わたしはかもめ2016年鴎の便り(4月)

便

4月29日

千葉ロッテ4−3北海道日本ハム(QVCマリン)

ロッテは涌井が開幕5連勝を飾った。7回を投げて無四球と安定した投球で2点に抑えた。打線は0−2の5回に清田の2ランとナバーロの犠飛で逆転。7回にナバーロの二塁打で1点を加えて3連勝。日本ハムのメンドーサは3敗目。

123456789R
北海道日本ハム1000100013
千葉ロッテ00003010x4

◇強風にも負けず「打者集中」

1回に1点を先制され、5回には2点目を許しても、千葉ロッテの涌井は粘り続けた。5回裏に打線に逆転してもらうと、もう余計な点を与えることはなかった。7回2失点で自身初の開幕5連勝をマークした。

強風で有名なQVCマリンフィールド。風速10メートルを上回る場面もあったが「変に意識し過ぎると駄目。風が吹いていても打者に集中した」と低めに集めた。投げ合ったメンドーサの6四球とは対照的に、今季最多の132球を費やしたとはいえ無四球の安定ぶりが光った。

3−2の7回2死三塁では中島に全て140キロ台の球を投じた。粘りが身上の中島は外角の変化球を巧打することが多いと考え「内角に投げておけば(野手の)頭を越されることはない」と冷静だった。11球目の148キロで見逃し三振を奪うと派手にグラブをたたき、試合後には「ガッツポーズしちゃいましたね」と普段はクールな男がはにかんだ。開幕から活躍する背番号16に「こういう状況でも抑えるのがエース」と伊東監督は賛辞を惜しまなかった。涌井は「このまま負けなければいいかなと、ちょっとだけ願っている」とささやかに無敗を祈った。

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ロッテ涌井、自身初の開幕5連勝、7回2失点粘投[ニッカン]

これがエースの凄みだ。ロッテ涌井秀章投手(29)が日本ハムを無四球で7回2失点に抑え、自身初の開幕5連勝を飾った。逆転した6回には最速149キロをマークして3者凡退に抑え、勝利への流れを呼び込んだ。再三のピンチで迎えた主砲中田も3打席凡退。勝負どころを支配し、チームを3連勝に導き、首位ソフトバンクにゲーム差なしと迫った。

鬼気迫る投球だった。味方打線が逆転に成功して迎えた6回。ロッテ涌井は100球を超えた109球目に、この日最速の149キロを記録した。次の148キロ速球でレアードを空振り三振に仕留め、3者凡退に切った。「しっかり3人で抑えれば流れは来ると思って力を入れました」と、勝敗のポイントに挙げた。試合中にギアチェンジできるのは、勝負どころが分かるから。再三のピンチで迎えた中田も3打席凡退に封じた。

最後のピンチは我慢比べだった。7回2死二塁では粘りの中島に対し直球で押した。11球中で変化球は1球だけ。8球もファウルされたが、最後も内角148キロ速球を投げ込む。見逃し三振に仕留めると大声を上げながらグラブをたたいた。「打たれているときは外の変化球。内角直球なら頭を越されることはないし、打たれてもしょうがない」と、開き直れるのもエースの底力だ。

修正能力も高い。試合中はもちろん、登板間も同様だ。前々回は直球がシュート回転していたのを前回登板で修正し、この日は進化していた。ローテーションの間隔は5日でも、6日になっても大丈夫。雨で2日スライドしても動じない。落合投手コーチは「涌井だからできること」と、不安定な日程でも頼りにする。最大13メートルの強風で中堅ポールのこいのぼりが吹き飛ばされたほどだったが、伊東監督は「こんな状況の中でも抑えるのがエース。よく粘ってくれた」と、あらためて信頼感を深めていた。

23日のオリックス戦では開幕から5戦5勝の記録を西野が同点に追いつかれ逃したが、「そんなことは2回や3回はあること」と気にしなかった。仕切り直して自身初の開幕5連勝。「このまま負けなければいいな、とちょっとだけ願ってます」。ポーカーフェースが本音をポロリとこぼした。

