ロッテが競り勝った。0−1の5回に高浜の3点二塁打で逆転し、1点差とされた7回には角中が適時二塁打を放った。スタンリッジは4月30日以来の3勝目。ヤクルトは4回に山田の20号ソロで先制したが、山中が踏ん張れなかった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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東京ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | x | 4 |
一振りで勝利を引き寄せた。千葉ロッテが1点を追う5回1死満塁。高浜が初球の外角直球を捉え、走者一掃の左中間二塁打とした。力投を続けるスタンリッジを援護する一打に「何とか1本出そうと気合を入れた」とうなずいた。
打席に入る直前、次打者の角中から「思い切りたたきつける感覚でいけ」と助言されたという。マウンドには下手投げの山中。角中は「あいつは基本的に引っ張り。逃げていく球を捉えるには、上からつぶした方が強い打球になる」と説明した。教え通りに振り下ろす感覚でバットを出したことで、打球が伸びた。
この場面ではもう1つの工夫があった。足幅1つ分、投手寄りに立ったことだ。それまでの打席では120キロ台の山中の球に対し、体が突っ込んでいた。わずかだが立ち位置を変えることで、タイミングが合った。
伊東監督は走者を出しながら打ち崩せない流れを「焦りもあった」と振り返り「初球から思い切りいってくれた」とヒーローの一振りをたたえた。高浜は「いつもいけると思ってやっているのが、いい結果につながっている」と自信に満ちた表情を見せた。
ロッテ高浜卓也内野手(26)が5回1死満塁、走者一掃の左越え二塁打を放った。1点を追う展開。一気に試合をひっくり返した。「最低でも外野フライと思って打席に入りました。これだけのファンの中で最高のヒットが打てて気持ちがいいです」と喜んだ。
ロッテは12日のマリンフェスタで行うファンサービスの概要を発表した。
来場者には「マリンフェスタ2016」のロゴが入った応援ボードを配布。試合前にはサイン会、写真撮影会(いずれも参加応募は終了)、選手によるウエルカムハイタッチなどが行われる。
試合後は特設フォトブースで、選手と一緒に写真を撮影し「乳酸菌ショコラ アーモンドチョコレートビター」がプレゼントされるイベントも開催。また、選手によるアフターゲームトークショーを行い、こちらには交流戦という事でヤクルトのつば九郎も飛び入り参加をする予定だ。
岡田選手会長は「今月のマリンフェスタも盛り上がっていきましょう。皆様との交流を選手一同、楽しみにしていますので、ぜひQVCマリンフィールドにお越しください。13時試合開始ですよ!」と呼びかけた。
ロッテは高浜卓也内野手(26)が5回に満塁走者一掃の決勝二塁打を放ち、今季19度目の逆転勝ちを収めた。
打席に向かう直前、角中の声が聞こえた。「今のお前の打ち方だと、全部フライになる。上からたたけ!潰せ!!」。このアドバイスに高浜のスイッチが入った。
1点を追う5回1死満塁。山中の浮き上がる球に苦戦していた高浜は意を決して、初球の外角高めの真っすぐを潰しにいった。左中間への3点二塁打。今季19度目となる「逆転のロッテ」へと導く快音。「角中さんのおかげです。怒られるので初球からいきました」と笑わせた。
この日の試合はNHK総合で全国中継。佐賀市出身の高浜は「滅多にない機会」と燃えていた。4月の熊本地震で同市内も緊張と動揺が走ったが、「心配はいらない。野球で頑張ってくれることが家族の力になる」と母・富美子さん。孝行息子は見事にバットで応えた。
ロッテは12日のヤクルト戦(QVCマリン)で、月1回のファン感謝デーをコンセプトにした「マリンフェスタ」を開催。試合後の選手トークショーには、何と敵の人気マスコット、つば九郎が“乱入”する。つば九郎といえば、2014年オフ、フリーエージェントでヤクルトに移籍した成瀬の人(鳥)的補償として、ロッテがつば九郎を要求。「ちば九郎」に変身させる作戦を立てたが、強奪計画は未遂に終わった。何やら今回も一波乱ありそう!?
