わたしはかもめ2016年鴎の便り(6月)

便

6月17日

巨人1−5千葉ロッテ(東京ドーム)

ロッテが今季初の6連勝を飾った。0−1の4回にナバーロのソロで追い付き、6回に角中のソロで勝ち越した。涌井が1失点完投で4月29日以来の6勝目を挙げた。巨人は菅野が6回2失点ながら打線の援護がなく3敗目を喫した。

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ロッテ涌井完投、伊東監督ハッパに応え49日ぶり○[ニッカン]

やっと勝てた。ロッテ涌井秀章投手(30)が巨人打線を9回4安打1失点に封じ込め、今季6勝目を手にした。5月以降、安定した投球を続けながらも勝ち星に恵まれなかったが、7試合ぶりの勝利。菅野智之投手(26)とのエース対決を制し、チームを今季初の6連勝に導いた。

長いトンネルを抜けた。9回2死、巨人坂本の打ち上げた打球が清田のミットに収まっても、涌井の表情は変わらなかった。「ファウルかな、と思ったらレフトスタンドが沸いてた。ああ、アウトなんだなと思いました」。飄々とした言葉の中に、安堵を織り交ぜた。

49日ぶりの勝利だ。3、4月は5勝無敗で月間MVP。5月に入ってから援護に恵まれなかった。直近5試合は、いずれも7回以上を自責点2以内に抑えながら3敗。気付けば昨年10月に1軍デビューしたばかりの二木にも勝ち星で追いつかれた。7日からの本拠地6連戦は1勝5敗で、伊東監督に言われた。「お前だけだからな、先週勝ってないの」。1番堪えた。

前回登板の翌日。「バッティングの間、走ってます」と黙々と走るエースの姿があった。普段は登板3、4日後に行うウエートもした。涌井は実績と練習への取り組みから、チームで唯一、登板間の調整を任されている。ルーティンを確立している男が、いつも以上に追い込んだ。楠トレーニングコーチが「やり過ぎないよう、こっちがストップをかけないといけない」と思いやるほどだった。

内に闘志を秘め、角中が勝ち越しソロを放った6回以降、1人の走者も許さなかった。「アイツには(前日までの)名古屋で焼き肉ご馳走したんで。そのお返しがきましたね」。感謝の表現も涌井節だったが、6回で降板した相手エース菅野に対し、終盤も140キロ台後半で押した。無四球の123球。中継ぎ陣を休ませ、今季3度目の完投で初めて白星を手にした。

チームはいずれも先発投手に勝ちがついて今季初の6連勝。ソフトバンクが阪神に敗れ、交流戦最高勝率への望みもつないだ。伊東監督は「今日はワクに勝ちがついたことが大きい」と言った。涌井自身、交流戦勝利も2年ぶり。「最終登板で勝って良かった。久しぶりにいい1週間が過ごせそうです」。再び始まるペナントレースを前に、エースのエンジンが暖まった。

涌井が西武時代の11年6月1日以来、5年ぶりに巨人戦で勝利。前回も完投勝ちだった。これで交流戦の完投は通算13度目。ダルビッシュ(現レンジャーズ)杉内(巨人)の各12度を上回る最多となった。交流戦通算勝利は23勝となり、歴代単独3位に浮上。

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ロッテ・ナバーロ「バットの先だったけど」6号ソロ[ニッカン]

ロッテのヤマイコ・ナバーロ内野手(28)が6号ソロを放った。1点を追う4回1死、135キロのフォークを左翼スタンドへ放り込んだ。3試合ぶりの本塁打で「見逃せばストライクのフォークじゃないかな。バットの先だったけどスタンドインには十分だったね。あとは試合後にしてくれるか。今は集中しているからね」と振り返った。

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ロッテ角中3号ソロ「打ち方を変えたら、はまった」[ニッカン]

ロッテ角中勝也外野手(29)が同点の6回、勝ち越しの3号ソロを放った。

先頭で打席に立つと、初球135キロを左翼スタンドへ。「打ったのはスライダーかカットのどちらか。とにかく曲がり球です。この打席から打ち方を変えて、全部上からたたく感じでいったら、うまくはまってくれました。しっかりたたけた分、よくのびてくれましたね。ウチのエース(涌井)に久しぶりの勝ち星をね。いい援護ができました」と振り返った。

