ロッテは18日、熊本地震における被災地への支援のため、球団と選手会より合わせて義援金200万円を寄付することを発表した。また、19日のソフトバンク戦開始前の午後4時45分から、QVCマリン正面入り口付近にて選手による募金活動を実施する。なお、寄付先は今後、検討する。
山室晋也球団社長は「この度地震でお亡くなりになられました方々へご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災されました皆様に謹んでお見舞い申し上げます。当球団、そして選手会では微力ながら義援金を送らせて頂くことにしました。1日も早い被災地の復旧、復興を心よりお祈り申し上げます」とコメントした。
選手会長の岡田幸文外野手(31)は「この度地震にて亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。また、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。不自由な避難生活を余儀なくされ、不安な日々を過ごされている方々が大勢いらっしゃると聞いています。微力ですが、何か支援出来る事はないかと思い、義援金を送らせていただきます。被害に遭われた皆様の健康や安全、そして1日も早く復旧、復興が進みますことを心よりお祈り申し上げます」とコメントした。
ロッテは18日、先発陣がQVCマリンで練習した。二木康太投手(20)は20日のソフトバンク戦(QVCマリン)先発が予想される。
前回12日の楽天戦で完投でプロ初勝利を挙げた右腕は「次に変な投球をしたら、前回は、たまたまだったということになる。良い投球を続けることで信頼感が出ると思います」と、次回登板へ意気込んでいた。
首痛で出場選手登録を抹消されていたロッテ石川歩投手(28)が戦列復帰する。19日のソフトバンク戦(QVCマリン)に先発予定。
18日はQVCマリンでキャッチボールなどを行い調整した。「(首は)一応、大丈夫。動きます。打線の状態はいいんで、点は取ってくれると思う。序盤に点を取られないようにしたい」と話した。
ロッテが今季からQVCマリンの主催試合で始めたサービス「握り寿司屋台プラン」が19日に初めて実現する。
パーティー用の個室とオープンテラスを併せもった完全プライベートパーティースペース「フィールドテラス・スイート」(三塁側フロア、定員30人の団体予約のみ。球場内に2部屋)で、板前がその場で握るすしを楽しめるというもの。3月25日の開幕戦よりスタートし、ここまでホームゲーム8試合で予約はなかったが、営業の成果により4月19日のソフトバンク戦で初の予約が成立した。
千葉県茂原市内の日本料理店「竹りん」から、板前歴24年の麻生稔氏(42)が派遣される。初仕事を前に「へい、らっしゃい!いよいよだね!首を長くしてこの日が来るのを、お待ちしておりましたよ。明日は新鮮なネタを準備してお待ちしていますからね。うんうん、最初が肝心だよ。てやんでい!」と意気込んだ。
当日はテレビキー局の朝の情報番組による撮影も予定されている。
本プランは、板前派遣の都合上、事前申し込み(1週間前)で1式3万円から(30人分、1人5貫ほど)。基本コースは、中トロマグロ、白身、えび、イカ、サーモンの5点。事前申し込みの際に注文をすれば、予算に応じて他のネタも用意出来る。
ロッテは18日、タレントの稲村亜美が4月24日のオリックス戦(QVCマリン、午後1時開始)で始球式を務めることを発表した。
当日はマリンフェスタとして青色のスペシャルユニホームで試合を行う。来場者全員にレプリカユニホームがプレゼントされる他、様々なイベントが実施される。
稲村亜美は自動車会社のCMで豪快なバッティングフォームを披露し、話題となった。球団を通じ「公式戦の始球式、初の100キロ越えを目指して頑張ります!」とコメントした。