ロッテのスタンリッジが約1ヶ月半ぶりの3勝目を手にした。6回2/3を2失点と試合をつくり「チーム一丸となった戦いで気分よく投げられた。自分の仕事をしっかりできたし、嬉しい」と表情を緩めた。
3試合続けて打ち込まれ、2軍で1試合の調整登板を経て戻った1軍のマウンドだった。不振の原因だった制球難に陥ることもなく、打たせて取る内容で「持ち味を出せた」と手応えをにじませた。
11日のロッテvsヤクルト2回戦(QVCマリン)は、NHK総合テレビで午後1時50分から全国中継。ロッテの主催試合が地上波で全国に流れるケースは超レアで、試合前は伊東勤監督(53)も大張り切り。特に春季キャンプでお世話になった沖縄・石垣島に向け「滅多にない機会。いい試合をして、島の皆さんに我々の元気を届けたいですね」と必勝を宣言した。
10日の同カードは残念ながら延長競り負け。「ヤクルト戦は決まってもつれる。勝っていても油断せず、負けていても諦めず、最後まで引き締めていきます」と気合十分だった。
ロッテは11日、QVCマリン内で「おもてなしプロジェクト」の5月の月間表彰を行った。これはよりよい接客対応を行うことを目的に昨年より月1回の表彰を行っており、今年の第2回目。
カスタマーセンター1人、チケット担当1人、ボランティアスタッフ1人、ビール立ち売り販売スタッフ1人、案内係1人、サンプリング担当1人、グッズショップスタッフ1人、ファンクラブ担当者2人の9人が表彰され、表彰状と観戦チケット、鈴木大地内野手のサイン色紙がプレゼントされた。
ロッテは、12日のヤクルト戦(QVCマリン)で月1回のファン感謝デーをコンセプトにした「マリンフェスタ」を開催する。
来場者には「マリンフェスタ2016」のロゴが入った応援ボードを配布。試合前にはサイン会、写真撮影会(いずれも参加応募は終了)、選手によるウェルカムハイタッチなどが行われる。
また、試合後は特設フォトブースで、選手と一緒に写真を撮影し、撮影後には、「スイーツデイズ 乳酸菌ショコラ アーモンドチョコレートビター」をプレゼント(球場内フロア2コンコース ロッテブース、先着順1組2人までの50組)する企画や、選手によるアフターゲームトークショーが用意され、こちらには交流戦ということでスワローズのマスコット「つば九郎」も飛び入り参加をする予定だ。
初球の直球を迷わず叩いた。0−1の5回1死満塁。ロッテの2番・高浜は下手投げの山中が投じた高め直球に、上からバットを振り下ろした。
打球は伸びて左中間を破りワンバウンドでフェンスに到達。走者一掃の逆転二塁打となり、お立ち台では「角中さんに怒られると思って必死だった」と笑顔で振り返った。
打席に入る直前、3番・角中から「おまえの打ち方だと全部フライになるから、思いっきり叩きつける感覚でいけ」と言われていた。その教えを忠実に守り、サブマリン右腕の下から来る球に上からバットを合わせ「カクさん(角中)に感謝です」と話した。
この日は球団初となる赤を基調としたサードユニホームで戦う4試合目。今季19度目、そして「赤ユニ」では3戦連続の逆転勝利に満員の客席が赤く燃えた。前回「赤ユニ」を着た5月8日のオリックス戦は、角中が逆転の決勝三塁打を放っている。高浜にとっては兄貴分的な存在。阪神からロッテに移籍した11年には「キャッチボールができる距離」(高浜)の向かいのマンションに住んでいた。2歳上の角中を車で送り迎えすることも多かったという。
今春の石垣島キャンプでは角中から「これ着とけ」とTシャツを渡された。背中には「監督 俺を使ってください!!」の文字。プロ9年目の26歳は背中でアピールを続け、開幕スタメンを勝ち取った。助言の理由を聞かれた角中は「自分に回る前に1点は取って欲しかった」と笑いを誘った。3−2の7回に左翼線適時二塁打。“師弟コンビ”で全4打点を挙げた。
前日は延長10回の末に6−7で敗れただけに「今日の勝ちは大きい」と伊東監督。高浜は「チームの雰囲気もいいし、いつも“いける”と思って戦っている」と胸を張る。「逆転のロッテ」は逆転優勝を諦めることなく、マジック点灯が迫るソフトバンクを追い掛ける。
ヤクルト・成瀬が古巣・ロッテ戦(QVCマリン)で移籍後初登板した。
1点を追う7回無死二塁のピンチで救援登板。名前がコールされると球場がどよめき、二塁への牽制の場面ではロッテファンからブーイングが浴びせられた。
加藤に投前犠打を許し、わずか1球で降板。「もっと投げろよ!」と客席から声も飛んだ中、三塁ベンチに下がった。
ロッテは11日のヤクルト戦後、QVCマリン内で今季から活動しているボランティア組織「マリーンズ・ボランティア」の懇親会を行った。
