ロッテが今季4度目の4連勝を飾った。0−1の7回にナバーロの内野安打が失策を誘い追い付くと、延長11回にデスパイネの犠飛で勝ち越した。6投手の継投で1失点と耐えた。日本ハムは1回に先制したが追加点を奪えなかった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 |
北海道日本ハム | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
粘って白星をもぎ取った。千葉ロッテは相手が逃げ切りに入った7回に1点差を追い付いて延長戦に持ち込み、11回に振り切った。伊東監督は「こういう試合を取れるのは大きい。少しずつ力がついてきている感じがする」と目を細めた。
11回の攻撃は岡田の俊足が生きた。1死から「何とか塁に出てクリーンアップへ」と右前打で出塁。次打者の清田がヒットエンドランのサインに応えて左前に転がすと、悠々と三塁へ到達した。デスパイネの浅めの中飛で本塁を陥れ「去年までなら力負けしていた。それを落とさず取れるのは、レベルアップしていると思う」と誇った。
殊勲のデスパイネも「素晴らしい状況をつくってくれた」とお膳立てした2人に感謝。「併殺だけは嫌な場面。最低でも犠牲フライを打ちたかった」と力を抜いて打席に立ち、きっちりと仕事をした。
27日からは交流戦前の最後のカードとなるソフトバンクとの3連戦が待つ。今季4度目の4連勝と上り調子で迎える首位との直接対決に向け、伊東監督は「いい形で交流戦に行きたい」と必勝を期した。
千葉ロッテの二木は6回1失点と粘り強く投げた。1回に連打で先制を許したが「あの1点は仕方ないと割り切った」と引きずらなかった。4〜6回は得点圏に走者を背負った場面を切り抜け、試合をつくった。
低めに集める投球が光った。特に、決め球のフォークボールが効果的。5、6回は暴投で進塁を許した後でも、低いフォークボールを投げて空振り三振で切り抜け「1番打ち取る確率が高いと思っていた。暴投を気にせず投げられた」と手応えをにじませた。
迷いはなかった。1−1の延長11回1死一、三塁。ロッテ岡田幸文外野手(31)は三塁から勢いよくスタートを切った。デスパイネの中飛は、やや浅かったが「行ける」と瞬時に判断。一塁走者の清田が一、二塁間に挟まれる“おとり役”も結果的に必要なかった。自慢の足で鮮やかに決勝ホームを踏んだ。
勝ち越し機は自らお膳立てした。1死走者なしで、日本ハム高梨から右前打。3日以来21打席ぶりの安打に「良かったー」と無邪気に喜んだ。続く清田の左前打で一気に三塁へ。エンドランが決まった。後は、外野フライでホームを踏むだけ。岡田の真骨頂だった。
開幕から1番打者として引っ張ったが、徐々にバットが湿った。5月は、再びベンチスタートが増えている。それでも「スタメンの人を応援するのは、もちろんのこと。スタメンじゃなくても、自分がプレーしている意識でいます」と、常に臨戦態勢だ。だから、途中出場でもスッと入っていける。準備は練習から。外野の名手だが、守備練習の“締め”は内野に立つ。二塁手や遊撃手の位置でフリー打撃の打球を受ける。狙いは打球判断。「これなら行けるとか、行けないとか」と、走者になった時を想定して鍛えている。
今季17度目の逆転劇で4連勝。貯金を今季最多の9とした。伊東監督は「いよいよ、明日からだね」と、今日27日からの首位ソフトバンクとの3連戦をにらんだ。岡田も「貯金を1つでも増やしたい」。快足を飛ばし、タカのしっぽをつかむ。
ロッテは26日、QVCマリンで「逆天丼」を販売することを発表した。
この日の日本ハム戦で今季17度目の逆転勝利。「逆転のロッテ」を後押しする。27日のソフトバンク戦より、QVCマリンでロッテが逆転した時に販売を開始する。
場所は、竹りん(コンコース202通路横)。具材は、エビ天・イカ天・野菜かき揚げ・レンコン天・かぼちゃ天・いんげん2本・白飯200グラム。税込み1200円。
1点差の逆転で販売開始し、2点差の逆転ならトリ天を2個プラス、3点差以上の逆転ならトリ天を2個プラスに加え、ご飯を100グラム増量する。
限定販売で、提供開始時間は、逆転した回が終わって5分後ぐらい。サヨナラ勝ちの際は販売はなく、8回裏までの販売となる。
ロッテが4連勝で、貯金を今季最多の9とした。
先発二木は初回に1点先制されたが、追加点を与えず、6回まで投げた。7回からは救援陣が無失点リレー。すると7回、敵失で同点。延長11回に1死一、三塁を作り、最後はデスパイネが決勝犠飛を放った。
