わたしはかもめ2016年鴎の便り(5月)

便

5月17日

千葉ロッテ5−2埼玉西武(QVCマリン)

ロッテが今季3度目の4連勝を飾った。0−1の5回に細谷の2点適時打で逆転し、デスパイネの適時打で2点を加えた。石川は毎回走者を出しながらも7回1失点で3勝目。西野は11セーブ目を挙げた。西武は投打に粘りがなかった。

123456789R
埼玉西武0001000102
千葉ロッテ00004100x5

◇先発復帰、期待に応える、細谷

不振を極めていた男が連日のヒーローだ。千葉ロッテは1点を追う5回に打者一巡の猛攻で4点を奪って試合をひっくり返した。その中心で前戦の15日、楽天戦で久々にスポットライトを浴びた細谷が逆転の2点適時打を放った。

4回まで、チームは西武のプロ4年目左腕佐藤に1安打に抑えられていた。この回にようやく好機を築くと、2死二、三塁。一気に畳み掛けたい場面で打席に立った。

初球の111キロカーブを捉えた。打球は逆方向の右前で弾んだが、狙い通りだった。第1、2打席はフォークボールを引っ張って、いずれも三ゴロに倒れていた。だからこそ、立花打撃コーチの助言もあり「右方向を意識して打席に入った」と打ち明けた。

4月23日以来、18試合ぶりの先発。プロ11年目の今季は開幕直後は絶好調で首位打者にも一時立ったが、徐々に当たりは止まった。そんな中で2日前の楽天戦で代打出場すると自身初の満塁本塁打を含む3安打をマークすると、この日も殊勲打。伊東監督は「だいぶ気分的に吹っ切れてきたところがある。どんどん使っていきたい」。

4連勝で貯金を今季最多の「8」に伸ばした好調なチームの牽引役へ、再び−。細谷は「1打席1打席切り替えて集中している。切り替えて、明日からも頑張ります」と力強く宣言した。

◇石川、直球に力

千葉ロッテの石川が期待通りの投球を披露した。直球に力強さがあった。中盤になっても140キロ台後半をマークして、7回1失点で3勝目。「三者凡退はなかったが、丁寧に投げられた」。西武相手の自身の連勝も7に伸ばした。

味方が逆転してくれた直後の6回。1死二、三塁で4回に先制の本塁打を浴びた浅村を迎えたが、直球で押して最後はスライダーで投ゴロ。そして、続く代打竹原も遊ゴロに仕留めてピンチを乗り越えた。

過去2戦、チームはいずれも延長サヨナラ勝ちを収めたが、20失点していた。それだけに伊東監督は「いい投打のかみ合わせだった」とうなずき、「真っ直ぐを多めに使って、内角をどんどん突けていた」と石川をたたえた。

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ロッテ細谷またV打「サンキュー」2戦連続お立ち台[ニッカン]

ノリノリだった。逆転打をねぎらわれたロッテ細谷圭内野手(28)は、2試合連続のヒーローとなり「サンキュー!」と声を張り上げた。「野球選手であり、エンターテイナーでありたい。面白いヤツと思われたら」と、決めぜりふの意図を照れくさそうに明かした。今季3度目の4連勝&今季最多の貯金8に貢献した。

打席では、冷静だった。17試合ぶりスタメンで1番を任されたが、西武佐藤に2打席凡退。ともに変化球を打たされての三ゴロだった。三たび向かった0−1の5回2死二、三塁では「同じやられ方だったので、何とか逆方向の意識で」と言い聞かせた。初球カーブが高く来た。コンパクトに打ち返し、右前に逆転の2点適時打を放った。

開幕2カード目からスタメンに座り、打ちまくった。打率を4割3分台まで上げ、一時は首位打者。プロ11年目で打撃開花…のはずが、調子を崩した。再びベンチを温める日々。それでも「代打、代走、守備固め。色んなケースを考えて練習した。上がっていくしかない」と腐らなかった。