ロッテは18日、熊本県などで続く地震を受けた募金活動を、19日のソフトバンク3連戦(QVCマリン)から実施すると発表した。熊本県は伊東監督の出身地で、熊本市内に住む高齢の母、兄夫婦が被災。19日は午後4時45分から球場正面入り口付近で、指揮官自ら選手と支援を呼びかける。同監督はサンケイスポーツの取材に「1日も早い地震の終息を願うとともに、自分が先頭になって生まれ故郷の役に立ちたい」とコメントした。また、球団、同選手会(岡田幸文会長)は合わせて義援金200万円を送ることを決めた。
ロッテは18日、タレントの稲村亜美(20)が24日のオリックス戦(QVCマリン、午後1時開始)で始球式を務めると発表した。
プロ野球ロッテは18日、「熊本地震」における被災地への復興支援を目的に球団、選手会(岡田幸文会長)から、合わせて200万円の義援金200万円を寄付すると発表した。また、19日のソフトバンク戦(QVCマリン)を前に、午後4時45分から球場正面入り口付近で選手による募金活動を実施することも決まった。
プロ野球ロッテの本拠地・QVCマリンで、パーティー用の個室とオープンテラスを併せもった完全プライベートパーティースペース「フィールドテラス・スイート」(三塁側フロア3、定員30名の団体予約のみ、球場内に2部屋)のオプションサービス「握りすし屋台プラン」が、19日のソフトバンク戦で初めて実施される。
本職の板前がその場ですしを握るもので、3月25日の開幕戦からスタートしたが、ここまでホームゲーム8試合で予約ゼロ。企画倒れの重大危機に直面していたが、19日に待望の予約が1件入った。板前は千葉県茂原市内の日本料理店「竹りん」から、この道24年で“房総の道場六三郎”と呼ばれる鉄人、麻生稔さんを招聘。テレビキー局の朝の情報番組による撮影も予定されている。
プロ野球ロッテは18日、タレント、稲村亜美(20)が24日のオリックス戦(QVCマリン、午後1時開始)で始球式に登板すると発表した。「神ノーバウンド投球」を目指す。また当日は、「マリンフェスタ」として青色のスペシャルユニホームで試合を行い、来場者全員にレプリカユニホームをプレゼントするほか、様々なイベントが行われる。
寝違えたため出場選手登録を抹消されていたロッテ・石川が21日ぶりに先発する。
対戦する柳田はプロ野球記録となる18試合連続四球に王手をかけているが「出そうと思って出す四球はない」と勝負に徹する。枕をオーダーメードして「寝違え対策」も万全の右腕は「自分の球を投げられれば大丈夫」と自信を見せた。
熊本県出身のロッテ・伊東監督が地震発生後初めて本拠地のQVCマリンで戦う、19日のソフトバンク戦で自ら募金活動を行う。
熊本市内の実家で暮らす母・レイ子さん(80)は無事だったものの、予断を許さない状況。指揮官は「私も(募金活動に)立ちます」とQVCマリン正面入り口で、選手とともに募金を呼び掛ける。また、球団と選手会から計200万円の義援金を寄付する。
ロッテ・二木は19日からのソフトバンク3連戦(QVCマリン)に先発予定。18日は投手練習に参加し、ブルペンで49球を投げ込んだ。
12日の楽天戦(コボスタ宮城)は133球を投げ、プロ初勝利を1失点完投で飾った。「次回も1イニングでも長く投げられたらいい」と話した。5日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)は3回1/3を3失点で降板したが、リベンジを狙う。
ロッテは18日、熊本地震の被災地への支援のため球団と選手会が合わせて義援金200万円を寄付すると発表した。
また、19日からのソフトバンク3連戦(QVCマリン)で募金活動を行うことも発表。19日の試合前にはQVCマリンフィールド正面入口で選手数人が募金を呼びかける予定。
山室晋也球団社長は「この度の地震でお亡くなりになられました方々へご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災されました皆様に謹んでお見舞い申し上げます。当球団、そして選手会では微力ながら義援金を送らせていただくことにしました。1日も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます」とコメントした。