涌井が両リーグトップの5勝目。西武時代の07年に開幕から4連勝している涌井だが、無傷の5連勝は初めて。4月中に5勝目を挙げたのも自身初めてで、ロッテでは03年清水直以来、13年ぶりになる。この日は0−2から逆転勝ち。涌井は1日オリックス戦、7日ソフトバンク戦、14日楽天戦、29日日本ハム戦と、5勝のうち4勝は相手に先取点を許しながら逆転で白星を手にしている。

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「ただ、遊撃しかやっていない」/伊東監督[ニッカン]

ドラフト1位の平沢について、実戦経験を優先させる考えを明かしたロッテ伊東勤監督。

「打撃の状態は良いと聞いている。ただ、遊撃しかやっていない。1軍に上がっても、試合に出ない時はベンチ。それなら、今のうち(2軍で)どんどん試合に出た方が本人のためになる」。

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ロッテ涌井5連勝「バッターに集中」強風に負けず[ニッカン]

ロッテ涌井秀章投手(29)が、開幕5連勝を飾った。

7回を投げ無四球で2失点に抑えた。打線が逆転した直後の6回には、この日最速の149キロをマークし3者凡退に切って勝利への流れを呼び込んだ。最後の7回の2死三塁のピンチは、粘る中島に対し11球中変化球は1球だけ。ファウル8球で粘られたが、最後は148キロ内角速球で見逃し三振に仕留めた。最大風速13メートルの中での力投だった。

「よく打ってくれます。苦しいときもあるけど、乗り越えたら何とかなる。頑張りがいがあります。風はもっと強いのを浴びたこともある。変に意識するとよくない。バッターに集中できました」と好投を振り返った。

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ロッテ荻野、左内腹斜筋肉離れで全治4〜6週間[ニッカン]

ロッテは29日、荻野貴司外野手(30)が28日に東京都内の病院で検査を受け、左内腹斜筋肉離れで全治4〜6週間と診断されたと発表した。

荻野は27日に西武戦(西武プリンスドーム)の試合前のノックで、送球した際に左脇腹の違和感を訴えた。28日に出場選手登録から外れている。

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ロッテ鯉のぼり、3匹のうち2匹が強風で飛ばされる[ニッカン]

QVCマリン名物の強風で、スコアボード上で泳いでいた鯉のぼり3匹のうち、2匹が飛ばされてしまった。

試合序盤は真鯉(まごい)、緋鯉(ひごい)、子鯉の3匹が家族仲良く気持ちよさそうに泳いでいた。しかし4回あたりに1番大きな真鯉が風で飛ばされた。さらに5回あたりに緋鯉も姿を消してしまった。

両親とはぐれた子鯉だけがロッテの勝利を見届けたとさ。

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ラスボス小林幸子、バズーカ砲で始球式[ニッカン]

歌手の小林幸子が始球式を務めた。

「ニコニコ超会議2016プレゼンツ 超野球」として実施。動画共有サイトのニコニコ動画で、小林は「ラスボス」の愛称で親しまれている。ド派手な衣装が、ゲームの最終ボス(ラスボス)のようだというのが理由だ。始球式用に新しい衣装を製作した。ロッテの勝利を願い女神をイメージした羽で飾られた独創性あふれるゴールドカラーのドレス姿で右翼からブルペンカーに乗って登場。マウンドからはボールは投げず、バズーカ砲で白煙を出した(記録は999キロ!)。捕手役のOB里崎智也氏、打者の江村捕手が吹っ飛ぶという演出だった。

小林は「今日を楽しみにしていました。風が強くて飛ばされそうでした。熱気がすごくて、いい経験になりました。今日はラスボスバージョンでやらせていただきました。投げていたら、届かなかったと思います。あれがラスボスのやり方ではないでしょうか。クセになりそう」とコメントした。

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ロッテ、外国人5選手のフェイスタオル発売開始[ニッカン]

ロッテは29日から、外国人5選手のフェイスタオルを発売開始した。それぞれの母国の国旗をモチーフにした商品となっている。価格は1200円(税込)。

デスパイネ
「とてもイイネ!デスパイイ〜ネだよ!」
ナバーロ
「嬉しいね。今日もナバーロ、ガンバーロ!」

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ロッテ涌井、自身初の開幕から無傷5連勝!月間MVP有力候補に浮上[サンスポ]

