ロッテが今季2度目の4連勝を飾った。2回2死一、二塁から根元の2点二塁打と岡田の中前打で3点を先取。5回にナバーロの適時打などで2点を加えた。先発のスタンリッジが2勝目。日本ハムのバースは4敗目を喫した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
北海道日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
千葉ロッテ | 0 | 3 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | x | 5 |
好調なチームは日替わりでヒーローが生まれる−。貯金を今季最多の「7」に伸ばし、ソフトバンクに肉薄する2位で4月を終えた千葉ロッテ。26日の西武戦から1軍に合流した根元が立役者になった。
2回。2四球でつくった2死一、二塁の先制機で、背番号2に打席が回ってきた。2ボール2ストライクからの5球目。147キロの直球は高めのボール球だったが「追い込まれていた。どう打つかより、食らい付いていく気持ちだった」。逆方向に飛んだ打球は左翼線で弾む。二塁打で2者をかえすと、岡田も中前適時打で続いてロッテは早々に先手を取った。
プロ11年目の根元は5回に左犠飛で中押しにも貢献し、この日3打点。合流後、先発した3試合全てで安打もマークしている。若手が台頭し開幕は2軍だったが、打撃フォームの改良に試行錯誤しチャンスを待っていた。32歳は「上半身と下半身のバランスがいいフォームでできている」と手応えをにじませる。
この日出場した一塁のポジションは井上が開幕スタメンを勝ち取ったが、振るわず2軍に降格している。細谷も低空飛行が続き、根元の活躍はチームにとって好材料。加えて、いま1軍で少ない左打者でもある。伊東監督は「打撃のいい選手。チャンスをつかむ気持ちでやってもらえたら」と期待をかけた。
千葉ロッテの先発スタンリッジは毎回走者を背負ったが、7回途中1失点にまとめた。「7回のマウンドに立っているのは試合をつくっているということ。しっかりした投球をすれば勝つチャンスがくる」。粘投で、10日の西武戦以来となる2勝目を引き寄せた。
1回が象徴的だった。1死から連打で一、三塁としたが、4番中田を初球の145キロで三ゴロ併殺打に打ち取り、先制を許さなかった。投じた球は狙った外角低めより高かったものの「(ストライクを)取りにいった真っ直ぐではなく、腕を振った真っ直ぐ」と納得の表情だった。
古巣をピタリ追走だ。ロッテは先発ジェイソン・スタンリッジ投手(37)が日本ハム打線を6回2/3を7安打1失点。強風の中、毎回走者を背負ったが、味方の適時失策による最少失点で踏ん張った。今季2勝目で、昨季まで在籍した首位ソフトバンクを0.5ゲーム、上回った。勝率で2位のままだが、チームの貯金は今季最多7。4月終了時の貯金7は、日本一に上り詰めた10年以来の快進撃だ。
スタンリッジは仲間を信じていた。「ブルペンは、みんな良い仕事をしてくれる」。5−0の7回2死一、三塁で日本ハム田中賢に二ゴロを打たせたが、ナバーロが捕り切れず、ついに失点。頭を下げるナバーロに「大丈夫だ」とばかり手を上げ、マウンドを去った。後を託した益田が1球で中田を仕留めると、ベンチ最前列で出迎えてハグした。
酷な環境だった。秒速10メートルを超すマリンの風に、度々バランスを崩す。それでも「気にせず投げた」と泣き言はなし。7回まで毎回走者を背負うも、粘り腰。勝因を聞かれ「田村が良いリードをしてくれた」と、女房役を持ち上げた。
