ソフトバンクが競り勝ち、今季3度目の7連勝とした。4−4の9回に松田が9号2ランを放った。3番手の森が2勝目を挙げ、サファテが17セーブ目。ロッテは守備の乱れをきっかけに西野が勝ち越しを許し、3連敗を喫した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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福岡ソフトバンク | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 6 |
千葉ロッテ | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 4 |
このカード初戦の27日のゲーム前。千葉ロッテの伊東監督は「ミスが許されない相手」と話していた。首位ソフトバンクに3連敗。最終日はくしくも、その言葉通りの結末になった。
4−4の9回。無死一塁から5番手西野が松田に左越え2ランを許した。しかし、監督が苦言を呈したのは直前のプレー。二塁手ナバーロが下から出したグラブにバウンドが合わず失策。「ボテボテで慌てた感じがある」と松山内野守備走塁コーチ。嫌な形で走者を出してしまった。
「(悪い)流れを止めてこそ僕のポジション。高めのスライダーは当てただけで1番飛ぶ。走者を警戒しながらでも、投げてはいけない」。痛恨被弾に右腕は責任を背負ったが、監督は伏線となったナバーロを断じた。「現状ではソフトバンクにミスをしたら勝てないと明らかに分かった」。
相手には対照的なプレーがあった。8回、無死一塁からデスパイネが右中間に飛球を放った。抜けたと確信した場内は沸き上がった。だが右翼手の城所が好捕し、三塁まで走っていた一走の角中は戻れず併殺に。守備が“明暗”を分けた。
2位で交流戦に突入するものの、首位ソフトバンクとのゲーム差は今季最大の6に開いた。監督は「しばらくはパ・リーグのことを考えず、目先の試合を一戦一戦戦っていくだけ」と言葉を振り絞った。
千葉ロッテの井口が、代打で一時は同点となる本塁打を放った。2点を追う7回2死二塁で送り出されると、カウント2−2からの146キロ直球を左中間席に運んだ。
11日のソフトバンク戦以来となる今季3号。「追い込まれていたけどね。強い気持ちで、それだけ」。勝利にはつながらなかったが、球界最年長野手の41歳の存在感が際立った。
ロッテは3連敗を喫した。同一カード3連戦3連敗は今季初めて。
ミスから敗れた。4−4の9回、西野勇士投手(25)が登板。先頭長谷川を二ゴロに打ち取ったはずが、ナバーロが捕球できなかった。すると、続く松田に投じたスライダーが高く浮き、左越えに決勝2ランを打たれた。
西野は「高めに抜けるスライダーは危ない。もったいなかった」と悔やんだ。さらに、2死走者なしから牧原のセーフティーバントを処理しようとして転倒。左手を突き、その衝撃が肘に来たため降板した。念のため、30日に精密検査の予定。
チームは、交流戦までの日程を終え、28勝22敗1分け。貯金6で2位につけている。とはいえ、首位ソフトバンクとのゲーム差は6まで広がった。3連敗に、伊東勤監督(53)は「初戦、2戦目もそうだが、ミスした方が負ける。今日の試合も、その通りになった」と嘆き節。「明日からは交流戦。しばらくは、パ・リーグのことは考えず、1戦1戦、目の前を戦っていくだけ」と締めた。
ロッテ井口資仁内野手(41)が代打で同点の3号2ランを放った。
2−4の7回2死二塁で、吉田に代わり打席に立った。カウント2−2からソフトバンク武田の真っ直ぐ146キロをバックスクリーン左へ放り込んだ。
劣勢を振り出しに戻すと、「追い込まれていたけどね。強い気持ちで、それだけ。同じ相手に3つ負けられない。このチームに勝たないと上にはいけないから、どんな形であれ勝たないと。今日は負けられない。あとはベンチの皆に託して応援にまわります」と話した。
ロッテ先発の唐川侑己投手(26)は、4回6安打3失点で降板した。
5四球1死球と制球に苦しみ、4回までで92球を要した。降板後は「見ての通り。制球に苦しみ、球数も多くなってしまった。自分自身、野手の人のリズムを作ることが出来なかった。悔しい。歯がゆいです」と話した。
ロッテ高浜卓也内野手(26)が2号ソロを放った。