パ・リーグ2位のロッテは29日、日本ハム7回戦(QVCマリン)に4−3で逆転勝ち。3連勝で首位・ソフトバンクにゲーム差なしに迫った。先発の涌井秀章投手(29)が7回2失点に抑える力投で、自身初となる開幕5連勝をマーク。球団の投手では2010年のマーフィー以来、6年ぶりの快挙で、月間MVP(3・4月)の有力候補に浮上した。

待てば海路の日和あり。"マリン"のマウンドでエース・涌井がまた、その御利益に授かった。

「粘り強く投げていれば、そこを乗り越えられたら、点を取ってくれるという思いがある。だから、頑張りがいがあります」。

自身初となる開幕5連勝。2点を先行されるも、5回に清田が3号同点2ラン。さらにチャンスを広げ、ナバーロの左犠飛で勝ち越し。7回にもナバーロの適時二塁打が飛び出した。

左から右に最大13メートルの"マリン風"。中堅ポールに掲げていた、こいのぼり3匹が試合途中、2匹飛ばされるほどの強風が吹き荒れた。「風の影響?プラスにもマイナスにもなった」と涌井は明かしたが、「過去にこれよりもっとすごいのを食らってますから…」と意に介さなかった。

7回を投げて9安打されたが、無四球の内容。最速は149キロで、真っ直ぐも変化球も風に惑わされることはなかった。

前回23日のオリックス戦(QVCマリン)では勝ち投手の権利を得ながら、9回に守護神・西野がつかまって白星が消えた。試合後、ベンチで悔し泣きする西野に「ナバーロにはなぐさめられるなよ」と声をかけたのが涌井だった。同試合ではナバーロの決勝2点打も幻となった。"涌井流"のジョークで西野の傷を癒やした。

「あれこれいって、嫌がる人もいるので…。あの子(西野)は放任でいい」。ここにもまた、エースの自覚がある。

ネット裏では交際中のモデル、押切もえ(36)が観戦。これも涌井の力になり、月間MVP(3・4月)を近づけた。そしてチームは首位・ソフトバンクをゲーム差なしに追い詰め、30日にも"奪首"だ。

◇こいのぼりに飛んだ災難

最大13メートルの“マリン風”が吹き荒れた球場。涌井が動じることはなかったが、センターポールに掲げた3匹のこいのぼりが“飛んだ”。上から黒(父)→橙(母)→赤(子)の順番でたなびいていたが、4回までに黒が飛ばされ、5回には赤も消えた。試合後、消息を絶った2匹は左翼後方の駐車場付近で発見。ロッテ・山室球団社長は「予想外の脱走事件がありました」と苦笑い。最後まで頑張った母はやはり、強かった!?

データBOX
(1)
ロッテ・涌井が開幕から負けなしの5連勝。自身開幕5連勝は西武時代の2007年にマークした4連勝を抜く最多。
(2)
ロッテの投手で開幕5連勝以上は、10年のマーフィー(6連勝)以来6年ぶり。日本投手では07年の成瀬善久(現ヤクルト、6連勝)以来9年ぶり。ロッテの開幕投手で開幕5連勝以上は、01年の黒木知宏(9連勝)以来15年ぶりとなった。

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ロッテ・ナバーロ、V犠飛「ファンの声援に感謝」[サンスポ]

新外国人のナバーロが5回、同点に追いつき、なおも無死二、三塁から決勝の左犠飛。さらに7回も適時二塁打と2打点の活躍でチームの3連勝に貢献した。「ファンの声援があったからだ。感謝したいね」。これで1軍復帰後、チームは5戦4勝。「嬉しいね。励みになるよ」とご機嫌の助っ人はお立ち台で「ナバーロ!!」と音頭をとり「ガンバーロ!!」の声をスタンドから引き出した。

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ロッテ・清田、劣勢はね返す2ラン「打撃練習でもないような感じで打てた」[サンスポ]

ロッテの清田が一振りで劣勢をはね返した。0−2の5回無死一塁。「打撃練習でもないような感じで打てた」という会心の打球は風にも乗って左中間席へ飛び込んだ。

1回と3回の打席はともにストレートで四球を選んでいた。打ったのは2ボールからで、この日のファーストストライクをしっかりと捉えた。これが7日以来の3号2ラン。「マリンで早く1本打ちたかった」と、本拠地での初本塁打を喜んだ。