岡田幸文選手会長は「不自由な避難生活を余儀なくされ、不安な日々を過ごされている方々が大勢いらっしゃると聞いています。思い、義援金を送らせていただきます。被害に遭われた皆様の健康や安全、そして1日も早く復旧、復興が進みますことを心よりお祈り申し上げます」と話した。
ロッテは18日、定員30名の個室席「フィールドテラス・スイート」で今季スタートしたサービス「握り寿司屋台プラン」の予約が4月19日のソフトバンク戦(QVCマリン)で初めて入ったと発表した。
千葉県茂原市内に日本料理店「竹りん」から板前歴24年の麻生稔さん(42歳)を派遣し、目の前で新鮮な寿司を握ってくれる画期的な新サービス。ここまでホーム8試合では予約はなかったが、初めてのオファーが入り麻生さんも「へい、らっしゃい!いよいよだね!首を長くしてこの日が来るのを、お待ちしておりましたよ。明日は新鮮なネタを準備してお待ちしていますからね。うんうん、最初が肝心だよ。てやんでい!」と張り切っていた。
なお、プランは事前予約制で1団体3万円から。基本コースは、中トロマグロ、白身、えび、イカ、サーモンの5点。事前予約の際にほかのネタを注文することもできる。
ロッテは18日、CMで見せた「神スイング」が話題のタレント・稲村亜美(20)が24日のオリックス戦(QVCマリン)で始球式を務めると発表した。
5日の西武−日本ハム(西武プリンス)でも始球式を務め、球速98キロをマークした。稲村は「公式戦の始球式、初の100キロ超えを目指して頑張ります!」と意気込んだ。今季から女子プロ野球・埼玉の公認「神サポーター」にも就任した。
なお、24日の試合は「マリンフェスタ」として来場者全員に青のレプリカユニホームが配布されるなど、様々なイベントが企画されている。
首痛で出場選手登録を抹消されていたロッテの石川が、19日のソフトバク戦(QVC)で21日ぶりに先発する。
右腕は、18試合連続四球のプロ野球記録に王手をかけた柳田に対し「出そうと思って出す四球はないし(柳田は)苦手じゃない。自分のボールを投げれば大丈夫」と勝負宣言。過去2年間で19打数4安打、わずか1四球の相手に臆することなく今季2勝目を狙う。
ロッテは18日、熊本地震の被災者支援のため球団と選手会が合わせて義援金200万円を寄付すると発表した。また、19日のソフトバンク戦(QVC)の試合前には、球場正面入口付近で選手らが募金活動を行う。
選手会長の岡田は「不自由な避難生活を余儀なくされ、不安な日々を過ごされている方々が大勢いらっしゃると聞いています。被害に遭われた皆様の健康や安全、そして1日も早く復旧、復興が進みますことを心よりお祈り申し上げます」とコメントした。
ロッテが本拠地・QVCの公式戦で今季から展開する「握りずし屋台付き観戦プラン」が、いよいよ19日に初披露される。
同プランは、目の前で板前さんが握ったすしを食べながら観戦するというコンセプト。パーティー用個室とオープンテラス付きの「フィールドテラス・スイート」(定員30人で団体予約のみ)のオプションとして用意されている。19日のソフトバンク戦(QVC)に初めて予約が入り、板前さんの出張が決まった。
派遣される板前さんは、千葉・茂原市内の日本料理店「竹りん」で板前歴24年の麻生稔さん(42)。「いよいよだね。首を長くしてこの日が来るのを、お待ちしておりましたよ。明日は新鮮なネタを準備してお待ちしていますからね。最初が肝心だよ」と気合十分だった。
ロッテは18日、「神スイング」で知られるタレント・稲村亜美(20)が4月24日のオリックス戦(QVC)で始球式を務めると発表した。4月5の西武−日本ハム戦(西武プリ)で行った始球式で98キロをマークしている稲村は「公式戦の始球式、初の100キロ超えを目指して頑張ります!」と意気込んだ。
当日は「マリンフェスタ」として、ロッテナインは青色のスペシャルユニホームを着用。来場者全員にレプリカユニホームがプレゼントされる。
ロッテ・石川歩投手(28)が、19日のソフトバンク戦で先発に復帰する。18日、QVCマリンでの投手練習に参加。本来5日の同戦(ヤフオクドーム)に先発予定だったが、寝違いによる首痛を起こして登録を抹消されていた。