1−3の3回2死で、ソフトバンク武田の初球、内角142キロを右翼席最前列へライナーで運んだ。1点差に追い上げる1発を放ち、「前の打席(初回の一ゴロ)でインコースのボールに詰まったので、インコースにヤマを張って思い切り打ちました。当たりましたね。連敗しているので今日は何が何でも勝たないといけない」と話した。
ロッテ選手会が29日、選手内(育成も含む)で独自に行ったアンケート結果を発表した。
ファンに楽しんでもらうため、今月から様々なテーマでアンケートを取ることになった。第1回のテーマは「グラウンドと私生活でギャップがありそうな選手」。結果は次の通り。
なお、「グラウンドと私生活で最もギャップがなさそうな選手」の1位は東條大樹投手(10票)、2位は大谷智久投手(8票)だった。
1位に選ばれた宮崎は「(自分では)全くそう思わないです!自分からすると、何で?という結果です。みんなに考え方が変わっているとよく言われますが、その辺が影響しているのかなあと思います。ただ、何でもトップはいいことだと思うので、胸を張りたいと思います。次は野球で1位になれるように頑張ります!」とコメントした。
首位・ソフトバンクに3連戦3連敗を喫した伊東監督は「ミスをしたら勝てない」と苦い表情だった。4−4まで食らいついたが、8回の攻撃で、デスパイネの鋭い当たりが相手の好捕で右飛になり一走・角中が戻れず併殺。9回にはナバーロの失策から松田に2ランを浴びた。得意の交流戦に向け、指揮官は「しばらくパ・リーグのことは考えず目先の1戦1戦を戦っていく」と切り替えた。
ロッテ・西野勇士投手(25)が29日、ソフトバンク11回戦(QVCマリン)の9回に登板し、守備で左肘を痛めて途中交代した。検査などの予定はなく、西野は軽症を強調した。
ロッテは首位ソフトバンクに3連戦3連敗を喫した。伊東監督が真っ先に口にしたのは「結局、ミスをした方が負ける。現状ではミスをしたら勝てない相手」という言葉だった。抑えの西野が登板した9回、先頭打者の長谷川の緩いゴロをナバーロが捕れず、松田に2ランを浴びた。
依然として2位につけるものの、ソフトバンクとのゲーム差は今季最大の6に広がった。31日に始まる交流戦に向け、監督は「また(首位への)挑戦権を得るために、しばらくパ・リーグのことは考えずに目先の試合を戦っていく」と気持ちを切り替えた。
プロ野球ロッテは29日、同球団選手会が、チーム内(育成も含む)で独自に毎月、様々テーマでアンケートをとり、公式発表を行うことになったと発表した。第1回目のテーマは「グラウンドと私生活でギャップがありそうな選手」で、結果は次の通り。なお、このアンケートは、同球団選手会がファンに楽しんでもらうために企画立案、公表するもの!!
ロッテは今季初の同一カード3連敗を喫した。
4−4の9回無死一塁から守護神・西野が松田に決勝2ランを被弾。昨年5月5日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来、約1年ぶりに本塁打を浴び2敗目を喫した右腕は「浮いたスライダー。1番危ない球。走者を警戒しながらでも投げちゃいけない球だった」と反省した。さらに、2死から牧原バント処理の際に転倒し、左肘の違和感を訴え降板。30日に検査を受ける予定だが「(左肘は)大丈夫だと思う」と話していた。
ロッテの井口が一時同点となる代打2ランを放った。
2−4の7回2死二塁。武田に変化球を4球続けられ、カウント2−2からの5球目。146キロ直球を叩き、左中間席へ運んだ。月に1度のファン感謝デー「マリンフェスタ」に沸いたスタンドから、大歓声と「井口」コールを浴びた41歳は「追い込まれていたけどね。強い気持ちで、それだけ。同じ相手に3つ負けられない。このチームに勝たないと上にはいけないから、どんな形であれ勝たないと」話した。41歳5ヶ月での代打本塁打は球団では43歳1ヶ月の野村克也に次ぐ2位の記録だ。
しかし、勝ち越すことはできず、今季初の同一カード3連敗。首位・ソフトバンクとのゲーム差は6に開いた。31日からは交流戦に入る。伊東監督は「しばらくはパ・リーグのことは考えずに戦っていくだけ」と切り替えていた。
ロッテ先発の唐川が苦しい投球に終始した。
初回に内川の先制犠飛で早くも失点すると、2回にも今宮に左前適時打、押し出しと立ち直りの兆しもなく、結局4回で92球も投げ6安打6四死球3失点で降板した。
「見ての通り。制球に苦しみ、球数も多くなってしまった。自分自身、野手の人のリズムを作る事が出来なくて、悔しいし、歯がゆい」とうな垂れた。