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ロッテ涌井、熱投132球でハーラー単独トップの5勝![サンスポ]

ロッテは先発した涌井秀章投手(29)が7回9安打2失点で、ハーラー単独トップとなる今季5勝目を挙げた。エースの好投でチームはゴールデンウィークの初戦を白星で飾り、3連勝とした。

涌井が粘りのピッチングで勝利を引き寄せた。立ち上がりの1回、先頭の陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)に中堅フェンス直撃の二塁打を打たれいきなりピンチ。犠打で一死三塁とされると田中賢に適時打を許し、あっさりと先制点を献上した。

5回にも1点を失ったが、力投を続ける涌井に打線が応える。5回に清田の3号2ランなどで3点を入れて試合をひっくり返す。援護をもらった涌井は今季最多の132球を投じ7回2失点の好投。熱のこもった投球で両リーグ最多の5勝目を手にした。

ナバーロ
「(適時二塁打の7回は)自分のスイングをするだけだった。いいスイングができた。試合に出たい気持ちが強い。」(2打点)
西野
「今日は絶対抑えようと思った。真っ直ぐも良かった。」(23日は涌井の勝ち星を消し)

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ロッテが助っ人5人衆のフェイスタオルを発売「デスパイイ〜ネ!」[サンスポ]

プロ野球ロッテは29日、外国人選手・5人衆のフェイスタオルを同日から発売を開始したと発表した。それぞれ5選手の母国の国旗をモチーフにしたフェイスタオルで、価格は1200円(税込)。

これにはデスパイネは「とてもイイネ!デスパイイ〜ネだよ!」と喜び、ナバーロも「嬉しいね。今日もナバーロ、ガンバーロ!」と模範コメントだった。

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ロッテ・荻野は左脇腹斜筋の肉離れで全治4〜6週間、代わって加藤が今季初昇格[サンスポ]

左脇腹痛を訴えていたロッテ・荻野貴司外野手(30)が、東京都内の病院で精密検査を受け結果、「左内腹斜筋肉離れ」で全治4〜6週間の診断を受けた。同選手は27日、西武戦(西武プリンス)の試合前、シートノック中に同箇所に違和感を覚えて離脱。28日に出場選手登録を抹消されていた。5月1日から2軍に合流する。代わって、加藤翔平外野手(25)が今季初の1軍昇格を果たした。

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恋人押切もえ来た!ロッテ涌井、燃えた開幕5連勝「打者に集中」[スポニチ]

吹きつける強風も何のその。ロッテ・涌井秀章投手(29)が29日の日本ハム戦で7回を無四球で2点に抑え、開幕5連勝を飾った。西武時代の07年の4連勝を超える自己新記録。歌手・小林幸子が右腕の「ラスボスバズーカ」でオープニングを飾った試合で、エースの右腕は持ち前の正確無比さを発揮した。

6試合に登板し、自身初の開幕5連勝。涌井が勝ち続ける理由が、たっぷりと詰まったマウンドだった。

環境に動じない。風速13メートルの強風で、バックスクリーン上に掲げられた3つの鯉のぼりが、試合中に2つ飛んでいった。ビニール袋がグラウンドを舞うたびに、試合は中断した。「もっと凄いのを浴びたことがある。変に風を意識してもダメ。打者に集中していった」と、日本ハム・メンドーサが6四球を与える中、貫禄の無四球。風が名物のQVCマリンで今季22回を投げ、四球はゼロだ。

調子に左右されない。「試合の中で“この変化球ならストライクが取れる”というのがある」。この日は手元で動く球種が軸。スライダーよりカットボール。浅く握るフォークは落差は少ないが、バットの芯を外した。

潮目を見極める。味方が逆転した直後の6回、ギアを上げ、最速149キロを計測して3者凡退。7回2死三塁では2番・中島にファウルで8度、粘られながら「内角に投げておけば外野の頭を越されることはない」。変化球を1球挟んで11球目の内角直球での見逃し三振には、珍しくガッツポーズも出た。

