ソフトバンクが6カード連続の勝ち越し。0−1の1回に内川の二塁打で同点に追い付き、3回に内川の2打席連続適時打で決勝点を奪った。今季初先発の岩嵜は7回途中1失点で2勝目。ロッテは2連敗で自力優勝の可能性が消えた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
福岡ソフトバンク | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | x | 2 |
ロッテは連敗でソフトバンクとのゲーム差が8.5に広がり、自力での優勝が消えた。
先発の唐川侑己投手(26)は6回2/3、6安打2失点と力投。ソフトバンク岩崎と投手戦を演じた。最後は足がつったため、回の途中で降板した。
前回19日の巨人戦では、自己最短となる1回で降板していた。交流戦明けの最初の登板で「調子自体は、そんなによくなかった」と言いながらも、好投した。落合投手コーチからも「次につながる投球だった」と認められた。
それだけに、1回の同点とされた場面を悔やんだ。1−0の1回、2死走者なしから柳田に四球を与え、続く内川に同点二塁打を打たれた。3回には、再び内川に決勝の右前適時打を打たれた。「せっかく1点、取ってくれたのに。(内川の)前の四球ですね」と反省していた。
2死一塁で、アルフレド・デスパイネ外野手(30)がソフトバンク岩崎の初球を捉え、左翼線二塁打。一塁から角中が一気に生還した。
デスパイネは「打ったのはフォーク。インサイドのストレートを待っていたが、変化球にうまく対応出来たね。カク(角中)が良く走ってくれたよ。今日もしっかり自分の仕事をするだけ。負けられないからね」と話した。
悔しい1点差負けで自力優勝の可能性が消滅。試合後、伊東監督は「また明後日(2日)から挑戦権を得られるようにがんばります」とわずか3秒で会見を打ち切った。もちろん今季最短。「狙うは3連勝、悪くても2勝1敗」で迎えたソフトバンクとの3試合だったが、結果は1勝2敗。振り向けば3位・日本ハムに1ゲーム差に迫られた。
ロッテの唐川は7回途中まで2失点と試合をつくったが、勝利を呼び込めなかった。1点リードの1回に内川に適時二塁打を浴びると、1−1の3回にも内川に2打席連続で適時打を許し、これが決勝点になった。ともに2死から4番打者の勝負強さにやられた。
同じ千葉県出身で26歳の岩崎との投げ合いだった。「相手はいいテンポで投球していた。向こうのペースで試合が進んでいた」と悔しがった。
ロッテは痛すぎる連敗で自力優勝が消滅。初回に先制も唐川が初回、3回と内川に適時打を浴びて逆転された。6回2/3で9奪三振2失点と粘った右腕だが「1点取ってもらったのにすぐに取られてしまった。すっきりしない投球だった」。
5試合連続2桁安打中だった打線も散発4安打と沈黙。伊東監督は「また挑戦権を得られるために、明後日(2日)から頑張ります。それだけ」と悔しそうに会見を切り上げた。
スポーツニッポン新聞社は2日、QVCマリンでのロッテ−オリックス戦(午後2時試合開始)を「スポニチスペシャルデー」として開催します。
球場正面の特別ブースでは当日のスポニチ持参か、その場で購入された方に選手サイン入りグッズ、サインボールが当たる抽選会を実施。球場内のBゲートブースでは「スポニチ×ロッテ」カレンダーポスターをプレゼントします。グラビアアイドルの片山萌美による始球式も見逃せません。スペシャルイベントにぜひお越しください。
2位・ロッテが首位・ソフトバンクに連敗を喫し、自力優勝が消滅した。前夜は8回に5点差を追いつかれ、延長10回の末にサヨナラ負け。30日も1−2で惜敗した。伊東監督は「また挑戦権を得られるために頑張ります。それだけ」と短い言葉を言い残して会見を切り上げ、悔しさをにじませた。
ソフトバンクには交流戦前の5月27〜29日の3連戦(QVCマリン)で3連敗。指揮官は「3連勝で仕返ししたかったけど、最低でも勝ち越しで(ホームに)戻りたい」と話していた。「頭3つくらい抜けている」と強さを認める王者・ソフトバンクに食らいついたが、あと一歩で敗れた。
角中は「(自力V消滅は)この時期は関係ない。向こうが1敗して(ロッテが)1勝すれば復活する」と話した。7月12、13日にはオールスター前最後のソフトバンク2連戦がある。「挑戦権」を得るために、最高の状態で直接対決を迎えたい。
ロッテはソフトバンク戦の初回、デスパイネが先制適時二塁打を放った。
前日に14号2ランを放ち、2戦連続で勝負強さを見せたデスパイネは「打ったのはフォーク。インサイドのストレートを待っていたが、変化球にうまく対応出来た。カク(角中)がよく走ってくれたよ。今日もしっかり自分の仕事をするだけ。負けられないからね」と話し、気合を入れていた。
ロッテの唐川が6安打2失点、9奪三振の粘投も、足をつって7回2死で降板。打線も岩崎を攻めきれず、連敗で自力Vが消滅した。内川に2本の適時打を浴びた右腕は「先に点をもらったのに直後に取られてしまいましたので…。向こうのペースになってしまった」と反省。伊東監督は「また(ソフトバンクとの)挑戦権が得られるよう、明後日から頑張るだけ」と言葉少なだった。