心に決めたことがある。開幕前、マルチなバイプレーヤーは言った。「ようやく気がつきました。2軍で結果を出しても1軍で代走じゃ、周りは『ダメだ』と見るかもしれない。でも、チームの勝ちが1番。すねても仕方ないんですよ」。気持ちが定まったから復調できた。15日楽天戦では代打逆転満塁弾。伊東監督は「またどんどん打ってほしい」。首位ソフトバンクとは2ゲーム差。細谷も、チームも、再び上昇カーブを描いている。

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ロッテ石川3勝「吉田が良いリード」女房に感謝[ニッカン]

ロッテ石川歩投手(28)が7回7安打1失点で3勝目を挙げた。

4回に浅村に先制ソロを打たれたが、追加点を与えなかった。5回に味方打線が4点を奪い逆転した。

お立ち台に上がると「3者凡退はなかったけど、丁寧に投げられました。吉田が良いリードをしてくれました」と、女房役に感謝していた。

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ロッテ4連勝で貯金最多8、伊東監督「1戦1戦」[ニッカン]

ロッテが今季3度目の4連勝で、貯金を今季最多8に増やした。首位ソフトバンクが敗れたため、2ゲーム差とした。

先発石川が7回7安打1失点。9回を抑えた西野が11セーブ目を挙げた。打っては、0−1の5回に細谷が逆転の2点適時打。デスパイネも2点適時打で続いた。

伊東勤監督(53)は「投手がしっかり抑えてくれた。投打のかみ合わせが良かった。貯金は使うためになる。ソフトバンクへの挑戦権を得るためには、万全の状態で戦いたいが、うちはそこまでの余裕はない。1戦1戦、戦っていく」と気を引き締めていた。

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ロッテ5回一挙4点、細谷&デスパイネ2点適時打[ニッカン]

ロッテが0−1の5回に4点を奪い、逆転した。

まず、2死二、三塁で細谷圭内野手(28)が西武先発の佐藤から右前に2点適時打を放った。「前の2打席とも同じ形(三ゴロ)で打ち取られていたので、この打席は右方向に意識して打席に入りました。チャンスの場面で凡退してしまうと流れが相手に行ってしまうので、何とかこっちに引き寄せられて良かったです。ナイスヒット?サンキュー!」と喜びを口にした。

さらに2死満塁で、アルフレド・デスパイネ外野手(29)が2番手藤原から左前に2点適時打を放った。「スライダーで体が前に出されてしまったが、何とか合わすことが出来たね。チャンスでいい仕事が出来たし、いい追加点が取れたよ。次はホームランを狙うかね(笑)」と、こちらもご機嫌だった。

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ロッテ伊東監督、清原被告に「更生して社会貢献を」[ニッカン]

ロッテ伊東勤監督(53)が17日、覚せい剤取締法違反の罪に問われている清原和博被告(48)が懲役2年6ヶ月を求刑されたことについて、コメントした。

伊東監督にとって、清原被告は西武時代の後輩。「更生して、ちゃんと社会貢献するしかないと思う。野球界に復帰するよりも、まずは人間として何をしなければいけないか見つめて欲しい。世間に認められるのは難しいかもしれないが、まずは出直して、いずれ野球界に戻る道ができればいいが、1人の人間として立ち直って欲しい」と、思いを口にした。

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ロッテYOGAタイム、西武3連戦は「船のポーズ」[ニッカン]

ロッテは17日、QVCマリンで行われる西武戦の5回表終了後に中堅後方のビジョンにて「マリーンズYOGAタイム」が実施される。今回の西武3連戦のYOGAタイムは「船のポーズ」。

マリーンズYOGAガールの北原絵里菜さんは「両手を背中の後ろについて、手の方に体重を乗せながら、両足を浮かせていきます。バランスが取れている方は両手を前へと伸ばし、ここでキープしていきましょう。このポーズは、お腹の引き締めに効果的なポーズです。さあ、この3連戦でもミラクルマリーンズから目が離せませんね!ナマステ(ありがとうございました)!」とコメントした。

