4月20日4月20日ソフトバンクが8連勝。和田が6安打に抑え、日本球界復帰後の初完封で2勝目。6回に福田の2点三塁打などで3点を先取し、9回は中村晃の適時打などで2点を追加。ロッテは序盤の得点機を逃し、好投の二木を援護できなかった。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 福岡ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 2 | 5 |
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0−0の6回。5回まで1人の走者も許さなかった千葉ロッテの二木が、一気に3点を失った。「バッテリーで若さが出た」と振り返ったのは伊東監督だ。
先頭長谷川に、この日初めての安打となる中前打を許した。ただ「（無安打投球へ）変な意識はなかった」と右腕。送りバントで1死二塁。続く本多に四球を与えて、1番福田を迎えた。初球。140キロの直球が真ん中付近に吸い込まれると、打球は鮮やかに右中間を破った。適時三塁打で2点を先取された。
明暗を分けたのは「四球の後の初球」。勝負のあやに、よく挙げられる局面だ。「本多をやたら警戒していたが、（福田は）真っ直ぐで入っていた」と監督。二木も「相手は狙っていたと思う。甘い球がいってしまって悔しい」と唇をかんだ。
5回まで、わずか50球で強力打線を料理。テークバックの小さいフォームから、140キロ前後ながら伸びのある直球で攻めた。持ち前の制球力も光り、ストライク先行。12日の楽天戦でプロ初勝利を1失点完投で飾った20歳は、この日も次代のエース候補の呼び声に相応しい投球を見せた。
「しっかり内角も投げられたし、腕も振れた。5回までは自分のいいところを出せた」。一方で「防げる点だと思う。反省しなければいけない投球でした」。投じた100球には、手応えと教訓の両方が詰まっていた。
千葉ロッテ打線は和田から6安打を放ったが、完封負け。立花打撃コーチは「インサイドを突っ込まれても気にしない」と試合前にポイントを話していたが、右打者の内角をぐいぐい突かれて、5年ぶりに米球界から復帰した左腕を打ち崩せなかった。
右打者で安打したのは清田だけ。「真っ直ぐを打ち切れていない。見た目以上に手元できている。スピンがすごく効いていて、捉えたと思ってもボールの下を振っている感じ」と伊東監督。打線が前日の1得点に続いて振るわず、連敗となった。
千葉ロッテの阿部と高浜が20日、出場選手登録を外れた。中継ぎの阿部は19日の試合後に右足首の痛みを訴えた。千葉市内の病院で右足関節三角靭帯損傷と診断され、全治は4週間の見込み。19日の打撃練習中に腰痛を訴えた高浜は自宅静養中で、後日、病院で検査を受ける予定。
ロッテ二木の落とし穴は6回だった。5回までは完全投球。最速142キロの直球は力強く、変化球でも楽にストライクを取った。だが6回、ソフトバンク先頭長谷川に中前打。犠打で1死二塁となり、勝負の潮目が来た。「本多さんの四球が悔やまれます。適時打を打たせたくない気持ちが強くて。もっと大胆にいけば良かった」と唇をかんだ場面だ。
本多には3球続けて変化球が外れた。カウント3−1から5球目は直球が高く抜けて四球。続く福田には一転、初球で直球を投げたが「四球の後の初球。相手も狙っていたと思う」。甘く入り、右中間への2点適時三塁打で先制された。さらに今宮の犠飛で3点目。終わってみれば8回5安打3失点。6回だけだった。
伊東監督は「バッテリーの若さ。警戒している打者を間違った」と指摘した。「田村は今年、少し怖さが出ている。ピンチで変化球が多い。今日の直球なら力で押して良かった」。本多には力勝負。反対に、福田には慎重さが欲しかった。それでも、同監督は「先発として合格点」と認めた。首位攻防で2連敗。今日先発・涌井で、3連敗は阻止する。
ロッテは、二木康太投手（20）が8回5安打3失点と好投したが、打線がソフトバンク和田に6安打無得点に抑えられた。首位攻防3連戦で、初戦から2連敗を喫した。