11回は1死から岡田が右前打。続く清田が左前打でエンドランを決め、一、三塁とした。伊東勤監督(53)は「延長に入れば、どうであれ、走者が出ると(相手は)嫌。エンドランもかけやすかったし、清田が見事に転がして良い形になった」と振り返った。接戦を制したことについては、「チーム全体をあまり褒めたくはないんだけど、少しずつ力はついている」と、手応えを感じている様子だった。
ロッテ先発の二木康太投手(20)は、6回6安打1失点で降板した。勝ち負けは付かなかった。
初回に1死から2連打で1点を失ったが、2回以降は0で抑えた。「先制点を取られてしまいましたが、そこから切り替えて粘り強く投げることは出来たと思います。ピンチで勝負球も低めに投げきることが出来ましたが、やはり先制点を取られてしまったことは反省点。後はチームの勝利を願ってベンチで応援します」と話した。
ロッテは、5月28日のソフトバンク戦(QVCマリン)を「BLACK BLACK CLASSIC」と題し、来場者全員に00年から04年シーズンに着用した初代ブラックユニホームのレプリカをプレゼントする。
当日は関連グッズも販売。試合後はグラウンドを開放し、ベースランニング、グラウンドウオークを開催する。また、チームは現行のビジターユニホームでプレー。ソフトバンクがホームユニホームを着用する。
ジェイソン・スタンリッジ投手(37)は「当日はマリンが真っ黒に染まるんだね! とてもエキサイティングだ。そしてこの当時のビジターユニホームはとてもクールだね! ぜひたくさんの人に応援に来てもらいたいよ」とコメントした。
ロッテは26日、日本ハム11回戦(函館)に延長11回、2−1で勝ち、今季4度目の4連勝。貯金を同最多の「9」に増やした。決着をつけたのは主砲、アルフレド・デスパイネ外野手(29)。11回1死一、三塁からの中犠飛で、24日の日本ハム戦(札幌ドーム)に続く2試合連続の決勝打。キューバの至宝が頼もしい。
津軽海峡デスパ景色。“おきて破り”のフレーズが函館の地に響いた。
「今の気分?デスパ、イイ〜ネ!!」。敵地でのヒーローインタビューでは封印している“お約束”。今季17度目の逆転勝ちとあって、気分は高揚していた。
1−1の延長11回。1死から途中出場の岡田が右前打を放ち、伊東監督が動く。当たりが止まっている清田にエンドランのサイン。打球は大きく開いた三遊間を抜けた。一、三塁でデスパイネが中犠飛。24日の日本ハム戦(札幌ドーム)で放った先制10号2ランに続く、2試合連続の決勝打となった。
「岡田、清田が素晴らしいチャンスを作った。併殺だけは避けたかった。まあ、最低限の仕事はできたかな」。
大阪から札幌に移動した翌日の23日、胃腸炎のような症状が出て、宿舎で寝込んだ。前日25日も外出せずに終日休養。北海道といえばジンギスカン&ビールで、ともに大好物の助っ人だが「(原因は)疲れかな。夕食もルームサービスだ」と禁欲を守った。
万全とはいえない中での大仕事は、ファンの声援に後押しされた。「どこの地方にいってもたくさんのロッテファンがいる。そして函館にもいた。これには驚くし、感謝している」と熱いメッセージを送った。
チームは今季4度目の4連勝で、貯金は同最多の「9」。27日からの首位ソフトバンクとの3連戦(QVCマリン)でも「デスパ、イイ〜ネ!!」とお叫びいただきたい。
途中出場の岡田が延長11回に右前打を放ち、デスパイネの中犠飛で決勝のホームに滑り込んだ。「浅い当たりだったけど、もちろんGO!!とにかく塁に出ることだけ考えていた」。3日の楽天戦(コボスタ宮城)以来、21打席ぶりの安打。先発落ちも多くなったが、「ベンチでも常に試合へ気持ちを入れていますよ」という選手会長が好調なチームを支える。
ロッテが今季すでに17度の逆転勝ちを記録したことから、QVCマリンの一塁側202通路横の飲食売店「竹りん」が27日のソフトバンク戦から「逆転丼」(税込み1200円)を発売する。具材はエビ天、イカ天、野菜かき揚げ天などで、試合中にロッテが逆転した際に販売される。
ロッテのアルフレド・デスパイネ外野手(29)が1−1で迎えた延長11回に勝ち越し犠飛を放ち、チームは4連勝を飾った。
ロッテは11回、1死から岡田、清田の連打で一、三塁と勝ち越しのチャンスを作ると、続くデスパイネが中犠飛を放ち、勝ち越しに成功した。最後は益田が3人斬りで締めた。
ヒーローのデスパイネは「1点取れば勝てる状況だったので、犠牲フライを打って点を取りたいと思って打席に立ちました」と振り返り、「今日の試合は、両チームともいい投手でいい試合だった。今日の勝利は非常に大きい」と納得の様子。最後は「デスパいい〜ね!!」でファンと勝利を喜んだ。
プロ野球ロッテは、28日のソフトバンク戦(QVCマリン、午後2時開始)を「BLACK BLACK CLASSIC」と銘打ち開催する。