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逆転のロッテ、パもひっくり返す!細谷の殊勲2点打で鷹に2差[サンスポ]

ロッテは17日、西武6回戦(QVCマリン)に5−2で今季15度目の逆転勝ち。今季3度目の4連勝で、貯金を最多の「8」にし、首位・ソフトバンクに2ゲーム差と迫った。17試合ぶりに先発起用された細谷圭内野手(28)が、1点を追う5回2死二、三塁で右前に逆転の2点打。15日の楽天戦(同)で「代打逆転満塁本塁打」を放ちながらヒーローになり損ねた男が、中1日で見事に打ち直した。

男子プロテニスが錦織圭なら、プロ野球は細谷圭。あちらがラケットなら、こちらはバットを自在に操る。この夜は逆転打となる2点タイムリーが右前で弾んだ。

「前の2打席(いずれも三ゴロ)とも同じ形で打ち取られていたので、あの打席は右方向を意識しました」。

1点を追う5回2死二、三塁。西武・佐藤が投げた初球、111キロの変化球に細谷がバットを合わせた。火が付いた打線は打者10人の攻撃で一挙4点。前日16日、チームが逆転したときにだけ「逆天丼(逆転丼)」の販売を検討していることが判明したばかり。プランの早期実現を後押しする、今季15試合目の“逆転のロッテ”だった。

4月23日のオリックス戦(QVCマリン)以来、17試合ぶりの先発出場。15日の楽天戦(同)では代打逆転満塁弾を放ちながら、試合はもつれ、最後は延長11回にデスパイネがサヨナラ打。ヒーローになり損ねたが「だいぶ吹っ切れてきた」と伊東監督。この夜は「1番・一塁」に指名した。

細谷を目覚めさせたのも指揮官だった。4月23日の試合前、覇気が感じられない細谷と井上を一塁側ファウルゾーンに正座させ「オマエら首をひねりながら打ってんじゃねぇ!!これから試合なんだぞ!!」と超ド級の雷を落とした。世に言う(!?)正座事件だ。

細谷はこの試合を限りにスタメンから消えた。井上は直後、2軍落ちした。「戦う姿勢が見えなかった。首を1回振る時間があれば、1球打てるでしょ!!」。指揮官の期待に応えて、中1日でヒーロー奪回だ。

「これからも1試合、1打席に集中です」という細谷のバットで、チームは今季3度目の4連勝で貯金は同最多の「8」。いよいよ首位のソフトバンクを射程圏内に捕捉した。

伊東監督
「何度でもいいますが、貯金は使うためにあるんです。」(今季3度目の4連勝で、貯金を同最多の8とし)
細谷圭(ほそや・けい)
1988(昭和63)年1月17日生まれ、28歳。群馬県出身。太田商高から2006年高校生ドラフト4巡目でロッテ入団。通算成績は241試合に出場、打率.215、6本塁打、39打点(17日現在)。1メートル82、84キロ。右投げ右打ち。既婚。年俸930万円。背番号59。

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ロッテ・石川、西武戦7連勝「何で強いのか自分でも分からない」[サンスポ]

絶景エースで実は“レオキラー”の石川が7回1失点で3勝目(2敗)。入団した2014年途中から西武戦7連勝をマークした。「何で、西武に強いのか自分でも分からないです。味方が打ってくれるからじゃないですかね」。5回に集中打を浴びせた打線に感謝した。それでも、今季登板した全6試合で7回以上を投げ、安定感は抜群だ。

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ロッテ・細谷が逆転打「何とか逆方向に」[サンスポ]

「1番・一塁」で4月23日以来の先発に名を連ねたロッテの細谷が0−1の5回に逆転打を放った。2死二、三塁でカーブを右前に打ち返して2者を迎え入れ「1番だけど、チャンスメークできなかった。得点圏では走者をかえそうと思っていた」と息をついた。

1、3回にはいずれも引っかけるような打撃で三ゴロに打ち取られていた。その反省を踏まえて打席に立ち「詰まってもいい。何とか逆方向に、と意識を持った結果」と胸を張った。