80名のボランティアクルーが出席。ロッテ・岡田選手会長は「日頃は球場、チームの為に活動有難うございます。現在、チームが好調なのはボランティアクルーの皆様のおもてなしがあるからこそと思います。私達も秋には伊東監督を胴上げ出来るよう頑張りますので、一緒に球場を盛り上げて行きましょう」とスピーチした。
ロッテは12日のヤクルト戦(QVCマリン)を月1回のファン感謝デー「マリンフェスタ」として開催する。来場者に「マリンフェスタ2016」のロゴ入り応援ボードを配布。試合前にはサイン会、写真撮影会、選手によるウェルカムハイタッチなどが行われる。
試合後は特設フォトブースで選手と一緒に写真を撮影し、「スイーツデイズ 乳酸菌ショコラ アーモンドチョコレートビター」をプレゼントする企画もある。また、選手によるトークショーも開催し、ヤクルトの球団マスコット「つば九郎」も参加する予定だ。
岡田選手会長は「今月のマリンフェスタも盛り上がっていきましょう。皆さまとの交流を選手一同、楽しみにしていますので、ぜひQVCマリンフィールドにお越しください。13時試合開始ですよ!」と話した。
ロッテは11日、「おもてなしプロジェクト」5月の月間表彰を行った。よりよい接客を目的に昨季から月1度の表彰を行っており、今季は2度目。計9名が表彰され、表彰状と観戦チケット、ロッテ・鈴木のサイン色紙がプレゼントされた。
表彰式に参加した鈴木は「皆さま、これから暑い日が続きますが、一緒に頑張ってファンの方に喜んでもらいましょう」と呼びかけた。
山室晋也球団社長は「皆さまの心温まるおもてなしのおかげで、多くのファンの方に喜んでもらっています。1位のチーム(ソフトバンク)とは差がありますが、これからググッと上がっていって、みんなでこの球場を盛り上げて行きましょう」と話した。
ロッテは、高浜が一振りで決めた。1点を追う5回1死満塁、初球をたたいて左中間へ逆転の3点二塁打。相手は下手投げの山中で「いつもと違った景色から球が来る」と前の2打席は凡退していたが、打席に入る前に「角中さんに『上からつぶすように打て』とアドバイスをもらった」と明かし、見事に実践した。
この日は赤の限定ユニホームが来場者全員に配布されており、真っ赤に染まったスタンドが揺れた。伊東監督は「初球からよく打ってくれた」と喜んだ。
ロッテ・高浜卓也内野手が値千金の一振りで勝利を引き寄せた。1点を追う5回1死満塁の絶好機。山中の初球の外角直球を捉え、左中間へ走者一掃の逆転二塁打を放った。
打席に入る前、角中から助言された「今の打ち方じゃ打てない。ボールをたたきつける感覚で打て」を実践して下手投げの山中を攻略。「カクさん(角中)に感謝です」と目尻を下げた。伊東監督は走者を出しながら打ち崩せない流れを「焦りもあった」と振り返り「初球から思い切りいってくれた」とヒーローの一振りを称えた。
不振で2軍落ちした中村に代わり、ここ4試合は「2番・三塁」でスタメン出場。高浜は「いつもいけると思ってやっているのが、いい結果につながっている」と自信に満ちた表情を見せた。
ロッテは11日、おもてなしプロジェクト5月の月間表彰を実施した。
よりよい接客対応をを目的に、昨年から月1回の表彰を続けており、今年は2回目。カスタマーセンター1人、チケット担当1人など9人が表彰され、表彰状と観戦チケット、鈴木のサイン色紙が贈られた。
ロッテの山室球団社長は「皆様の心温まるおもてなしのおかげで、多くのファンの方に喜んでもらっています。1位のチームとは差がありますが、これからググッと上がっていって、みんなでこの球場を盛り上げて行きましょう」とコメントした。
表彰式に参加した鈴木も「皆様、これから暑い日が続きますが、一緒に頑張ってファンの方に喜んでもらいましょう」と話していた。
ロッテは12日のヤクルト戦(QVCマリン)で開催される「マリンフェスタ」のファンサービス概要を11日、発表した。
「月1回のファン感謝デー」というテーマで、来場者に「マリンフェスタ2016」のロゴが入った応援ボードを配布。試合前にはサイン会、写真撮影会(いずれも参加応募は終了)、選手によるウエルカムハイタッチなどが行われる。
試合後は特設フォトブースで選手と一緒に写真撮影会を開催。撮影後には「スイーツデイズ 乳酸菌ショコラ アーモンドチョコレートビター」がプレゼント(先着1組2人までの50組)される。選手のアフターゲームトークショーもあり、ヤクルトのマスコット「つば九郎」が飛び入り参加する予定。
選手会長の岡田は「今月のマリンフェスタも盛り上がっていきましょう。皆さまとの交流を選手一同、楽しみにしていますので、ぜひQVCマリンフィールドにお越しください。午後1時試合開始ですよ!」と呼びかけていた。