「違和感がとれるまで(福岡から)帰って2日ぐらいかかった。長かったです」 今回の件を機に、誕生日の4月11日にオーダーメードで高さのある枕を2個作った。「自分に合ったやつで、ピッとする感じ」とお気に入りで、1個は遠征用だ。
「(ソフトバンクの状態は)上がってきている印象。序盤に点を取られなければ(チームが)取ってくれる。自分のボールを投げられればいい」。静かに気合を入れていた。
ロッテは18日、3月25日の開幕戦から用意していた板前がその場で寿司を握る「握り寿司屋台プラン」に予約が入り、4月19日の福岡ソフトバンク戦で初めて実施することを発表した。
千葉県茂原市内の日本料理店「竹りん」から板前歴24年の麻生稔氏(42)が派遣される。なお、予約開始初日の19日は、テレビキー局の朝の情報番組で、実施の模様が撮影される予定もある。
ロッテは18日、タレントの稲村亜美が4月24日のオリックス戦(QVC・13時試合開始)で始球式を務めることを発表した。始球式は12時55分頃。
当日はマリンフェスタとして青色のスペシャルユニホームで試合を行い、来場者全員にレプリカユニホームがプレゼントされる他、様々なイベントが実施される。
CMで披露した素振りが美しく“神スイング”と話題になった稲村は「公式戦の始球式、初の100キロ超えを目指して頑張ります!」とコメントした。
日本プロ野球選手会は18日、東京都内で日本野球機構(NPB)と事務折衝を行い、フリーエージェント(FA)権を行使しやすくするため、宣言前に他球団の話を聞けるよう制度の変更を訴えた。
選手会の森忠仁事務局長は、球団が宣言後の残留を認めない方針を取るとFA権を利用しにくくなると指摘し「他球団の話を聞いて判断できる方が(制度が)使いやすい」と話した。
NPBの選手関係委員長を務める広島の鈴木清昭球団本部長は「他球団の話を聞くためにFAをするのだから」と難色を示した。
また、選手会はソフトバンクの川島慶三内野手が3日の日本ハム戦の守備中に送球を二塁付近で受けた際、一塁走者の田中賢介内野手と交錯して負傷したことを受け、二塁へのスライディングに対する守備妨害の適用基準を明確にするよう求めた。
NPBの友寄正人審判長は18日、判定の基準は従来通りだが、危険なスライディングはその場で注意するなどとする文書を12球団に送った。1月にも同じ内容を各球団に説明しているという。
日本プロ野球選手会は18日、東京都内で日本野球機構(NPB)と事務折衝を行い、フリーエージェント(FA)権を選手が行使しやすくするため、宣言前に他球団との交渉を認めるなど制度の変更を要望した。
FA権を行使しての残留を認めない方針を球団が公表することが、選手への圧力になるとの意見が出ていた。野球協約では他球団との事前交渉が禁止されている。選手関係委員長を務める広島の鈴木清明球団本部長は「他球団の話を聞くためにFA宣言をするのだから」と見解の相違があることを明らかにした。
また、選手会はソフトバンク・川島が3日の日本ハム戦(東京ドーム)の守備中に、一塁走者の田中賢と交錯して負傷したことを受け、二塁へのスライディングに対する守備妨害の適用基準を明確にするよう求めた。
日本野球機構(NPB)と労組・日本プロ野球選手会の事務折衝が18日に都内で行われ、選手会側はフリーエージェント(FA)権行使について、他球団を含めて事前に接触できるよう求めていく考えを示した。
森忠仁事務局長は「話を聞いた上で宣言するかどうかの判断ができた方が、選手が使いやすいと思う」と説明した。
選手会は昨年12月の定期総会で「選手への圧力になる」とし、FA権を行使しての残留を認めない方針を球団が公表しないよう申し入れた。今回の提案も権利行使へ向けた選手の精神的な不安を軽減する意図がある。
ただ、野球協約では所属球団以外の事前交渉を禁じる「タンパリング」規定がある。森事務局長は「(制度自体を)変えていって欲しい」としたが、公平性を保つ交渉期間設定など課題は多い。選手関係委員会の委員長を務める広島の鈴木清明球団本部長は「(他球団に)話を聞くために宣言するのがFA。意識が(選手会とは)少し違う」と語った。