後輩の手本になる。2歳年下の大嶺祐は「終盤まで球威が落ちない。スタミナが凄い」。女房役の田村は「ピンチとか、試合のここっていう時の球が凄い」。交際中のモデル・押切もえが観戦する中、今季最多132球の熱投で3、4月の月間MVP受賞を決定的にした。

チームは3連勝で貯金6、首位・ソフトバンクとゲーム差なしの2位に肉薄した。伊東監督は「この風で大変だったと思うが、こういう状況でも抑えるのがエース。粘ってくれた」と、うなった。「(強風で)レインボーブリッジが封鎖されているかもしれないので、気を付けて帰ってください」。お立ち台での涌井は、茶目っ気たっぷりだった。

西野
「前回はワクさん(涌井)の勝ちを消してしまったので、絶対に抑えようと思った。」(9回に1失点も8セーブ目)

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“ラスボス”小林幸子「クセになりそう」バズーカ始球式[スポニチ]

ロッテは本拠地で「ニコニコ動画」とコラボして「ニコニコ超会議2016プレゼンツ 超野球」と題して開催され、歌手の小林幸子が、度肝を抜く始球式を行った。

金色のドレスでマウンドに上がると、手にしたバズーカ砲からボールが飛び出す演出。電光掲示板には「999キロ」が計測された。ネット上で「ラスボス」の異名を持つだけに「あれがラスボスのやり方ではないでしょうか。投げていたら(捕手まで)届かなかったと思います。クセになりそう」とコメントした。

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ロッテ集中打で逆転、清田16試合ぶり同点2ラン、ナバーロV犠飛[スポニチ]

ロッテ打線は5回、集中打で試合をひっくり返した。

無死一塁から7日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来16試合ぶりとなる3号同点2ランを放った清田は「打たなかったら(涌井に)何を言われるか分からない。打てて良かった」と久しぶりの感触を喜んだ。さらに無死二、三塁からはナバーロが決勝の左犠飛。「ファンの声援が励みになる」と後押しに感謝した。

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ロッテ、涌井7回2失点、自己最多開幕5連勝「本当に大変でした」[スポニチ]

ロッテの涌井秀章投手(29)は、29日の日本ハム戦に先発、7回2失点の好投で自己最多となる開幕5連勝を飾った。

この日の涌井は初回に日本ハム先頭の陽に二塁打を許し、田中賢の適時打で1点を失い5回2死から再び陽の安打をきっかけにもう1点を奪われた。

この2点以外は力強い好投を見せ7回を132球、9安打2失点7奪三振の内容だった。

打っては2点差を追う5回に清田の3号2ランで同点とし、四球を選んだデスパイネ、角中の二塁打で無死二、三塁としナバーロの犠飛で勝ち越し点をもぎ取った。さらに7回には再びナバーロの適時打で加点した。9回を西野が1失点しながらも逃げきった。

開幕5連勝の涌井は「風も強いし、本当に大変でした」と切り出しながら「でも、とにかく低めにおさえて…あとは清田のホームランを待っていました」と、この日16試合ぶりの本塁打を打ったチームメートに言及。「粘って投げていれば皆が点を取ってくれるので」と仲間への信頼を口にした。

最後はポーカーフェイスを崩し「もしかしたら、(強風で)レインボーブリッジが封鎖されているかもしれないので、皆さん気をつけて帰って下さい」とジョークで締めた。

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ロッテ、荻野は左脇腹肉離れ、全治4〜6週間[スポニチ]

ロッテは29日、荻野が28日に東京都内の病院で検査を受け、左内腹斜筋肉離れで全治4〜6週間と診断されたと発表した。

荻野は27日に西武戦(西武プリンスドーム)の試合前のノックで、送球した際に左脇腹の違和感を訴えた。28日に出場選手登録から外れている。

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ロッテ、清田が同点2ラン、16試合ぶりアーチ「完璧でした」[スポニチ]

ロッテ・清田が0−2の5回無死一塁から左中間へ同点2ランを放った。

2四球の後の第3打席。この日初めてのストライクをとらえた。「初めてストライクが来ましたね。3打席目にしてファーストスイングがホームラン。しっかり捉えることができましたし、当たりは完璧でした。チームに貢献できるいいホームランが打てました。今日からゴールデンウイーク。頭(初戦)を取って勢いをつけていきたいですね」と声を弾ませた。

