ロッテは28日、先発投手陣の一部がヤフオクドームで練習した。
29日のソフトバンク戦には、ドラフト2位関谷亮太投手(25)が先発する。
6月15日以来、2週間ぶりの1軍マウンドだが「ファームでも1試合、同じ中6日でしっかり調整できました。自分の投球をしっかりやりたい」と、落ち着いた様子で話した。
ロッテは29日からソフトバンクと敵地2連戦。連敗なら自力優勝の可能性が消滅する危機回避へ、まずはD2位・関谷(JR東日本)が先発する。28日はキャッチボールと走塁メニューなど軽めの調整。「相手は全員がすごいバッター。1人1人をきっちりと抑えたいです」。デビューから無傷の3連勝中。2005年の久保康(現DeNA)以来となる、チーム11年ぶりの新人4連勝を狙う。
ロッテドラフト2位右腕の関谷が60年ぶりの快挙を狙う。29日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に先発するルーキーはここまで3勝0敗。勝てば球団の新人では1956年小野正一以来60年ぶりの無傷の4連勝となる。
同球場で調整し「いい打者がそろっているので1人1人しっかり投げる」。今季6勝0敗の千賀との「無傷対決」。千賀は落差が大きく、打者の視界から消える「お化けフォーク」を武器に持つが、関谷の決め球チェンジアップも落差が大きく「初めて見る人はフォークと間違える」という。「お化けチェンジ」で伊東監督が就任した13年以来最多の貯金15をもたらす。
ロッテのドラフト2位ルーキー・関谷が29日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で無傷の4連勝を狙う。
28日は同球場で最終調整。初のソフトバンク戦に向けて「全員凄い打者。良い意味で開き直っていけたらいい。向かっていく感じで投げたい。どのくらいやれるのかっていう気持ちもある」と気合を入れた。
25歳の右腕は開幕2軍だったものの、ローテーションの一角に入った。「同級生とかまめに連絡をくれるようになった。応援されるようになりたい」と話していた。
ロッテのドラフト2位右腕・関谷亮太投手(25)が、29日のソフトバンク戦(ヤクオクD)で球団新人60年ぶりのデビュー4連勝に挑む。ヤフオクDで最終調整を行い、「1人1人の打者に対して全力でいくだけ」と前を見据えた。
ルーキーが初登板から4連勝を飾れば、球団では1956年の小野正一以来4人目の快挙。首位を快走する相手打線に25歳は「すごい打者がそろっている。僕は自分のスタイルをしっかり貫きたい」と平常心を強調した。
29日・ソフトバンク戦(ヤフオク)に先発するロッテのドラフト2位・関谷亮太投手(25)=JR東日本=が球団タイ記録に挑む。現在、開幕から3連勝中で勝利投手になれば、1956年に小野正一が達成した開幕から無傷の4連勝に並ぶ。
28日はヤフオクドームのブルペンで調整。先発は15日・中日戦以来となるが、「ファームで1試合投げて、しっかり調整できた」と万全の状態で臨む。ソフトバンク戦は初先発。60年ぶりのタイ記録がかかるマウンドに「全員いい打者なので全力でいく」と意気込んだ。
阪神・金本監督に似ていることから「幕張のアニキ」とも呼ばれているが、本人は「畏れ多いです」と一言。堂々のパフォーマンスで“鷹狩り”を果たし、歴史に名を刻む。
ロッテの捕手、田村龍弘は昨日の東京ドームでのソフトバンク戦で、3回にタイムリーの右前打、5回には得点に結びつく左前打を打った。
田村は光星学院から2012年ドラフト3位でロッテに入団。チームの要だった里崎智也の引退に伴い、後継の正捕手を争う1人だった。
里崎がレギュラーを外れた2013年以降、ロッテの捕手陣は一長一短のある複数の選手の競争が続いた。
2013年以降のロッテの捕手の1軍出場試合数を並べてみた。打撃成績は他のポジションのものを含む。
2015年には、田村が正捕手の座をほぼつかんだ。投手陣の信頼も得るようになったが、打撃面の向上が最大の課題だった。2割に満たない打率では「専守防衛」でしかない。
今季も開幕から4月.194、5月.188と低調だったが、6月に入って急激に打ち始め、今季通算打率を.266まで伸ばした。
他の捕手を控えにまわして、しっかりと正捕手の座をつかんだ。
それだけではない、6月のパリーグの打撃10傑は以下の通りだ。(27日試合終了時点)
10傑にロッテの選手が6人も入る盛況だが、田村は並みいる強打者を押しのけて、目下6月の首位打者となっている。
交流戦で打撃が開花し、MVPに輝いたソフトバンクの城所龍磨だが、リーグ戦再開後は17打数1安打と失速し、月間打率を.343まで落とすなかで、一躍月間MVP候補に躍り出た。
伊東監督は状態がいい田村の打順を8番に固定したまま。「恐怖の8番」が、好調ロッテ打線にさらなる迫力を加えている。
田村龍弘も一時的な“確変”選手なのか、それともこれをきっかけに里崎智也のような、打てる捕手へと成長し、正捕手の座をゆるぎないものとするのか。今後が気になる。