、とてもいい思い出になると思います。たくさんのご応募お待ちしています」と呼びかけた。

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防御率0.00!鉄壁リリーフ陣で単独首位[報知]

ロッテは鉄壁のリリーフ陣が奮起して3連勝、リーグ最速の10勝到達で単独首位に浮上した。イ・デウンが4回途中で早々とKO後、藤岡から無失点リレー。益田―内―西野の7回以降は、いまだ防御率0.00の完璧な“方程式”だ。

今季初勝利を挙げた益田は「苦手なコボスタで抑えられて自信になった。(救援陣)みんなが0点で抑えてくるので、仲間外れにはなりたくない」と胸を張った。

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デスパが今江に“殺人スライディング”、梨田監督「許されるのか」[報知]

“殺人スライディング”に一触即発のムードが巻き起こった。問題のプレーが起きたのはロッテが攻撃中の9回1死一、二塁。高浜の左前への当たりを左翼手・ウィーラーが三塁に送球。スタートが遅れた二塁走者・デスパイネがベース方向ではなく、三塁手・今江を目がけてスライディングしたのだ。スパイクの刃は今江の体を向いていたことから、ベンチに怒声が響いた。

今江
「明らかに潰しに来ていた。本能だとは思いますけど。」
真喜志内野守備走塁コーチ
「ゲッツーもないところで、許されない。何のためのルールやねん!」

伏線はあった。2回先頭、今江は内角攻めをされ、死球を浴びた。昨年まではチームメートだったが、その時、バッテリーに激しく注意するなど不穏な空気が漂っていた。

梨田監督は危険だと抗議したが、審判団からは満足のいく説明がなかった。試合後には「接触を避けようと言っている中で、あれが許されるのか。アンパイアは注意しないといけない。イエローカードを出すとか」と苦言を呈した。安部井チーム統括本部長は今後、パ・リーグに説明を求める方針。後味の悪さだけが残った。

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マリーンズ缶を飲んで「7・13始球式権」当てよう![報知]

ロッテは13日、千葉県内のセブン・イレブン限定で、7月13日のソフトバンク戦(QVC)の始球式権や観戦チケットが抽選で当たる『マリーンズ缶を飲んで、スペシャルイベント&観戦チケットをゲットしよう!』キャンペーンを実施すると発表した。期間は5月20日正午まで。応募受け付けは特設ウェブサイト。問い合わせはポッカサッポロキャンペーン事務局(TEL0120-070-094)まで。

主将の鈴木は「ぜひご応募していただき、始球式権を当ててください!なかなかない機会ですので、とてもいい思い出になると思います」と応募を呼びかけた。

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ロッテ今季初3連勝、清田千金同点打[デイリー]

ロッテ・清田が逆転勝利を呼び込んだ。3−4の7回2死一、二塁で中前へ同点適時打。「どん詰まり。手が痛いです」という一撃で試合を振り出しにすると、8回に2番手戸村の押し出し四球で勝利が転がり込んだ。

3月30日の楽天戦(QVCマリン)で3安打完封された美馬からこの日は4点を奪取した。4点目をたたき出した清田は「この前やられているので、ロッテに相性がいいと思わせたくなかった」。心理戦も制した同点打に胸を張った。

前日まで打率.246だった清田は打席で力み、本来の打撃を見失っていた。そのことを堀打撃コーチから指摘されると、この日の打撃練習でひと工夫を加えた。右手の皮手袋を外してスイングすると力みは解消した。準備万端で試合に臨むと4安打の大暴れ。今季初の猛打賞に「バッティング練習で感じがよかった。そのまま打席に入れたのが猛打賞につながった」と満面の笑みだ。昨季打率.317でブレークした男が本領発揮。チームは首位を快走だ。

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ロッテ始球式権など当たるキャンペーン[デイリー]

千葉ロッテは13日、千葉県内のセブンイレブン限定で、7月13日の福岡ソフトバンク戦の始球式権や観戦チケットが抽選で当たるキャンペーンを実施すると発表した。

キャンペーン期間中の5月20日12時までに、千葉県内のセブンイレブンで対象商品(ポッカコーヒーマリーンズ缶など)を含む300円以上の購入レシートを撮影し、特設サイトで応募すると、始球式権などが当たるというもの。詳細は特設WEBサイト、またはポッカサッポロキャンペーン事務局(TEL:0120-070-094)まで。お問い合わせ受付時間は10時00分〜17時。

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いつか背番号「122」から「22」へ。ロッテ・柿沼、憧れの大捕手を夢見て[ベースボールチャンネル]

◇本人も驚きのドラフト指名

あの日の事を忘れない。2015年10月22日。岐阜での試合を終えて、静岡県三島市に戻る野球部のバスの中だった。それまで静かだった車内が、東名高速道路の浜松ICを通過した時、突如、興奮に包まれた。スマートフォンを見ていたチームメイトが叫んだ。「指名されたぞ!」。育成ドラフト2位で柿沼友哉捕手は千葉ロッテマリーンズに指名された。ただ、当の本人は信じられなかった。車内で仲間達が盛り上がる中、狐につままれたような気分だった。和泉貴樹野球部監督から「頑張れよ」と声をかけられ、初めてその事実を受け止めることができた。