気遣いを忘れない右腕が、激しく動揺することがあった。熊本地震で、去年まで住んでいた九州が甚大な被害に見舞われた。車に避難する人たちに「ご飯を食べる家がないなんて…」と絶句。チームが19日から試合前に募金活動を始めると、当然のように立った。ただ、球団と選手会も寄付を行ったが、外国人選手は選手会に属していない。もちろん、選手会に他意はないと理解しているが「一緒に寄付できず残念だった。(選手会長の)岡田には『次は僕にも声をかけて欲しい』と伝えた」と打ち明けた。東日本大震災の復興支援を続けている。熊本にも何かできないか、福岡の友人と連絡を取り合っている。
お立ち台では「チームの可能性を信じて、一丸で頑張っていきたい」と締めた。真意は「1人1人が『ホークスより強い』と思えば、巨大戦力にも立ち向かえる」だ。古巣の強さを知るからこそ、偽りのない言葉だった。
ロッテのジェイソン・スタンリッジ投手(37)が6回2/3、7安打1失点(自責0)で2勝目を挙げた。
強風の中、走者を背負っても粘り強く投げた。味方の失策による1失点のみで踏ん張った。
お立ち台には、息子のキャッシュ君と登場。「いつも家族がサポートしてくれる。ファンの皆さんの応援も力になっています」と感謝した。愛息から「今日が1番良かったよ」と褒められると、目尻を下げていた。
5回表終了後、QVCマリン恒例の「YOGAタイム」が実施された。
中堅後方の大型スクリーンに、マリーンズYOGAガールの北原絵里菜さんが登場。この3連戦は「ワシのポーズ」だった。
北原さんは「右足を左足の上にかけて、足首まで絡めます。両手を身体の前に出したら、左手が下になるようにクロスします。ひじから曲げたら、手の甲同士か、手のひら同士を合わせます。鼻から息を吸って、吐きながら上体を前へと倒していきます。そのまま呼吸を続けていきましょう。このポーズは、肩甲骨を大きく開くことで、肩こり解消にもつながっていくポーズです。それでは、最後にマリーンズの連勝がどこまで伸びることを願って、戦士のポーズ! ナマステ(ありがとうございました)!」と話した。
無死一、二塁で、ヤマイコ・ナバーロ内野手(28)が中前打を放ち4点目。日本ハム先発バースをKOした。「打ったのはスライダーだね。スライダーしか来ない。誰もストレートを投げてくれない。だから、スライダーを狙うしかないよね。当たりは良くなかったけど、いい所に抜けてくれた。次の狙い球?それは秘密だよ」と話した。
さらに、1死満塁で根元俊一内野手(32)が2番手金平から左翼へ犠飛を放ち、5点目を加えた。
ロッテが2回、日本ハム・バースから3点を先制した。
まずは2死一、二塁で、根元俊一内野手(32)が左越え二塁打を放ち、2点を加えた。高めの真っすぐを捉え、今季初打点。「みんなでつないでの攻撃だったので、何とかかえせてよかったです。風もあって伸びてくれたんじゃないですかね。まず先制出来て良かったです」と話した。
さらに次打者の岡田幸文外野手(31)が中前適時打で続いた。初球の真っ直ぐを打ち返し、「ネモ(根元)さんに続こう、そして後ろにつなぐ気持ち。流れに乗せてもらって打てましたね。グ〜ヒットです。いい追加点が取れました。自分の出来ることをしっかりやるだけです」と話した。
ロッテは5月1日の日本ハム戦(QVCマリン、午後1時開始)で「ゴールデンウイーク・エンジョイフィールド」として試合後に様々なファンサービスを行う。
岡田幸文外野手(31)は「皆さんゴールデンウイーク楽しんでいますか?マリーンズも様々なイベントを行っています。また中学生以下のお子様の来場者には特製キャップも無料配布していますので、ぜひ応援に来て下さい。一緒に戦いましょう!」と呼び掛けた。