ロッテ・伊東監督が30日、「チャレンジ制度」の導入を訴えた。コリジョンルールを後半戦から見直す動きが明らかになり、指揮官は「1度決めたルールは、少なくともシーズンが終わるまで貫いて欲しい」という意見。その上で「変えるなら本塁でのアウト、セーフの判定を含めてチャレンジができるようにするべき」と、リプレー判定をベンチが要求できる制度導入を求めた。
よほど悔しかったのだろう。ロッテ・伊東監督の会見は今季最短だった。「また挑戦権を得られるように、また明後日から頑張ります。以上!」。時間にしてわずか5、6秒だった。
無理もない。交流戦直前に食らった3タテの屈辱を晴らすどころか、はね返された。27日(東京ドーム)は先勝したが、最大9点のリードを最終回に3点差まで追い上げられた。29日は8回に5点差を追いつかれて、延長10回にサヨナラ負け。この日は初回に先制したが、3回に勝ち越されると、1点がやけに重かった。
ソフトバンクとは8.5ゲーム差に広がり、自力優勝の可能性が消えた。だが、指揮官の負けん気とともに、最後まで諦めず戦っていく。
日本野球機構(NPB)井原敦事務局長は6月30日、本塁での危険な接触を防ぐため今季から導入されたコリジョン(衝突)ルールの運用基準の見直しについて「実行委員会等で、今後どうするか、見直しをするのかどうかを含めて、議論していただくことになります」と方針を示した。次回の実行委員会は4日で、NPBは後半戦からの見直しを目指している。
現在は守備側の選手が走者の走路に入れないという運用指針を厳しく適用しているが、見直し案では衝突の有無が重視される。ルールの解釈や適用の判断を巡って現場に困惑があり、判定を不服としてNPBに意見書や質問書が提出される事態が相次いだ。
検討するのはアグリーメント(申し合わせ事項)の改正ではなく、運用基準の見直し。井原事務局長は「選手の安全を守るという目的は揺るぎないところで、一定の成果も出ている。それを踏まえた上で、検討していく」と話した。
阪神谷本常務は、NPBから送られてきたDVDと解説書によると、今季コリジョンルールが適用された4件とも、新たな運用基準では判定が覆らないことを明らかにした。5月11日の巨人戦で、阪神原口がアウトのタイミングながら走路をまたいだとしてコリジョンルールが適用されたプレーだけではなく、6月12日のオリックス−DeNA戦で、オリックス山崎勝がDeNA筒香の走路をふさいだプレーなども、新基準ではアウトのままという。同常務は「タイガースとして賛成の立場で実行委員会に臨みたい」と話した。
日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は30日、今季から導入されたコリジョン(衝突)ルールの運用基準見直しについて、4日に行われるプロ野球実行委員会で正式な議題に挙げ、協議することを明らかにした。
実行委では実際の適用例などをもとに、12球団で運用を見直すかどうかを検討する。現在は守備側の選手が走者の走路に入れないという運用指針を厳しく適用しているが、見直し案では衝突の有無が重視される。
NPBは後半戦からの見直しを目指しており、井原事務局長は「ルールが変わるものではなく、運用基準や(見直す場合の)時期などについて話し合っていただく。選手の安全を守るという目的は揺るぎないところで、一定の成果も出ている」などと話した。
ヤクルト・真中監督は「僕は賛成です。分かりづらいことは、早急な対応が必要だと思う。うちは、あまり恩恵は受けなかったけど」と見直しの動きを歓迎。ソフトバンク・工藤監督も「(シーズン中でも)変更点の説明さえしてくれたら、問題ない」と前向きにとらえた
。捕手出身の楽天・梨田監督は一定の理解を示しつつも、シーズン中の見直しに「中途半端な説明だと混乱する」と懸念。「もしルールが改正されるなら、最低でも1週間前に説明を受けないと、こちらも対処と準備ができない」と注文をつけた。
本塁での危険な接触を防ぐために今季から導入された「コリジョン(衝突)ルール」について、運用基準が大幅に緩和される可能性が30日、出てきた。日本野球機構(NPB)はルール解釈や適用の判断を巡って現場から不満の声が相次いでいることから、運用基準の見直しを検討している。阪神の谷本修常務取締役は「(NPBから)解説付きでDVDが送られてきた。検討している基準では、"こうなりますよ"というもの」とした上で、アウトからセーフへと判定が覆った過去4件について「4つとも(コリジョンルールには)当てはまらないとなっていた」と明かした。
新基準では実際に衝突が起きたかどうかが重視される。守備側が走路に入っても衝突が生じなければアウトの判定をセーフに覆すことはない。ある球団幹部は「捕手が走路を空けて送球を待つのは従来通りだが、結果的に走路に入ったり、ブロックした形になったとしても、衝突がなければ警告で済ませる形が分かりやすい」とした。現在は守備側の選手が走路に入ったかどうかを厳格に判断しているため、明らかにアウトのタイミングでもリプレー検証で、セーフに覆る事例もあった。