デスパイネ
「スライダーで体が前に出されてしまったが、何とか合わせることができた。」(5回にリードを広げる2点適時打)
吉田
「真っ直ぐの強さがあった。シュート回転する球もなかったから、左打者の内角を突けた。」(石川に)

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ロッテ『YOGAタイム』、西武3連戦のお題は船のポーズ[サンスポ]

プロ野球ロッテは17日から、本拠地・QVCマリンで西武3連戦(いずれも午後6時15分開始)。開幕から5回表終了後にビジョンで展開している「YOGAタイム」の同3連戦のお題は「船のポーズ」。お腹の引き締めに効果的です。

YOGAガールの北原絵里菜さん
「両手を背中の後ろについて、手の方に体重を乗せながら、両足を浮かせていきます。バランスが取れている方は両手を前へと伸ばし、ここでキープしていきましょう。このポーズは、お腹の引き締めに効果的なポーズです。さあ、この3連戦でもミラクルマリーンズから目が離せませんね!ナマステ(ありがとうございました)。」

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ロッテ・伊東監督、2.6年求刑の清原被告に「1人の人間として立ち直れ」[サンスポ]

ロッテ・伊東勤監督(53)は17日、西武6回戦(QVCマリン)の試合前、覚せい剤取締法違反の罪に問われた西武時代の同僚、清原和博被告(48)が同日の初公判で検察側から懲役2年6月を求刑されたことに対し、「まずは1人の人間として立ち直って欲しい」とコメントした。

ともに、西武黄金時代を主力として支えた仲間。覚醒剤に手を染めた同選手に「どこで道を間違えたのか!?」と誰よりも心を痛めていた同監督。「これからは世間の目も厳しくなるでしょう。野球界復帰などという話の前に、まずはしっかりと更正して、社会貢献するしかない。野球界に戻れる道があればいいですけど、1人の人間として立ち直ることが先です」と終始、険しい表情だった。

清原被告の判決は31日に言い渡される。

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逆転のロッテ、ついに首位ソフトBに2差、3戦連続&今季15度目[スポニチ]

「サンキュー!」が決めぜりふの逆転男は、もうノリノリだ。ロッテの細谷は胸を張った。

「野球選手であり、エンターテイナーでもある」。今季初めて1番で起用され、0−1で迎えた5回2死二、三塁。前の2打席は佐藤のフォークを引っかけ、いずれも三ゴロに倒れていた。「2回同じやられ方をしたので逆方向に意識を持っていった」と、初球のカーブを右前へ運んだ。逆転2点適時打。この回一挙4得点の猛攻を呼んだ。

15日楽天戦(QVCマリン)でも一時逆転となる代打満塁本塁打を放ち、2試合連続のサヨナラ勝ちに貢献した。ここ2試合で計7打数4安打6打点の大活躍。好調の要因はバットが体から離れず、最短距離で振れていることだ。「上体で振っちゃう癖があったので、体の軸を使って振れるように長いバットにしたかった」。昨夏に2軍で対戦したDeNA・多村(現中日)のバットを借り、同じサイズを発注。33インチから34インチに長くしたことで体の近くで振る感覚をつかみ、昨季は62打点でイースタン・リーグの打点王を獲得。11年目の今季、1軍で花開いた。

3戦連続で、12球団最多となる15度目の逆転勝ち。球団も本拠地での試合で逆転した時に「逆天丼」の販売を検討している。4連勝で首位・ソフトバンクに2ゲーム差に詰め寄った伊東監督は「挑戦権を得るために、万全で戦いたい」と昨季王者を強烈に意識した。お得意の逆転劇で猛追する。

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ロッテ石川、キラーだ!西武戦7連勝、伊東監督「言うことない」[スポニチ]

ロッテ・石川が7回7安打1失点で3勝目をマークした。

3者凡退が1度もない苦しい投球ながら最速150キロの直球で押し、最少失点に抑えた。試合前まで雨が降っており「中止かと思って(気持ちを)切っていた。ギリギリで入れた」と、とぼけて笑いを誘ったが、伊東監督は「言うことない投球」と絶賛。右腕は西武戦7連勝で通算10試合で7勝1敗となった。