7日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来16試合ぶりの一発で、この回の逆転劇を呼び込んだ。「ニコニコ超会議2016プレゼンツ超野球」と題して行われた一戦。歌手・小林幸子が始球式を務めるなど様々なイベントが企画された。清田は「超野球で行きます(笑い)」とテンションを上げていた。

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ロッテ、外国人5選手のフェイスタオル発売、デスパ「とてもイイネ!」[スポニチ]

ロッテの外国人5選手のフェイスタオルが発売された。それぞれ5選手の母国の国旗をモチーフにしたフェイスタオルで、1200円(税込)。

デスパイネは「とてもイイネ!デスパイイ〜ネだよ!」とPRし、ナバーロも「嬉しいね。今日もナバーロ、ガンバーロ!」と嬉しそうだった。

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ロッテ始球式に“ラスボス”小林幸子降臨、QVCマリンにキタ−−!![スポニチ]

勝利の女神。いや、ラスボス降臨−。ロッテは28日、29日の日本ハム戦(QVCマリン)で、歌手の小林幸子(62)が始球式を務めると発表した。

登録会員数が5000万人を超える「ニコニコ動画」が、ロッテとコラボして「ニコニコ超会議2016プレゼンツ 超野球」と題して開催する一戦。球場近くの幕張メッセでもイベントが行われ、小林は「初開催の超野球で始球式をやらせていただき、光栄です。QVCマリンフィールドに来場されたお客さまと一緒に楽しみたいです」とコメントした。

ネット上で「ラスボス」の異名を持つ小林は、NHK紅白歌合戦では斬新な衣装で話題を集めてきた。それだけに球団の期待も大きく、「千葉ロッテの勝利を願って、製作された独創性あふれる完全新作衣装を身にまとい、ラスボス“勝利の女神”形態で降臨。剛速球?を披露する予定です」と大々的な告知を行った。「ニコニコ超会議」の関係者も「どうやって投球するか、当日のお楽しみにしてください」と、過去に例がない仕掛けに含みを持たせた。

始球式は試合開始20分前の午後0時40分に行われる。紅白歌合戦で「メガ幸子」など視聴者の度肝を抜いてきた大がかりな衣装を着た場合に果たして投げられるのか。そんな疑問は残るが、伊東監督は「楽しみにしている」と話し、主将の鈴木も「どういう姿か想像できないですね」と興味津々な様子だった。

現在チームは15勝10敗1分けで、首位・ソフトバンクに1ゲーム差で肉薄している。始球式の球を受ける予定の田村は「カードの初戦なので勝てるようにしたい」と意気込んだ。「ラスボス」のド派手な一投で勢いをつけてもらって、勝ち星を伸ばし、首位獲りに弾みをつける。

ラスボスと小林幸子
ラスボスは「ラストボス(Last Boss)」の略。コンピューターゲームなどの最後に登場する、敵キャラクターの親玉などを指す場合が多い。「いかにも強そう」な迫力あるいでたちをしており、小林幸子の紅白歌合戦での豪華でど派手な衣装が「ラスボスのよう」と、10年頃からニコニコ動画などネット上で話題に。昨年にはスマホゲーム「無限ナイツ」内で、小林が実際にラスボスで登場。目からビームを放つなどした。

◇前回は地味?にジャンパー

小林幸子は03年6月27日、ダイエー(現ソフトバンク)−西武戦(福岡ドーム)で自身初の始球式を行った。紅白のような派手な衣装での登場をもくろんだが、鷹ジャンパーを着てマウンドへ。ノーバウンド投球とはならず「紅白より緊張します。マイクより重いものを持ったことがないし、ボールって意外と重いです」と話した。

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エース涌井、開幕5連勝!押切もえ観戦に熱投132球7回2失点[報知]

エースは誰なのか、涌井が証明した。

7回2死三塁。中島への11球のうち、10球が直球だった。「外の変化球で打たれたら悔いが残る」と、内角148キロで見逃し三振。珍しくガッツポーズも飛び出した。7回9安打2失点、132球の熱投で単独トップの6戦5勝。ロッテを3連勝に導いた。