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ロッテ、ドラ3成田が18日イースタンで初先発[ニッカン]

ロッテのドラフト3位ルーキー、成田翔投手(18)が18日のイースタン・リーグ、ヤクルト戦(戸田)で公式戦初登板、初先発を果たすことになった。

「公式戦初登板となりますが、緊張せず勝利に貢献できるように自分のピッチングをしたいと思います。楽しみです」と意気込んだ。

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ロッテ6連勝!涌井、無四球完投6勝目でG・菅野に貫禄見せつけた[サンスポ]

やっとエースが勝った!ロッテは17日、巨人1回戦(東京ドーム)に5−1で勝ち、6連勝で貯金を今季最多の「12」とした。エースの涌井秀章投手(29)が、無四球で4安打1失点完投し、4月29日の日本ハム戦(QVCマリン)以来49日ぶりとなる6勝目(3敗)を挙げた。チームは交流戦勝率1位の可能性を残した。

試合を締めた123球目。坂本の力ない飛球が右翼に上がったが、涌井はどこに打球が飛んだか分からなかった。

「左翼席(ロッテ応援団)が沸いたので、ああ、勝ったんだなと…。それであんな表情でした」。4月29日の日本ハム戦以来となる49日ぶりの白星。勝った瞬間、涌井が鉄仮面だった真相はこれだった。

4安打の無四球で、昨年4月4日の楽天戦(QVCマリン)以来1年2ヶ月ぶりとなる完投勝利。もっとも、6試合連続で勝てなかった期間には2度の完投負けがあった。

「調整法を変えるとかはなかったですけど、気分的にはよくなかった。(前日16日に5勝目を挙げた)二木にも追いつかれましたしね。まあ、これは冗談です」。

百戦錬磨の右腕も内心は穏やかでなかった。ただ、これも宿命。開幕から毎登板が“エース対決”。そしてこの夜は交流戦のハイライトともいえる巨人・菅野とのガチンコ勝負。涌井もそこは十分に意識していた。

「1点勝負になるな、とは思っていました。先に点を取られましたけど、すぐにナバーロが(同点弾を)打ってくれましたし、角中の一発(決勝弾)も大きかった」。

その角中には前夜までの名古屋遠征中に「打ってくれよ!!」の願いを込めて焼き肉をご馳走した。「すぐに返してくれましたね」。義理と人情も、エース対決を制す“隠し味”になった。

5年ぶりとなる東京ドームのマウンド。西武時代の前回2011年6月18日の巨人戦では7回途中、右ふくらはぎがつり負傷降板。負け投手となる苦い思い出もあったが、それも含めて全てを清算する復活祭。

チームの連勝を「6」に伸ばし、交流戦勝率1位の可能性も残した涌井は「久々にいい1週間を過ごせますね」。最後の最後に会心の笑顔がのぞいた。

伊東監督
「彼には“先週、チームで勝ってないのはオマエだけだゾ”とハッパをかけました。効きましたかね!?」(涌井の力投で6連勝)

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首位打者の貫禄!ロッテ・角中、G・菅野から決勝3号ソロ[サンスポ]

角中が6回、菅野から決勝の3号ソロを放った。「打ったのは、とにかく曲がり球。この打席から打ち方を変え、全部上から叩く感じでいったら、うまくはまってくれた」。前日16日までの名古屋遠征で涌井から焼き肉をおごられており、「別にお返しという訳ではないですが、プリンが1番美味しかった。涌井さんのときに打たないと後がうるさいんですよ」と笑わせた。

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ロッテ、6連勝で交流戦勝率1位ロックオン![サンスポ]

ロッテは17日、巨人1回戦(東京ドーム)に5−1で勝ち、6連勝で貯金を今季最多の「12」とした。交流戦勝率1位はソフトバンク、ロッテ、広島に絞られた。ソフトバンクの1位へのマジックナンバー(M)は変わらず「2」。18日に阪神に勝つか引き分け、ロッテが巨人に負ければ2年連続6度目の1位が決まる。