日本野球機構(NPB)の友寄正人審判部長は18日、本塁以外での危険なスライディングについて、12球団と選手会へ現行ルールの確認とともに、該当のプレーをした選手にその場で注意を行う旨を記した文書を送った。
1月にも同じ内容を各球団に説明していたが、ソフトバンク・川島が3日の日本ハム戦で一走・田中との接触で負傷したことを受け、選手会などが守備妨害などの適用基準の明確化を求めていた。
新妻を残して1人、旅立った。1月9日、大木貴将内野手はロッテ浦和寮に入寮した。前年10月のドラフト会議にて、育成ドラフト1位でマリーンズから指名を受けて入団。1月7日に4年半、交際をしていた亜咲紀夫人と入籍をした。妻帯者となったため、希望をすれば寮に入らないという選択肢もあったが、あえて他の新人と同じく寮での生活を選んだ。
「ボクは育成。野球に打ち込んで、結果を出さないといけない立場ですから」。
荷物を寮に持ち込んだ大木は、決意の表情で語った。妻は実家のある横浜に戻した。強い決意で臨むプロ入りだった。あえて、オフの日以外はほとんど連絡をとらない。野球漬けの日々を過ごしている。毎日、2軍戦後、居残り特打、ウェートなどの自主メニューを終えると寮で食事。その後、入浴し、今度は寮の最上階にあるトレーニングルームに向かう。そこで体を動かし、22時頃にはベッドに入る日々。そこにはプライベートな時間はほとんどない。
「妻と会うのは週に1回ぐらい。オフの日にお昼ぐらいから会って食事をして寮に帰る。そんな感じですね。試合に見に来てくれることもある。もちろん、寂しい部分はお互いあると思います。でも、僕は結果を出して、家族を養わないといけない。だから、ガムシャラに過ごすしかない」。
独立リーグの香川オリーブガイナーズ出身。華やかなプロ野球とは違う厳しい環境で歯を食いしばってきた。今は1日中、野球を行える環境。独立リーグは限られた場所で限られた時間帯でしか野球ができない。試合前の食事も用意されていないことが多い。コンビニでサンドイッチやおにぎりを買って、試合前にベンチ裏で急いで平らげる。そんな日々から考えれば、それらが当たり前のように用意されているプロ野球は恵まれた環境だ。金銭面も苦しい。オフに球団が斡旋する企業でアルバイトをすることもあった。大木はカタログ通販の企業の倉庫で仕事をした。服などの在庫数を確認したり、梱包したり。そんな環境の中で必死に野球をやってきたという自負がある。そのことを思うと今、どんなことも我慢できる自分がいる。
「独立リーグのプライドはあります。社会人出や大卒の選手に負けたくない。僕が頑張らないと後輩も続くことができない。ああ、こんなものかと思われてしまう。逆に頑張れば後輩の希望にもなる」。
励みがある。昨年、同じく四国ILリーグの高知に所属し、今年から阪神に入団をした藤川球児投手が昨年10月22日に更新をした自身のブログで「間違いなく使える選手。僕のイチオシ。自信を持ってプレーをして欲しい」と絶賛をしてくれた。香川球団の関係者から伝え聞き、強い決意がみなぎった。
「藤川さんにここまで言ってもらえたのだから、変なプレーはできない。しっかりやって、評価に応えないといけないと思っています」。
対藤川は昨年、四国ILリーグで8打数4安打。ベースランニングで一塁まで4秒を切る俊足や、首位打者を獲ったシュアな打撃を見てくれていた。それが何より嬉しかったし、評価をしてくれたことが誇りに思えた。偉大なる投手の期待に応えたい。その想いを厳しい日々の中で、自分を突き動かす。
「小学校3年生の時に野球を始めた時からプロ野球に入る事を夢見ていた。まだ今はプロ野球選手になったとは思っていない。そのチャンスをもらっただけ。僕は一生懸命頑張って、結果を出して早く、支配下登録をしてもらいたい」。
今はひたすらアピールする日々。朝から夜まで野球漬けで夢を追い求めている。目指すはQVCマリンフィールドのお立ち台。地元・千葉県君津市出身で子供の時、スタンドで見た憧れの舞台で大歓声の中でプレーをすることだ。そしてそのスタンドの中にここまで寂しい思いをさせている新妻を招待すると決めている。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)