5回に逆転すると、ギアを一気に上げた。6、7回をゼロに封じ、中堅ポールに掲げたこいのぼりが切れ飛ぶ風速10メートル以上の強風に負けず無四球にまとめた。「ストライクを取れる球を早めに見つける」というクレバーさが、最少失点でしのげる涌井の強みだ。

23日のオリックス戦(QVC)は9回に西野がセーブ失敗。涙を流した右腕を「1回や2回(失敗は)ある」と笑い飛ばしていた。この日、同じ2点差で登板した西野は8セーブ目。守護神も呪縛から解き放たれた。

山本周五郎賞にノミネートされた交際中のモデル・押切もえ(36)も観戦する中、09年の沢村賞右腕も順調に勝ち星を重ねる。「(今後も)負けなければいい、とちょっとだけ願ってます」。エースは控えめに、そして大胆に無敗を予告した。

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荻野「左内腹斜筋肉離れ」全治は4〜6週間[報知]

ロッテは29日、荻野貴司外野手(30)が都内の病院で28日に検査を受け、「左内腹斜筋肉離れ」と診断されたと発表した。

全治は4〜6週間の見込み。27日の西武戦(西武プリ)の試合前シートノックで送球の際に痛めたもようで、28日に出場選手登録を抹消されていた。5月1日から2軍に合流する。

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助っ人5人のフェイスタオルを発売[報知]

ロッテは、29日から助っ人外国人選手5人のフェイスタオルを発売開始したと発表した。

今季はデスパイネ(キューバ)、ナバーロ(ドミニカ共和国)、スタンリッジ(米国)、イ・デウン(韓国)、チェン(台湾)が在籍。それぞれ母国の国旗をモチーフにしている。今季から加入したナバーロも「嬉しいね。今日もナバーロ、ガンバーロ!」とお気に入りの様子だった。

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「ラスボス」がド派手始球式!マウンドでバズーカ[報知]

歌手の小林幸子(62)が29日、ロッテ−日本ハム戦(QVC)で始球式を行い、マウンドでバズーカ砲を発射。“紅白の女王”がド派手演出で観衆を沸かせた。

この日、同カードは「ニコニコ超会議2016プレゼンツ 超野球」として開催された。ニコニコ動画で「ラスボス」の愛称で親しまれる小林は、金色の新作衣装を身にまとい、翼の生えたオープンカーで登場。マウンドではバズーカ砲を手にすると、白い煙を噴射。捕手役を務めたロッテOB・里崎智也氏を吹き飛ばした。

球場内の球速表示では999キロをはじき出し、ラスボスの異名通り史上最強を証明。大役を務めた小林は「風が強くて飛ばされそうでした。熱気がすごくて、いい経験になりました。あれがラスボスのやり方ではないでしょうか。クセになりそう」と笑顔だった。もちろん、ボールは実際に発射されてませんが…。

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M涌井、風にも負けず無傷の開幕5連勝[デイリー]

エースとしての貫禄をマウンドで示した。瞬間最大13メートルの強風もなんのその。ロッテ・涌井が7回2失点で開幕から無傷の5連勝を飾った。今季最多の132球を投じ9安打を浴びたが粘りの投球。「投げてて苦しい時もあったけど、ここを乗り越えたらというのがあった」。我慢が実った勝ち星に、喜びをかみ締めた。

いつにも増して強風が吹き付けていた。試合中、中堅後方の鯉のぼり3匹のうち2匹が突風で飛ばされてしまうほど。そんな中、自信を持ってストライクを取れた変化球でカウントを整え、凡打の山を築いた。無四球の安定した投球で相手に流れを渡さず、5回の逆転劇に呼びこんだ。

開幕5連勝は最多勝に輝いた2007年を上回る自己新記録。「自分の時はしっかり打ってくれるので、このまま負けなければいいかなとちょっと願ってます」と無敗へ意欲を示した。エースの好投で、チームは首位ソフトバンクにゲーム差なしと肉薄。チームの柱が安定しているからこそロッテは強い。

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ロッテ涌井、「このまま負けなければ」[デイリー]

ロッテ先発の涌井が、7回9安打2失点で、開幕から無傷の5連勝とした。西武時代の2007年にマークした開幕4連勝を上回る自己記録。お立ち台では「自分の時はみんなしっかり打ってくれるので、それに乗って、このまま負けなければいいかなと、ちょっとだけ願っています」と、控えめな笑みを浮かべた。