パ・リーグ2位のロッテは30日、日本ハム8回戦(QVCマリン)に5−1で快勝。4連勝で貯金を今季最多の「7」とし、首位ソフトバンクに勝率で6厘差に迫った。新助っ人、ヤマイコ・ナバーロ内野手(28)が1軍デビューから全6戦連続安打&6打点。さらにチームは6戦中5勝と、まさに救世主の働きだ。
お騒がせぶり(!?)は相変わらずだ。チーム初得点につながる2回の四球から始まり、三回の打席では右膝に自打球を当て悶絶。5回には貴重な追加点となる中前適時打を放ったと思ったら、守りでは来日初エラーを含む2失策。三回の失策では右手人差し指を地面で突いて血豆を作った。
「(右手も右膝も)やった瞬間はかなり痛かった。でも、大丈夫だ。問題ない」。2月に銃刀法違反容疑(拳銃の実弾所持)で逮捕された際は「ヤバイコ・ナバーロ」と呼ばれかけたが、いまや一転して“ひげの神”。「いい働き?それはいい準備ができているからだ。チームの雰囲気も今は最高だね」。ナバーロが首位争いを演じるチームの中心にいる。
パ・リーグで首位のソフトバンクと2位のロッテのゲーム差が「マイナス0.5」となる珍しい逆転現象が起きた。リーグ戦の順位は勝率で決まり、ゲーム差はあくまでも目安で順位決定に際しては考慮されない。
試合前は両チームでゲーム差なし。西武と引き分けたソフトバンクが25試合、14勝8敗3分けで勝率6割3分6厘、日本ハムに勝ったロッテが28試合、17勝10敗1分けで勝率6割3分。ソフトバンクは試合消化が少なく、引き分けもあるため、ゲーム差が「マイナス表記」となった。
ロッテのスタンリッジは7回途中まで1失点(自責点0)と安定した投球で2勝目を手にした。時折、風速10メートルを超える強い風にも「全然気にせずマウンドに立てた。集中したのは、いかにストライクを取って早く追い込むかということ」と気を散らさなかった。
ピンチで日本ハムの主砲中田に仕事をさせなかった。1回1死一、三塁は三ゴロで併殺打に仕留め、3回2死一、二塁では左飛に打ち取る。「質の良い、低めへのしっかりした球を投げ込もうと思っていた」と胸を張った。
プロ野球ロッテが開幕カードから本拠地・QVCマリンで実施している『マリーンズYOGAタイム』(5回表終了後)。今回の日本ハム3連戦は「鷲のポーズ」がお題。30日来場者の皆さんは早めのご準備を!!
プロ野球ロッテは30日、5月1日の日本ハム9回戦(QVCマリン)を「ゴールデンウイーク・エンジョイフィールド」と銘打ち、試合後に様々なファンサービスを行うと発表した。なお、30日正午現在、同試合の“予想先発”はロッテ・大嶺祐太投手、日本ハム・大谷翔平投手。詳細は以下の通り。
高めの直球にバットが反応した。ロッテの根元は2回2死一、二塁で「追い込まれていたんで食らいついていった」と、バースの147キロ直球を叩き、先制の適時二塁打。5回にも左犠飛を放ち、2安打3打点でチームを今季2度目の4連勝へ導いた。
11年目の32歳は3月1日にインフルエンザを発症。開幕から2軍調整を余儀なくされた。だが、一塁で開幕スタメンを張った「アジャ」こと井上が不調で2軍落ちすると、4月26日に今季初昇格。4試合で8打数4安打の打率.500と結果を残している。「まだ4月。シーズンは長い。力み過ぎないようにしたい」と巻き返しを誓った。
底上げに成功した今季は「代役」が活躍するのが強みだ。ナバーロが出場停止中だった開幕直後は、細谷が打線を牽引した。そのナバーロはこの日も1安打1打点で、処分明けの4月23日オリックス戦(QVCマリン)から6試合連続安打中でチームは5勝1敗と好調。「ナバーロが入って打線のつながりが出た」と伊東監督。貯金を今季最多の7に伸ばし、本物の強さが漂ってきた。