ロッテ・高浜が4月15日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来の2号ソロを放った。
2点を追う3回2死から、武田の初球の内角直球をフルスイングし右翼席へ運んだ。「前の打席でインコースのボールに詰まったので、インコースにヤマを張って思い切り打ちました。当たりましたね」という狙い打ち。
チームはソフトバンクとの首位攻防戦に2連敗しているだけに「今日は何が何でも勝たないといけない」と気合を入れていた。
ロッテは今季から、選手に毎月様々なテーマでアンケートをとり、結果を発表する。記念すべき第1回目のテーマは「グラウンドと私生活でギャップがありそうな選手」だった。結果は以下の通り。
1位の2年目左腕・宮崎は「(自分では)全くそう思わないです!自分からすると、何で?という結果です。みんなに考え方が変わっているとよく言われますが、その辺が影響しているのかなあと思います。ただ、何でもトップはいいことだと思うので、胸を張りたいと思います。次は野球で1位になれるように頑張ります!」とコメントした。
なお、「グラウンドと私生活で最もギャップがなさそうな選手」の1位は東條大樹投手(10票)、2位は大谷智久投手(8票)だった。
ロッテのドラフト2位ルーキー・関谷と二木が29日、ソフトバンク戦(QVCマリン)の前に球場脇のステージでトークショーを行った。
21日のオリックス戦(京セラドーム)でプロ初勝利を挙げた関谷は「QVCマリンでお立ち台に立てるように頑張ります」と本拠地1勝を誓った。
また、二木は「1ヶ月勝ちがないので、落ち込んでいる時期です」。今季は2勝とも敵地で挙げただけに「本拠地で勝ちたい」と話し、ファンの拍手を浴びていた。
ロッテはソフトバンクに3タテを喫し、ゲーム差は今季最大の6に広がった。
「ミスをした方が負ける。現状ではミスをしたら勝てない」と伊東監督。抑えの西野が登板した9回、先頭打者の長谷川の緩いゴロをナバーロが捕れず直後に松田に2ランを浴びた。
ロッテは3連敗で首位ソフトバンクとのゲーム差は「6」。
伊東監督は「結局、ミスした方が負ける」と切り出した。9回、松田の決勝2ランはナバーロの失策の直後だった。ソフトバンク戦では特に「ミス撲滅」を強調している。最後は「パ・リーグのことは忘れ目先の試合を1戦1戦、戦っていくだけです」と交流戦に視線を切り替えていた。
ロッテは29日のソフトバンク戦(QVCマリン)が、月1回のファンサービスをテーマにした「マリンフェスタ」の試合日となることを受け、試合前、試合後に様々なイベントを行うことを発表した。
試合前には「富山ブラックラーメン」を販売する。午前11時20分から45分にかけて、フロア3居酒屋ダイニング竹りんで行われる。富山出身の石川歩投手、西野勇士投手が販売を担当する。ちなみに、企画の発案者は西野。
試合後は「選手のロッテアイス屋さん」と題して、試合終了後20分頃に、フロア2ロッテブースで行う。清田育宏外野手、藤岡貴裕投手が、ロッテクーリッシュソーダ味を販売する。
他にも試合前、試合後にトークショー。試合前にサイン会。試合後にグラウンドでファミリーキャッチボールなどが行われる。
ロッテ選手会が29日、ロッテ選手内(育成も含む)で独自に毎月、様々なテーマでアンケートを取った結果を発表した。記念すべき第1回目のテーマは「グラウンドと私生活でギャップがありそうな選手」だった。1位は宮崎敦次投手(23)で「私服の時のように自分を出せたら、人気者になれるはず」と突っ込まれていた。
1位に選ばれた宮崎選手は「(自分では)全くそう思わないです!自分からすると、何で?という結果です。みんなに考え方が変わっているとよく言われますが、そのへんが影響しているのかなあと思います。ただ、何でもトップはいいことだと思うので、胸を張りたいと思います。次は野球で1位になれるように頑張ります!」とコメントした。
以下、3位・涌井秀章投手、田村龍弘捕手、南昌輝投手、角中勝也外野手でいずれも3票。4位・内竜也投手、松永昂大投手、川満寛弥投手、信樂晃史投手、吉田裕太捕手らでいずれも2票だった。
なお、「グラウンドと私生活で最もギャップがなさそうな選手」の1位は東條大樹投手・10票、2位・大谷智久投手で8票だった。
このアンケートはロッテ選手会がファンに楽しんでもらうために企画し公表している。