わたしはかもめ2016年鴎の便り(5月)

便

5月14日

千葉ロッテ13x−12東北楽天(QVCマリン)

ロッテがサヨナラ勝ちで乱打戦を制した。6回に鈴木の3点二塁打で追い付き、延長10回2死二、三塁で井口が左前打して試合を決めた。7番手の松永が2勝目。楽天は最大4点差を守れず、最後は松井裕が2イニング目に打たれた。

12345678910R
東北楽天042132000012
千葉ロッテ4020330001x13x

◇平沢、プロ初スタメン

11日に初めて1軍昇格した千葉ロッテのドラフト1位新人の平沢が「9番・遊撃」でプロ初先発を果たした。18歳は「思ったより早くスタメンで出られて嬉しい」と素直に語った。

3回2死一、二塁の勝ち越し機で140キロの直球に空振り三振を喫するなど2打席2三振。「1軍の真っすぐについていければ」と悔しさをにじませた。5回に無死二、三塁で回ってきた打席で代打を送られた。

ただ、守備ではセンターに抜けそうなゴロを好捕するなど見せた。「アウトにできたのはよかった」と胸をなで下ろすと、伊東監督は「打つのはまだまだだが、守備でいいプレーをしてくれた」と評価した。

◇乱打戦に終止符、井口

延長10回2死二、三塁。井口のバットからはじき出された白球が三遊間を抜けると、一斉に千葉ロッテナインがグラウンドに飛び出した。楽天・松井裕の直球を仕留め、41歳は「追い込まれていたので、松井君の1番良い球だけ狙っていた」と胸を張った。

2010年6月13日の阪神戦以来、自身11度目のサヨナラ打。しかし、お立ち台での第一声は喜びではなかった。「早く終わりたかった。途中(5回)から出たが、1試合分守った感じですごい長かった」。チームにとって今季最長の4時間57分。両軍合わせて34安打、25得点。午後2時開始なのに、歓喜の瞬間はすっかり暗くなっていた。

1回、2死から角中の2ランを含む5連打で一挙4点をもぎ取った。この日の先発は試合前まで防御率2.08のスタンリッジ。勝利を手中に収めたかにみえたが、直後にまさかの4失点。「高めにボールが浮いてしまい、その球をしっかり捉えられた」。3回にも2失点しKOされると、乱打戦に突入してしまった。

2〜6回に毎回失点を重ねた投手陣を、4安打5打点の鈴木を中心に打線がカバーしたのは大きい。だが、伊東監督は「ミスが多すぎてゲームが雑。イライラして試合を全然覚えていない」と勝利にも複雑そう。「こんな野球をやっていたら、上にいくのは難しい」と冷静に注文をつけた。

伊東監督
「ミスが多すぎてゲームが雑だった。こんな野球をやっていたら、上に行くのは難しい。」(乱打戦に)
鈴木
「試合が長すぎてあまり覚えていない。今日は勝ったことが1番。」(4安打5打点)
スタンリッジ
「高めに浮いた球を捉えられてしまった。自分の球を投げることができなかった。」(6失点)

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ロッテがサヨナラ、パ史上最大乱戦41歳井口決めた[ニッカン]

ロッテが、楽天との歴史的な打撃戦を制してサヨナラ勝ちした。1回に幸先よく先制した4点がゴングとなり、ノーガードの打ち合いに。6回に12−12と追いつき、最後は延長10回、井口資仁内野手(41)が、抑え松井裕を仕留めた。13得点のサヨナラ勝ちはパ・リーグの最多得点。ズッシリ重い1勝で貯金を6とした。

井口を中心に面々がはじけた。無邪気すぎる小ジャンプに、壮絶な“どつき合い”を制した快感がにじみ出た。延長10回、13−12のサヨナラ勝ち。球史に残る4時間57分は、ロッテに軍配が上がった。