「本当、大変でした」と振り返ったのが、球場に吹き荒れた強風。初回、先頭の陽岱鋼に中堅フェンス直撃の二塁打を打たれた。「センターフライが(フェンスに)直撃してしまったので、とにかく低めに集めて」。風を頭に入れ、低めを意識して粘り強く投げ続けた。打線も0−2の5回、清田の2ラン、ナバーロの左犠飛で3点を奪い逆転した。

最後のヤマは、7回2死三塁で中島を迎えた場面。粘りに粘られたが、根負けすることなく、11球目、内角直球で見逃し三振に仕留めた。「あそこは本当に三振を狙いにいったんで、狙い通り取れて、ガッツポーズしました」と自画自賛した。

最後、ファンへのメッセージを求められると「もしかしたら(強風で)レインボーブリッジが封鎖されているかもしれないので、気を付けて帰ってください」と気遣っていた。

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ロッテ、名物の強風で鯉のぼりが逃げる[デイリー]

ゴールデンウィーク初日となった日本ハムとの3連戦初戦は、マリン独特の風に両チームが泣かされた。

試合前から強く吹き付ける風は試合中も変わらず。10メートルを超える強い風で、マウンド、本塁付近に土埃が舞ったが、中堅スコアボードの鯉のぼりが強風で飛ばされる珍事も。

さらにビニール袋がダイヤモンドに舞い飛び、守備についていた日本ハム・中田が拾ってユニホームのポケットにしまう一幕もあった。

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ロッテ・涌井、勝利投手の権利得て降板[デイリー]

ロッテ先発の涌井が7回を投げ9安打されながらも2失点でしのぎ、勝ち投手の権利を手にして降板した。

涌井は初回、田中の左前適時打で先制され、5回にはまたも田中の中前適時打で追加点を奪われた。

しかし打線が0−2の5回、清田の2ランなどで3点を奪い逆転。涌井は7回、2死三塁のピンチで、中島に粘られながらも、11球目で見逃し三振に仕留めて同点は許さなかった。打線はその裏、ナバーロの中越え適時二塁打でリードを2点に広げた。

涌井はここまで開幕から無傷の4連勝で、この試合で勝てば自己記録の開幕5連勝となる。

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ロッテ、荻野が左脇腹肉離れ[デイリー]

ロッテは29日、荻野が28日に東京都内の病院で検査を受け、左内腹斜筋肉離れで全治4〜6週間と診断されたと発表した。

荻野は27日に西武戦(西武プリンスドーム)の試合前のノックで、送球した際に左脇腹の違和感を訴えた。28日に出場選手登録から外れている。

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ロッテ・清田、涌井にプレゼント弾[デイリー]

ロッテ・清田が一振りで試合を振り出しに戻した。

0−2の5回無死、中前打の中村を一塁に置き、打席に入った清田は、2ボールから、日本ハム・先発のメンドーサがストライクを取りにきた138キロのシュートをフルスイング。打球は左翼席へと飛び込む3号2ランとなった。

「3打席目にしてファーストスイングがホームラン。しっかり捉えることができましたし、当たりは完璧でした。チームに貢献できるいいホームランが打てました。今日からゴールデンウィーク。頭を取って勢いをつけていきたいですね。超野球でいきます」と、この日のイベント企画、ニコニコ超会議2016の超野球にかけて、意気込みを語った。

今季4勝0敗の先発・涌井は5回までに8安打を許すも2失点という粘りの投球。ハーラー単独トップの5勝目を狙うエースを勇気づける同点本塁打となった。

ロッテはこの回、清田の同点弾の後、ナバーロの左犠飛で1点を返した。

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ロッテが外国人選手のフェイスタオル発売[デイリー]

ロッテは29日、外国人助っ人5人衆のフェイスタオルの発売を開始したと発表した。

5選手の母国をモチーフにしたタオルで、定価は1200円(税込み)。デスパイネは「とてもイイネ!。デスパイイ〜ネだよ!」とコメント。ナバーロも「嬉しいね。今日もナバーロ、ガンバ−ロ」とご機嫌でアピールした。

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