パ・リーグで首位ソフトバンクと2位ロッテのゲーム差が「マイナス0.5」となる珍しい逆転現象が起きた。リーグ戦の順位は勝率で決まり、ゲーム差はあくまでも目安で順位決定に考慮されない。試合前は両軍ゲーム差なし。この日引き分けたソフトバンクが25試合14勝8敗3分けで勝率.636、勝ったロッテが28試合17勝10敗1分けで勝率.630。ソフトバンクは試合消化が少なく、引き分けもあるため、ゲーム差が「マイナス表記」となった。
パ・リーグで首位のソフトバンクと2位のロッテのゲーム差が「マイナス0.5」となる珍しい逆転現象が起きた。リーグ戦の順位は勝率で決まり、ゲーム差はあくまでも目安で順位決定に際しては考慮されない。
試合前は両チームでゲーム差なし。西武と引き分けたソフトバンクが25試合、14勝8敗3分けで勝率6割3分6厘、日本ハムに勝ったロッテが28試合、17勝10敗1分けで勝率6割3分。ソフトバンクは試合消化が少なく、引き分けもあるため、ゲーム差が「マイナス表記」となった。
また打った。ロッテのナバーロが来日6試合連続安打を放った。3−0の無死一、二塁から、バースに変化球を4球続けられた後の直球をとらえ中前適時打を放ち「スライダーしか来ない。誰もストレートを投げてくれない」と少々いらだちを見せたながらも「いい所に抜けてくれた」と満足げだった。チームを今季2度目の4連勝に導いた。
2月に銃刀法違反の容疑で逮捕され、開幕4週間出場停止の処分を受けた。処分明けでデビューした4月23日のオリックス戦(QVCマリン)からの6試合で打率.333、6打点をマーク。チームも5勝1敗と上昇気流に乗っている。「チームが勝っているのが嬉しい。自分はできることをやるだけ」と話した。チームは貯金は今季最多の7に伸ばし、首位ソフトバンクとはゲーム差なしの2位となった。
ロッテが今季2度目の4連勝で貯金を今季最多の7に伸ばした。先発・スタンリッジは6回2/3を7安打1失点に抑え、2勝目をつかんだ。
初回1死一、三塁のピンチも4番・中田を三ゴロ併殺に仕留め「“ホームラン、ホームラン”という応援を遮断して、集中していた。腕を振ってしっかりした投球ができた」と笑顔で振り返った。お立ち台では長男・キャッシュ君も「今までで1番良かったと思う」と喜んだ。
風速10メートルを超える強風の中、「風のことは意識していなかった」と言うが、変化球の曲がりも大きくなり6奪三振。伊東監督は「風が強くて大変だった。粘りながらよく投げてくれた」と話した。
ロッテは30日、「ゴールデンウィーク・エンジョイフィールド」と題して5月1日の日本ハム戦(QVCマリン)の試合後に“リリーフカーフォトセッション”などのファンサービスを行うと発表した。
ロッテは投打がかみ合い、今季最多タイの4連勝。貯金で首位のソフトバンクを上回りながら、勝率は6厘差の2位で4月を終えた。
4月終了時の貯金7は、最近30年間でも日本一に輝いた05、10年しかない吉兆だ。出場停止明け6戦目のナバーロが、この日も3点リードの5回無死一、二塁で貴重な中前適時打を放ち、昇格後5勝1敗、6打点。「自分の安打、打点、打率より、チームが勝つのが1番」と喜んだ。
ロッテは、5月1日の日本ハム戦(QVC)を「ゴールデンウィーク・エンジョイフィールド」として、試合後にファンサービスを行うと発表した。
「リリーフカーフォトセッション」では、グラウンド内右翼ゾーンでリリーフカーに乗って記念撮影が可能となる。親子、家族で参加できる野球体験教室やダンス体験教室、ファミリーベースランニングも開催する。選手会長の岡田は「中学生以下のお子様の来場者には特製キャップも無料配布していますので、ぜひ応援に来て下さい。一緒に戦いましょう!」と呼びかけた。