ロッテは18日の試合に勝ち、ソフトバンクが負けると、ロッテに「M1」が点灯。残り2試合で広島が連勝し、ソフトバンクが連敗、ロッテが1敗1分けか2敗なら、勝率で2チーム以上が並び、得失点率差などの条件で順位が決まる。

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ロッテ・伊東監督、MVPに細谷「チームに勇気を与えるアウト」[サンスポ]

涌井がいて、クリーンアップの爆発があって、それでも伊東監督がこの夜のMVPに挙げたのは「細谷ですね。あれで試合が決まったようなもの。チームに勇気を与えるアウト(三振)でした」。1回先頭。立ち上がりの菅野から粘りに粘って12球を投げさせた。これでリズムが狂った敵のエースは5回までに103球。攻略につなげたが、当の細谷は「打球が前に飛ばなかっただけです」と大テレだった。

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ロッテ・細谷、菅野攻略の口火「後々効いたかな」[サンスポ]

ロッテのリードオフマンの細谷が難敵攻略の口火を切った。1回、菅野に対してファウルで粘る。空振り三振に倒れたものの、12球を投げさせ「後々効いたかなと思う。(2回に四球を選んだ)ナバーロも10球くらい投げさせているし、ああいうのが大きかった」とうなずいた。

結局、菅野は127球を費やして6回限りで降板。伊東監督は「今日は細谷で決まり。序盤で球数を投げさせて、アウトだけど後ろにつないでくれた」とたたえた。

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ロッテ・角中、値千金の勝ち越し弾「マリンだったら…」[サンスポ]

ロッテ・角中が、菅野から値千金の勝ち越しソロを放った。先頭打者だった6回、初球の変化球を左翼席へ運んだ。上からたたくイメージが奏功し「うまくはまってくれた。しっかりたたけた分、よく伸びてくれた」と納得していた。

本拠地QVCマリンフィールドと比べて狭い敵地で、試合前には堀打撃コーチから「逆方向もチャンスがあるぞ」と言われていた。「東京ドームだから本塁打になったけど、マリンだったら下手したらアウト。ラッキーでしたね」と笑顔で振り返った。

伊東監督
「中盤以降にスピードが乗っていく、本来の投球だった。本人も今日こそはという気持ちがあった。」(涌井に)
デスパイネ
「ゴロになってしまったが、いいコースに飛んでくれた。当たりは良くなかったけど、気分はいいよ。」(30歳の誕生日に適時打を放ち)

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ロッテ・涌井、G相手に今季初完投で6勝目「“置いておかれてる感”が強かったので」[サンスポ]

ロッテのエース、涌井秀章投手(29)が巨人戦に先発し、4安打1失点。2015年4月以来の完投勝利で、約2ヶ月ぶりに6勝目(3敗)を挙げた。チームは6連勝となった。

4月29日に5勝目を挙げて以来、勝ち星に見放されていた涌井が、ようやく長いトンネルを脱した。2回にギャレットに中前適時打を喫し、先制を許したが、その後は持ち前の制球力が冴え、凡打の山を築いた。3回以降は2安打に抑え、6回からは1人の走者も出さない好投を演じた。

エースの力投に打線も奮起。4回にナバーロが同点の6号ソロを放てば、6回には角中が勝ち越しの3号ソロ。巨人のエース、菅野を2発で攻略した。

およそ2ヶ月ぶりの白星に涌井は、「自分だけ勝ててなかった。“置いておかれてる感”が強かったので、勝ててよかったです。相手が菅野?いえ、普通に勝ちたいと思ってマウンドに上がりました。意外とヒットが少なかったので良かった」と、敵地のファンの声援に応えていた。

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ロッテ・ナバーロが6号ソロ「バットの先だったけど」[サンスポ]

ロッテのナバーロが0−1の4回に菅野から6号ソロを放った。落ち切らないフォークボールを捉えて左翼席へ。「バットの先だったけどスタンドインには十分だった」と誇らしげだった。