最後の最後までノーガードだった。井口は「追い込まれたので、松井君の1番いい球だけを狙った。チャンスは何回もない。早く終わらせたかった」。直前に空振りしたクロスファイアに絞り、決めに来た内角にカウンターで合わせた。41歳のサヨナラ打は、球団史上最年長。速い球足の左前打は、読みとスイングの鋭さで20歳の勢いを上回った証拠だった。

「1試合分、守った感じだった」。登場は照明がともるはるか昔、2点を追う5回、無死二、三塁での代打。じわりと詰める9点目の犠飛は、迷いなき初球攻撃だった。「打席が少ない。ボールに合ってくれば、とドンドン振っている。チームに勢いと元気がある。グラウンドで(年齢は)関係ないが、助けられれば。最後までいければ強くなる」。技術を積極性でラップした男が控える。だからロッテはこんな試合を拾える。

デスパイネ、角中、鈴木が猛打賞。先制し、追いつかれ、勝ち越されて追いつき、また勝ち越され、突き放されても追いすがり、追いついて、複雑なサヨナラへの筋書きはできた。伊東監督が「さすが井口。途中、覚えてないです。何が何だか…。イライラして」と話す通り目まぐるしく、細かなミスも出た。しかし7回以降、試合はぴたりと止まった。

益田−内−西野−松永。自慢のブルペンが1イニングを全うし、歓喜を用意した。2イニング目につかまった松井裕とのコントラスト。井口とともに、手ごまの数で1日の長があった。「こんな野球をしていては、上にいくのは難しい」と締めた伊東監督。総力で首位ソフトバンクを追う。

ロッテが延長10回、13−12でサヨナラ勝ち。サヨナラ勝ちの最多得点には93年5月19日ヤクルトが広島戦で記録した17点(16−16で延長戦に入り、14回にサヨナラ勝ち)があるが、パ・リーグでは04年9月20日日本ハム以来、8度目となるサヨナラ勝ちの最多得点だ。両軍12点以上で延長戦へ突入も珍しく、パ・リーグでは03年5月3日西武−オリックス戦以来5度目。13点で延長サヨナラ勝ちは53年4月23日南海以来、リーグ63年ぶりだった。

井口のサヨナラ安打は10年6月13日阪神戦以来で通算11本目。井口は現在41歳5ヶ月で、55年4月9日呉昌征の38歳9ヶ月を抜くチームの最年長サヨナラ安打。41歳以上でサヨナラ安打を記録したのは15年4月5日小笠原(中日=41歳5ヶ月)以来だが、パ・リーグでは91年8月8日門田(ダイエー=43歳5ヶ月)以来、25年ぶり。

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ロッテ鈴木が満塁一掃適時打「前のバッターに感謝」[ニッカン]

ロッテ鈴木大地内野手(26)が6回、同点に追いつく適時二塁打を放った。

1死満塁で迎えた第4打席、左中間を深々と破り、走者を一掃した。「打ったのはフォークです。あとは覚えていません。いい流れで打席に入らせてくれた、前のバッターに感謝してます。絶対に勝ちます」とコメントした。

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ロッテ平沢プロ初スタメン、2打席連続の三振で交代[ニッカン]

ロッテドラフト1位の平沢大河内野手(18)が、プロ初スタメンを果たした。

先頭で迎えた2回の第1打席は、楽天先発レイの外角143キロに空振り三振した。同点の3回2死一、二塁で迎えた第2打席は、楽天2番手浜谷の外角140キロに空振り三振した。2点を追う5回無死二、三塁の場面では、代打に井口を送られ退いた。井口は犠飛を放ち、チームは1点差とした。

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ロッテ・スタンリッジ6失点「野手に申し訳ない」[ニッカン]

ロッテ先発のジェイソン・スタンリッジ投手(37)が、2回2/3を投げ6失点でKOされた。

ボールが全体的に高く、本来の調子を取り戻せないまま降板した。「自分の球をしっかり投げる事ができなかった。初回に点を取ってくれた野手に申し訳ない。次は自分の投球スタイルを取り戻すよ」とコメントした。