入団11年目の32歳が、今季2度目の4連勝を引き寄せた。2回2死一、二塁。「9番・一塁」に入ったロッテ・根元が、カウント2−2から高めの147キロ直球を左翼線へ運んだ。「追い込まれていたのでどう打つかというより、食らい付いて三振だけはしないつもりだった」。必死の思いが、先制の2点適時打を呼び込んだ。
5回1死満塁で左犠飛を放つなど3打数2安打3打点。26日に今季初昇格し、この日が3試合目のスタメンだった根元は「(ファームでは)考えながらやってきた。何とか(走者を)かえせて良かった」と安堵した。
先制して追加点を奪い、そして投手陣が踏ん張る。伊東監督は「やっている時はそんな意識はない。ただ気を抜いた戦い方をしているつもりはない」と、今季最多貯金7のチームに手応えを示す。首位ソフトバンクが引き分けたことでゲーム差では0.5上回った。順位は勝率で決まるために6厘差で2位のままながら1位に肉薄。ロッテの勢いが止まらない。
ロッテが連勝を4に伸ばした。先発・スタンリッジは7回途中7安打1失点で2勝目(3敗)。
3回1死一、二塁から根元の左線2点適時二塁打と岡田の中前適時打で3点を先制。5回はナバーロの適時打と根元の犠飛で2点を追加した。
本拠地のお立ち台にはスタンリッジ親子と根元の3人が上がった。まず根元が「おじさんが先発なので先制点を取って楽に投げさせたかった。(先制二塁打は)風もあったので切れないでくれと思いながら走ってました。(明日は大谷と対戦だがカード3連勝は)もちろんです、ハイ」と力強く話した。
根元から「おじさん」と称された37歳のスタンリッジは、「じじいね。(強風で)マウンドで何度か崩れそうになったけど、踏ん張っていいピッチングができた。中5日でも6、7日でも言われたところできっちり投げたい。田村のリードが良かったし、チームがもり立ててくれた。試合を作れて勝つことが1番。長いこと野球をやっているが家族のサポートもあり、しっかりした投球ができる。チームは可能性を秘めている。それを皆が信じていることを、ロッカールームでも感じる」と熱い思いを語った。
日本ハムは2連敗。先発・バースが5回途中7安打5失点で4敗目(1勝)。0−5の7回は相手エラーで1点。
プロ野球ロッテは5月1日に「ゴールデンウィーク・エンジョイフィールド」として、様々なファンサービスを行うと発表した。
中学生以下の子供達とその家族を対象としたベースランニング、家族で参加できる野球体験教室や、マリーンズダンスアカデミーのインストラクターによるダンス体験教室などの体験型イベントや、リリーフカーに乗っての記念撮影などが行われる。
岡田選手会長も「皆さんゴールデンウィーク楽しんでますか?マリーンズも様々なイベントを行っています。また中学生以下のお子様の来場者には特製キャップも無料で配布していますので、ぜひ応援に来て下さい。一緒に闘いましょう」とコメント。詳細は千葉ロッテマリーンズ公式HPで。
プロ野球巨人の笠原将生元選手が賭博開帳図利幇助の疑いで逮捕されたことを受け、プロ野球界からは30日、捜査によって野球賭博問題の全容解明が進むことへの期待や、再発防止に向けた取り組みの重要さを説く声が上がった。
日本野球機構(NPB)の調査でも笠原容疑者の悪質性は明らかになっていたが、警視庁の捜査で客としてだけでなく主催者側で賭博に関わっていた疑いが強まった。パ・リーグの理事長を務める西武の関洋二球団専務は「調査はどうしても任意のところがあったが、これから捜査になる。全容解明をしていただいて、球界としてはすっきりとした形で次に進んでいくことだと思う」と話した。ロッテの山室晋也球団社長は「警察の手が入って、うみを出し切らないと。このままうやむやじゃ大元を断ち切れない」と浄化のきっかけとなることに期待した。