「プロ志望届は出しましたけど、自分の中では、あるはずないと思っていました。だから、志望届を出したのも、締め切りの前日でギリギリ。とりあえずという気持ちでした」。

輝かしい実績はない。プロへの想いも、憧れはあっても、現実としては受け入れていなかった。だから、大学4年になると、地元茨城県の企業を中心にエントリーシートを出した。銀行、住宅関連、建設関連と幅広く就職活動をするつもりだった。

そんなある日、当時、東海担当スカウトを務めていた小野晋吾氏(今季より2軍投手コーチ)が東海大会の視察に訪れた。最大のお目当ては相手チームのエース。そこで柿沼は存在感を見せた。

「盗塁を3つ連続で刺しました。それを見てくれたのだと思う。あれがなければ目に留まることもなかったし、今、マリーンズにいない。大学で野球を辞めていたと思います」。

当時のことを懐かしそうに柿沼は振り返った。

ただスカウトは肩だけではなく捕手としての総合点を評価していた。

「いい肩をしていると思ったよ。でも、それだけじゃなかった。投手への声のかけ方。全体への指示の出し方。そして4番としての打力。全てにおいて、感じるものがあった。この子、いい雰囲気を持っているなと思って、チェックした」。

小野晋吾2軍投手コーチは当時の印象を振り返る。今は偶然にも同じ浦和の2軍球場で顔を合わせる。ただ、あの時と立場が違う。スカウト時代の担当選手だったからといって特別に声を掛けることはしない。遠目から頑張っている背中を嬉しそうに見ている。

◇キャンプで痛感したプロのレベル

柿沼にはプロに入って忘れられない出来事がある。1、2軍合同で行われた石垣島春季キャンプ初日の2月1日。少し戸惑いながらコーチの指示の下、ブルペンで投手を待っていると、益田直也投手に声をかけられた。「ちょっと立ち投げをしたいから、受けてくれるか?」。新人王に、セーブ王。実績十分の投手からの指名に困惑したが立ち投げ程度ならと力強くミットを構えた。その考えが甘かった。投じられたボールがホームベース付近で伸びるような錯覚を感じた。構えたミットが差し込まれた。驚いた。

「ベース前でボールがグーンと伸びる。あんな感覚は初めてだったし、ミットが押し込まれるのも初めての経験。まだ立ち投げ段階で、こんなボールを投げるのかと、プロの凄さに圧倒されました」。

プロのレベルを痛感させられる日々が始まった。ブルペンで自分以外の捕手陣はボールを受けながら気持ちよく音を出していた。その中で、もがき苦しんだ。ボールを後ろに逸らしたり、苦心の日々が続く。時を同じくして福澤洋一2軍バッテリーコーチの指導が始まった。技術面、体力面、そして捕手としての考え方を一から再教育された。2軍の公式戦がスタートをすると、試合後には2年目の寺嶋寛大捕手と2人、1時間近い反省会が催されるのが日課となった。

「とにかく引き出しを増やせと。捕手のリードは色々ある。打者目線で見るリードもあれば、投手目線で見なくてはいけない時もある。色々な状況に応じたリードがある。よく言われますね」。

打者の弱点を突くのか、それとも投手の一番、状態のいい球を投げさせるのか。それはケースバイケース。状況に応じて工夫し、様々な情報を瞬時に収集しまとめ、考えなくてはいけない。試合前、試合中、そしてゲーム後と必死にメモを取り、それを見返し反省をする日々を送っている。

「寝る前に、チャートを見て、1日の反省をメモに書いています。ベッドに入ってからも、あれこれと考えてしまう。だから、よく夢を見るんです。野球の夢を。うまくリードできなかった夢や、失敗したことの方が多い」。

◇あの大捕手を目指して

室内練習場での試合後の打ち込みを終え、人工芝に座り込みながら、柿沼はそう言って笑った。それを聞いた福澤コーチも懐かしそうに振り返った。

「捕手にそんな場面はいくらでもあるよ。マリーンズが17連敗した試合なんて1ヶ月、頭から離れなかった。9回2点リードで2死一塁。追い込んでからホームランを打たれて同点とされた。そして延長で負けた。1ヶ月ぐらい、あの場面が脳裏をよぎって離れなかったよ。ホームランの残像が嫌でも頭をよぎった」。

神妙に聞き入る若者に言葉を続けた。「でも、野球のことをずっと考えられる奴が勝つ世界だからな」。柿沼は力強く頷いた。

「とにかく今は全て勉強です。野球を始めた小学校4年生の時からずっとキャッチャーをやってきましたが、こんなに深く考えたことはなかった。奥が深い。楽しいです」。

今はまだ育成選手の身。だが、大きな夢を持って日々を送っている。14年限りでマリーンズのユニホームを脱ぎ現役引退した里崎智也氏のような大捕手になりたい。背番号「122」から「1」が外れ、「22」になるために、どんな努力も惜しまない覚悟の毎日だ。悩み、もがき苦しむ毎日。その中で覚え、反省をして学ぶ。吸収の日々は続く。若者はその度にどんどん成長をする。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

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