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ロッテ・デスパイネが適時打「捉える事ができた」[ニッカン]

ロッテのアルフレド・デスパイネ外野手(29)が3回、2打席連続となる適時打を放った。

無死一塁の場面で、楽天先発レイの外角球に反応。右中間を鋭く突破した。

「打ったのはストレート。最近ストレートをしっかり捉えられていなかったので、とりあえずしっかりストレートを捉える事ができて良かった。ゲームはこれからだよ」とコメントした。

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ロッテ初回2死から5連打、デスパイネ「手が痛い」[ニッカン]

ロッテが1回、2死無走者からの5連打で4点を先制した。

1点目となる左前適時打を放ったアルフレド・デスパイネ外野手(29)は「打ったのはツーシーム。スライダーが2球続いていたので、スライダーを待っていたんだけどね。インコースのストレートで詰まってしまった。手が痛いよ」。15年9月1日の日本ハム戦以来となる今季1号2ランを放った角中勝也外野手(28)は「「打ったのはストレートです。デスパ(デスパイネ)が打ってくれたので楽に打席に入る事ができました」。中前適時打を放った鈴木大地内野手(26)は「みんなの流れに乗せてもらいました」と、それぞれコメントした。

2回、ロッテ先発のスタンリッジが集中打を浴び、同点に追いつかれた。

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ロッテ、15日楽天戦は「スーパーレディースデー」[ニッカン]

ロッテは、5月15日の楽天戦(QVCマリン)を「スーパーレディースデー」と銘打ち、様々なグッズを発売する。

限定タオル、英国リバティ社のオリジナル生地によるトートバッグ、ポーチなど。

1軍昇格したドラフト1位平沢大河内野手(18)のグッズは、14日から発売する。平沢は「嬉しいですね。しっかり準備をして頑張ります」と、早速の発売を喜んだ。

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平沢に貫禄一撃!ロッテ・井口が球団史上最年長サヨナラ打[サンスポ]

乱打戦を制したのはベテランの一振りだ!!ロッテは14日、楽天9回戦(QVCマリン)で延長10回の末、13−12でサヨナラ勝ち。10回2死二、三塁から井口資仁内野手(41)が左前適時打を放ち、今季パ・リーグ最長となる4時間57分の死闘を制した。

若手が目立つチームの中、球団史上最年長サヨナラ安打を放った球界最年長野手は、頼りになる存在だ。

若手に追いかけられ、水を浴びせられた41歳は、満面の笑みで逃げ回っていた。井口が6年ぶりとなるサヨナラ打。両軍合わせて34安打の乱打戦で、今季リーグ最長の4時間57分に及んだ試合に終止符を打った。

「早く終わりたかったです。途中から出場したのに、1試合分(の時間を)守っていた」。

延長10回2死二、三塁の絶好機がまわってきたときは、すっかり空が暗くなり、球場の照明も点灯。フラストレーションのたまる試合で、球団史上最年長となるサヨナラ安打を左前に運んだ。お立ち台で素直な気持ちを話すと、客席からはどっと笑いが起こった。

黄金ルーキーの代打としての途中出場だった。D1位・平沢(仙台育英高)が初めて先発出場したが、2打席連続空振り三振。5回無死二、三塁の好機で井口が代打に立った。まずはきっちりと中犠飛を放ち、チームに貢献した。

平沢にとってはほろ苦い先発デビュー戦となったが、井口は今後の成長に期待していると明かした。「ずっとベンチから楽しみに見ていました。まだまだ緊張していたけど、守備はよかったですね」。球界最年長野手と高卒新人の18歳。野手で最も年の離れた後輩にエールを送った。