安定感が際立つ巨人のエースを攻略するため、伊東監督は「好球必打でスイングすることが大事」と説いていた。その言葉に応える5番打者の一振りだった。

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ロッテの“ドラ3”成田が2軍公式戦デビュー!18日のヤクルト戦[サンスポ]

ロッテのドラフト3位・成田翔投手(18)=秋田商高=が、18日のイースタン・リーグ、ヤクルト戦(戸田、午後1時開始)で公式戦初登板&初先発をすることになった。

同投手は「公式戦初登板となりますが、緊張せず勝利に貢献できるように自分のピッチングをしたいと思います。楽しみです」とコメント。“初づくし”の初勝利を目指す。

なお、同投手は2軍の育成試合「チャレンジマッチ」には3試合(うち先発1試合)に登板している。

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ロッテ涌井、完投復活6勝目、49日ぶり勝った!菅野に勝った[スポニチ]

クールなエースが珍しく本音を漏らした。実に49日ぶりの勝利。ロッテの涌井は「自分だけ勝ててなくて置いていかれてる感が凄かった。ホッとしている」と言った。

巨人・菅野との初めての投げ合い。「1点勝負だと思った」と覚悟を決めた。2回に先制されたが、3回以降は得点を許さず逆転勝ちにつなげた。123球を投げ、昨年4月4日の楽天戦(QVCマリン)以来、約1年2ヶ月ぶりの完投勝利。エース対決を制し「やっぱり勝ってないので、変なところで力が入った」と振り返った。

開幕から5連勝で3・4月度の月間MVPも獲得したが、そこから白星が遠かった。今季初勝利を挙げた20歳の二木にも5勝で並ばれ「気がつけば二木に追いつかれ…。ちょっと堪えた」。勝ちがつかなかった過去6戦は全て四球を出した。追い込んでからコースを狙いすぎたことを反省し、腕を振って最速146キロの球威で押し込んだ。無四球でまとめ「(今季)最初の頃の投球ができた」と胸を張った。

試合後は「角中とはご飯に行きましたし、デスパイネは誕生日ですし、ナバーロがひげが生えてますし、とにかく良かった」とおどけた。常に周囲を笑わせ、雰囲気をつくっている。4月上旬には、キャンプ中に歌手で女優の琴菜と結婚した新婚の大嶺祐の家を恋人のモデル・押切もえと一緒に訪問。沖縄料理を囲みながら談笑し開幕から思うように結果が出ない右腕を元気づけた。

西武時代の11年以来5年ぶりの巨人戦で東京ドーム初勝利を挙げ、12球団の本拠地で全て勝ち星を挙げた。6勝目でチームも今季初の6連勝。貯金も最多12。残り2試合の交流戦で勝率1位の可能性もある。エースは「(次の登板まで)久しぶりにいい1週間が迎えられる」と充実の汗を拭った。

交流戦3位23勝
涌井(ロ)が15年4月4日楽天戦以来、ロッテ移籍後2度目の完投勝利。交流戦は2年ぶり勝利で歴代単独3位の通算23勝とした。巨人戦は通算2勝3敗となり、敵地東京ドームでの巨人戦は過去3戦全敗で今回が初勝利。これで12球団の本拠地球場全てで勝利。

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ロッテ角中、涌井に焼き肉ごちお礼V弾「はまった」[スポニチ]

ロッテ・角中が決勝弾を放った。1−1の6回先頭で菅野の高めのスライダーを叩き、左越え3号ソロ。

前の2打席で空振り三振、投ゴロに打ち取られたが「ひらめきで(前の打席と)打ち方を変えた。全部上から叩く感じでいったら、はまった」と振り返った。前カードの中日3連戦中に遠征先の名古屋で焼き肉をごちそうしてくれた涌井に恩返しをし「援護ができた」と話した。

デスパイネ
「気分はいいよ。(30歳の誕生日で)アリガトウ、アリガトウ。」(7回に左前適時打)

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涌井、1年2ヶ月ぶり完投勝利、打線に感謝「名古屋では角中とご飯に…」[スポニチ]