来場者全員に00年から04年シーズンに着用した初代ブラックユニホームのレプリカをプレゼント。当日は関連グッズも販売する。また、試合後はグラウンドを開放。ベースランニング・グラウンドウォークが楽しめる。
なお、当日は現行のビジターユニホーム、一方のソフトバンクはホームユニホームを着用する。
ロッテは1−1の7回から5人の救援陣が無失点リレーを見せた。
9回に登板した守護神・西野は先頭のレアードに右前打を許したが、1死一塁から浅間を三振に仕留め、盗塁を試みた一塁走者の大累を捕手・田村が刺して三振ゲッツーで無失点。10回も3者凡退に抑え、今季2度目の2イニングを投げ3勝目を手にした。右腕は「9回はラッキーだった。タム(田村)がよく刺してくれた」と話した。
ロッテは26日の日本ハム戦に逆転勝利。それを受けて27日のソフトバンクホークス3連戦からQVCマリンフィールドで、逆転したときのみ販売する天丼「逆転丼」を新発売する。
具材はエビ天、イカ天、野菜かき揚げ、レンコン天、かぼちゃ天、いんげんで価格は1200円(税込み)。1点差の逆転で販売開始し、2点差の逆転でとり天を2個追加、3点差以上の逆転ではとり天2個とご飯増量100グラムのサービスがつく。
ロッテの二木は日本ハム戦に先発、6回6安打1失点で3勝目はならなかった。
初回1死から中島に左越え二塁打、田中に左前適時打を許し先制されたが、その後は8三振を奪って追加点を与えなかった。右腕は「先制点を取られてしまったが、そこから切り替えて粘り強く投げることはできたと思います。ピンチで勝負球も低めに投げきることができましたが、やはり先制点を取られてしまったことは反省点」。1−1で降板し、負けはつかなかった。
ロッテは28日のソフトバンク戦(QVCマリン)を「BLACK BLACK CLASSIC」と題して開催し、来場者全員に00〜04年シーズンに着用した初代ブラックユニホームのレプリカを配布する。
関連グッズも販売。試合後はグラウンドを開放し、ベースランニング・グラウンドウォークを実施する。当日は現行のビジターユニホームを着用する。
スタンリッジは「当日はマリンが真っ黒に染まるんだね!とてもエキサイティングだ。そしてこの当時のビジターユニホームはとてもクールだね!。ぜひたくさんの人に応援に来てもらいたいよ」と話した。
西野は充実の表情を浮かべた。「自分の間合いで投げられた。とにかく気を緩めない気持ちでした」。ロッテの守護神が今季2度目の2イニング登板を0で封じ、3勝目(12セーブ)。チームは4連勝で貯金も今季最多の9に伸ばした。
同点の9回無死からレアードに右前打を浴びたが、続く大野のバントを捕邪飛、浅間を三振ゲッツー。捕手・田村の好守備で切り抜けると、延長10回は3者凡退。直後の11回にデスパイネがV犠飛を決め、伊東監督は「西野の2イニング目が大きかった」と勝利のポイントに挙げた。
4月23日のオリックス戦(QVC)で2回連続セーブ失敗し、ベンチで涙したこともある。指揮官から「抑えは堂々としていろ」と勇気づけられ、自分の立場を再認識した。「真っ直ぐ(の調子)が戻ったことが大きいです」と話す今の西野の口調は、自信にあふれている。
ロッテは、28日のソフトバンク戦(QVC)を「BLACK BLACK CLASSIC」と題して開催すると26日、発表した。来場者全員に2000〜04年シーズンに使用した初代ブラックユニフォームのレプリカがプレゼントされる。
当日はロッテがビジターユニホーム、ソフトバンクがホームのユニホームを着用。試合後にはグラウンドを開放し、ベースランニング・グラウンドウォークも開催される。昨季はソフトバンクに所属していたスタンリッジは「当日はマリンが真っ黒に染まるんだね!とてもエキサイティングだ」と話していた。
ロッテは26日、QVCマリンの試合で逆転した際に限定販売する「逆転丼」(税込み1200円)を、27日のソフトバンク戦から販売すると発表した。
逆転した5分後を目安に球場内のレストラン「竹りん」で発売。2点差でとり天を2個プラスし、3点差以上でさらにご飯が100グラム増量される。
チームはこの日、17度目の逆転勝ちを収めた。
ロッテは26日、5月28日の福岡ソフトバンク戦を「BLACK BLACK CLASSIC」と題し、来場者全員に00年から04年シーズンに着用した初代ブラックユニホームのレプリカをプレゼントすることを発表した。当日は関連グッズも販売。試合後はグラウンドを開放し、ベースランニング、グラウンドウォークを開催する。
スタンリッジ選手は「当日はマリンが真っ黒に染まるんだね!とてもエキサイティングだ。そしてこの当時のビジターユニホームはとてもクールだね!ぜひ沢山の人に応援に来てもらいたいよ」とコメントした。