伊東監督が「しんどいゲーム。イライラして、何が何だか覚えていない」と振り返った熱戦で、ベテランが徒労感を吹き飛ばした。

鈴木
「試合が長すぎてあまり覚えていない。今日は勝ったことが1番。」(4安打5打点)
データBOX
41歳5ヶ月のロッテ・井口が延長10回にサヨナラ打。自身では2010年6月13日の阪神戦(本塁打)以来6年ぶり11本目。41歳以上でサヨナラ安打を放ったのは、昨年4月5日の中日・小笠原道大(41歳5ヶ月、広島戦、単打)以来。ロッテ(前身時代を含む)で41歳5カ月でのサヨナラ安打は、1955年4月9日の呉昌征(38歳9ヶ月、南海戦、単打)を抜く最年長。ちなみにプロ野球最年長は東映・岩本義行の44歳6ヶ月。

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“ひらめき”起用のロッテ・平沢、無安打も守備で魅せた![サンスポ]

D1位・平沢(仙台育英高)が「9番・遊撃」で初の先発出場を果たした。当初は出場する予定ではなかったが、伊東監督が試合前の練習を見て「ひらめいた」と起用した。打撃では2打席連続空振り三振で、3打席目で代打を送られ「大事な場面だったので…。悔しいです」。一方、守備では魅せた。三回二死一、二塁から嶋の二遊間へのゴロを好捕し二塁に送球。指揮官は「(二塁)ベースの上を通る打球だった。抜ければ1点。大きなプレー」と評価。15日も出場のチャンスはありそうだ。

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ロッテD1・平沢、初先発も2打数無安打、プロ初安打はお預け[サンスポ]

ロッテのドラフト1位・平沢大河内野手(18)=仙台育英高=が「9番・遊撃」でプロ初先発したが、2打数無安打に終わった。

4−4と同点に追いつかれた直後の2回、先頭打者として第1打席が回ってきたルーキーは、カウント2−2から相手の先発レイに143キロ直球を振って空振り三振。チームに流れを引き戻すことはできなかった。

2点を追いかける3回、デスパイネ、角中の適時打で2点を奪い、さらに四球などで2死一、二塁で迎えた平沢の第2打席。フルカウントから真ん中直球を空振り三振に倒れ、勝ち越し点を奪えなかった。

4点をリードされて迎えた5回、鈴木と田村が2者連続適時打で2点を返し、さらに無死二、三塁のチャンス。ここで伊東監督が代打・井口を告げ交代、プロ初安打はお預けとなった。

伊東監督
「ミスが多すぎてゲームが雑だった。こんな野球をやっていたら、上に行くのは難しい。」(乱打戦に)
鈴木
「試合が長すぎてあまり覚えていない。今日は勝ったことが1番。」(4安打5打点)
スタンリッジ
「高めに浮いた球を捉えられてしまった。自分の球を投げることができなかった。」(6失点)

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ロッテ5・15『スーパーレディースデー』で女子向けグッズを新発売!QVCマリン[サンスポ]

プロ野球ロッテは14日、今年1回目の開催となる15日の「スーパーレディースデー」に合わせ、“マリーンズ女子”に向けたグッズを新発売すると発表した。詳細は以下の通り。

(1)
スーパーレディースデー限定のアーガイル柄のフェイスタオル、1200円(税込)
(2)
英国リバティ社のオリジナル生地による「リバティ」のグッズ。リバティプリントトートバッグ、6900円(税込)など
(3)
14日から、ドラフト1位・平沢大河内野手(18)=仙台育英高=のフォトダイカットキーホルダー700円(税込)、ユニホームとフォトのマグネットセット620円(税込)
平沢
「マジすか?嬉しいですね。しっかり準備をして頑張ります。」

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ロッテ井口、超乱打戦34安打25点締めた!41歳5ヶ月劇打は球団最年長記録[スポニチ]