二木は5回まで1人も走者を出さなかった。だが、6回、先頭長谷川に中前打で最初の走者を許す。犠打で1死二塁となり、本多に四球。続く福田に右中間へ2点適時三塁打を打たれた。さらに、今宮に犠飛を許し、3点目を失った。
結局、失点は6回だけだった。「しっかりインコースを突いて、腕も振れていました。5回までは良い投球ができました。ノーヒットという変な意識はなかったです。（6回の）本多さんの四球が悔やまれます」と振り返った。
敗れはしたが、伊東勤監督（53）は「よく投げてくれた。あの回（6回）だけでしょう。（完投でプロ初勝利の）前回と、今日とで、先発として十分めどがついた」と、合格点を与えた。
ロッテ浦和球場でのイースタン・リーグ公式戦およびチャレンジ・マッチ（フューチャーズ戦）のニコニコ生放送による全試合生中継が20日の西武戦からスタートした。
初日のこの日は、総視聴者は2万4828人を記録。試合開始30分前から試合終了まで行う。
なお、試合は、9回に根元俊一内野手（32）が左前にサヨナラ打を放ち、3−2でロッテが勝利した。
2番遊撃でスタメン出場し、2打数無安打3四球だった平沢大河内野手（18）は、総視聴者数を知り「そんなに多くの人に見てもらったのですか！とても嬉しいですし、励みにもなります。明日、頑張ります」と話した。
ロッテは20日、阿部和成投手（26）が前日19日の試合後に右足首の痛みを訴え、千葉市内の病院で検査の結果、右足関節三角靱帯損傷と診断されたことを発表した。全治4週間の見込み。
また、前日の練習中に腰痛を訴えた高浜卓也内野手（26）は自宅静養中で、後日、病院にて検査を受ける予定。
両選手ともこの日、出場選手登録を抹消された。
ロッテのドラフト4位ルーキー、東條大樹投手（24）が20日、初の1軍昇格を果たした。
前日の練習中に同じ中継ぎ右腕の阿部が右足首を負傷。急遽、東條の昇格が決まった。ロッテの育成をのぞく新人7人の中で、最初の1軍入りとなった。ソフトバンク戦（QVCマリン）前の練習を終えると、「今までやって来たことを継続して、自分ができることをやれたらいいと思います」と話した。
ロッテ南昌輝投手（27）が20日、千葉市立稲毛第二小学校を訪問し、新小学1年生の児童にマリーンズ特製ランドセルカバーの贈呈を行った。
マリーンズ特製ランドセルカバーの配布は2012年度よりスタートし、今年で5回目。千葉市内の37校にて約3000枚を無償配布している。球団公式マスコットキャラクターのマーくん、リーンちゃんが手を挙げて、横断歩道を渡るイメージをデザインしたランドセルカバーとなっている。
南は「子供はいいですね。ピカピカの1年生と触れ合えることが出来て癒やされました。エネルギーをもらった気がします。自分の出身小学校はとても小さくて1学年5人しかいませんでした。その時のことを思い出しましたね」と、交流を楽しんでいた。
昨年11月に右肘関節鏡視下手術を受けたロッテ伊藤義弘投手（33）が20日、ロッテ浦和球場でブルペン入りした。
捕手に座ってもらい、計30球。術後に、座った捕手に投げるのは初めてだった。「5球ぐらい、いい球がありました。ここから上げていきます」と話した。順調なら5月中の実戦復帰を見込んでいる。
二木（ふたき）は8回3失点で2敗目（1勝）を喫した。1回は連続試合四球のプロ野球記録更新がかかる柳田に対し、3球連続でボール。フルカウントまで持ち直し、遊ゴロに打ち取った。「記録は知っていた。簡単に歩かせたくなかった」。5回まで1人の走者も出さなかったが、6回に長谷川に初安打を許してから3失点。福田の2点三塁打を「四球の後の初球。外を狙ったが、真ん中に入った」と悔やんだ。
ロッテの二木は5回まで1人の走者も許さない完璧な投球を続けた。ただ、先頭の長谷川に安打を許した6回につかまって3失点。「防げる点だと思う。いいところもあったけど、反省しないといけない投球だった」とうつむいた。
6回は1死二塁から本多に四球を与えたことが響いた。「適時打を打たれたくない気持ちが強すぎた。もっと大胆にいけばよかった」と言う。続く福田への初球が真ん中に入って2点三塁打とされ「相手も狙っていたと思う。そこで甘いところに。悔しい」と唇をかんだ。