デスパイネ
「チャンスでいい仕事ができたし、いい追加点が取れたよ。」(5回2死満塁でダメ押しの2点左前打)

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ロッテ伊東監督、清原被告の更生願う「人間として出直して欲しい」[スポニチ]

清原被告とともに現役時代に西武黄金時代を築いたロッテ・伊東監督が、初公判を受けて思いを語った。

5歳下の後輩に対し、「更生して、ちゃんと社会貢献するしかない。人間として出直して欲しい…」と願った。野球界復帰については「いずれ、野球界に戻って来られる道ができるといいけど、まずは1人の人間として、立ち直ってくれたらいい」と話していた。

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ロッテ、細谷が2試合連続の逆転打、デスパは3戦連続適時打[スポニチ]

15日の楽天戦(QVCマリン)で代打逆転満塁本塁打、2試合連続のサヨナラ勝ちに貢献したロッテ・細谷圭内野手(28)が2試合連続で逆転打を放った。

この日西武戦に「1番・一塁」で先発起用されると1点を追う5回2死二、三塁で、4回まで1安打投球の左腕・佐藤勇から初球のスライダーを狙い打ち、右前に逆転適時打を放って先発石川を援護した。さらにこの回、デスパイネも代わった藤原から2点タイムリーが飛び出し、3試合連続適時打とした。

細谷は「打ったのはカーブかスライダー。前の2打席とも同じ形で打ち取られていたので、この打席は右方向に意識して打席に入った。凡退してしまうと流れが相手に行ってしまうので、何とかこっちに引き寄せられて良かった」と話し、デスパイネは「打ったのはスライダー。体が前に出されてしまったが、何とか合わすことが出来た。チャンスでいい追加点が取れた」と満足げだった。

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大好評「マリーンズYOGAタイム」17日からは「船のポーズ」[スポニチ]

ロッテが今季ホーム戦の5回表終了後に行う「マリーンズYOGAタイム」が大好評だ。

インストラクターで「マリーンズYOGAガール」に任命された北原絵里菜さんが、観戦の合間に客席で実践できるポーズを紹介している。17日からの西武3連戦は「船のポーズ」。北原さんは「両手を背中の後ろについて、手の方に体重を乗せながら、両足を浮かせていきます。バランスが取れている方は両手を前へと伸ばし、ここでキープしていきましょう。このポーズは、お腹の引き締めに効果的なポーズです。さあ、この3連戦でもミラクルマリーンズから目が離せませんね!ナマステ(ありがとうございました)!」と笑顔を見せた。

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ロッテ、伊東監督、清原被告に「1人の人間として立ち直って」[スポニチ]

覚せい剤取締法違反の罪に問われた元プロ野球選手の清原和博被告(48)の初公判が17日、東京地裁で開かれ、清原被告は起訴内容を「間違いありません」と認めた。検察側は懲役2年6月を求刑、判決は31日に言い渡される。

清原被告と現役時代に西武でチームメートだったロッテ・伊東監督が初公判を受けて思いを語った。4年後輩の清原被告に対し「更生してちゃんと社会貢献するしかない。野球界復帰より、人間として何しなきゃいけないか見つめて出直して欲しい。これだけ世間を騒がせた。ワイドショーなど今週は色々取り上げられると思うが、中で、人間として何をしなければいけないのか、いずれ野球界に戻って来られる道ができるといいけど、まずは1人の人間として立ち直ってくれたらいい」と話した。

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早くも今季15度目の逆転勝ち!初1番起用の細谷、2試合連続でお立ち台[報知]