18歳の後を受けた41歳が決めた!ロッテの井口資仁内野手(41)が14日の楽天戦で延長10回2死二、三塁から左前適時打。球団最年長となるサヨナラ打で、パ・リーグ今季最長4時間57分、両チーム計34安打の乱打戦にケリをつけた。プロ初の先発出場を果たしたドラフト1位ルーキー・平沢大河内野手(18)の代打で登場し、この試合4打席目でヒーローとなった。チームは今季3度目のサヨナラ勝ちで、貯金を6に伸ばした。

まさか4打席も立つとは思わなかった。12−12の延長10回2死二、三塁。5回に代打で出場し、そのまま一塁の守備に就いていた井口は、楽天の守護神・松井裕の「1番いい球を狙っていた」。それは直球。3球目までの変化球は見逃し、4球目の直球は空振りしたが、続く143キロを引っ張り、三遊間を破った。

10年6月13日阪神戦(千葉マリン)以来、自身6年ぶりのサヨナラ打。4時間57分の激闘に終止符を打ち「早く終わりたかった。途中から出て1試合分守って凄く長かった」。大歓声の中、ベンチから飛び出したナインにもみくちゃにされながら、すっかり暗くなった空に向かって両手を突き上げた。

代打の切り札の出番は早かった。8−10の5回無死二、三塁で、プロ初スタメンながら2打席2三振だった18歳の平沢に代わって41歳の球界最年長野手が登場。「グラウンドの中では若いとかベテランは関係ない」と、左腕・金刃の初球を捉えた中犠飛で1点差に迫った。主将の鈴木が「一緒に喜べる雰囲気があるし、年が離れている感じがしない」と言うように、大ベテランと若手が力を引き出し合い、好調のチームを支えている。

井口は長く現役を続けられる理由について「自分がどういうタイプの打者か気づいたこと」を挙げる。青学大では東都大学リーグ記録の24本塁打をマークし、鳴り物入りでダイエー(現ソフトバンク)に入った。当然、一発を期待された。しかし、思うように結果が出なかった。「小久保さんや松中さんを見ても、打球の角度が違う。自分はホームランバッターじゃない」と、外野の頭を越える打球をイメージしてきた。この日も「走者を還すこと」を意識した。5回の犠飛の後は6、8回と2度の得点圏で凡退したが、最後は松井裕の失投を仕留めた。

初回の4点をあっさり追い付かれながら、中盤以降のシーソーゲームを制した。伊東監督は「ミスが多くて雑なゲームになった。でも最後はさすがに井口が決めてくれた」とベテランに最敬礼だ。「チームが若くて元気いいし、このまま最後までいければ強い」と井口。ベンチに頼りになる男が控えているから、若手が伸び伸びプレーできる。

鈴木
「試合が長すぎてあまり覚えていない。勝ったことが1番。」(4安打5打点)
6年ぶり11本目
41歳5ヶ月の井口(ロ)がサヨナラ安打。自身サヨナラ安打は10年6月13日阪神戦で藤川からサヨナラ本塁打して以来6年ぶり通算11本目。サヨナラ安打の最年長記録は56年岩本(東映)、13年山崎(中)の44歳6カ月だが、チームでは55年4月9日南海戦で呉昌征が記録した38歳9ヶ月を61年ぶりに更新した。この日はスコア13−12の乱打戦。ロッテが13点以上奪って1点差で勝ったのは03年9月9日西武戦(○14−13)以来13年ぶり球団史上2度目だ。

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ロッテドラ1平沢、初スタメンも2三振「1軍の真っ直ぐに…」[スポニチ]

「9番・遊撃」で先発出場したロッテ・平沢のプロ初安打はお預けとなった。

2打席連続で直球に空振り三振し「悔しさは次に生かしたい」。それでも守備では3回2死一、二塁で嶋の二遊間の打球をダイビングキャッチし、二塁・ナバーロに素早くトスして失点を防いだ。伊東監督も「見事な守備だった。いい経験はしている」と評価した。