ロッテのエース、涌井秀章投手(29)が17日、敵地・東京ドームで行われた巨人との交流戦に先発登板。9回を4安打1失点に抑えて4月29日の日本ハム戦以来7試合ぶりとなる今季6勝目を挙げるとともに昨年4月4日の楽天戦以来1年2ヶ月ぶりの完投勝利で飾った。

涌井は2回に許した先制点のみの1失点で、3回以降は二塁も踏ませない好投。6回以降は1人の走者も出さず、無四球での完投だった。「(他の)先発(投手)がずっと調子よくて、自分だけ勝てていなかったので、すごく置いていかれている感が強かった。勝ってホッとしています」。そう努めて淡々と振り返った涌井は「名古屋で角中とご飯に行きましたし、デスパイネは今日誕生日ですし、ナバーロはヒゲが生えてますし、とにかく良かったです」と貴重な打点を挙げたチームメートの名前を次々に挙げながらジョークも交えて静かに喜びをかみしめた。

1年2ヶ月ぶりの完投勝利。「すぐ追いついてくれて、中押し、ダメ押しとしっかりくれた」と打線に感謝することしきりだった。

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ロッテドラ3成田、18日2軍戦で初登板初先発「緊張せず勝利貢献を」[スポニチ]

ロッテのドラフト3位ルーキー・成田が18日のイースタン・リーグ、ヤクルト戦(戸田)で公式戦初登板、初先発する。左腕は「公式戦初登板となりますが、緊張せず勝利に貢献できるように自分のピッチングをしたいと思います。楽しみです」と話した。

昨夏の甲子園では8強入りした18才。1メートル70と小柄ながら切れのある直球と縦のスライダーで三振の山を築き、甲子園を沸かせた。

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2ヶ月ぶり白星の涌井「自分だけ置いてかれ感が大きかったのでホッとしてます」[報知]

1年2ヶ月ぶりの完投勝利、白星自体も2ヶ月ぶりとなったロッテのエース・涌井が試合後、笑顔でインタビューを受けた。

涌井
「先発がみんな調子が良くて自分だけ置いてかれ感が大きかったので、ホッとしてます。勝ちたいなと思ってマウンドに上がった。(打ってくれた)角中とは名古屋でご飯に行って、デスパイネは今日誕生日だったし、ナバーロはヒゲがはえているし(笑)。東京ドームなのに、これだけ(ファンが)集まってくれて、力になりました。ありがとうございました。」

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ロッテ今季初の6連勝、涌井完投6勝目[デイリー]

「金曜日のエース」が帰って来た。ロッテ・涌井が4月29日以来の白星となる6勝目。4安打1失点で昨年4月4日以来の完投勝利となった。無四球のおまけ付きで、チームに今季初の6連勝をもたらした。

「久しぶりの感じ。余力はいつもよりなかった。暑かったので汗をかいて…」と振り返った涌井。伊東監督は「中盤以降はスピードが乗って、特に8回は素晴らしかった」と最後まで託した。

勝てない日々。「気が付いたら二木に追いつかれていた。あれは堪えた。冗談だけど…」と後輩に5勝で並ばれたことをネタに、周囲を笑わせた。

伊東監督の「先週、勝っていないのはお前だけだ」という言葉を発奮材料にした。指揮官は「チームが勝ち、涌井に勝ちが付いた。1人で投げ抜いたのも大きかった」とエース復活を喜んでいた。

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ロッテ涌井が1年2ヶ月ぶりの完投勝利[デイリー]

ロッテの涌井が完投で6勝目を飾り、チームも6連勝とした。涌井は巨人打線を4安打1失点に抑え、菅野とのエース対決を制した。

昨年4月4日の楽天戦以来、1年2ヶ月ぶりの完投勝利となった涌井は、「打線が中押し、ダメ押しとしてくれたので。打たれたヒットも少なく良かったです。ファンの声援もすごく力になりました」と振り返った。

打線は同点の6回に角中が3号ソロを放ち勝ち越しに成功。7回には2死三塁から、この日、30歳の誕生日を迎えたデスパイネが左前適時打を放ち、加点した。9回にも相手の押し出し四球などでダメを押した。

巨人は先発・菅野が初回から球数が増え、6回2失点で降板。打線の援護もなかった。

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