消えかけていた2日前の余韻が、よみがえってきた。1点を追う5回2死二、三塁。今季初の1番に起用された細谷が初球のカーブを右前に運んだ。2者が生還する逆転打だ。「抑えられたら相手に流れが行ってしまう、非常に大事な場面。強い気持ちを持って打席に入りました」。15日の楽天戦(QVC)で代打満塁弾を含む猛打賞を記録した28歳が、早くも今季15度目となる逆転勝ちを呼び込んだ。

抜擢に応えた。ナバーロの復帰に相手のマークの激化も重なり、最後のスタメンは4月23日のオリックス戦(QVC)。この日が実に18試合ぶりの先発出場だった。その間、代打や代走、守備固めと便利屋的な起用が続いていたが、「自分が出るケースを想定して練習していた」。準備を怠らず、結果につなげた。

細谷と言えば、出身地・群馬が生んだスター、氷室京介率いる伝説のロックバンド・BOOWYの大ファンとして有名。応援団は、BOOWYの名曲「DREAMIN'」のサビに合わせて「細谷圭〜♪」と連呼する。細谷が今季途中から登場曲も「DREAMIN'」に変えたところ、打席に入る前からスタンドはノリノリに。ライブ会場のような雰囲気も、11年目のブレイクを後押ししている。

2試合連続でお立ち台に立ち、応援団が奏でる「DREAMIN'」に祝福されるのも、すっかり恒例となった。15日の試合後には、ロックスターばりに拡声機を片手に観客を派手にあおってみせた。幕張のニュー・スターに勢いをもたらされ、チームは4連勝。首位・ソフトバンクに2ゲーム差に迫った。

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ロッテ石川レオ戦7連勝!エースの風格[デイリー]

7回を118球、1失点で手中に収めたロッテ・石川歩投手の3勝目。ロッテ投手陣にとって、5月に先発投手が挙げた初の白星でもあった。

「ブルペンから球は高かったが、真っ直ぐの感じは悪くなかった」と振り返ったように、ピンチはあっても、その真っ直ぐを中心に西武打線を攻めた。

この日の関東地方は朝から雨。千葉は試合前も降り続けた。「中止かと思った。気持ちが切れ気味だったが、ギリギリで切り替えた。何とかいけました」と周囲を笑わせた。

今季6試合の先発は全て7回以上投げている。いまやエース格だ。西武戦も7連勝。「打ってくれているので勝っている」とサラリとかわしたが、粘る姿に打線も呼応する。

今季の目標は負け数を減らすこと。3勝2敗。「次が大事ですね」。最後は表情を引き締めた。

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ロッテ4連勝、細谷が逆転の2点適時打[デイリー]

ロッテが逆転勝ち。4連勝で首位・ソフトバンクとの差を2に縮めた。

1点ビハインドの5回2死二、三塁から細谷の右前へはじき返す2点適時打で逆転すると、さらに2死満塁としてデスパイネの左前適時打など打者10人の猛攻で4点を奪った。

「1番・一塁」での先発起用に応えた細谷は、「流れを引き寄せようという強い気持ちを持って打席に入った。1打席1打席集中してやっている」とお立ち台で胸を張った。

投げては、先発の石川が7回7安打されるも、1失点で踏んばり3勝目を挙げた。

西武は4回に浅村が6号、8回には中村が7号を放つも、いずれもソロ。先発の佐藤は4回まで1安打無失点の好投も、5回につかまった。

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ロッテ、西武3連戦は「船のポーズ」[デイリー]

ロッテは17日から19日の西武3連戦で、5回表終了後にビジョンで実施している「マリーンズYOGAタイム」で「船のポーズ」を行う。

マリーンズYOGAガール・北原絵里菜さんは「両手を背中の後ろについて、手の方に体重を乗せながら、両足を浮かせていきます。バランスが取れている方は両手を前へと伸ばし、ここでキープしていきましょう。このポーズは、お腹の引き締めに効果的なポーズです。さあ、この3連戦でもミラクルマリーンズから目が離せませんね!ナマステ(ありがとうございました)!」とPRした。

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[千葉魂]41歳大ベテランの存在感、ヤングマリーンズ支える井口[千葉日報]