指揮官は移動日となった前日に「平沢の先発はない」と明言していた。だが、「練習中にひらめいた」と急遽抜擢。スタメン発表では1番大きな拍手を浴びた。5回の好機で代打・井口を送られた18歳は「思ったより早くスタメンで出られたのは嬉しい。あそこ(5回)で打たせてもらえる打者になりたい。1軍の真っ直ぐについていければ」と決意を語った。

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ロッテ、平沢、初スタメンは2打席連続空振り三振も好守で魅せた[スポニチ]

プロ初スタメンとなったロッテのドラフト1位ルーキー・平沢は2打席連続空振り三振に倒れ、5回の第3打席は代打を送られ交代。プロ初安打はお預けとなった。

2回先頭の第1打席はレイの直球を空振り三振。3回2死一、二塁の第2打席はフルカウントから浜矢の140キロ直球を強振したが、バットは空を切った。それでも、守備では魅せた。3回2死一、二塁では嶋の二遊間の打球をダイビングキャッチし、二塁・ナバーロに素早くトスして封殺。5回無死一塁でも聖沢の高いバウンドのゴロを前進して捕るとランニングスローで間一髪アウトにした。

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ロッテ、スタンリッジ3回途中6失点KO、4点援護も直後に吐き出す[スポニチ]

ロッテのスタンリッジが14日、QVCマリンで行われた楽天戦に先発。3回途中6失点と炎上して降板した。

2回に4安打を集中されて4失点。3回にもウィーラーに左越え6号ソロを浴びると、松井稼に四球、聖沢に死球を与えた後で茂木に右前適時打されてマウンドを降りた。

味方のロッテ打線は初回にデスパイネが「スライダーを待っていた。ジェイソン(スタンリッジ)へのプレゼント」と先発レイから先制の左前適時打、角中も右越えに今季1号2ランを放ち「いつもジェイソンが投げる時に、援護出来ていない。防御率だけ見れば5勝くらいはできている数字。早い回に点を取れたので、気分よく楽に投げて欲しい」と言葉を弾ませていたが、信じられないKO劇となった。

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ロッテ、ドラ1平沢「9番・遊撃」でプロ初スタメン、15日に起用示唆も[スポニチ]

ロッテ平沢大河内野手(18)は14日QVCマリンの楽天戦で、9番遊撃でプロ初のスタメンに名を連ねた。

伊東監督は「レディースデー」の15日にスタメンで起用する可能性を示唆していたが、チームの活性化を図る意味で、1日早くスタメンを実現した。

同選手は11日のソフトバンク戦8回に守備で起用。ヤフオクドームのソフトバンク戦(12日)では6回2死中村の代打に起用され、空振り三振に倒れたがファウルで粘り相手先発・東浜に8球投げさせていた。

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ロッテ、15日楽天戦は「スーパーレディースデー」新グッズ発売[スポニチ]

ロッテは15日の楽天戦(QVCマリン)が今年最初の「スーパーレディースデー」 として行われるのに合わせ、新グッズを発売する。

新グッズとして発売されるのはスーパーレディースデー限定フェイスタオルと、英国リバティ社のオリジナル生地による「リバティ」のグッズ(トートバッグ、ポーチ、ハンカチ、ベア)。

なお、14日には1軍に昇格したドラフト1位ルーキー・平沢のフォトダイカットキーホルダー、ユニホームとフォトのマグネットセットも発売。平沢は「マジすか?嬉しいですね。しっかり準備をして頑張ります」と笑顔を見せた。

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41歳井口、最年長サヨナラ打!約5時間熱戦制し「長かった」[報知]

デーゲームのヒーローが、カクテル光線に照らされていた。今季チーム最長となる4時間57分の熱戦に終止符を打った井口は「早く終わりたかったです。途中から出たんですけど、1試合守っていた感じ。長かったです」とファンを笑わせた。