ロッテの阿部と高浜が20日、出場選手登録を外れた。19日の試合後に右足首の痛みを訴えた阿部は千葉市内の病院で右足関節三角靱帯の損傷と診断された。全治は4週間の見込み。高浜は19日の試合前の打撃練習で腰を痛めた。
ロッテ・南昌輝投手（27）が20日、千葉市立稲毛第二小学校を訪問。新小学校1年生の児童にマリーンズ特製ランドセルカバーの贈呈を行った。同ランドセルカバーの寄贈は2012年度よりスタートし、今年で5回目。千葉市内の37校にて約3000枚を無償配布している。
プロ野球のロッテは20日、ロッテ浦和球場でのイースタンリーグ公式戦およびチャレンジ・マッチ（フューチャーズ戦）を、同日の西武戦（午後1時開始）からニコニコ生放送で全試合生中継するサービスをスタート。同日の総視聴者は2万4828人だったことを明らかにした。
中継は試合開始30分前から試合終了まで実施。同日の試合は九回に根元俊一内野手（32）が左前にサヨナラ打を放ち、3−2で勝利した。また、「2番・遊撃」でスタメン出場したドラフト1位・平沢大河内野手（18）＝仙台育英高＝は2打数無安打、3四球だった。
20歳のロッテ・二木にとって学ぶものが多い敗戦だった。
5回まで完全投球も6回、1死二塁から本多に四球を与えて一、二塁として福田に右中間へ2点三塁打を浴びた。右腕が「慎重になり過ぎた」と振り返った四球は変化球で3球連続ボール。伊東監督は「あの場面だけ変化球に頼った。大胆でよかった」と指摘する。この試合初めて与えた四球の直後、ストライクを取りにいった直球を福田に打たれた。チームは連敗。二木は「反省が多い」と8回3失点での2敗目に唇をかんだ。
ロッテの阿部和成投手(26)、高浜卓也内野手(26)が20日、出場選手登録を抹消された。
阿部は19日の試合後に右足首の痛みを訴え、千葉市内の病院で検査を受け、「右足関節三角靭帯損傷」で全治4週間の見込みと診断された。また、19日の練習中に腰痛を訴えた高浜は自宅静養中で、後日、検査を受ける予定。
ロッテは20日、浦和球場で行われるイースタンリーグ公式戦の全試合生中継をニコニコ生放送で開始。今日行われた埼玉西武戦（13：00試合開始）の総視聴者は、2万4828人だったと発表した。
試合は9回に根元がレフト前にサヨナラ安打を放ち、ロッテが3−2で勝利。この日、2番・遊撃でスタメン出場したドラフト1位ルーキーの平沢は「マジすか？そんなに多くの人に見てもらったのですか！とても嬉しいですし、励みにもなります。明日、頑張ります」とコメントした。
中継は試合開始30分前から試合終了まで行われ、イースタンリーグ公式戦のほかチャレンジ・マッチ（フューチャーズ戦）も放送される。
ロッテのドラフト4位、東條大樹投手（24）が20日、1軍選手登録された。19日の練習中に右足首を痛めた阿部が代わって登録を抹消された。
この日、ロッテ浦和球場の2軍練習から急遽QVCマリンに呼ばれた東條は「やってきたことを継続して自分の力を出したい。打者に対して気持ちで負けない投球をしたい」と意欲を明かした。即戦力右腕としてJR東日本から新加入した東條だが、春季キャンプ序盤で左膝を痛めて出遅れた。3月末に練習復帰すると、イースタン・リーグには主に中継ぎとして4試合に登板。4回1/3を投げ、防御率0.00で1セーブも記録している。
今年のロッテ新人で1軍昇格一番乗り。140キロ台後半の直球とスライダー、チェンジアップが武器。伊東監督も「面白いボールを投げる。ああいうタイプはウチにはいない」と期待した。
ロッテの南が20日、千葉市立稲毛第二小学校を訪問し、新1年生にマリーンズ特製ランドセルカバーの贈呈を行った。
特製ランドセルカバー配布は12年度からスタートし、今年で5回目。千葉市内の37校に約3000枚を無償配布している。
マスコットの「マーくん」「リーンちゃん」が手を挙げて横断歩道を渡るイメージをデザインしたランドセルカバーを贈った南は「子供はいいですね。ピカピカの1年生と触れ合えることができて癒やされました。エネルギーをもらった気がします」とニッコリ。自身の子供時代を思い出したといい、「自分の出身小学校はとても小さくて1学年5人しかいませんでした。その時のことを思い出しましたね」と話していた。