NPBの井原敦事務局長は「(4日の)実行委員会の議案として運用基準、見直しの時期を含め話し合う」と説明。12球団の一致をみれば、早ければ18日の後半戦開幕から新基準の運用となる。
日本野球機構(NPB)が後半戦からの見直しを検討しているコリジョン(衝突)ルールの運用基準について、大幅緩和の可能性があることが30日、分かった。新基準では、本来の目的である危険な衝突があったかどうかを重視し、これまでにコリジョンルールが適用された4度のプレーは、いずれも適用外になる。
NPBはこの日までに、コリジョン適用を巡ってリプレー検証が行われたDVDを新基準の解説付きで12球団と選手会に送付。これを見た阪神・谷本球団常務は「(これまでにコリジョン適用で判定が覆った)4つとも、今後は当てはまらないということになっていました」と明かした。
当初は、6月12日のオリックス・DeNA戦(京セラD)でオリックスの捕手・山崎勝が走路を塞ぎ、筒香と衝突したプレーは今後も適用対象になると見られていた。だが、NPB関係者によると、新基準では衝突を招いたプレー(走者はタックル、守備側はブロック)が故意かどうかや、完全なアウトかどうかというタイミングも含め、総合的にルール適用を判断。再検証の結果、山崎勝のプレーは適用外となったようだ。
従来の基準では、守備側は走者の走路に入れないとされ、導入初年度ということもあって厳格に適用してきた。だが、現場の反発や混乱もあり、NPBはシーズン中という異例のタイミングでの運用基準の見直しに動いた。井原敦事務局長は、4日の実行委員会などで12球団との協議を進める方針を示した。
セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | |||||||
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順位 | 選手名 | 球団 | 得票数 | 順位 | 選手名 | 球団 | 得票数 | |
◎★1 | 菅野智之 | 巨 | 496 | 投手 | ◎★1 | 大谷翔平 | 日 | 267 |
2 | 今永昇太 | デ | 38 | 2 | 涌井秀章 | ロ | 104 | |
◎3 | 田島慎二 | 中 | 28 | 3 | バンデンハーク | ソ | 53 | |
◎★1 | 中村悠平 | ヤ | 248 | 捕手 | ◎★1 | 炭谷銀仁 | 西 | 345 |
2 | 小林誠司 | 巨 | 157 | 2 | 嶋基宏 | 楽 | 150 | |
3 | 戸柱恭孝 | デ | 117 | 3 | 田村龍弘 | ロ | 89 | |
◎★1 | 新井貴浩 | 広 | 189 | 一塁手 | ★1 | メヒア | 西 | 259 |
2 | ビシエド | 中 | 186 | ◎2 | 中田翔 | 日 | 223 | |
3 | ゴメス | 神 | 140 | 3 | 内川聖一 | ソ | 171 | |
◎★1 | 山田哲人 | ヤ | 407 | 二塁手 | ◎★1 | 浅村栄斗 | 西 | 198 |
2 | 菊池涼介 | 広 | 242 | 2 | 田中賢介 | 日 | 183 | |
3 | クルーズ | 巨 | 59 | 3 | 西野真弘 | オ | 90 | |
◎★1 | 川端慎吾 | ヤ | 444 | 三塁手 | ◎★1 | 松田宣浩 | ソ | 406 |
2 | 村田修一 | 巨 | 179 | 2 | 中村剛也 | 西 | 164 | |
3 | ルナ | 広 | 20 | 3 | レアード | 日 | 110 | |
◎★1 | 坂本勇人 | 巨 | 484 | 遊撃手 | ◎★1 | 今宮健太 | ソ | 391 |
2 | 田中広輔 | 広 | 92 | 2 | 中島卓也 | 日 | 128 | |
3 | 鳥谷敬 | 神 | 71 | 3 | 鈴木大地 | ロ | 120 | |
◎★1 | 筒香嘉智 | デ | 481 | 外野手 | ◎★1 | 柳田悠岐 | ソ | 532 |
★2 | バレンティン | ヤ | 286 | ◎★2 | 糸井嘉男 | オ | 284 | |
★3 | エルドレッド | 広 | 247 | ◎★3 | 秋山翔吾 | 西 | 282 | |
◎4 | 丸佳浩 | 広 | 226 | 4 | 岡島豪郎 | 楽 | 153 | |
5 | 長野久義 | 巨 | 151 | 5 | 角中勝也 | ロ | 141 | |
6 | 坂口智隆 | ヤ | 110 | 6 | 中田翔 | 日 | 88 | |
◎7 | 山俊 | 神 | 109 | 7 | 内川聖一 | ソ | 86 | |
8 | 大島洋平 | 中 | 78 | 8 | 栗山巧 | 西 | 85 | |
9 | ナニータ | 中 | 73 | 9 | 清田育宏 | ロ | 68 | |
DH | ★1 | メヒア | 西 | 177 | ||||
2 | デスパイネ | ロ | 147 | |||||
3 | 中村剛也 | 西 | 100 |