延長10回2死二、三塁。松井裕の直球を左前に運んだ。10年6月13日の阪神戦(千葉マリン)以来、自身6年ぶりのサヨナラ打に「松井君の一番いいボールだけを狙っていた」。41歳5ヶ月のサヨナラ打はチーム史上最年長。両軍合わせ34安打25点の乱打戦を制し連勝。貯金を6とした。

出番は今季球界最大「23歳差」の代打だった。2点を追う5回無死二、三塁。平沢に代わり登場し中犠飛で1点差とした。そのまま一塁に入り4打席目に試合を決めた。自身に代わって退いた18歳ルーキーについて「まだ緊張しているし、彼の打撃じゃなかったけど守備でいいプレーをしたし楽しみ」と期待を寄せた。

球界最年長野手となった今季は、代打が主な仕事だが「グラウンドの中では若いとかベテランとかは関係ない」と、やりやすい雰囲気を作り出す。キャプテン鈴木も「年が離れている感覚はない」と井口に感謝する。頼れる41歳の存在感が、際立った。

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ドラ1平沢ほろ苦スタメンデビュー、2打数2三振で途中交代[報知]

ロッテのドラフト1位・平沢大河内野手(18)が14日、楽天戦(QVC)に「9番・遊撃」でプロ初のスタメン出場を果たした。2度攻守を見せたものの、5回にチャンスで代打を送られ、2打数無安打2三振に終わった。

2回、先頭の第1打席はレイの直球に空振り三振、3回2死一、二塁の第2打席では浜矢の直球に空振り三振に倒れた。2点を追う5回無死二、三塁の打席で代打を送られた。

平沢は11日のソフトバンク戦(ヤフオクD)から1軍に昇格。12日の同カードで代打で登場も空振り三振に倒れており、プロ入り後3打席3三振に終わっている。

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ロッテ井口サヨナラ!41歳最年長健在[デイリー]

4時間57分の“大熱戦”にピリオドを打ったのは41歳、球界最年長野手のロッテ・井口資仁内野手だった。

12−12で迎えた延長10回、2死二、三塁。松井裕が投じた1−1からの真っ直ぐを振り抜くと、打球は三遊間を抜けた。2010年6月13日・阪神戦以来、6年ぶり11度目のサヨナラ打だ。

「走者をかえすことだけを考えていた。早く終わりたかった。こういう試合を取れたのはいいと思う」。

若い選手が台頭してきたが「グラウンドの中ではベテラン、若手関係なくやっている」。41歳になっても意欲は若手となんら変わらない。主将の鈴木が言った。「すごく頼もしい」。ナインの精神的な支柱でもある。

「また明日、しっかり戦います。本当にお疲れさまでした」。最後はファンに大声で呼びかけた。

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ロッテのドラ1・平沢が初スタメン出場[デイリー]

ロッテのドラフト1位・平沢大河内野手(18)=仙台育英高=が、本拠地の楽天戦で「9番・遊撃」でプロ初スタメン出場した。第1打席は4−4で迎えた2回の先頭で、楽天先発・レイと対し、カウント2−2から空振り三振に倒れた。

平沢は5月11日に出場選手登録され、同日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)の8回、遊撃の守備に入り1軍デビュー。翌12日の同カードでは6回、中村の代打に起用されたが、東浜の前に空振り三振だった。 伊東監督は当初、15日の楽天戦に平沢を先発起用するプランを示唆していたが、1日早い、“デビュー”となった。

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ロッテが女性のための新グッズを販売[デイリー]

ロッテは15日の楽天戦(QVCマリン)で開催される「スーパーレディースデー」で、“マリーンズ好き女子”のための新たなグッズを発売する。

商品は「スーパーレディースデー限定 かわいいアーガイル柄のフェイスタオル」(税込み1200円)、「英国リバティ社のオリジナル生地によるリバティプリントトートバッグ」(税込み6800円)など、女性が普段使いしやすいデザイン。