指揮官の目には、気の緩みを感じた。プレーにミスがあった訳ではない。怠慢プレーをした訳ではない。ただ、若手選手達の闘う姿勢に不満があった。もっとガツガツとした姿を見せて欲しい。だから、開幕から3カード目。京セラドームのオリックス戦初戦の試合後に若手選手を集めると、そのことを厳しく指摘した。1年間は長い。開幕した時期に調子が良くても、必ず落ちる時期が来る。だから慢心して欲しくなかった。そして調子が悪いからといって、何とか、もがき、はい上がろうという姿勢を見せて欲しかった。

「どうしても今の若い選手には、そういうところがあるよね。調子がいい時はハツラツとしているのだけど、少し落ちたりしたらシュンとする。そして逆もある。少し調子がいいと錯覚をすることがある。1年は長いからね。山あり谷あり。そういうことをしっかりと教えてあげたいと思っている」。

若手選手の打撃練習を見ながら、伊東勤監督はつぶやいた。マリーンズの指揮官として、激励をしては叱咤をする。いつも若手選手の様子を見ながら状況を見分けながら、それを繰り返し、チームに刺激を与えている。

今季、初めて若手に苦言を呈した大阪の夜、忘れられない出来事があった。試合後に若手に喝を入れた後、41歳のベテランから申し入れがあった。「彼らを食事に誘ってもいいですか」。若手に心のフォローをしてあげたいというベテランの心配りだった。その意図をすぐに察した指揮官は「ちょっと、色々と話をしてあげてくれ」と快諾した。井口資仁内野手のその思いが何とも嬉しく頼もしく感じ、感謝をした。

その時のことを井口は振り返る。「監督と同じように感じていた部分もあったしね。彼らを何とかしてあげたいという思いがあった。食事に連れて行くことで、色々なことを伝えることができればと思ってね。何かヒントになるような話ができればと思った」。もちろん、ロッカーやベンチでアドバイスをすることもある。でも、食事をしながら、じっくりと話をすることが大事だと感じた。だから、若手達を連れて食事にでかけた。美味しい牛タンに舌鼓を打ちながら、他愛もない会話もしながら、野球の話をする。じっくりと時間をかけて話せることもあるし、普段は遠慮をして質問をできない若手を和ませることで自分達から疑問に思うことを積極的に聞いて欲しかった。

「若い子達に成功して欲しい。今、彼らに足りないのは引き出しの数かな。自分はそれを増やしてあげる手助けができればと考えている」。

井口もまた若い頃、同じ経験をした。何度も壁にぶち当たった。そのたびにホークスのスター選手であった秋山幸二氏、小久保裕紀氏達に声を掛けられ、食事を共にすることで色々な話を聞いて勉強をし、成長をした。そして野球の引き出しを増やし、色々な状況に対応できるようになった。その経験があるからこそ、今、若手と一緒に過ごす時間を大切にしている。

「今の自分の役割はプレーだけではない。このチームは若い選手が多い。自分が教えたり、何かプレーをする上でのヒントを与えることができればと思っている。それに今の自分が選手の誰よりも監督と年が近いからね」。そう言ってプロ通算250本塁打まであと4本にせまる大ベテランは笑った。

5月14日の東北楽天戦(QVC)。延長10回、4時間57分にも及んだ激戦にケリをつけたのは大ベテランのバットだった。途中出場ながら集中力を高め、バットを研ぎ澄ませての絶好機で決めた。井口の放った打球がレフト前に抜けると、ベンチから選手たちが飛び出した。41歳のヒーローに、一回り以上、年の離れた後輩達が水をかけ、祝福をした。その中心で背番号「6」は笑顔を見せた。若手を中心に躍動をしている2016年のヤングマリーンズにおいて、この男の存在は大きい。メジャーで世界一も経験した実績の中で自身が学んだものを惜しむことなく後輩達に託している。このメンバーでもう1度、優勝を味わいたい。強いチームになって欲しい。強い思いと願いがそこにはある。井口という大ベテランがいる。だから、マリーンズは強い。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

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