ロッテ・二木康太投手（20）が5回までパーフェクト投球も、6回に落とし穴にはまった。無死から長谷川に初安打を許すと、1死一、二塁から福田に2点三塁打を浴びるなど3失点。今季2敗目を喫した右腕は「（福田への初球が）外を狙って真ん中に入った。防げる点でした」と反省した。
それでも伊東監督は「（失点の場面は）バッテリーの若さが出たが、今日の内容は十分、先発としてめどが立った」と前向きだった。
ロッテは20日、イースタン・リーグ主催試合の生中継を「ニコニコ生放送」で開始した。この日は西武戦（ロッテ浦和）が行われ、3−2でサヨナラ勝利。総視聴者数は2万4828人だった。
「ニコニコ―」では、ロッテ浦和で行われるイースタン公式戦とチャレンジマッチ（フューチャーズ戦）が全試合、生中継される予定。試合開始30分前から試合終了まで放送される。「2番・遊撃」でスタメン出場したドラフト1位・平沢大河内野手（18）は2打数無安打3四球。「そんなに多くの人に見てもらったのですか！とても嬉しいですし、励みにもなります。明日頑張ります」と話していた。
ロッテ・南昌輝投手（27）が20日、千葉市立稲毛第二小学校を訪問し、新1年生に「マリーンズ特製ランドセルカバー」を贈呈した。2012年から始まって今年で5回目となり、千葉市内の37校に約3000枚を無償配布している。
今年1月に結婚を発表した南は「子供はいいですね。ピカピカの1年生と触れ合えることができて癒されました。エネルギーをもらった気がします」と笑顔だった。
絶好調だったロッテ・二木に思わぬ“落とし穴”が待っていた。
6回だ。それまで完璧に抑えていたが、先頭の長谷川に初安打を浴びると、斐紹の犠打で1死二塁。本多には警戒するあまり四球を与えて一、二塁となった。「四球の後の初球を狙われた」と振り返るように、続く福田に甘い初球を右中間へ運ばれ、2失点。さらに今宮の左犠飛で3点目を奪われた。
ソフトバンクの強力打線に8回3失点。本来なら自信を持っていい結果だが、「反省しなくてはいけない。防げる点だと思うので」と悔しさから唇をかんだ。12日の楽天戦でプロ初完投勝利を挙げた二木だったが連勝ならず。それでも伊東監督は「よく投げてくれた。先発として十分にいけるメドがついた」と次回登板を期待した。
ロッテは、ロッテ浦和球場でのイースタンリーグ公式戦およびチャレンジ・マッチ（フューチャーズ戦）を20日からニコニコ生放送にて全試合生中継を開始した。初戦となった埼玉西武戦での総視聴者は2万4828人だった。
「2番・遊撃」で先発出場し、2打数無安打3四球だったドラ1ルーキー、平沢は視聴者数を聞き、「マジすか？そんなに多くの人に見てもらったのですか！とても嬉しいですし、励みにもなります。明日、頑張ります」とコメントした。
ロッテの阿部と高浜が20日、出場選手登録を外れた。19日の試合後に右足首の痛みを訴えた阿部は千葉市内の病院で右足関節三角靱帯の損傷と診断された。全治は4週間の見込み。高浜は19日の試合前の打撃練習で腰を痛めた。
ロッテ・南昌輝投手が20日、千葉市立稲毛第二小学校を訪問し、新小学校1年生の児童にマリーンズ特製ランドセルカバーの贈呈を行った。マリーンズ特製ランドセルカバー配布は2012年度からスタートし、今年で5回目。千葉市内の37校で約3000枚を無償配布している。
球団公式マスコットキャラクターのマーくん、リーンちゃんが手を挙げて、横断歩道を渡るイメージをデザインしたランドセルカバーとなっている。
南選手は「子供はいいですね。ピカピカの1年生と触れ合えることが出来て癒されました。エネルギーをもらった気がします。自分の出身小学校はとても小さくて1学年5人しかいませんでした。その時のこと思い出しましたね」と話していた。
昨季限りでロッテを戦力外となり、ダイヤモンドバックスとマイナー契約した左腕・中後が、メジャー昇格を目標にアピールを続けている。
現在はアリゾナ州スコッツデールでマイナー選手らによる拡張キャンプに参加。「課題を克服し全てを変えるつもり」と意気込む。今後はマイナーのチームに所属し、早ければ5月中に公式戦に登板。「しっかり準備をしたい」と言葉に力を込めた。