また、14日の楽天戦(QVCマリン)からはドラフト1位ルーキー・平沢大河内野手のグッズ「フォトダイカットキーホルダー」(税込み700円)、「ユニホームとフォトのマグネットセット」(税込み620円)も発売する。

平沢は「嬉しいですね。しっかり準備をして頑張ります」とコメントを寄せている。

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ロッテ・田村、タイムリーもバント失敗を反省、「しっかりと送らないといけないです…」[BASEBALL KING]

ロッテの田村龍弘が14日、楽天戦でタイムリーを放ったが反省した。

4点を追う5回、鈴木大地がこの日2本目のタイムリーで3点差に迫り、なお無死一、二塁で田村に打席が回ってきた。田村はバントを2度試みたが失敗。1ボール2ストライクからの4球目、バントの構えからヒッティングに切り替え、打球は左中間を破るタイムリー二塁打。

田村は「バント失敗です…。結果的に打てただけで、しっかりと送らないといけないです…」と2度のバント失敗を反省した。

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伊東監督が絶賛「さすが井口」、ベテランの一打で約5時間の乱戦に終止符[Full-Count]

◇延長10回にサヨナラ打、23歳年下の初先発・平沢は「いいプレーで楽しみ」

ロッテ井口資仁内野手が、試合時間4時間57分、両軍合わせて34安打が飛び出したノーガードの打ち合いに終止符を打った。14日の楽天戦。12−12の延長10回、サヨナラ安打で決着をつけ、チームに大きな1勝をもたらした。

年の差23歳、プロ初スタメンだった18歳の平沢の代打で登場し、5回に犠飛で貫録を見せると、6回、8回のチャンスでは凡退したが、10回2死二、三塁で守護神・松井裕の143キロストレートを三遊間に弾き飛ばした。

お立ち台の第一声「早く終わりたかった」は実感だ。伊東監督も勝ってほっとはしたものの、「ミスが多過ぎ。ゲームが雑で、何があったか覚えてない」と苦笑いを浮かべるしかない大味すぎる試合だったが、「さすが井口、決めてくれた」とベテランの一振りを絶賛した。

「1番いい球を狙っていた。今日の勝ちは大きい。若手もベテランも関係ない。皆が苦しんでいる時に助けられれば…。(平沢は)緊張していたようだが、守備はいいプレーで楽しみ」。

ルーキーの姿に、やはりベテランとして燃えない訳はない。

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ロッテのスタンリッジが3回途中6失点、援護もらうも…「野手に申し訳ない」[Full-Count]

◇3回もたずに降板、「高めにボールが浮き、しっかり捉えられてしまった」

ロッテのジェイソン・スタンリッジ投手が3回もたずに6失点KOされた。

今季2勝3敗ながら、試合前の防御率は2.08。打線の援護があれば、もっと白星を手にしているはずのスタンリッジだが、14日にQVCマリンで行われた楽天戦では4点リードの2回に4失点。3回にもウィーラーに一発を浴び、2死一、二塁から茂木には右前適時打を許して2回2/3で6点を献上し、降板した。

初回に「スライダーを待っていた。ジェイソン(スタンリッジ)へのプレゼント」とデスパイネが先発レイから左前先制適時打。角中も右越今季1号2ランで「いつもジェイソンが投げる時に、援護出来ていない。防御率だけ見れば5勝くらいはできている数字。早い回に点を取れたので、気分よく楽に投げて欲しい」と言葉を弾ませ、鈴木も4点目の適時打で続いていた。

しかし、信じられない降板劇に。打たれたのはほとんどベルトより高めで、開始早々の大量援護が力みに繋がってしまったのか。「高めにボールが浮いてしまい、相手にしっかり捉えられてしまった。初回に(点を)取ってくれた野手に申し訳ない。次回は自分の投球スタイルで投げる」と雪辱を誓っていた。

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